今日は登山、5時起床、5分出発。 先週は20度を超える日が何日も続き雪はあまりなさそう。 残雪期を通り越して一気に春になってるかもしれないけれど、登山に向かう。 行く途中に仮眠しそうなので、愛媛のそんなに遠くなく、歩く時間もそれほど長くない山を選定していて、住友フォレスターハウスから笹ヶ峰に登るルートに決まっていた。
高速に乗って新居浜ICまで。 大永山トンネル経由で、住友フォレスターハウスに到着。
心配だった仮眠は、せずに到着することができた。
近くの路肩が広くなっているところに駐車し、準備をして出発。

住友フォレスターハウスを通過し、登山口の方向へ。
「平家平」と「冠山」の分岐が見えてきた。 平家平から下りでこのルートを使ったことは2回あるが、冠山方面のルートは歩いたことがないため、今日が初めて。
どんなルートなのだろうか。

登山道を少し歩くと、林道にでてしまった。 看板があるので、この林道を歩いていくので、間違いはないみたい。
林道を歩いていたら、足に違和感を感じた。 なんだか、両方のかかとが靴擦れっぽく、チクチクとする。 面倒だけどスパッツを外して、いったん靴を脱いで靴下履き直しと、靴紐締め直しをした。 が、なんか擦れてる感じはなおらず、そのまま歩いていくことに。

林道の行き止まり地点から、再び登山道に戻る。 地図には「渡渉ポイント」が書いてあったのだけど、小さな渡渉ポイントが何ヶ所もあり、どこが地図に書かれている渡渉ポイントなのかわからなかった。 滝があったところかな??

少し歩くと、ようやく雪が出現。 斜面の影に隠れる部分かな? 沢の向こう側には雪が残り、こちら側には全く残っていなかった。 雪は固くなっていた。
この辺りはけっこう平面で、どこでも歩けてしまう。 歩いたこと無いルートなので、本来の道がわからない。 目印の赤テープを見失わないように歩いていく。
少し歩くと、ナスビ屋敷に到着。 なんでこんなヘンテコな名前なのだろうか?

ナスビ屋敷から先は、雪に苦しめられた。 道なりに登っていくと、大きな枯れ沢を横切る。 この横切った直後、道を見失った。 上に登るのかな?と思い、上に登ること50mくらい。 歩ける感じはするのだけど、一向に見え印となるテープが見えてこない。 その場に立ち止って、四方をよく見渡す。 テープが見えないが何度も見渡す。 ようやく、はるか下にテープを発見。 道は上には上らず、そのまま水平に走っていた。 上に登ってしまったので、道に向かって斜めに下る。 が、斜面に積もった雪は氷結しており、めちゃめちゃ滑る。 キックしても全然効かない。 幸いにも樹林帯だったため、木の枝や幹など使って、本来の登山道まで戻って来た。 が、きついのはここからだった。
雪が無ければ全く問題も危険もないような道なのだけど、雪が積もっているため斜度がきつくなっている。 そして、その表面は氷結している。 キックも効かず、掴める木などもない。 もし滑っても、一応樹林帯なので、下までは滑落せずに止まれそう。 ということで、無理やり雪の上をタッタと走って行った。 そしてその勢いのまま木の幹に飛びつく。 わずか3m位のクラスト地点を通過するのに、苦労した。 通過した雪の上には、わずかな足跡が残った。 が、そこから先も油断できない箇所が続く。 写真に写ってる30mくらいの区間を通過するのに10分近くかかってしまった……
アイゼンをつけるべきだったか??

が、そこを通過したら斜面の向きが変わり、雪が全くなくなった。 クラスト地点で滑った後は、影崩れ地点で、今度は土砂で滑りながら歩いていく。 この地点通過して気づいたのだけど、どうやら上に迂回できる道があったらしい。

銅山川源流を越えて歩いていく。
そして、本当にやばい地帯に遭遇。 先ほどと同じように氷結した斜面を通過しなくてはならない。 先ほどは山肌の斜面だったが、ここは雨の通り道でえぐれた谷部分を通過する。 そして、もし滑ったら、はるか100m以上は滑落しそう。 これはやばい…… 幅は20mくらいなのだけど…… 真ん中に掴めそうなポイントはあるのだけど、そこに行くまでと、そこから先には何もない…… 仕方ない、アイゼンをつけるか。

今日は12本爪アイゼンしかもってきていなかったので、つけるのが少々面倒。 だけど、怪我するよりはマシか。
アイゼン装着し、歩いていく。 爪は効くので、ゆっくりと通過。 アイゼンつければ先ほどのポイントも楽に通過できたんだろうなぁ。 このポイントを通過したら雪が消えた。 アイゼン外したかったが、またこういう箇所出てくるだろう。

土の登山道の上を12本爪アイゼンつけたまま歩く。 予想通り同じようなポイントが3箇所ほどあり、アイゼンを外さないでよかった。 だが、土の上もだいぶ歩いてしまった。
しばらくすると、一ノ谷越に到着。
ここで休憩し、アイゼンを外す。 お腹が空いたので、ここでおにぎりやパンをほおばる。 ここから先は一度歩いたことがある道なのでだいたい分かる。 笹ヶ峰に向かって、稜線を歩いていく。

雪はほとんどなくなった。 後ろを振り返ると冠山と平家平が見えるが、今日は景色がかすんでいて、あまりよく見えない。
目の前には、ちち山と笹ヶ峰が見える。 そして景色は白い景色ではなく、春を感じさせる緑の景色だった。
一ノ谷分岐を通過し、軽く登ってちち山分かれまで到着。 ここはそのまま通過し、笹ヶ峰方面へ。 ちち山に寄っていくので、山頂方面の分岐に進んで行く。
ここから山頂までは急な道を登るのだけど、すぐに山頂に到着。

ここまで来たら、笹ヶ峰はもう少し。 ちち山の下りが、北斜面なので、雪などに気を付けなくては……
先ほどの氷結ほどひどくはなかったけど、やはりこちらも固く滑る状態になっていた。 だが、掴むものがたくさんあったので、それほど苦労せず降りることができた。
紅葉谷分岐あたりには雪がたくさん。 笹ヶ峰方面に歩いていき、すぐに笹ヶ峰山頂に到着。 山頂はけっこうにぎわっていた。 みんな丸山荘から来たらしい。 この時期、寒風山からだとけっこう距離あるので、そちらから来る人はいないのかな?

先ほどけっこう食料を食べたので、あまりお腹が空いておらず。 少し寝っころがってたけど、風はあるけど気温は高く、なかなか気持ちがいいね。
岩の上に行って、ちち山方面の写真を撮ったのだけど、なんだか足に違和感を感じた。
左足の、太ももの内側から、ひざ下にかけて、筋が痛いというか、張っているような感じがした。 少しストレッチをしてから出発。
だが、出発してすぐに、その張りが痛みに変わった。 足を前に出すたびに、けっこうな痛みが走る… なんだこれは?? 先ほどまで何事もなかったのに…… しかも筋が痛くなったのはずっと山やってるけど初めてかもしれない。 膝なら昔、痛くなることが多かったのだけど……
とりあえず、下山にはまだ3時間はかかる見積もりなので、こんなところで負傷したらやばいなぁ。 普段は使わないのだけど、足の負担を減らすため、ストックを使うことに。 足にかかる負荷を少しでも腕に分散しなくては。
帰りは同じルートで帰ろうかと思っていたのだけど、これはルート変更したほうがいいかもしれないな。
変更するとしたら、ちち山分れから、大永山トンネル方面に向かって降りるルート。 駐車場までかかる時間はあまり変わらないかもしれないけど、何かあった場合、こちらのルートの方が分かりやすいし、車道からも近い。
とりあえず、ゆっくり歩いて紅葉谷分岐を通過し、ちち山下部を通過し、ちち山分れまでたどり着いた。 なんだか痛みにも慣れたのか?このままいけそうな気もしたけど、やはりルート変更して帰ろう。 土山越~大永山トンネルの区間歩いたこと無いけど、30分の区間だし大丈夫だろうか?

大永山トンネルに向かって歩いていく。 2年くらい前に日浦から笹ヶ峰を目指したとき、このルートを登って行ったのだけど、笹が胸くらいまで覆い茂っており、登るのに苦労した…… 下りなので楽は楽なのだけど、足元が見えないのが…… ところどころ雪が積もっていて、雪が薄く踏み抜くことがあった。 踏み抜いたら足に衝撃が…
獅子舞の鼻まで到着したのだけど、思っていたより時間がかかってしまった… ここで休憩。 筋の痛みに加えて、左ひざまで痛くなってきた…… コースタイム的には、70分で車道まで降りることができる。 70分なら何とかなる距離だな。

ここから先も足に負担掛けないように降りていく。 そして「土山越」と書かれた林道に降り立った。 看板で「←中七番」と書かれていたので、そちらに向かって歩いていく。 岩がゴロゴロの林道だなぁ、とか思いながら歩いていたのだけど、10分ほど歩いて異変に気付く。 これ道違うんじゃないか??
地図と景色見比べると、なんか違うほうに歩いて行ってしまっている。 車両用のルートで、人間用は別にありそう、戻ろう。
先ほどの場所まで戻ってきて、再び登山道に入っていく。 やはりさっきのは間違っていて、正しい分岐を発見。

そこから下に歩いていき、ようやく車道までたどり着いた。 あとは車道を1kmくらいかな?歩くだけ。
心配だった足は無事持ってくれた。 最終的には筋の痛みは多少引いて、膝の痛みが強くなっていた。

そして車に到着。 着替えをして登山靴と靴下脱いで、さらなる足の異変に気付いた。
両足のかかとが、思いっきり靴擦れしているではないか。 右足は皮がベロリと向けてしまっている。 左足は向ける寸前。 水が溜まってるような状態。
この登山靴、2年前の秋に購入して、それから34回の山行で履いており、今日で35回目。 履きなれたどころか、長く安全に歩くための大事な道具で、靴擦れとは全く無縁だったのに、なぜ今日突然? 筋も痛くなったし、膝も痛くなった。 先月いった次郎笈では今日よりはるかにハードな登山だったのに、そちらでは無傷。 この一か月間で何か体が変わったのだろうか?
この先が、ちょっと不安になるような登山だった。
しかも帰りの車、狭い道で大型車とすれ違うことになり、左に寄せ過ぎたら車の前方を岩に擦ってしまった。 あと1cmくらい寄っていなければ、あと20cmくらい進んでから寄っていれば、というような状況だった。
わかった、今日はついていない日だったんだ。
四国ではすっかり雪が少なくなってしまった感じ。 今日見た感じだと、伊予富士ではまだ雪が積もってそう。 なので、伊予富士~石鎚山にかけては残雪の山が楽しめるかな。 徳島方面だと、剣山の見ノ越~山頂の間に雪が残っていればラッキーか? 徳島の方が雪解けは早いかもしれない。
本日のコースタイム
07:04 駐車地点
08:19~08:25 渡渉ポイント?
08:49 ナスビ屋敷
09:43~10:00 一ノ谷越
10:18 一ノ谷分岐
10:31 ちち山分れ
11:00~11:06 ちち山山頂
11:21 紅葉谷分岐
11:39~11:58 笹ヶ峰山頂
12:48~12:49 ちち山分れ
13:35~13:44 獅子舞の鼻
14:20 土山越(間違えた方)
14:41 土山越に戻って来た
15:06 大永山トンネル
15:29 駐車地点
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【徳島】丸石~次郎笈~剣山
今日は登山、3時45分起床、50分出発。 夕べ、1ヶ月ぶりの登山でどこに行こうかなと悩んでいた。 行きたいところはたくさんある。 が、前夜出発することもできなかったので、早起きして徳島にでも行くことに。
毎年冬の終り~残雪期に登っている、丸石パークランドから次郎笈を目指すルートにしよう。
ということで、国道32号の大歩危小歩危経由で丸石パークランドを目指す。
丸石パークランドは「二重かずら橋」のところね。
先月だったかな、大歩危のサンクスで昼ご飯を買おうと思ったら、セブンイレブンになるため閉店していて、買うことができなかった。
その時の教訓から、今日は吉野川を渡る前のローソンで昼ご飯を購入。
最近暖かかったので、雪は少ないかなぁ、と思いながら走っていたのだけど、かずら橋手前のトンネルを越えてから、路肩に結構な雪が出現。 こっちはまだまだ冬だったのか!
かずら橋の横を通過して細い道へ。 京上トンネル越えた先あたりから、路面にも雪が出現するようになった。 積もってるのは1cmくらいだけど、この付近から雪が積もってるの、かなり久々な気がするな。
進むに連れて雪の量が多くなっていく。 名頃付近は真っ白。 今日ま丸石パークランドまで車で入っていく。
丸石パークランド到着して、準備をして出発。 ここから次郎笈を目指すルートはかなり苦しいルート。
このルート、初めて登ったのは数年前の夏場だったかな。 国体橋~稜線に抜けるまで、傾斜が結構きつくメチャメチャ苦労した覚えがある。
その次は雪のシーズン。 けっこう雪の量が少なかったかな。 国体橋~稜線まで、ワインディングして登っていく箇所、雪で滑りそうで、かなり足が疲れた覚えがある。 水色の雪を見たのもこの時だったかもしれない。
そして去年、雪がめちゃめちゃ多かった。 丸石避難小屋から丸石の間で、わかんというものを初めて使ってみた。 次郎笈手前で登山者と出会って、そこからはトレース利用できたのだけど、それでも辛かった。
そして今日、どんな登山になるのだろうか。
橋を渡って登山道に入る。 この時点から積雪10~15cm位。 とりあえず国体橋まではウォーミングアップの感覚で。 傾斜も緩いし、道も広いし。 のんびりと景色を楽しみながら歩いていく。 しかし真っ白だ。 途中に3mほどの巨大なつららもあった。 毎回このつらら見てる気がするな。

国体橋到着。 ワインディングするところでけっこう滑りそうだけど、アイゼンはつけないでいこうか。 ふかふかの雪なので、つけたら邪魔になる。
やはり細い斜面を歩くので滑って歩きにくかったが、まぁなんとかなった。 左右にワインディングする道から、前後にワインディングする道に変わる。 この区間で、こういう風に道が変わってくると、稜線が近い。 傾斜が一気にきつくなり、本来の登山道がどこだかわからなくなる。 太い尾根なので、稜線に向かって一直線に歩いていく。 そして稜線に到着。 高ノ瀬方面、丸石方面、どちらにもトレースはついていない。 冬季のこのルート歩いている人を見たこと無いしな……

とりあえず丸石避難小屋前でお昼。 ここは避難小屋という名前はついているのだけど、冬季に中に入れた試しがない。 夏場に一度だけ中に入ったことがあったかな。
初めて冬にこのルート歩いた時、この山小屋で休憩するつもりで頑張ったのに、ドアが開かなくて愕然とした覚えがある。 前回は、開かないの知ってたので、開いたらいいな、くらいの感覚できたが、開かなかった。
今回も開くとは思っていなかったが、予想通り開かなかった。
そんな寒くないので、風を防げる場所でおにぎりとパンを食べてエネルギーを補給する。
ここから稜線を歩いて丸石に向かう。 道は緩やかな登り、夏場だと30分くらいの区間かな。 雪は北側斜面から吹き付けて、少し南側に溜まっている。 なので、雪が固まっている北側の方が歩きやすいのだけど、たまに氷結していたり。 北側から強烈な風が吹き付けてくるので、ニット帽をかぶって耳をかくしているのに、左側の耳が痛すぎる……
風が強い以外は苦労せず、丸石まではあっさりと到着。

目の前には雄大な次郎笈が見える。 三嶺や矢筈山、塔丸方面、石立山と、360度の大展望。 次郎笈方面の笹原には、鹿っぽい黒い点がいくつもあるのが、肉眼で見えた。
丸石は風を防げる場所がないので休憩はせず、先を目指す。 ここから、スーパー林道分岐まで下りの区間。 下りは楽ちん。 ズボズボ埋まりながら歩くけど、息が上がることないので楽だ。
丸石山頂から見えたのは、やはり鹿の大群で、30匹くらいの群れを成していた。 こんなに大きな群れに出くわすの初めてだ。 鹿は警戒心がとても強く、80m近く離れていても警戒音を発して逃げて行ってしまう。 なかなか写真を撮るのが難しい。

スーパー林道分岐までやってきた。 ここから次郎笈まで300mほどの標高差がある。 夏場で1時間程度。 ここも風が吹き荒れているので、もうちょっと言った森の中や岩陰で休もうかな。

次郎笈への上りに突入。 上りはとてもきつい…… 一歩ごとにひざ程度まで埋まる。 斜面が緩いうちはまだいいけど、急になると、次の一歩を踏み出すために、さらに上まで足を上げないといけない。 わずか数歩歩いただけで息があがる…… 正規の登山道だと、かなり雪が積もっているので、鹿の群れが歩いて雪が削れた箇所などを歩いて、なるべく楽に進めるルートを選んでいく。 途中の岩陰で休憩を入れる。 ここから先、次郎笈山頂~剣山山頂までは風を防げる場所がほとんどなさそう。 ここで栄養を補給しておかなくては。
傾斜がいったん落ち着いたあたりから雪庇が出現し始める。 TVで見るような巨大なものではないが。 雪庇があるということは、相当雪が積もっている証。 膝どころの積雪じゃなく、傾斜が緩くなったのに先ほどよりペースが落ちている。 そろそろ秘密兵器を使おうか…… 今までストック使っていなかったが、ここからはストックを使いながら歩く。 腕に多少体重をかけられるので、一歩を踏み込むとき、少し楽になる。 ストックをうまく使いながら歩く。
ようやくトラヴァースルートの分岐までやってきた。 冬場は雪崩れてくる恐れがあるため、トラヴァースルートは通らないし、通ったら次郎笈山頂が遠のいてしまう。

次郎笈山頂まで400mの看板。 あと400mだ、山頂の看板はもう見えている、頑張ろう。
ここから一気に傾斜がきつくなる。 積雪は膝程度だけど、一気に息が上がる。
巨大な岩があるところまでやってきた。 岩を右から回る。 夏場のルートはかき消されていて雪の斜面が出現。 斜面の上には雪庇が。 高さは3mくらい、これを乗り越えなくては。 斜面は氷結していて固い。 これは苦労しそうだな。 キックで足場を作って踏み込み、反対の足でキックし踏み込み、先に進むと雪庇が高くなるので、後ろ向きに変えて、再びキック。 もう一歩踏み込んだところで、雪庇の上に手が届いたので一気に引き上げる。 こういうところ、ピッケルあったら、格好良くグサッと差し込んで、体を引っ張り上げることができるのだろうか。 難所をクリアしたので、あとは山頂を目指すだけ。 山頂は目の前なのに、息が上がりなかなか進めない。
結局残り400mの看板から45分もかかった。

次郎笈山頂には誰もいない。 山頂のスペースは雪が積もっておらず、代わりに氷が張っていた。 一面氷でメチャメチャ滑る。 こんなところで転倒しないようにしなくては…… 風があったけど、山頂は思っていたより寒くなかったので、ここで少し休憩。 おにぎり食べて次の剣山に備える。
次郎笈は剣山まで来た人が足を延ばす山なので、ここから先はトレースあるだろう。 トレースがあれば体力的に全然違うだろう。 まずは下りだ。

剣山に向かって下っていく。 途中の岩陰でおじさんが一人休んでいた。 これから次郎笈を目指すとのこと。 西島方面の分岐を通過し、剣山への上りに入る。 トレースがあるので、じっくりと歩いていく。 先ほどとは違く、こちらはペースさえ崩さなければ息があがらない。 山頂直前でもう1人すれ違った。 西島方面分岐から山頂まで450mなのだけど、こちらは20分ちょいで到着。 標高差も距離もこちらのほうがあるのに、かかった時間が半分。 これがトレースあるかないかの違いかな。

剣山はけっこう人がいてにぎわっていた。 一ノ森や槍戸山がきれいに見える。 ここから見る感じだと、一ノ森はそんなに雪があるように見えないなぁ。
山小屋は閉まっているが、山小屋の温度計を見たら、⁻9度だった。 こんなに寒かったのか、風がある以外はそんなに寒く感じなかったから、⁻3度程度かなぁ、とか思っていた。

冬の剣山はけっこう人気の山で、人が多く歩いている。 そのためここから見ノ越までの道はしっかりとできているだろう。 そして人がたくさん歩いているはずなので、雪が固まっているかもしれない。 下りなので上りより滑るので、この段階でアイゼンを装着。 最短ルートの刀掛けの松経由のルートで降りる。 西島のトイレを利用したが、トイレの中に雪が積もっていなかった。 いつも積もっているのにな。

西島から先も快適に降りていき、無事見ノ越まで到着。 だが、ここで終わりではない。 ここから丸石パークランドまで戻らなくてはいけない。 丸石パークランドまでは7km。 1時間半くらいかな。 立体駐車場は屋根があるため雪がなかったので、そこに座り込んで少し休憩。 アイゼン外して水分補給して、歩きながら食べるためのパンを準備して。 しかし疲れたな。 これから7km歩くのはだるい…… だれか親切な人が乗せて行ってくれないだろうか、とか思いながら、国道439号線を名頃方面に歩いていく。
少し歩くと製薬会社の保養所がある。 そこに車が2台止まっている。 どうやら雪にはまって動けなくなった模様。 しかもノーマルタイヤだし!!
こんな雪深いところまで、よくノーマルタイヤでこれたな、と感心。
脱出できないようなので手伝ってあげる。 もうちょい先まで行ったがどうしても登れなかったので、バックでここまで降りてきたが、下りる途中ではまり、 何とか前に抜け出したのだけど、今度は前にはまり、どちらにも動けなくなった状態だった。
とりあえず前には進めないので、後ろに出られるよう、車を押す。 当事者たちは抜け出すためにタイヤの下を掘ってたが、それより押すほうが早い。 すぐに後ろに抜け出せたが、後ろにはまる。 ハンドルの向きを変えてもらい、今度は後ろから前に押す。 先ほどはまった場所より前に行けたので、今度は、そこからまっすぐ後ろにバック。 はまらず無事降りることができた。 が、ここから先に進むのは無理、Uターンかな。 幸いにもUターンするスペースはある。 雪が40cmくらい積もってるけど。
下り坂で勢いをつけ、一気にハンドルを切ってUターン。 タイヤが滑り150度くらい車が回転。 滑ったおかげでほとんど切り返すことなくUターンに成功した。
車の向きも変えたので、あとは雪のないところまで安全に降りて行ってもらうだけだね。 多摩ナンバーで、東京から男2名で来たらしい。 走っていたら雪道になってしまい、そのまま進んでいったらはまってしまったと。 同じ方面なので、丸石パークランドまで乗せてもらおうかと思ったが、ノーマルタイヤでこの雪深さなので、事故りそうで怖く、それだったら1時間ちょい歩いたほうがいいや、と思い、車を見送った。
さて、丸石パークランド目指そうか。 歩くこと1時間半、ようやく丸石パークランドに到着した。 長かった……
本日の登山、雪深い次郎笈までの道を楽しむことができ、大満足だった。 剣山まで抜けきることもできたし。 稜線を歩いていて感じたが、ぜひ積雪期に三嶺~剣山の縦走を行ってみたいと思ってしまった。 区間に避難小屋は3つ。 丸石、白髪、三嶺。 だが、丸石は開かない。 三嶺は登山口から近すぎる。 冬場なら、名頃から白髪まで6~7時間かかるだろうから、ちょうどいいかもしれないけど、白髪~剣山の距離が長すぎる。
避難小屋利用だと、なかなかいい場所にないので、テントもって、行って見たいなぁ。
三嶺から歩いていくとしたら、高ノ瀬手前あたりがちょうどいいかもしれない。
もう朽ちてなくなってしまったのだけど、高ノ瀬手前に、昔は小屋があったらしい。 まぁ縦走より前に、まずは寝袋買うところから始めなくては。 夏場ですら1泊の登山に行けるための道具が無い!
本日のコースタイム
06:42 丸石パークランド
07:21~07:26 国体橋
08:46~09:01 丸石避難小屋
09:39 丸石山頂
09:56 スーパー林道分岐
10:15~10:22 休憩
11:04 トラヴァースルート分岐
11:49~11:57 次郎笈山頂
12:22 西島方面分岐
12:45 剣山山頂
13:14 西島
13:44~13:49 見ノ越
15:35 丸石パークランド
女の子が産まれました
朝5時前、妻に起こされた。 「陣痛が始まったので病院に連れて行って」と。 陣痛の間隔は5分間隔くらいらしい。
夕べ寝たのが3時前で、めちゃめちゃ眠い…… そしてめちゃめちゃ寒い……
入院する準備などはすべて済ませてあるので、病院に電話して向かうことに。 長男が起きてしまい、家に置いていこうと思ったのに泣き出したので、しかたなく一緒に連れていく。
病院まで車で10分かからないくらい。 すぐに病院に到着し、LDRという部屋に案内される。 ここは陣痛が始まってから出産して、しばらくの休憩まで同じ部屋にいることができるらしい。 今までの病院だと、自室で陣痛を迎え、出産直前に分娩室に移動。 分娩室で出産し処置等をした後、再び自室に戻ってきていた。
LDRに通されたのが、確か5時20分くらい。 ここで出産の時を待つ。 部屋は結構暑く、ダウンや重ね履きのズボンを履いていたので、かなり扱った。 ので、脱いでしまった。
先生の診察の時は部屋から出されて廊下で待たされるのだけど、廊下が寒い寒い……
診察終わって部屋に戻ってきて、また着込む。 何度か診察が入るだろうから、また廊下にでないといけない。 立ち合い出産もしないので、生まれる直前からしばらくは廊下にいないといけないな……
赤ちゃんの心拍が聞こえるようにする機械と、陣痛の間隔を表示するための機械がつけられる。 オレは特にやることもなく…… 痛い?とか大丈夫?とか声かけてもどうにもならないし、長男出産のときにその声掛けはいらないと、産んだ後に言われたので、そういう言葉はほどほどにしておいた……
よくTVの出産シーンであるように、汗を拭いたりしようかと思ったが、タオル渡したら自分で吹いてるし…
何度か先生の診察があり、4度目くらいの診察で外に出て、長男をトイレに連れて行ってしばらくしたら赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた。 ついに産まれたか!!!
産まれたのは7時1分、体重3136gの女の子でした。
外でしばらく待って、LDRの中に案内された。 横には産まれたての赤ちゃんが寝ていた。 めちゃめちゃ小さく、産まれたてなのに目が開いていた。
ここで数時間休むらしい。 長女と次女を家に置きっぱなしなので、連れてきたり学校に送ったりしなくては。
いったん長男を連れて家に帰ることに。
次女の幼稚園、長男の保育園は休ませることに。 家に帰って長女を学校まで送っていき、必要な荷物等をもって、再び病院へ。
病院に着いたらLDRから個室に移るところだった。 産まれたばかりの赤ちゃんは新生児室へ。 妻は早期胎盤剥離になったらしく、けっこう出血していたみたいで、自分で歩いたら貧血で倒れるかもしれない、とのことなので、車いすに乗って個室にやってきた。
個室に来てすぐ、朝ご飯が運ばれてきた。 病院内に厨房があるので、突然患者が増えても対応できるのか。
妻はご飯を食べるし、オレも何も食べてないのでお腹がすいた。
病院のすぐ横がうどん屋なので、そこでお昼ご飯を食べてから家に帰る。
今日は仕事をお休みもらったので、家事とかをしなくては。 今日が金曜で、退院予定日は来週火曜日。 ちょうど土日を挟んでくれたので、妻がいない間でもそれほど大変じゃない日取りかもしれない。
夕方になって長女が帰宅。 まだ赤ちゃんを見ていないので、三度病院へ向かう。
病院は車で10分くらいの距離だけど、3往復もすると疲れるな……
明日は土曜休みで助かったが、バスケの体育館のカギを開けたりしないといけないので、8時前に学校にいくという、とんでもないスケジュールになっている……
まぁ入院している5日間だけ、がんばろうか。 5日くらいなら体力もなんとかなる。
そして、子育てが楽しみだ。

コメダ珈琲
香川に初上陸したコメダ珈琲に行ってきた。 店が出来たのは12月だったけど、なかなか行く機会がなくて行けなかったし、オープン直後は混んでると思ったので、2か月ほど経った今。
コメダ珈琲は愛知だと超有名な店で、あちこちにある。 数年前、富士山行った帰りに名古屋に宿泊した翌日は、コメダ珈琲でモーニングを食べてから帰ってきた覚えがある。
お昼の時間帯を過ぎた、14時くらいにいったのだけど、かなり混んでいた… 数分待って案内された。 「味噌カツサンド」を食べた。 やっぱ愛知の企業なので、ご当地なものを食べなくては。
しかし、味噌カツサンドはめちゃめちゃでかく、食べきることができなかった。 飲み物はシナモンティーというのを頼んだのだけど、あまり美味しくなかった… 普通の紅茶にすればよかったな。

コメダ珈琲は混みすぎなので、しばらくは行かないでいいか。 行くならモーニングのやってる時間に行きたいのだけど、混んでるだろうしなぁ…… 平日なら空いてるかもしれないけど、平日は行きつけの喫茶店がある。
まぁまた機会を見つけてこようかな。
その後は本屋に行って、春の情報処理の参考書を買ったり。
妻が臨月で、いつ生まれるかわからない状態なので、どこにもいけないのがつらい。
【愛媛】石鎚山【成就ルート】
深夜0時、石鎚山に向けて出発する。 今回は成就ルートから登るのだけど、成就ルートの登山口はそんなに遠くないので、どこまで行って仮眠しようかな。 とりあえず一般道で川之江まで。 川之江から先は高速に乗る。 夜間でも新居浜とか走りたくないしなぁ。
高速乗ってからすぐにPAがあったので、ここで仮眠、時刻は1時半。
車はエンジン切って、後部座席に寝転がって、布団2枚掛けて就寝。 枕があるので、意外に寝やすいかもしれない。
6時10分、携帯アラームで起床。 布団2枚掛けてるので、それほど寒くはなかったけど、やはり車の中は冷え込むなぁ。
そのまま高速を走り、西条ICで降り、コンビニで食糧買って、石鎚山の登山口へ。
今回は会社の社長と、取引先3名、計5名で石鎚山頂を目指す。
社長は、寒風山・伊予富士に一緒に行ったけど、他の3名は、雪がほとんどなかった丸笹山しか、冬山の経験がない。
まぁ石鎚は人が多くトレースもしっかりしてるし、危険な箇所もほとんどないので、大丈夫だろう。
準備をして、8時10分のロープウェイに乗って出発。 本来なら20分間隔での運行なのだけど、今日は臨時便が出ている。 石鎚神社のお参りのお祭りみたいなのがあるらしい。
成就駅を出たら、一面雪景色。 とりあえず、石鎚神社まではアイゼンつけずに、そのまま歩いていく。 今日は気温が低く、成就駅で⁻6度ほど。 山頂はもっと冷え込むだろうな。 ロープウェイ乗ってから気づいたのだけど、撥水手袋と、ネックウォーマーを車の中に忘れてきてしまった。
手袋は、薄いの一枚と、分厚いの1枚あるので、大丈夫だろうけど、ネックウォーマー忘れたのが痛いな……

石鎚神社まではのんびりと歩いていく。 やはりネックウォーマーはほしかった。 首回りと口の周りが寒いなぁ。
石鎚神社で、4名はアイゼンをつけ、先を目指す。 八丁を越えて、前社ヶ森に向かっての登りになるところで、オレもアイゼンをつける。

前社ヶ森までは、夏場なら木の階段が多いコース。 だが、冬の時期は雪に埋まっており、雪の斜面になっている。 歩いた感じでは、例年より雪が少なく感じたな。
一番遅い人のペースで行ったので、八丁から50分くらいかかってしまっている。

前社ヶ森で少し休憩して、夜明峠を目指す。 少しの区間、登りが続くが、登り切ってしまったらあとは緩やかな道が待っている。
そして、石鎚の絶景が見えてきた! 目の前には真っ白に染まった石鎚の北面。 これからあそこを登っていくのか。

夜明峠で、メンバーのうち1名がリタイア。 これ以上進むのは体力的に厳しいし、ここまで来れて満足だったらしい。 一人で戻って車で待っているとのことで、下山していった。
夜明峠を越えて一ノ鎖、二ノ鎖と進んでいく。 土小屋分岐ルートでの鳥居、このあたりでは、いつもより積雪量が多く感じた。 冬季は鎖場登れないので、巻き道で。
手すりの山側半分埋まっているような箇所もあり、夏の登山道が全く使えず、直登しているような箇所もあり、どんどん登っていく。 三ノ鎖を越えたら山頂は間近。
そして、山頂に到着。 山頂は風が吹き荒れとても寒い。 天狗岳には行かず、すぐに降りることに。 寒すぎる…… 休憩は前社ヶ森ですればいいかな。
下りなので、そこまでそんなに時間がかからないだろう。

下りは快適で、あっという間に前社ヶ森まで到着。
お昼ご飯食べてないので、ここで休憩にしよう。
お湯を沸かそうと思い、ガスをつける。 ここ何回か、EPIのPower+でもガスがつかないことが多かった。 気温は-15度以下なので使えるはずなのだが…… ガス缶の問題かと思い、新品のガス缶を持ってきた。
が、これも上手くつかず…… 火力が弱すぎて消えそう。 かろうじてコーヒーを沸かすことはできたけど、食べようと思っていたインスタントラーメンを食べることができなかった……
ラーメンをあきらめ、おにぎりとパンを食べる。 温かいものを食べたかった……
そしてロープウェイ乗り場まで降りてきた。 ロープウェイ乗り場は大混雑。 乗るまで20分くらい並ぶ羽目に……

本日の登山、前半は天気が良く最高の景色だった。 だが寒かった! 山頂ついたあたりから雪が降り始めてきた。 ネックウォーマーがないのはけっこうつらかった。 冬山での忘れ物は生死にかかわる可能性があるので、次からは忘れ物しないようにしなくては。
2月はほとんど山に行けそうにないのが残念。 雪のシーズンが終わってしまう!
本日のコースタイム
08:10 ロープウェイ乗る
08:30 成就駅出発
09:00~09:09 石鎚神社
09:32 八丁
10:40~10:47 前社ヶ森
11:10~11:15 夜明峠
11:32 一ノ鎖小屋
11:54 土小屋ルート分岐
12:48~13:00 石鎚山山頂
13:30 土小屋ルート分岐
13:48 夜明峠
14:01~14:30 前社ヶ森
14:57~15:02 八丁
15:29~15:32 石鎚神社
15:49 成就駅
【愛媛】石鎚山【面河ルート敗退】
土曜日23時、石鎚山に向けて出発する。 車には仮眠用の布団などを積み込んで。
高速代をけちって、土居ICまでは一般道で走る。 が、土居に着いたのが0時40分くらい、かなり時間がかかってしまった。
しかも高速乗ったらすぐに睡魔に襲われて…… 石鎚山SAに逃げ込み仮眠。 1時から2時間ほど仮眠してしまい、起きたら3時。 早く登山口を目指さなくては。
河内ICで高速を下り、国道494号線を南下する。 国道494号線は峠を越える道なのだけど、雪が積もっており、深夜の峠道はエキサイティングだった。
登山口に着く直前に気付いたのだけど、飲み物を持ってくるのを忘れてしまった。 仕方が無いので、自動販売機で500mlのお茶を4本と、温かいお茶を1本購入。 こんなところで720円もかかってしまうとは…
AM5時、登山口到着。 ここで仮眠する予定だったが、もう5時。 仮眠できても30分とかだし、起きるのがすごい辛いので寝ずに頑張ろうか。
朝ご飯と温かいお茶を飲み、出発の準備をする。

5時40分出発。 外はまだ真っ暗、ヘッドランプを付けて歩いていく。
ヘッドランプを消すと、自分の足元すら見えないほど漆黒の闇。 だが、空を見上げると、普段見えている数の数倍の星が見えた! こんな綺麗な星空、今までに見たことが無いかも!! それくらいたくさんの星があった。
登山口に到着し、登山届のノートに記入しいざ出発。 ヘッドランプの明かりを頼りに、最初のポイントである「霧ヶ迫」を目指す。 序盤は石が多く、けっこう滑るので気を付けて歩く。 大木を乗り越える箇所が何度かあり、それで滑ったりした。
1時間ほど歩き、霧ヶ迫に到着。 ここで小休止。 だいぶ明るくなってきたので、ヘッドランプをしまう。

ここからは1525m地点を目指して歩く。 道は今までと同じような感じ。
だんだん明るくなり、遠くの山の方では太陽が昇ってきているのが見えていた。
少し歩き1525m地点に到着。
ついに石鎚山の姿が見えてきた。 ここからみえてもメチャメチャでかい、あの山頂を目指して歩いているのだ。

ここからは雪の量が一気に増えた。 普通に膝くらいまで埋まる。 北斜面をトラヴァースして行くようなルートなのだけど、膝前後までのラッセルが続く。 かなり体力が奪われる。 だが、雪の量はだんだんと増えていく。
トラヴァースしているので、尾根部分や谷部分をまたいで歩いていくのだけど、谷部分の積雪が凄まじい。 腰上くらいまで埋もれる。 足元の雪が谷底へ崩れる。 木々を使ったり、笹を使ったりして慎重に歩く。 もはやキックステップなどほとんど役にたたないな。
かなり体力を消費しながら、先を目指す。 なかなか愛媛大学避難小屋に着かないな……
もうちょっとだ、と思い、何度尾根をまたいだことか……
歩くこと90分ほど、ようやく愛媛大学避難小屋に到着した。 かなり疲れた……

小屋に入って休もうと思ったが、扉が雪に覆われていて開かない。 裏口や窓が開いてないかな、と思ってぐるりと回るが、戸締りはしっかりとされている。
仕方ない、雪を崩すか。
ストックの先を使って硬くなってる雪を崩すこと10分くらい。 ようやく扉が開き中に入ることができた。

冬場の面河ルートの石鎚山は、このまま夏と同じルートを歩くことができない。 雪崩の危険があるため。
いったん小屋の裏にある尾根に登り、稜線を通り石鎚山を目指すよう。
時間はまだ10時なのだけど、ここから山頂まで3時間ほどはかかりそう。 となったら、13時、下山に3時間でできても、16時、休憩含めたら18時とかになってしまう。
なので、時間的に既に厳しい……
残念だけど、石鎚山山頂を目指すのは断念。となったら、この山小屋でゆっくりしていこうかな。
インスタントラーメンを作り、お茶を温めたり、1時間ほどゆっくりとくつろぐ。
薪ストーブを使ってみたかったが、使い方がわからず……
たっぷり休憩した後は、下山するだけなのだけど、尾根まで登ってから帰ろうかな。
これくらいの積雪だと、1525m地点から従来の登山道をたどるより、尾根経由で行った方が早いかもしれない。 尾根ルートがどんなルートなのかの確認と、帰りもあの道を帰るのは心が折れそうなので。 ラッセルしてきたので、トレースは残ってるけど、谷底へ落ちそうでけっこう怖い道だった。

さっそく尾根を目指して取りつく。 すぐ裏がテントを張れるような台などが設置されており、そこを無理やり登っていく。
が、急傾斜で、さらに腰程度の積雪。 登りなので、次の一歩は胸くらいの高さになっている。 足を踏み込むが一気に雪が崩れ全く前に進めない。
膝を使って雪を固め足を踏み込む、崩れる。 反対足も同じようにする、崩れる。 真ん中に残った部分を田で手前に崩す。 ちょっと前に進める。
ひたすらそれを繰り返す。 あっという間に息があがる…… 苦しみながら徐々に高度を上げていく。 笹や木々を掴めるところはそれを掴み、上半身でも登る。
途中で10分ほどの休憩をはさみ、ようやく尾根ルートまでたどり着いた。 看板があり「愛大小屋400m」と書かれている。 つまり小屋から400m歩いた地点にいるのだけど、ここまで1時間ほどかかっている。 雪の量も、傾斜もきつかったなぁ……
ただ、ここから見える景色は最高だった。

西ノ冠岳から石鎚山がはっきりと見える。 急斜面は雪に埋もれて美しく、南を見ると太平洋まで見える。 南西、西方面に遠くに、雪に埋もれている山があったが、登山地図にはその辺りまで載っておらず、なんて名前の山なのかは不明。
完全に稜線まで上がると、二ノ森も綺麗に見える。 二ノ森は雪に覆われて、石鎚山よりも険しそうに見える。
最高の景色を堪能した後は、尾根道を歩き1525m地点を目指す。
少し歩いたところで、男性2名のパーティと遭遇。 面河から来たらしく、途中までオレのトレースをたどってきたのだけど、北斜面のトラヴァース部分で、雪が多すぎて尾根ルートに出てきたらしい。
時間がないので、山頂は目指さず、稜線まで上がって休憩して帰るらしい。
ありがたくトレースを使わせてもらう。
尾根ルートは思っていたよりも雪の量が多かった。 こちらから来ても、相当体力を消費しそうだな。 やっぱり雪の量が多いと、一人で歩くのが体力的に難しい。
2年前の冬の三嶺で敗退して以来、体力強化を目標に、マラソンなどのトレーニングをしてきたけど、面河ルートの石鎚山には太刀打ちできなかった。
1525m地点でストックを出して、登山口を目指す。
気温がだいぶ上がっており、地面がぐちょぐちょになっている場所もある。 下山は登りよりも滑るので、ストックを使って慎重に下りていく。
霧ヶ迫を通過し、無事登山口までたどり着いた。
登山口から駐車場までが1.1kmほどあり、意外に長い。
朝は真っ暗で見えなかった渓流を見ながらのんびりと歩く。
太陽の日差しがさしていて、雪の川なのに、暖かそうに見えるな。
駐車場まで戻ってきて、お腹が空いてしまったので、着替えた後にインスタントラーメンを作り、食べてから帰ることに。
帰りは国道494号線、河内ICから高速に乗るのだけど、国道494号線を走っている最中眠すぎてやばかった。
なんとか峠まで走り、路肩に駐車して仮眠。
気付いたら2時間も寝てしまっていて、あたりは真っ暗。 仮眠したおかげで高速では眠くならず、21時前に無事帰宅。
登る前から、このルートは山頂までたどりつけないかもしれない、と思って望んだ今回の登山。 前日夜に出発したのはやはりよく、早朝から登山することができた。
本気で山頂を目指すなら、同じくらいの体力を持った人物と2人以上のパーティで来るか、もう1.5~2時間早く登り始めれば山頂までたどり着けるかもしれない。
だが、5時40分に登り始めているので、4時くらいから登り始める?
もっと体力を付けて、そのうちリベンジしたいルートになりました。
本日のコースタイム
05:40 駐車場
06:04~06:06 面河登山口
07:24~07:30 霧ヶ迫
08:30~08:35 1525m地点
10:00~11:13 愛媛大学避難小屋
12:10 小屋裏の稜線まで登る
13:02~13:19 1525m地点
13:45 霧ヶ迫
14:30 面河登山口
14:53 駐車場
【徳島】三嶺
今日は登山、5時起床したかったが起きられず、5時半起床、40分出発。
今日は最後までどこに行こうか悩んでいた。 登りたい山はたくさんある。
石鎚山の面河ルート、大永山トンネル付近からの笹ヶ峰、西之川からの瓶ヶ森、白髪山経由の三嶺、黒笠山経由の矢筈山など……
どれも厳しいルートになってしまっている。
とりあえず、寝坊してしまったし、近場の徳島でも行こうかな。
剣山とかあの辺りはいいので、国道439号線の方、三嶺か丸石経由の次郎笈にでも行こう。
国道32号線を南下して、大歩危を目指す。 いつもは最終コンビにである、大歩危のサンクスに立ち寄ってお昼を購入していく。
だが、大歩危のサンクスがなくなっていた……
お昼ご飯が…… しかし、1つ手前のコンビニに戻るとなると、池田IC付近まで戻らないといけないので、20〜30kmは戻らなくてはいけなくなってしまう。
そうあったら、軽く1時間はかかる…… 登山する時間がなくなっちゃうな。
一応朝食用で持ってきた菓子パンが2つに、上で食べようと思っているインスタントラーメンが1袋、チーズが4個にチョコが数個あるので、それらでなんとかなりそうだ。
丸石経由の次郎笈はロングコースなので、この食料ではやめておこう。
三嶺に登るとしたら、名頃ルートは好きでないので、癒しの温泉郷登山口一択。
さっそく癒しの温泉郷登山口に向かい、準備をして登山開始。

登山口の時点では雪は全くない。
暑くなるだろうなと思ったけど、一応服はフル装備で登り始める。
帽子はすぐに取り出せる所に、ネックウォーマーはかばんの奥へ。
登山口には車が一台止まっており、足跡もついているので、先行者がいるもよう。
最初の樹林帯を越えた直後、雪が出現。 ただ積雪5cmほどだし、一度融けたみたいで氷結している。
樹林帯には雪が無く、そうでない所には、カチカチの雪が続く。 そんな区間が続き、二度目のモノレールの下をくぐる。
この辺りで、暑さに耐えきれず、フリースを脱ぐ。
雪は少なく、いいペースで進んでいける。
1時間ちょっとで、旧造林小屋まで到着。 夏場にも劣らないタイムでここまで来てしまった。
まだ歩き始めたばかりなのに、お腹がすいている。
チーズを食べようと取り出すが、賞味期限が約1ヶ月前。 まぁこれくらい大丈夫だろうと思い、包みをむくが、包みの銀紙が腐食している!?
結局チーズは食べる事ができなかった。 朝食用の菓子パンを食べるが、お腹がすいているときに甘い菓子パンは辛い……

少し休憩し先を目指す。 ここから傾斜がきつくなる。 文字だと上手く伝わらないけど、樹林帯の中から、プチ尾根道へ出る所、最後の岩の辺りから景色が白くなってきた。
プチ尾根を登り、本尾根へと歩いていく。 本尾根に入ってから、難所が一ヶ所。 3年前かな、積雪のほとんど無い時期に来た三嶺で、同じ箇所が難所となっていた。
崖っぷちの細い道を歩いていくのだけど、ここが雪に埋もれている。 左は谷。 滑ったらアウトだな。
本来はアイゼンつけた方がいいのだけど、この区間が20mくらいなので、キックステップと手を使って対応。
その区間を越えて、急な登りが少し続き、それに耐えると、見晴らしのいい広場へ。
剣山や次郎笈、丸笹山や塔丸も綺麗に見える。

ここで景色を楽しんで、まずは1791m地点を目指す。 ここからはもう一踏ん張り。
少し歩き、1791m地点に到着。 ここから山頂が綺麗に見える。 今日は雪が少ないな。

ここから少し下る。 この下り道、南向きになっていて雪が融けており、一部は再び凍りついていて、とても滑りそうな道だった。
そして、三嶺ヒュッテへの登りが始まった。 ここはけっこう傾斜がきついのだけど、1791m地点から見るほど遠くはないので、意外にあっさり乗りきった。
鹿避けネットをくぐり、ヒュッテ前へ。

とりあえず、山頂に行こうかな。
山頂に向かって歩き出す。 この付近も雪が少なく、20cm程度しか積もっていない。
何事もなく山頂まで到着。 山頂は風が無く暖かい。
山頂で景色を楽しみ、ヒュッテに戻ることに。 ヒュッテでお昼にしよう、お腹空いたなぁ。

ヒュッテ手前の池は完全に氷りついていて、上に乗ってもびくともしない。
池で遊んだあとは、ヒュッテへ。
待ちに待ったインストラントラーメンを作る。 ほんとお腹が空いた。
おなか減ってるときは、甘ったるいパンなんて全く食べる気にならなかった。
ラーメンが完成し、さっそく頂く。 暖かくて油っこくて美味しい! インスタントラーメンがこんな美食になるなんて!! 汁まで飲みきってしまった!
もう1袋、余裕で食べられるな。 今日は1袋しか持ってきてなかったけれど。

ヒュッテでゆっくり休憩して下山することに。
雪の下山は一瞬だ。 危険な箇所も無いので、ハイスピードで下りて、あっという間に登山口まで。
雪があまりなかった三嶺だけど、景色はめちゃめちゃ良くて最高の登山だった!
最近寝坊や、仮眠ばかりしているので、なんとかして前日早く寝る努力をしなくては。
冬の日中は短いので、有効に使わないと。
本日のコースタイム
09:00 いやしの温泉郷登山口
10:08~10:20 旧造林小屋
11:36~11:41 1791m地点
12:10~12:17 三嶺山頂
12:27~13:11 ヒュッテ
13:24 1791m地点
14:05 旧造林小屋
14:50 いやしの温泉郷登山口
豪華客船 飛鳥Ⅱ
高松港に豪華客船「飛鳥Ⅱ」が停泊していると、夕方のラジオDJが喋っていた。
高松港にこんな大きな船がくるのは珍しい。
ということで、仕事終わった後、カメラを持って見に行く事に。
カメラを取りに家に帰ったら、家族も行きたい、というので、みんなで見に行ってきた。
普段ガラガラなサンポートは、有料駐車場はほぼ満車で、路上にも車がたくさん止まっていた。
一番近い有料駐車場に止めて、さっそく船を見てきた。
港は風が吹き荒れ、とても寒かった。
船はとても大きく立派だった。
一階のレストランでは、窓際の席に座っている人たちが見えた。 どの人たちもお金持ちそうだなぁ。
今回の船旅では、一番安いプランで27万円、一番高いので127万円だった。
とても庶民には手が出ない金額……
こんな旅をしてみたい。
