【香川】大滝山

晴れ今日は高松市塩江町にある「大滝山」(標高946m)を登りに行く。
この山は香川県で3番目に高い山。 1番目が「竜王山:1059m」、2番目が「大川山:1042m」。
塩江なので家から近い。 うどんで腹ごしらえをして、お茶と食料を買いいざ出発。
国道193号線から、県道7号線を4km走り、県道153号線を4km走り登山口に到着。 近くに自然センターとキャンプ場がありトイレと駐車場は確保できるね。 まぁ原付なので関係ないけれど。
大滝山 苫尾口

今日のコースは9km、4時間ちょっとの予定。 高低差は1100mくらいらしい。
さて、出発。

夏はあまり登山適期ではないみたいだけど、大丈夫だよねきっと。
木々が多い茂っているので直射日光は防げるので、それほど暑くは感じないかな。 しかし……あまり人が歩いていないせいか、クモの巣がすごい。 20mくらい歩くたびにクモの巣にひっかかる。 体につくのが気になるので、長袖を着て歩いた…… が、暑すぎてすぐに断念。 クモの巣がつくのは諦めよう… 頭につかないように帽子だけはかぶって…

40分ほど登って「苫尾峠」に到着。 ここからは縦走路が整備されているので、歩きやすい。
これでも高松市 苫尾峠

ここからはクモの巣も少なくなり快適!
すぐに「苫尾山」(標高819m)に到着。 まだまだ序盤。
苫尾山

そこからちょっと歩いたら「三本松」と呼ばれる場所に出た。 名前の通り大きな松の木が三本。
三本松 三本松

この先もダラダラした道が続き、「大生峠」に到着。 うーん、山の中だとあっという間に時間が経ってしまう。
ベンチがあったので、ちょっとここで一休み。 帽子についているクモの巣を取るのに夢中になっていたら10分くらい経ってしまった。
さて、行くか。

ちょっと上り坂を登ったらもう「城ヶ丸」に到着。 山頂より2m低いが、東屋があり休憩スペースにはもってこい。 ただ、10分前に休憩したばかりなので素通り…
城ヶ丸

この先の道は徳島県の「大滝寺」の土地になるらしい。 山で県境を迎えるとは。
県境

しばらく歩いたら「西照神社」に到着。 もう山頂は間近だ。 というか、山頂に行くつもりが道を間違えて神社に来てしまっただけだけれど… 展望台みたいなのがあったので景色を見たが、木に阻まれてほとんど見えなかった。
来た道をちょっと戻って山頂到着!
大滝山山頂

しっかし何にもない山頂だなぁ。 ほんとにこれだけの山頂。
さて、山の中腹を歩く道で帰るか。

苫尾峠まで4.7kmだって~遠い…

中腹を歩く道をひたすら歩くのみ。 ほとんど下り坂なので体力的には楽だけど、膝が痛いな。
森林伐採

道を歩くこと2時間ほど。 ようやく苫尾口まで到着。 ふぅ、ぴったり4時間で登山終了。
すれ違った人、0人……やっぱ夏は誰も登らないか。

山頂付近にあった「西照神社」までは車で行くことができるので、ただ山頂を見るだけだったら、2分くらい歩けば山頂に着くんだよね。 それが悲しいかな…

家に帰って綾川イオンでショッピング。

女木島

晴れフェリー乗り場にバイクを置いて、歩きでフェリーに乗って女木島に行ってきた。
目的は「タカト」「日蓮山」「鷲ヶ峰」と3つの山に登ること。

フェリー乗り場にフェリーが到着。 小豆島フェリーよりだいぶ小さい…
フェリー

フェリーに乗ること15分。 あっという間に女木島に到着。 外に出ると……暑い……
フェリー乗り場の喫茶店でお昼を食べて、女木島散策開始。
鬼の出迎え 防風壁 モアイ像

まずは「タカト」に向かうために、島の南を目指して歩く。 だーれも人がいない。 しばらく歩いていて、桜並木の道に入った。 日陰がでてきたので、涼しい~ しかし車1台すらすれ違わない。
桜並木

灼熱のなか歩き続けて30分、ようやく「鬼ヶ島」の看板まで到達。 ここがほぼ島の南端。
屋島 鬼ヶ島

ここのすぐ手前に登山口があるのでさっそく登山開始! と思ったのだが、藪がすさまじい…… 肩くらいの高さまで多い茂っている。 とりあえず入って歩いてみる、が20mも登らないうちに断念。 無理だこれ。
格好もランニングに短パン。 せめて長袖長ズボンだったらいけたかもしれないけど、この格好で藪を突き進むのは危険すぎる…
しかたない、山は諦めて島歩きに専念しよう。
そのまま鬼ヶ島の看板の前を通過して歩き続ける。 だーれもいない。 寂しい……
そのまま30分ほど歩き、ようやく「日蓮山」の入り口まで到着。 こっちは道が整備されているので、自転車でも山頂に登れるようになっている。 さて、山に行くか、といっても、ここから歩いて5~10分ほどだけれど……
屋島 大島 島の西のほう

気持ちよく歩いて山頂に到着。
日蓮山山頂
山頂には仏教的な像が立っていた。 裏に回ってみたら……謎の入り口を発見。 入ってみたら、空洞だった。 仏教的な像の中身が空洞だったとは……
像の入り口

さて、次は鬼ヶ島の洞窟がある「鷲ヶ峰」を目指そう。 車道を歩いて、山を少し降りていく。 そして、広い道まで降りてきて、そのまま洞窟の方を目指す。 最後の急なの登り階段を登ること4分ほど。 ようやく鬼ヶ島洞窟のある「鷲ヶ峰」に到着。
ここまでフェリー乗り場からバスで片道300円。 直接歩いたら25分だって オレは島の南経由で歩いてきたので2時間…
赤鬼 青鬼、ピンク鬼

まずは洞窟に入る前に山頂展望台に行ってきた。 360度見渡せてすごいよい景色!
タカト、日蓮山方面 サンポート方面 屋島方面 庵治、大島方面

山頂からのすばらしい景色を楽しんでから洞窟に入る。 入洞料は500円。 ここに鬼が住んでいたのか~

いつつくられたものかはわからないけど、人口の洞窟らしい。 そして1900年から公開しているのだけど、公開当時は石の檻の扉などが、そのまま残されていたみたい。 現在はなくなっているけれど…
鬼ヶ島洞窟 鬼ヶ島洞窟 鬼ヶ島洞窟

お土産のきびだんごを買って、洞窟を後にする。
さて、次は島の西側に行ってみよう。 西浦という地区がある。 観るものが何もないので、観光客は絶対にこないだろう。
鬼ヶ島洞窟のあった場所

山を降りる道を歩いて15分くらい、西浦に到着。 だけど、ほんとに何もないので、そのまま島の北方面に向かう。 相変わらず人はいない……静かな道を歩き続ける。
誰もいない道

枯れた田んぼや廃墟になった家などがある……島で生活していくのはそれなりに大変なのだろう。

30分ほど歩いて島の東側までやってきた。 近くにキャンプ場があるので見に行ってみるか。
キャンプ場についたが……荒れ果てている……
キャンプ場

さて、このまま南下すればフェリー乗り場にたどり着く。 島をほぼ一周したことになるな。
海沿いの道をひたすら歩く。 ほんと何にもない島だなぁ。
別荘が立ち並ぶビーチを通り過ぎて、島唯一の海水浴場を通り過ぎてフェリー乗り場に到着。

けっきょく4時間ほど歩いていたのか。 歩いていたらそれほど暑くはない。 むしろ日向にじっとしているほうが暑く感じる。
フェリー到着まで1時間。 待合室のイスに座って待っていたのだが、すっごい眠い…… 帰りのフェリーではいつの間にか寝ていた……15分で高松についてしまったけれど。

今度は藪が枯れ始めた秋くらいに山に登りに行くかな。

ディズニーと海上保安庁

くもりのち晴れ朝8時半に家を出発して、サンポートにディズニーを見に行った。
この時間はまだ駐車場は混んではいなかったが、ディズニーの列には既に行列が。
妻の会社の人2名とその子供も一緒で、先に並んでおいてくれたので、けっこう前のほうに並ぶことができた。
ディズニーのステージ

ついにディズニーのステージが始まった。 ディズニーバスがやってきて、なかからミッキー、ミニー、ドナルドダック、プードル、グーフィーが登場。 ステージ場で踊ったり跳ねたり、会場内を走り回ったり。
ディズニーショー ディズニーショー ディズニーショー ディズニーショー ディズニーショー ディズニーショー ディズニーショー ディズニーショー

ショーはたった15分で終了……短いなぁ……
せっかくサンポートまできたのだから、赤灯台にでも行ってこようか。 遊歩道をテクテク歩いていく。
しばらく歩いて赤灯台に到着。 なんと今日は海上保安庁のイベントがやっていて、赤灯台の中に入れるではないか!
もちろん中に入る。
海上保安庁のヘルメットをかぶって、灯台の中のはしごを上り灯台の上へ。 うん、気持ちいいね~
海上保安庁のヘルメット 赤灯台の上

ミケイラの前でも物販のイベントをやっており、制服を着ることができたので記念撮影。
記念撮影

そして先週、混みすぎていけなかったもり家へ。 今日はそれほど混んでいない。 といってお10分くらいは並んだけれど。
もり家のでっかいうどんを食べてお腹いっぱい。 さて、一旦家に帰るか。

妻の友達はうちでおしゃべりをしていくというので、オレは1人で山にでも行こうかな。 近所の山を探していたら五色台の一角に「猪尻山」という423メートルの山がある。 ここにしよう。
猪尻山

さっそく向かう。 どうやらこの山は遍路道を歩いていくらしい。
向かいの山 凝灰角礫岩

遍路道は最初はなだらかな上り坂。 遍路用の印をつけた布などがすごいたくさんある。 うーん、なんか不思議な道だ。
途中から道は階段っぽい道に変わり、どんどん標高を上げていく。
山からの景色 藤の花 山からの景色

しばらく歩き県道に合流。 さて、ここからの道がわからない。 目指す山頂はすぐ右手にある。 しかし遍路道は直進している。 この遍路道は違うなきっと…… 仕方ないので県道を歩いていくことに。 車用の道なので、グネグネしていて長い……
瀬戸内海が見えてきたあたりで、右の崖の方に微妙な踏み跡を発見。
瀬戸内海

その踏み跡をたどっていったら30mほどで舗装された道路にでた。 ここはどこだ?
歩いていたら「五色台カントリークラブ」という看板が。 閉鎖されたゴルフ場らしい。 そして「山頂→」という看板を発見。
さっそく山頂に向かって歩いていく。
大きな木が 山頂はこっち? これが山頂…

写真の通り、山頂はすぐ道沿いにあった。 ちなみにここまで車で入ってこれる。 ガッカリだ……
帰りは登山道を探しながら、DoCoMoのアンテナ付近まで行って見たが登山道らしきものは見当たらない…… 仕方ない、この山の中を歩いていくか。
DoCoMoアンテナ

山の中の道なき道を歩くこと20分。 ようやく県道に出ることができた。 そしてそのまま遍路道を下山して車に到着。
今回の登山はちょっとがっかりだったなぁ……

帰りにNIKIのケーキを買って、みんなで食べる。
そして妻の会社の人を送っていって帰宅。

帰ってきたら眠すぎて寝てしまった…… 目が覚めたら20時だ……

紫雲山と六目山登山

晴れ今日は「紫雲山」「六目山」の2つの山を登りに行く。
「紫雲山」とは、あの有名な栗林公園の裏にある山。 そして「六目山」とは高松西インターの近くにある、綺麗なおわん型の山。 別名「御厩富士」と呼ばれるほど、綺麗な形の山。
どちらも家から15分くらいの距離なので、近くて楽チン。

まずは「紫雲山」に向かう。 近くのマルナカで2リットルのお茶を購入して準備万端。 先週の登山の時は、最後には飲み物はなくなるし、お腹がすき過ぎで倒れそうになるし大変だった。 今回はおにぎりも持ってきたので大丈夫。

栗林トンネルを抜けて、すぐ峰山の方に行く道に曲がる。 曲がってすぐの場所に登山口がある。 まぁ「登山口」というほど大げさな山でもないけれど……
さーて、登ろう♪ すぐに「紫雲の広場」という眺めのよい場所に着いた。 高松の町が一望できる。 うーん、最高!
紫雲の広場からの眺め

そのまま登っていくとすぐに「小鳥の泉」という小休止場に到着。 しかし全然疲れていないのでそのまま山頂を目指す。 すぐに「稲荷山姫塚」という山頂っぽい場所に到着。 しかし景色は見えず、看板もなく……
稲荷山姫塚

香川の登山の本は持っていないので、山の情報はだいたいインターネットと地図で集める。 どうやら「紫雲山」には「紫雲山」「稲荷山」の2峰があるらしい。 ここが稲荷山?
とりあえず北のほうに歩いていって見よう。

今歩いている場所がちょうど栗林公園の裏あたりだろうか? 高松市東部の景色がすごい良い!
サンフラワー・レインボー・川島方面 屋島方面

10分ほど歩いていたら、下り坂になってしまった。 これはこのまま下山してしまいそうだ。 「紫雲山」はどこだ!?
テレビのアンテナがあるところまで来て引き返す。 引き返してすぐ、微妙な踏み後があるところを見つけた。
そこに小広場みたいなのがあった。 ここが山頂か!?
ただ目印が何もなく不明。 まぁ高さが一番高いだろう…
テレビアンテナ 紫雲山山頂(多分)

さて、さっきの場所まで戻るか…… 「小鳥の広場」まで戻って、山の南のほうにいける道があるのを発見。 さっそく向かって見る。 だんだん登っていき、一番高くなってる場所を発見! ここが「稲荷山」山頂か!?
ホントに!??
南に向かう未知 稲荷山山頂(多分) ここが一番高い場所

ちょっと拍子抜けしてしまった… その先に歩いていったら、またテレビのアンテナがあって、下る道があった。 さて、もうこの山は帰るか。
とりあえず一通り歩いて1時間弱。 標高も低いし景色もいいし、道も悪くないしいいね、この山。 けっこう人がいて、みんなきちんとした装備だったのには驚いた。 かなり有名な山なのに人の手もあまり入っておらず、道に強制的に階段ができているとかはない。 気軽にこれる街中の山。 ここはおもしろいので、またこようと思う。

下山は正面に「峰山」を見ながら快適。
下山道

さて、今日はこれだけではない。 これから「六目山」に行かなくては。 高松西インターに向かってバイクを走らせる。 といっても、10分くらいの距離だけど……
六目山

高速の入口付近から裏に入って、霊園の方に向かう。 しかし、この山は登山口をよく調べてこなかったので、きちんとたどり着けるか心配。 とりあえず、六目山のすぐわき、高速道路沿いの道を走っていく。 しかし登山口らしいものが見当たらない……
そのまま「六目古墳」というのがあったので、見学してみる。
六目古墳
説明の看板があったのだが、ここの古墳に埋められた人はかわいそうだ…… この古墳自体は1700年ほど前のものらしい。 ある豪族が、見晴らしのいい場所にと、ここに墓を作った。 しかしだんだんとお墓参りに訪れる人が減っていき、しまいには忘れられてしまった。 これがおよそ1600年前と推定される。 そして1990年くらい、高速道路を通すために地質調査を行っているときに偶然この古墳を発見したとのこと。 1600年もの間、ずっと忘れられていた存在…… ここに高速道路が通らなかったら、さらに未来まで忘れられていたのだろう……かわいそうに。。。

そんな古墳はたいしておもしろくもなく……
相変わらず登山口がわからないので、山の周りをグルリと1週、20分ほどバイクで走ったが見つからず、また古墳に戻ってきた。
最初のほうに怪しい、粗大ゴミがたくさん捨てられてる場所があったんだよなぁ、あの辺りかなぁ??
その予想が見事的中、登山口を発見した。 ただ看板も何もなく踏み後があるのみ。 まぁきっと登山口だろう。 バイクが粗大ゴミと間違えられないことを祈りながら登山開始。

高圧線の鉄塔にそって歩き、ようやく看板が出てきた。 「左 変電所」「上 六目山」」。 ここからが本当の登山だな。 さーて、頑張ろう。
六目山の登山道の感じ

オレは六目山を甘くみていた。 標高わずか317メートル。 楽勝モードのつもりだった……
登り始めて5分ほど、本格的な登りに入った。 普通登山道というのは、右に行ったり左に行ったり、左右に蛇行しながら徐々に徐々に高度を上げていくものである。 しかしここは違う。 ひたすらまっすぐ直登するのだ。 そのため、傾斜がかなり急だ。
もちろん息も上がるし、足の筋肉も疲れてくる。 枝などを手でつかむため、腕も疲れてくる。
途中からさらに傾斜が増し、補助ロープがずっと張られている状態。 ひたすらまっすぐ突き進む……

そして登山開始から20分経過。 かなり息が上がったが、山頂到着。 しかし山頂から景色は望めない。
六目山山頂

はっきり言って「疲れた」。 ひさびさにこんな山登ったなぁ。 山頂でおにぎりを食べて休憩。 このまま「堂山」という方まで歩いていけるみたいだけど、それはまた今度にしよう。
とりあえず今登ってきた急坂を下りることを考えなくては。

登山技術としては、登りより下りるときの方が格段に難しい。 しかも心身にダメージを与えるのも下り。 補助ロープの本来の目的は登り用ではなく、下り用なのだ。
急坂すぎるので、ものすごいすべる。 一度滑ったらかなり滑り落ちるだろう…… ロープや枝を使って身長に降りていく。
そしてようやく登山口に到着。 ふぅ。 下りも20分かかってしまった……

今日は標高自体は低いが、内容の濃い登山だった。 しかし香川はいいね。 家からすぐの場所に楽しめる山がたくさんある。 標高は低いけど…… だけど、300メートルクラスの山だったら、千葉に住んでる頃は高速で1時間は走らないとその標高の山すらなかったからなぁ……ありがたい。

今度2連休のあるときも山に行きたいが、妻の許しは出るだろうか……??

そして、朝遅く起きても山で楽しめるので、誰か一緒に山に行かない?

香川プチ登山

晴れ今日は久々に登山に行く。 といっても、たいした山ではないけれど。
香川の山を調べていて、ちょっと気になる山がいくつか。 それを登ってみようかなぁなんて。

まず1つ目の山は高松市菅沢町にある「八丁山」という山。 標高532メートル。
どうやら高松市最高峰らしい。
国道193号線を南下して塩江の方に向かう。 順調に走っていたら、曲がるべき道を間違えてしまった…
「虹の滝」という場所にきてしまったので、とりあえず滝を見学。 夏に遊びに来たときは人がたくさんいたのに、今日は誰も居ない。
倒木 倒木 虹の滝 雄滝 虹の滝 雄滝 虹の滝 雌滝

来た道を少し引き返して菅沢町へ。 原付なので登山口のすぐ近くの「白峰荘」の近くにバイクを止めてそこから歩いていく。
少し歩くと名木があった。
名木
10分も歩かないうちに登山道入口に到着。 さて、ここから700mで山頂らしい。 近いなぁ…

あまり人が来ていないのか知らないけれど、登山道に竹が倒れていて通りにくい箇所が2箇所。
倒木 倒木

50mおきに「あと○メートル」と看板があって、とても親切。 残り350メートルから急な登りに変わる。 けっこう息が上がる。 そして残り100メートルから「七曲」という名前のある急な道で正念場。 とても急な登りが最後に待ち構えている。
さて、山頂到着。
山頂 山頂 山頂からの景色

山頂は木々に覆われていて景色は望めない。 まぁ距離も短いし、標高も低いので登山道から20分くらいで到着。
さて、下山するか。 「七曲」から塩江方面に下山することもできるらしい。 今度、塩江側からも登ってみようか。

かなり久しぶりな登山のため、これくらいの登山で、ふくらはぎがパンパンになってしまった。 うーん、やはり日常的に歩くことがほとんどないから、かなり弱体化してるなぁ… 夏に向けてもう少し足を鍛えなくては。

そして、これから2つ目の山に行く。 2つ目の山は綾上町にある「前山」という山。
こちらは標高643メートル。
登山道の入口がわからずかなり迷った……が、ようやく発見。
前山登山道入口
こちらは登山早々急な登りが続く。 登山道が南に面しており、木々の背も低いため、直射日光でかなり暑い…… 10分ほど登ると、登山道が緩やかになり山の南面から南西面になるので、少し日差しがさえぎられる。 ここからは平坦な道をひたすら歩く。 この山も全然人の歩いた気配がない……
そして歩くこと40分。 ようやく山頂付近の分岐点に到着した。 東に200mで山頂、西に500mで姫塚。 ここから北に下りる登山道もあるので、そちらからも登れるのだろうか? 今度調べてみよう。

とりあえず前山山頂に行くか。 そこから10分ほど歩いて山頂到着。
前山山頂
こちらも山頂は木々に覆われていて、景色は全く見えない…… 先ほどの分岐点まで戻り、姫塚に向かって見る。 30mほどのアップダウンを何度も繰り返してようやく姫塚に到着。
姫塚

こちらは景色が見えるかと思ったが、こちらもほとんど見えない……残念。 ただ、景色が見えたらかなり綺麗そうなので、近くにあった木に登って景色を眺める。 すごい、この景色は感動。

山々が見え、その先にポツンと高松空港。 栗林公園の紫雲山も見え、サンポートのシンボルタワー、瀬戸内海まで見える。 西のほうは五色台、こんぴらさんも見える。 東は屋島や庵治の五剣山も見える。 これはすごい! まさに絶景とでもいうべきであろうか。 ただ写真じゃ少しわかりにくいかな…
山頂からの景色 山頂からの景色

さて、お腹もすいたし水分も残り少ないしそろそろ下山するか。 分岐点から登山道入口まで下りでも40分かかったので、距離にして1.2kmほどだろうか? なかなか充実した山だった。 香川には有名な山や高い山はほとんどないが、マイナーな山がたくさんある。 これからも登っていけたらと思う。

というわけで、誰か一緒に山に行かない?

屋島

晴れ今日は休み最終日……
早起きして長女と屋島に向かう。 車で登るのではなく、北嶺から歩いて登る。
長女がどこまでいけるかな……?

最初は階段っぽい山道が続く。 
登山道 登山中

しばらく歩いたら洞窟がでてきた。 これが噂の屋島洞窟か!
屋島洞窟

入りたかったけど、長女がいたため諦める。 今度1人出来たときに入ろう。
そしてそのまま歩き、階段が坂に変わる。 だんだん高くなってきた。

高松の景色が見えるほうまで歩いてきて、岩肌がむき出しになってきたら「遊鶴亭」に到着。
高松方面が見える 遊鶴亭

ここまで長女の足で30分ほど。 本当はここで帰るつもりだったのだが、長女が観光地としての「屋島」の方に行ってお店でジュースを買って休憩するというので、そちらまで歩くことに。
ここから片道2.3kmって看板に書いてある。 そんなに歩けるのかな??
庵治方面

ここからはずっと舗装されている道なので大人としては楽チン。 ここから歩くこと30分。 ようやく観光地の方の屋島に到着した。
うーん、疲れた。 正月のためか、すごい混んでいる。 こんなに混んでいる屋島は初めて見た。 いつもガラガラなのに。

休憩所でジュースとフライドポテトを食べて休憩。
大混雑のなか、景色の見えるほうに行って、景色を見て帰ることにした。
屋島より 大混雑

来た道を再び戻るんだ。 ふぅ、遠いなぁ……
長女が「足が痛い」とか言い出したけど、さすがにおぶってまで歩くことは出来ないので、帰りにうどん屋に寄っていくことを餌に歩いてもらった。
で、なんとか下山。 往復3時間もかかった…… 疲れた~ しかし長女良く歩いたなぁ。 遊鶴亭まで山道800m、そこから舗装されている道が2.3kmを往復と屋島観光。 7kmくらい歩いているじゃないか。

帰りはいきいきうどんを食べて帰る。

家に帰ってオレは疲れたので次女と昼寝……

いつも間にか夜、妻の会社の社員の人がカニを持って遊びに来ることになっていた。
その人が来たというので起こされた。 すごい眠い……
そしてカニ鍋パーティ。 パーティってほどでもないけど、カニはおいしかった~♪

また美味しいものをよろしくお願いします。

【徳島】剣山へ

晴れ前から待ちに待っていた剣山へ、今日ようやくいける。
前回は行く途中雨に降られて帰ってきた。

その前に……今週撮った写真。
プレイマット 両手で指しゃぶり おやすみ

朝5時に起床して、次女にミルクをあげて、6時くらいに出発。 まずは国道193号線を徳島方面に向かって走る。 しかし5分くらい走ったらガソリンランプが点灯し始めた。 残りガソリンは0.8Lくらいか。 吉野川を渡る前に入れておかないと、その先はガソリンスタンドがないので、マズイ。 ただ、ここで入れていったら、吉野川の手前で入れるときに1Lくらいしか入らないだろう。 それは……
なのでそのままのガソリンで行くことに。 ガス欠にならないことを祈ろう……
無事徳島県入りした。 しかし……美馬インターの手前でバイクが減速していくではないか……まさか……そのまさかだった……… そうガス欠だ。
うー、これは困った…… 仕方ない押すか。。。
押すこと約3km。 ようやく昭和シェルを発見した。 しかしまだ開店していない…… 近くにモービルがあるのを知っていたので、そちらも見に行く。 しかしここもやっていない。
昭和シェルが8時開店だったので、それまで待つか。 近くのサンクスでご飯を買って、しばらくバイクの上で眠る…… 30分くらい眠って7時55分になったのでガソリンスタンドに向かう。 レギュラー満タンになって、気を取り直して出発。
国道492号線を剣に向かって進む。 ガス欠のせいで1時間のタイムロスになってしまった……
今回登るルートは「富士ノ池コース」。 インターネットで調べた山行記録では、このルートを登った人は見つかってない。
先日、徳島の滝めぐりをしたとき見た「閑定の滝」の前を通ったので見てみる。
閑定の滝
前はこんなだったのに……
登山口がどこにあるのかかなり不安だった。 登山口の入り口さえわかれば、その後のルートはわかるのだが……
国道438号線に入り、だんだん剣山が近くに見えてきた。
剣山

国道438号線をひたすら走って、見ノ越まであと12kmくらいのところで、「富士ノ池登山口入り口」という看板が見えてきた。 心配するほどでもなかった、すぐわかってよかった。
月と森 登山口の入り口
さっそく準備をして登り始める。 まずは林道が続く。
小さな滝
林道からすぐに登山道の入り口が見えてきた。 しかしこの登山道がすごいきつい。 急登で、林道をなんども横断する。 というか、傾斜がすさまじい。 足場もものすごい悪い。 1時間ほどあるいて、ようやく富士の池神社に到着した。
剣山 香川方面 富士の池神社 富士の池 富士の池神社

しかし、登山口の名前にもなってる「富士の池」って小さいなぁ。 しかも看板には「藤の池」と書いてある。 いつの間に漢字が変わったのだろう……
しかしこの山の本当の登山はここからだった。 すでに足はクタクタ。 神社の裏から登山道に入る。 この登山道がまたすごい。 先ほどの登山道よりはマシだが、ここも傾斜が激しい。 足場も悪い。 しかもものすごい暑い……
神社の登山口入り口
この山道はひたすらキツイ。 ホントにキツイ。 傾斜がずっと急。 景色も全く見えない。 休憩できそうな場所もない。 ただひたすら急傾斜を登っていくのみ……
看板 登山道

そしてようやく「追分」に辿り着いた。 ここで「剣山山頂」と「一ノ森」の分岐。 もちろん一ノ森を目指す。 ここから60分かかる…… しかし今はかなりペースが落ちてきている……
追分

そしてフラフラになりながら一ノ森ヒュッテに到着……
景色 一ノ森ヒュッテ

ここでかなり休憩した。 そして一ノ森山頂へ。
次郎笈 剣山山頂方面 一ノ森山頂 一ノ森ヒュッテ

山頂で写真を撮って剣山を目指す。
一ノ森 二ノ森 次郎笈
あまり上り坂がなくて、それほど苦労はしなかった。 歩くこと60分、ようやくここまでやってきた。 これが最後の登り……
最後の登り

ついに到着……
剣山山頂 次郎笈 山頂 山頂 一ノ森方面

とりあえず目標は達成した……ものすごい疲れた~あとは降りるだけ…… ただこの下りが3時間くらいかかるんだろうな…… 剣山はロープウェイを使えば30分ほどの登山で山頂までくることができるらしい。 そのため子供やすごい弁当を持った人がたくさんいた。 こういう観光地は嫌いだ…… まぁ富士の池登山口を選んだのはそれが理由だけど。
下りでお鎖を体験した。 石鎚のより高さはないが、不安定で怖いな……
はしご お鎖 お鎖登り口

ここからはひたすら忍耐勝負。 足の疲労はピーク。 体力も限界に近い…… その状態で道をひたすら歩く……
下山道 下山道 下山道
こんな道を歩くこと1時間……つらすぎる……そして、ようやうく追分まで到着した。 ここから、さらに1時間半の下りがある…… しかも傾斜が急になる…… ここで別パーティと遭遇した。 このパーティも富士の池登山口から登ってきたらしいけれど、神社まで車で登ってきたので、オレより登りの時間が1時間短く、下りの時間も1時間短い…… はぁつらい。。。

フラフラの状態でひたすら歩く。 ひざの骨がもう痛すぎる。 このままじゃ明日すごい痛くなりそうだ…… だけど歩かないと下には降りられないし……
そしてようやく神社まで降り立った…… あと1時間…… もう足が痛すぎてイヤだ…… だけど降りなくては。。。。。。
だが、ここからが一番の急傾斜な場所。 この足でこの傾斜はつらすぎる。。。
何度も何度も休憩を入れて、ついに原付までたどりついた……
だがここで終わりではない…… ここから原付で2時間走って家まで帰らなくては行かない。。。 なんでこんなにつらいことしてるんだろうと思った……
まぁ帰りのバイクはけっこう快適だったけれど……
とりあえず、剣山登頂成功!

では登山のまとめ。
原付走行距離:164km
家出発:6時20分
ガス欠:7時06分
バイク押す時間:25分
再出発:8時00分
富士の池登山口到着:9時11分
富士の池神社到着:10時10分
追分到着:11時06分
一の森ヒュッテ到着:11時59分
剣山山頂到着:13時06分
鎖場到着:13時45分
追分到着:14時41分
下山:16時06分
帰宅:18時00分

では感想を……
とりあえずこのコースはとてもつらい。 神社まで車で行くこともできるが、正式な登山口はオレの登り始めたところ(国道沿い)
一ノ森までの3時間弱の登りのうち95%がきつい登り4%が緩い登り、1%が平坦な道。
ロープウェイがあるので、人はすごい。 一ノ森までやってくる人もたくさんいる。 しかし鎖場方面に行く人はあまりいない。
富士の池コースは人がほとんどいない。 静かに黙々と登りたいなら富士の池コースがいいが、とにかくつらい。

家に帰ってから、昨日できなかったお食い初めをする。
お食い初め
元気に育ちますように。

鳥取大山への原付旅2

晴れ

走行距離:516km


インターネットカフェに泊まった。 やはりネットカフェは泊まりにくい。  最初はパソコンのある部屋にいたのだけど、パソコンを終えて寝るために部屋を変えてもらう。
 マッサージイスのある部屋にしてもらった。 これだとリクライニングができるから。 だけど、 あたりがガサガサ騒がしいのと冷房がかなり効いていて…… ガサガサ騒がしいのは有線が流れるヘッドフォンがあったので、
それを聞きながら寝た。 けど寒いのはね… 小さな毛布を1枚借りていたけれど寒かった~

携帯の目覚ましが4時半になる…… 眠い…… 夕べは何度も何度も目が覚めた。 まぁ仕方ないか。。。 けど1泊インターネット&ドリンク飲み放題で入会金込み2300円は安い!? うーん、微妙かなぁ…
 けどホテルに泊まるよりは安いしなぁ……

トイレで顔を洗って、眠気覚ましのドリンクを飲んで出発。 外はまだ薄暗い。 大山へ向かって一直線! コンビニで朝ご飯と昼ご飯のパンとおにぎりを購入。 飲み物は昨日のうちに2Lペットボトルを購入しておいた。
眠い… 朝の大山

夕べ駆け下りた山道をずっと登る。 そして5時10分くらいに登山道入り口にある駐車場に到着。 ここでようやく登山地図と現在地を照らし合わせる。 一応、家をでる前にバーっと地図は見てるんだけど、実際に合わせてみるとわからなくなってしまうことが多々ある。 朝ごはんがまだなので、パンをほおばりながら地図を見ながらうろうろしてみた。

よし、そろそろ行くかな!
荷物は……
・お茶が3Lくらい
・レインコート
・帽子
・長袖シャツ
・タオル2枚
・ヘッドランプ
・食料
・カメラ、電池、携帯電話
・山の地図

これくらいかな…… オレはガスや鍋を持っていく派ではない。 休憩するときに温かいスープとか飲みたいけど、荷物になるからねぇ……

今日の予定ルートは、下宝珠越→中宝珠越→上宝珠越→ユートピア小屋→剣ヶ峰→弥山→夏山登山道で下山
ただ、ユートピア小屋→剣ヶ峰、剣ヶ峰→弥山は崩落が激しくて危険らしい。 まぁ自分の目で見てみて、もしダメそうなら一旦下りてきて、夏山登山道に合流してから山頂を目指そう。 そのことも考えてユートピア小屋方面から登ることにした。 どうしてもユートピア小屋と山頂には行きたい。 先に山頂に行ってしまうと、疲れもあったりしてユートピア小屋に行くのをやめてしまうかもしれない。 けど、ユートピア小屋から行っておけば、山頂に登らずに帰るなんてことはしないだろう……きっと……
土石流の通り道

ともかく登り始める。 午前5時半、駐車場出発。 石畳を歩き大山寺、大神山神社を通り抜けて下宝珠越ルートへ入る。
石畳 石畳 大神山神社 大神山神社 大神山神社 登山道入り口

登り始めがけっこう急だった。 息の上がらない程度に歩幅を縮めてゆっくりとマイペースで登る。 下宝珠に出たところで1分くらい休憩。 ここからは少し緩やかな上りに変わる。 チラチラと木の間から大山北壁が見える。 切り立ってゴツゴツとした岩壁。 しょっちゅう落石があるらしい。
大山北壁 大山北壁 米子方面

そのまま歩いていった。 少し歩くと見晴らしのいい場所にでた。 北壁が綺麗に見える。 ユートピア避難小屋も見える。 三鈷峰も見える。 もう少しだ、頑張ろう!
大山北壁 大山北壁 ユートピア避難小屋

そこから歩く事30分ほど、ようやく尾根に出た。 三鈷峰とユートピア避難小屋の分岐点。 さて、三鈷峰に行きますか。 ここまで2時間ほど。
眺め ユートピア避難小屋 大山北壁 大山北壁 三鈷峰

ガイドブックには「崩落のため危険」と書いてある。 だけどガイドブックは山を始めたばかりのような人も読むことを前提に作られてると思うので、実際はどの程度の規模の崩落で、どの程度危険なのかが全然わからない。 自分の目で確かめて、危険そうではないなら行く、危なそうなら引き返す、そう決めていた。 なんの迷いもなく三鈷峰方面へ。 腰の高さくらいまで植物が茂っており、朝露によって、下半身と靴がビショビショになる。 下半身だけでもレインコート着ておけばよかった…… 5分ほど歩いて三鈷峰に到着。 うーん、いい眺め。 しかし崩落していた場所はあったけど、それが危険とは全然思わないほどのものだった。 この感じだと、ユートピアから剣ヶ峰の崩落の程度もわからないなぁ……
三鈷峰より 三鈷峰より 三鈷峰より 三鈷峰 山頂方面 山頂方面

三鈷峰を満喫したあとユートピア避難小屋に向けて歩き始める。 20分くらいで到着。 避難小屋の中には大学生らしき人たちが3人寝ていた。 小屋の外には剣ヶ峰方面に巨大なカメラを構えてる人がいた。 崩落や落石の瞬間でも撮るのかな……?
避難小屋で少し休んだ。 パンを2切れくらいほおばって水分補給。 さて、ここからがこの登山のなかでメインになりそうな部分。
ガイドブックに「剣ヶ峰への稜線は崩落が激しくて危険」「崩落が激しく、稜線の縦走は非常に危険」と書かれている2箇所のポイントを通過する。 もし本当に危険そうだったら引き返そう…… まだ時間は8時前。
ユートピア避難小屋 山頂方面 ここから先の道

さて、出発。 けっこう胸がドキドキする。 山でこんな気分になるの久しぶりだなぁ~!
景色のいい稜線を登っていく。 だんだんユートピア小屋が小さくなっていくのが見える。 ところどころ細い道はあった。 もし道を踏み外してしまったら数百メートルの崖を転落してしまう。 だけど、普通に歩いている分には決して踏み外す事はないほどの幅。 70cmくらいだろうか。
そして「天狗ヶ峰、1710m」に到着。
狭い道 天狗ヶ峰 東 剣ヶ峰方面

ユートピアから20分くらいかかったかな……
もう少しで剣ヶ峰だ! そのまま歩き始める。 一番細い道で、先ほどのより細い箇所はあった。 道の左側が崖にえぐられている。 右側には植物が植わってる。 あまり左の方によらなければ大丈夫か。
歩く事10分ほど、ついに大山の最高峰「剣ヶ峰、1729m」に登りきった。 山頂の石碑の土台はひび割れて傾いてる。 はるか遠くに弥山が見える! あそこまで行けば、危なそうな地帯はなくなるな。 よし、行くか!
剣ヶ峰 剣ヶ峰 石碑 月と山

ここからは下りの道が多い。 左側はえぐれた崖、右側は植物が植わってる道が多い。 細い場所は相変わらず細い。 だけどどんなに細くても30cmくらいはある。 ただ1箇所だけ怖い場所があった。 段のない下り坂でけっこう急。 両側が崖で幅は1mくらい。 ロープがあるんだけど、支点がすごく恐ろしい。 幅40cmくらいの遅い道に杭が打ってあって、そこからロープがたれている。 体重かけたら、杭が打ってある地面が壊れそうな……
ロープは持たない方が逆に安全のような気がする…… その後は特に危なそうな箇所はなくて、弥山まで到着した。 ユートピア小屋から弥山まで約1時間。

ここは人がたくさん! 大山で一番メインのルートだし、剣ヶ峰まで行く道が危ない今、ここに仮の山頂が立てられている。 高さは1711m、18mも低いけれど…… 小学生くらいの子供から年配の人までたくさん。 あまりにも人が多いのでお茶だけ飲んで、すぐに下山を始める。
剣ヶ峰方面 弥山山頂 剣ヶ峰方面 弥山山頂付近の小屋

降りる途中に「石室」というのがあるので見てみる。 大正時代に登山道が整備されたとき、避難小屋として作られたらしい。
石室 涸れた地蔵が池

昔の人はすごいな~ こちらの「夏山登山道」は道が全て整備されている。 丸太の階段があったり、石に金網をつけて階段になっていたり。 だけどオレはこれが逆に嫌。 歩幅や段差を自分の好きに選べない。 しかもたいてい段差は高い。 すごい疲れるだろうな~ やっぱり山はもっと自然なところを歩きたい。 下りは体力的には負担にならないので、休憩なしで一気に降りた。
この時間から登ってる人もたくさんいて、いっぱいすれ違った。 ひたすら下り続ける。

ようやく登山道を下りきり出発した駐車場に到着。 時刻は午前10時16分。 4時間45分の山歩き。 うーん、楽しかった!

コースタイム
5:30 駐車場出発
5:47 大神山神社
6:15 宝珠山、中宝珠越分岐
6:53 中宝珠越ピーク
7:27 三鈷峰、ユートピア避難小屋分岐
7:36 三鈷峰
7:50 ユートピア避難小屋
8:00 ユートピア避難小屋出発
8:26 天狗ヶ峰
8:35 剣ヶ峰
8:58 弥山
9:10 弥山出発
10:16 駐車場到着

さて、これから家に帰らなくてはならない…………来るときは8時半に家をでてここに着いたのが19時、なんと11時間もかかっている。 同じ時間かかるなら家に帰るのは夜の9時……? いや~遅い!
地図を見て帰るルートを考える。 とりあえず山道を下りて、国道181号線を南下する。 そのまま国道180号線に入りひたすら南下。 それで岡山市までいける。 あとはフェリー乗り場を目指すだけ。
原付の限界速度でひたすら走り続ける。 180号線に入ってから、なんと46kmも信号が無い区間があった。 その間ノンストップで最高速度で走りっぱなし。 すっごい気持ちよかった。 こんなにすごい道があったとは……おどろき!
鬼がいた!

しばらく走り、昨日お昼ご飯でラーメン食べたお店があった。 そして「絹掛の滝」を通り過ぎて、あっという間に岡山市へ!
岡山城の北の道を走り、県道に出る。 ここは行くとき通った道。 あとはフェリー乗り場を目指して走るだけ! ビックリ、なんと14時半にフェリー乗り場についてしまった。 ものすごく早い!

山からここまでの距離は185km、かかった時間は4時間。 オレの原付の限界速度で時速55km。 距離と時間から計算できる時速は46.2km。 すごい! 昼間で実際時速がこんなに早いなんて! だいたい空いてる道で実際時速は30km程度、街中だと20kmくらいしかでない。 なのに46kmとは。 どれほど信号などが無く、止まらないで走れたかを表してるね。

フェリーはすぐに出航。 山でパンを数本食べただけなのですごいお腹がすいている。 おにぎりを一気に3つ食べた。 そしたら眠くなってきたので眠りに…… 目が覚めたらフェリーが着くところだった。 ようやく高松に帰ってきたなぁ~
あとは家まで頑張ろう! そして無事16時前に到着。 うーん、思ったよりもずっとずっと早く帰ってくることができた。

今回の登山はすごい満足。 自分の想定したルート通りに登れて、とても面白かった。 こんなに満足度が高い登山はひさしぶりかも。 そして原付、岡山・鳥取とあまり走ったことのない地域を走れて楽しかった。 夏なので体はしっかり日焼け、顔は日焼け止めを塗っておいたので大丈夫。

ではまとめ。
8/14 8:30~8/15 16:00
走行距離:516km
ガソリン:約14.3L
燃費:36.0km/L

使用金額:9832円
ガソリン:1965円
フェリー:1900円
昼食:850円
夕食:650円
お風呂:350円
ネットカフェ:2300円
登山食料:983円
飲み物:386円
日焼け止め:448円

最後に……
この大山登山の記録を読んで、剣ヶ峰を目指そうとする方がいたら……一応危険地帯としてガイドブックやふもとの看板、山頂への登山口に注意や警告が書かれています。 自分の技量と危険度を比べて登山してください。 万が一怪我されても責任はもてませんので。