今日は飯野山に登山に行く。 その山は丸亀市と坂出市にまたがるようにそびえている山で、標高422m。 田園地帯の中にドカンとその山がそびえているので別名「さぬき富士」とも呼ばれている。 一応「新日本百名山」にノミネートされているらしい。 ふむ。

さっそく登ってみるかな~ 422mなので、1時間もあれば登れるだろう。 一応登山でいつももって行くバックと2Lのペットボトルと夏なので帽子も。 まぁそんな構えて登るほどの山ではないだろうけど、水分は大事だね。
さっそく登り始める。 山を反時計回りに回るように登山道がある。 1週半回ったところで山頂についてしまった。 やっぱり400m級の山は低い。 そして山頂でも暑い!
登るのにかかった時間は30分……はやっ! 山頂からは丸亀市方面が一望できた。 なかなか綺麗。 だけど田舎だな~
近くに「おじょも岩」というのがあるので見てみた。 詳細は写真参照……

下山は25分ほど。 まぁこんなもんか。 これで香川県で最も有名な山を登った!
家に帰ってドラクエ8三昧。
ついにクリアした! まぁこれから裏があって、そっちが本番なんだけど一応……
プレイ時間60時間くらい
ラプソーン第二形態
主人公は毎ターン賢者の石、ヤンガスはひたすら攻撃。 ククールはせいけんづき、ピンチな時はベホマラー、ゼシカはバイキルトをヤンガスにかかさず、できたらククールにも、ルカニ2回、ハッスルダンス。
ひたすらこれで。 敵の2回目の攻撃で瞑想がきたら、次のターンには必ずマダンテがくるので、全員防御。 最初のターンにチーム呼びで、2チーム呼び出す。 これで約1000ダメージ。 そこからが長かった。 相変わらずククールが狙い打ちされてる気がする。 ククールが3回くらい、ゼシカが2回死亡。
今まで鍛えて鍛えて鍛えてきたククールの格闘スキルがようやく報われた気がする。 倒したあとで感じたこと
ヤンガスはオノを装備させてカブト割りにすればルカニが必要なくなるから、もっと早く安全に倒せたような……
最後、ククールのMPが10だったので、エルフの飲み薬でも持たせておけばよかった。
装備やLVは以下
主人公 LV40
きせきのつるぎ
しんぴのよろい
ミラーシールド
ミスリルヘルム
ほしふるうでわ
剣:100 ヤリ:85 ブーメラン:0 格闘:0 勇気:24
ヤンガス LV40
怒りの鉄球
バンデットメイル
みかがみの盾
グレートヘルム
チーム1:アポロン、アクデン、ギーガ
チーム2:だんきち、バハロー、ドランゴ
ごうけつのうでわ
オノ:57 打撃:100 鎌:41 格闘:0 人情:4
ククール LV39
しっぷうのレイピア
プラチナメイル
ちからの盾
ミスリルヘルム
理性のリング
剣:0 弓:40 杖:0 格闘:100 カリスマ:0
ゼシカ LV38
マジカルメイス
まほうの法衣
ほのおの盾
マジカルハット
しあわせのくつ
短剣:0 ムチ:0 杖:88 格闘:0 おいろけ:100
なんとか竜の洞窟を抜けて、あぶないビスチェまで取る事ができた。 これからはしばらく錬金で強い武具を作るのとLV上げかな。 それとバトルロードAランクとSランクも勝たなくては…
「登山」カテゴリーアーカイブ
石鎚山登山
走行距離:331km
今日は愛媛県にある百名山の「石鎚山」に登山に行く。 もちろん原付で! おにぎりとお茶を持って9時前に出発。
国道を西方面に走る。 ゴールデンウィークだからかわからないけれど、けっこう車が多い。

快適に走っていると、いきなり目の前に「止まれ」の札を掲げた警官が!! まさか…… なんとスピード違反のネズミ捕りにひっかかってしまった。 原付の制限速度は時速30km、オレは52kmで走っていた。 22kmオーバーで……切符を切られてしまった。 点数はいいとして罰金がいたい(;´д⊂)
気を取り直して山に向かう。 速度に気をつけながら国道11号線に出て、ずっと西へ向かって走る。 愛媛県に突入! そこから数十km走って国道194号線へ。 ここから山道になる。
川沿いの道を走りだんだん山奥に走っていく。

確かガソリンは木曜日に入れた。 なので170kmは走れるはず。 ここまで110kmほど走っているので残り60kmか。 山道を走っている途中にそれに気づいた。 もう国道から10kmほど走ってる。 地図を広げてガソリンスタンドがありそうか探してみる。 しかしなさそう。 今まで走った10kmも、民家すらないような山道で、これからどんどん山奥になっていく。 ガス欠になったらどうしようもないな。 まだ走れる余裕はあるけれど、念のため入れに11号線まで戻ろうか。
今走ってきた山道をずっと引き返してガソリンスタンドでガソリンを入れる。 これだけで25kmほどロスしてしまった。
そして再度山道に突入。 ずっと走って行き「寒風山トンネル」というのがあった。 長さを見たらなんと5432m!! 今までの最高記録が3904mだから、それより1.5kmほど長い。 これは通らなくては。 トンネルを通らないでも山にはいけるのだけど、ちょっと遠くなるけど通ってもいける。 さっそく5kmのトンネル体験! すっごい長い。 ずっと緩やかな上り坂で交通量も少なくていいね! ただ寒かった~

そこからものすごく細いクネクネした山道を登っていく。 ここからの山道だけで標高を1000mくらい上げるのでかなりバイクにとって厳しいかも。
けっこう寒くて、雪も残っていて、道路の端っこが崩壊していたり、落石があったりガードレールが崖に落っこちていたり……なかなか愉快な道だった。

登山口に着いたのが14時30分…… こんなに遅くなるとは。 今日はヘッドランプを持ってきてないので、暗くなる前に登って降りてこなくては。
急いで登り始める。 単調な山道がダラダラと続く。

1時間ほど歩いたところで、ロープウェイのあるほうの登山口と合流。 ここからがこの山の核心部。 なんと鎖場がある! ロープウェイのほうに1つ鎖場があるので、残りは2個。 1つ目が高さ65mの鎖場、2つ目が高さ68mの鎖場。 もし上のほうで手を滑らせて落ちてしまったら……60m下の地面に…… おそろしい!
もちろん迂回路もあるけれど、今日はこれを登るのが目的でこの山にきたからやらなくては。 鎖を登ることや、高さは全然怖くないが一つ不安な事が。 それは鎖を繋いである支点がどうなっているのか。 1つの鎖の重さが4kgほど、長さが40cmくらいなので……6000/40*4=600 それが4本くらい下がっているので2.4トンもの重さがかかっている。 きちんと鎖が落ちないようになっているのだろうか。 それだけが不安。

鎖を登りきったけれど、支点はよく見えなかった。 2つ目の鎖を登り山頂! ここの支点はものすごいガッチリしていた。 鎖が高さ10mくらいの岩にグルグル巻きにされていた。 これは大丈夫だな。

山頂でおにぎりを食べてちょっと奥にも行ってみる。

そして急いで下山する。 下山するときも鎖で降りる。 登りよりも下りのほうが断然難しい。 無事に2つの鎖を下りきって下山する。 駐車場についたのが18時。 暗くなる前に山道を下りきりたい…… しかしガスがかなり出てきて視界が悪い。 20m先も見えないような。 しかも道は細くてカーブばかりで危険。 慎重かつスピードを出して山を運転して降りる。

なんとか下りきって国道11号線まで戻ってくる。 あとはもう広くて安全な道なので安心。 途中で猛烈な睡魔に襲われたけれど、無事に22時帰宅。 今日は疲れた~
富士山登山
バスに揺られて富士山「富士吉田口5合目」に到着したのが22:45くらい。 バスのエンジントラブルで不快なバスの旅だった。 予想はしていたがやはり寒い。
トレーナーを着て、登山の準備をして出発する。
今日は3人で登る。 過去2回登山に一緒に行った人、ともう一人(共に会社の人)
とりあえず今日必要だと思って持ってきたものは、
・リュック
・飲み物(お茶ペット2リットル)
・レインコート上下
・ザックカバー
・カメラ
・食料
・タオル
・予備Tシャツ
・ヘッドライト
・予備電池
・トレーナー
かなり荷物を少なくしたつもり。
さぁがんばろう。
23時に5合目を出発。 電気などついていないので登山道は真っ暗。 驚いたのは、ライトなどの準備をせずに登ってる人がいること。 5人パーティでライトを持ってる人が1人とか…… まさか電灯があるとでも思っていた?

6合目までは比較的へいたんで、最後にちょっとだけ上り坂が続いた。
23:25、6合目到着。 少し休憩。 23:32出発。
ここからは砂利のような道を右に行ったり左に行ったりしながら歩く。 ずっと同じような感じの道なのであまりおもしろくないなぁ。
そして0:10、7合目到着。 過去一緒に行った人がけっこうバテてる様子。 人のペースに合わせるとつらいので自分のペースで登るように言った。 0:24出発。

ここからちょっと道風が変わり、岩肌の道を登るような感じになった。 1歩1歩の高さが高い。 疲れるなぁ。 その道を数十分歩いて、0:55、本7合目に到着。
けっこう疲れた…… 休んでいる間、風がかなり冷たく寒い。 レインコートを着て風除けにしよう。 こんなペラペラの生地1枚でだいぶ体感温度が変わる。 今回軍手を持ってくるのを忘れた。 けっこう手が冷たい……
ここでしばらく待っていたのだがなかなか一人やってこない。 そして死にそうな顔をしてやってきた。
気持ち悪いらしい…… かなり苦しそうだった。 高山病なのかなぁ? 本人は登山を断念して下山するという。 自分がムリというのを他人が引きとめてもどうにもならないので、残念だけど見送ることに。 7合目に救助小屋があったから、そこまでいけば大丈夫かな。
01:25出発。

聞いた話だけど、ここからが精神的にツライらしい。 「8合目」とつくのが何度も続くらしい。
ひたすら歩いて01:56、8合目に到着! やっぱりかなりの運動量なのですぐにお腹がすく。 休憩のたびに何か食べてる気がするなぁ。

8合目は数件山小屋が続いたが、そのたびに休んでる気がする。 8合目最後の山小屋を出発したのが02:38。
このあたりに来てけっこう人が多すぎて渋滞してることが多くなってきた。 思うように前に進めない。 だけど体力的にはこっちの方が楽。 うーん。

03:20、本八合目に到着。 この次が頂上だ!
もう日の出までに頂上に着くのはムリだな。 途中から見えればいいけど…… 03:31出発。

ここからが人の行列でひどかった。 全然前に進まない。 上をみるとずっと人が並んでるのが見える。 山頂までどれくらいかかるのか…… ほとんど進めぬまま日の出の時間が近くなってきた。 鳥居を越えた先に風を避けることができる大きな岩があったので、そこで日の出を待つことに。 あぁ寒い……
30分ほど待ち日の出を拝む。 今回で4回目の富士登山で、過去3回全て日の出を見るチャンスがあったのに(いずれも山頂にテント泊)、1度も見たことがないような気がする。 地上じゃ絶対見られないような光景で綺麗だった。 そして太陽の恵みをヒシヒシと感じた。 日差しがあるだけでこんなに温度が違うなんて。

あとはがんばって山頂を目指すのみ! 人の行列に混じってゆっくり確実に山頂に近づく。

そしてようやく10合目!! 時間は05:56、かなりかかったなぁ。 かなり疲労がたまってお腹がすいたので山小屋で休憩しよう。 少しでも山頂に近づきたいので、ここの山小屋では休憩しないで「富士宮口」の山小屋まで行こう。 噴火口をグルリと3分の1くらい回り山小屋に到着。 さて……何があるかな…… うー! 食べるものがあまりない。。。 16歳以来食べないようにしていたカップラーメン系しか売ってないではないか…… だけど背に腹は変えられぬ、買ってしまおう…… 地上で買ったら300円もしないと思われるものに1400円も払った…… だけどかなり幸せ♪

体力と精神力が回復したのであとは山頂を目指すのみ! 最後の急な登りがキツカッタ……

そして3776メートル! 日本最高の場所! やったー!

記念写真を撮って、謎の展望台があったので覗いてお鉢巡り残り半周をして登ってきた登山口の10合目まで戻った。 あとは5合目まで下山するだけ。 下山は専用ルートがあるので登ってくる人とすれ違わないのでかなり楽なはず。
09:07下山開始。
右に行ったり左に行ったりして、徐々に徐々に降りていく。 しかしいくら降りても下が果てしなく遠い。 かなり身体にもくる。 何度も何度も休憩を入れてゆっくりゆっくり降りていく。 疲れた~
休憩してるときに寝転がるとそのまま夢の中へ……そんなことが2、3回あった。
ようやく長いくだりが終了して、あとは6合目まで横に歩いていくだけ。 しかしポツポツと雨が降り出してきた。 さっきまで雲ひとつない快晴だったのに。 空を見ると雲が……一応レインコートを着るか。 ザックカバーもして防水対策は完璧。 雨はすぐやむと思ったけど、止むどころかどんどん強くなって6合目についたころには土砂降りだった…… 20人くらいの団体のパーティと何回かすれ違った。 みんなこの雨の中登るのか…… 大変だろうに。
5合目までもう少しのところで雨が止んだ。 やっと降りてこられた~
そして13:26、下山完了! 疲れた疲れた疲れた~
先に下りた仲間と合流して休憩をする。
帰りのバスは15時なので少し時間があるな。 しかし動く元気もないのでベンチに座ってひたすら体力回復に専念。 左膝がまた痛くなったし……
帰りのバスは眠すぎて全然覚えていない。 花火大会で混んでる電車にのってようやく津田沼駅に戻ってきたのが19時前くらい。 つかれた~
今回はほぼ徹夜の状態で望んだ。 帰りがとても疲れたけど意外にやれるんだなって思った。 だけど今度行くとしたら眠くない状態で行きたいな。
男体山
今日は男体山登山に行く。 職場の仲間の家に6時集合、早いなぁ。
4時間弱で男体山登山口まで到着した。
さっそく準備をして登山開始。 天気予報によると、夕方ににわか雨が降るらしい、それまでに戻ってこなくては。
どうやら男体山は「日光二荒山神社」の所有地らしい。 なので登山するのに登山道維持費としてお金を納めなくてはならない。 まぁ500円だからいいのだけど。

さっそくお金を納めて、簡単な地図と御札をもらって出発。 登山開始時刻10:15
1号目~はひたすら先の見える急な山道を登っていく。 ずっと一直線でどこまでも見えるのでけっこうキツイ。
40分ほど歩いて3合目に到着した。 この道のどこかに2合目があったみたいだけど、気づかなかった。
3合目~4合目は工事用の道路を歩く。 これが普通の舗装路だから、緩やかでダラダラと長い。 これも別の意味で疲れた。 スタートしてから55分ほどで3合目。 コースタイムが60分なので、普通かな?

そしてここからが本格的な登山の始まりらしい。 とりあえず8合目を区切りとして考えよう。 ここからはひたすら自分のペースで登る。
ひたすら登り続けてすぐに5合目を通過した。 休憩入れずにそのまま登り続ける。
いい感じで登り続けて11:36、6合目に到着。 まだ休まないでいいか~
下のほうを見下ろすと微かに中禅寺湖が見えた。

7合目に向かう途中から、ガレ場に変わった。 ゴロゴロと大きな岩が転がっていて非常に歩きにくいし疲れる。 これは8合目まで休憩なしじゃもたないなぁ。 7合目についたら休むか…… そして11:55、7合目に到着。 かなり疲れた…… 上を見上げると同じような道が続いている。 地図で等高線を確認するが、やはりこの付近が一番傾斜がきついようだ。 ガンバロウ…… 5分ほど休憩して出発。

ガレ場をひたすら登り続けて8合目が見えてきた。 けっこうきついけど、7~8合目は距離的には短いのかな。 12:16、8合目に到着。

ここで10分くらい休んで、「さぁ9合目を目指そう!」と意気揚々と歩き始める。 しかし左ひざを思いっきり岩の出っ張りにぶつけてしまった。 メチャメチャ痛くてその場にしゃがみこんでしまった。 1分くらいしゃがんでさすっていたら、とりあえず歩けるようになったので、先を急ぐ。 同じようなガレ場を少し歩いたら、火山石のような道に変わった。 傾斜が緩やかになってけっこう楽になった。 だけどさっきぶつけた左ひざが痛み出してきた。 力を加えると痛い。 木の階段があったのだが、なるべく右足で上がるようにした。
けっこうダラダラと続くいやらしい道だった。 12:35、9合目に到着! ただ9合目っていっても、道の脇に石碑が立ったるだけど広場などのスペースになってるわけではない。 休まずにそのまま頂上を目指す。

火山石のダラダラとして先の見えない上り坂が続く。 いままでの合目ごとの距離からして、山頂はそう遠くないはず。 だけどひざがかなり痛い…… 精神的にも弱くなりすごいゆっくりとしたペースで山頂を目指す。

そしてようやく山頂が見えてきた…………

あとちょっと…… 最後の力ではないけど、力を振り絞って山頂にたどり着いた。 やったー 12:55、山頂到着!

山頂でお昼を食べてすこし寝て、仲間が来るのを待っていた。 だけどいつになっても現れない。 このままずっと待っていても、今度は自分が下山できなくなっちゃうな。
15時まで待ってみて、それでもこなかったら下山しよう。 下山に2時間はかかると思うし。
しかし待っていると雷の音が聞こえてきた。 ヤバイなぁ、振って来るかも知れないなぁ。 あと10分だけ待ってこなかったら降りちゃおう。
そして14:32下山開始。 いつ雨が降り出すかわからないから全力で降りよう…… ただひざが痛いのでかなりきつい。 14:45、9合目通過、14:58、8合目通過、15:10、7合目通過、15:30、5合目通過、15:40、4合目通過。
あとちょっとだ~ だけど4合目~3合目の舗装路を歩いているときにポツポツと雨が降り出してきた……
あぁ、もっと早く降りなくては……
そして15:53、3合目通過。 あとはこの急な山道を降りきれば地上にたどり着ける~ なんとか降りきった。
16:09地上着!
あぁ疲れた… ノンストップで降りてきたからかなり…
1時間40分ほどで降りてこられたのか。 6合目がどこにあるのかわからなくて見逃しちゃったけど^^;
やっぱり会社の人は下山していたみたい。 気持ち悪くなったんだって。
そして汗を流すため近くの温泉に向かう。 向かう途中にものすごい大雨が降ってきた。 シャワーよりも強いように見えるほどの雨…… 下山するのがあと30分遅れてたら…… よかったぁ。
赤城山
今日は赤城山に登山に行く。 近くの駅まで迎えに来てもらって6時30分出発。 思ったより時間がかかり、4時間ほどで到着した。
赤城山とは複数の山をまとめて呼ぶ名前で、その中で一番高い山は黒桧山というところになる。
まずは黒桧山を登り、駒ヶ岳に抜けて降りてくるというルートを選んだ。
さっそく準備をして登山開始!

森の登山道を歩いていく。 最初はそれほど傾斜がきつくないので、道はクネクネ曲がっていなかった。 途中から傾斜がきつくなり、雨が降ったら川になりそうな道を歩いていく。
ガイドブックによると、90分で山頂までいけるらしい。 けっこう近いな。
途中で眺めの良いところで休憩をした。 大昔の噴火でできた、大沼と地蔵岳を眺める。

なんどか休憩を入れて、80分ほどで山頂に到着!!

オジサンオバサンの集団がたくさんいた。 すごい混んでる(´・ω・`)
眺めのいいところに移動してお昼ご飯にすることに。 遠くに雪の積もった山が見えて誰かが「谷川連峰だよ」と言っていた。

1時間ほど休憩して駒ケ岳のほうに移動することに。 駒ケ岳の方が標高が低いので、けっこう下るっぽい。

すぐに駒ケ岳に到着!!

ここでも休憩をしてあとは下山するだけ。 だけど降りるのは結構足に負担がかかるんだよね。 精神的にキツイ。 数十分で下山し終わり、駐車場に到着。
天気がよくてすごい気持ちよかった♪
次は6月……どこにいくのかな。
原付で日本一周の旅 – 42日目|岩木山
走行距離:215km(合計:8,374km)
使用金額:2,336円(合計:163,882円)
青森県青森市
5時30分起床。 今日は岩木山に登るつもり。 天気はあまりよくないが雨が降ることはないでしょう。 準備をして6時出発! 今回はひたすら西へ向かって走る。 青森空港の横を通り抜けて農村地帯を通り弘前市内へ。 そこから山に向かって走る。 こちら側(弘前方面)からみると、平野の中にドーンと山が立っている感じで景色がいい! 途中にりんご直売所がたくさんあった。 値段の相場がわからないが安いのかなぁ? まぁ新鮮であることは間違いない。

8時くらいに「嶽温泉登山口」に到着した。 ここはその名のとおり温泉街になっている。 温泉街自体は狭いのだが、そこに旅館やホテルがずらっと並び、お土産屋さんもたくさんある。 バイクを止める場所がなかったので、公衆トイレの裏に止めた。 準備をして登山開始!
ガイドブックによるとここから8合目までが120分、そこから山頂までが70分らしい。 すぐ脇に有料道路が走っていて、それで8合目まで行ける。 だけど原付は走行不可で、二輪車だと1,180円、普通車だと1,500円くらいするのだろうか。 そんなお金を払ってまで走りたくない。 無料で歩ける登山道があるのだから。 ここの登りはかなりきつかった…… 山道なのに直線なので50mくらい先が常に見えてる状態。 歩けど歩けど景色は変わらず。 森林限界を超えてないので景色も全然見えない。 休むような場所もなくひたすら山道…… あぁ疲れるなぁ。 練習しようと持ってきたブルースハープを吹いてみるが、とても吹けるような状態ではなかった。 息はあがらないが呼吸が弾む程度、その状態で吹けるわけないよね…… 約1時間30分で8合目まで到着した。

ここからはずっと登山道だと思っていたら、ロープウェイがある。 片道550円、往復800円…… 見ていると9割くらいの人がロープウェイに乗っていく。 登山道歩けばお金かからないのに…… もちろんオレは登山道。 30分くらい歩いてロープウェイの終点と合流した。 たった30分歩くだけなのに…… ここから山頂までも30分くらいらしい。 岩がごろごろしている道を登る。 Tシャツに手ぶらで歩いている人もいる。 そんな格好じゃ寒くて山頂にいられないよ、きっと…… 車とロープウェイを使ってここまで簡単に来ることができるため子供の姿も目立つ。 登山道を走り回ったり石を投げてる子までいた。 さすがに親が怒っていたけれどもしそれが人に当たったら…… あと全然気を使って歩いていないので小石がゴロゴロ落ちてくる。 危ないなぁ。

登山開始から2時間30分で山頂に到着! 天気は曇っているが、景色は素晴らしい! ずっと広がる畑も見えるし、反対側に回れば日本海も! きれいだなー!
山頂でお昼ご飯を食べようと思ったのだが、風があって寒い、それと人がうじゃうじゃいるので少し下りてから食べることにしよう。 すぐに下山する。
8合目の駐車場まで戻って持ってきてあるパンを食べる。 有料道路+ロープウェイを使えば山頂まで30分のところにたどりつける。 だけどそれで山を登ったって言えるのかな? 一応この山は百名山の一つだけど、それを制覇しようとしている人ならずっと登山道を歩いてこないと。 家族で行楽に来ているのならばいいけれど……

ずっと登山道を歩いてきたけれど、すれ違った人や抜かした人は7人くらい。 上ですれ違った人や抜かした人は100人くらいはいるだろう。 なんだかなぁって思ってしまう。
まぁ人それぞれスタイルがあるのだろうけど。
ここからの下山の道はブルースハープを吹きながら歩いていこう。 滑らないように注意しながら1時間くらい吹きながら歩く。 ちょこっとだけ上手くなった♪
下山してみてビックリ! 温泉街には溢れんばかりの人と車があった。 実はすごい観光地だったのか……
さてこれからどうしよう…… 予定では弘前市内を観光して帰ろうと思っていたのだが、まだ13時。 ちょっと早すぎるなぁ。 地図を見ていたら「暗門の滝」というのが近くにあった。 だけど片道1時間歩くらしい。 それを見たら時間的に厳しくなりそう…… さらに地図を見ていると近くに「くろくまの滝」というのがあった。 ここを見て、暗門の滝の方に抜けて弘前に行けばちょうどいい時間かな?
さっそくそこに向かう。 途中で「最北の天然杉」という看板があった。 クライミング仲間から聞いたのだが、日本の杉の99%は植林らしい。 天然の杉というのはとても珍しい。 もちろん見に行ってみる。 すごい悪い林道を走ること1km。 バイクが壊れちゃうよ…… 天然杉地帯に来たのだが、ただの杉って感じだった…… うーん、詳しくないので見ても天然なのだか植林なのだかわからないなぁ。 そこを歩く遊歩道もあったのだが、あまり面白そうではないので戻る。

県道190号線を走っていたのだが、まだ開通していないらしくて迂回路が書いてあった。 その通りに進むがどうやら道に迷ってしまったらしい…… ものすごい山の中に入っていって舗装されてない林道を走る。 最初はよかったのだが、途中から上り坂になった。 しかも地面がぬかるんでいる。 大丈夫だろうと思っていたけれど、タイヤが空回りしてしまい前に進めなくなってしまった。 少し後ろに下がって勢いをつけていくがどうしても登れない。 バイクから降りて、アクセルを回しながら押してみるが全然無理。 うーん、これは引き返すしかないな。
来た道をすこし戻る。 普通の舗装された道路に戻ってきたら滝への看板があった…… 気づかなかった。。。

その看板通りに進み滝に到着! ここは日本の滝100選に選ばれているらしいのでかなり楽しみ。 山の中を10分くらい歩いて滝に到着! 落差がかなりあって、水しぶきがとても綺麗。 幻想的な光景だった。 近くに「第二の滝」「第三の滝」もあるので行ってみよう。
とても急な階段を登る。 登っても登っても階段は続いている…… 足的にも呼吸的にも、さきほどの岩木山よりも厳しく感じた…… 無事に2つの滝を見ることができたのだが1時間くらいかかってしまった。
さて、あとは暗門の滝方面の道路に抜けて帰るかな。

しかしここからの道は舗装されていない。 けっこう大き目の小石が転がっている砂利道だ。
悪路に苦闘しながら進む。 あとちょっとで県道28号線に出る。 そこまでの辛抱……

ようやく県道に出た。 しかし愕然とした…… この県道は舗装されてない…… 同じような砂利道が続いている。 マジかよ…… どうすることもできないので、その県道を進むしかない。 今まで走った砂利道のなかで一二を争うくらい道が悪い。 危なすぎて時速25kmくらいしか出すことができない。 このペースで走っていたら弘前に着くのが何時になるのか……
ようやく「暗門の滝」についたときには17時になろうとしていた。 これじゃ帰るの真っ暗になっちゃうなぁ。 ここから弘前までも40kmくらいある。 そこからキャンプ場までも40kmくらいある。 あぁぁ。
弘前を抜けて国道7号線に出る。 ようやく半分だ~ 途中に24時間営業のスーパーがあったので夕飯の材料を買っていく。 100g50円の鶏肉が売っていたのでそれを買う。 これを炒めて食べよう。
早くキャンプ場に戻りたい一心でひたすら進む。 19時30分頃ようやく到着した…… 疲れた……寒い……
今日は人がたくさんいる。 チャリダー2人にライダー1人。 みんなで食事を食べながらいろいろなことを話した。
原付で日本一周の旅 – 39日目|八甲田山
走行距離:86km(合計:7,638km)
使用金額:6,658円(合計:153,942円)
青森県青森市
朝5時30分起床。 今日は昼過ぎから雨が降る予報。 どうしようかと迷ったが、八甲田山に登ることにした。 ここから登山口まで30kmほど、準備をして向かう。 パソコンや携帯の充電をしたいのだが、昨日後部トランクを外してしまった為、どうしようかと考えた。 リュックサックの中にインバーターやパソコンを入れて、そこで充電するか。 登山するときパソコンを持っていくのは重いからバイクに置いていきたい。 だけどトランクないので、そのまま置いておくわけにはいかない。 大きなザックも持っていって、その中に入れておくか。 というわけで、テントや食器類以外のフル装備で向かう。 あと10kmで登山口まで着くというところでポツポツと雨が降り出してきた。 引き返そうかどうしようか考えたが、とりあえず登山口まで行くことにした。

登山口に着いたときには雨が止んでいた。 さっそく準備をして出発!
ガイドブックによると、コースタイムが4時間30分。 今まで登った山に比べると短めだ。 距離も10kmくらいなので楽勝モード!? さっそく歩き始める。 ハイペースで歩いたのでけっこう息が切れた。 だけどその息切れが楽しい。 足がついていかないほど傾斜はきつくないので。 足がついていかないくらいだったら、苦痛になるのだろう。
しばらく歩いて避難小屋まで到着。 ここから50分で山頂だ! もう目の前に山頂が見えている。

木で作られた足場を歩き高度を上げる。 けっこう傾斜がきつくなってきた。 だんだんと視界が開けてきた。 空が曇っているのが残念。 あまり遠くまで見ることができない。 山頂目前の「鏡沼」というところまでやってきた。 ここで写真を撮っていたらポツポツと雨が…… もう降り出したのか……レインコートを着よう。 みるみるうちに雨が強くなってきた。 そこから山頂までは1分くらいだったのだが、山頂についた頃には大雨…… 景色もほとんど見ず、写真もほとんど撮らずにすぐに下山する道に向かう。 下山は登ってきた道と違う道で下りる。 5分くらい道をくだっていたら雨が止んだ。 あぁ少し待っていればよかった…… 今下りてきたばかりの道を再び登り返して山頂に戻る。 写真を撮って、ちょっと離れたところにある「井戸岳」を眺める。 そっちに行くとコースを外れるのだが、遠回りだが下山することはできる。 距離が3kmくらい伸びるが行ってみようかなぁ。

急な斜面を下りているときに、左足首がゴキッとなり後ろにしりもちをついてしまった。 そのときに右手の平の皮がむけて血が出てきた…… ギョー けっこう痛い…… だけどそれよりも左足首が痛い…… やばいなぁ。 なんだかひねってしまったっぽい。 左足を地面につくとかなり痛い…… こんなところでヤバイ…… とりあえず先に進まないと帰ることはできないので、かなり遅いペースだが歩く。 右足も痛い、左足も痛い……最悪だなぁ。 この状態じゃ遠回りして帰るのは無理、もう駐車場目指して歩こう。 急な斜面を登ってるスピードの3分の1くらいでゆっくり下りる。 なんとか避難小屋まで到着した。 そこで一休み。 パンを食べた。 ここからは平坦めになるので歩くのも楽。 左足は急斜面じゃなければそれほど痛くない。 とりあえず関門は突破した。 あとは耐久力勝負だな。
ゆっくり確実に前に歩いていく。 湿原地帯がけっこう長かった。

雨は止んだけどレインコートは着ている。 しかしこのレインコート、ホームセンターで売ってる安物なので、通気性が悪い。 体がすごい暑くなってきた。 湿原の途中に休憩スペースがあったので、そこでレインコートを脱ぐ。
湿原を終え、森の中に入る。 あと2kmくらいで駐車場というところで、再び雨が降ってきた。 ポツポツという雨ではなく、ザーという雨。 けっこう大降りじゃん…… もう一度レインコートを着て歩き始める。 雨の中歩いているとすごい悲しい。 なんでこんなことしてるんだろうって……
ようやく下山。 登り始めてから下り終わるまで3時間30分。 コースタイムより1時間早い。 なかなか優秀!! バイクに戻ってパソコンとかをリュックに移動してすぐ出発。 とりあえず市街地に行きたい。 晴れていたら公園でHPを更新しようと思ったのだが、この天気じゃ無理だなぁ。
また店に入るか。 山道を走っていたら、途中から深い霧に包まれた。 50m先も見えない。 雨・霧、最悪…… 風がないのでまだいいか。
しかも今通ってる道は、1ヶ月前に十和田湖から青森に向けて走ってるときに通った道。 そのときは寒さに挫けそうだった。 この道を通るときはなぜか辛いおもいをしている……
ようやく市街地に入り、イトーヨーカドーを発見! 中にマックがあったので入る。 3日連続マック…… 今日はてりやきバーガーとポテトLを頼んだ。 ポテトは欠かせない。 ハンバーガーは何でもいいのだけど。
デジカメの写真を現像したい。 一応メモリースティックは32MBと256MBを持ち歩いている。 使うのは256MBの方だけだが。 現像したい写真をセレクトして32MBのメモリースティックに移す。 写真現像用だなぁ、これ。HPも更新して店を出る。
雨はすっかりあがっていた。 よかった~
次はホームセンターに行こう。 ホームセンターで現像を申し込んだ。 デジカメだから(?)現像は10分でできる。 その間、隣にあるスーパーでお米を5kg購入。 これでしばらく暮らせる。
写真を取りに行って、ホームセンターで後部コンテナの部品やレターセットを購入。
そしてキャンプ場に戻る。 コンテナを取り付けよう! いろいろやったが、部品が足りないことに気づいた。 再びホームセンターに向かう。 このホームセンター、2日間で6回くらい来ている気がする…… 超常連!? 部品を購入してまたキャンプ場に戻る。
なんとかコンテナ一段目は装着できた。 今日はここまで。 二段目はどうやって接続しよう…? これを考えるだけで頭が疲れてしまう。
そろそろ夕飯かな。 今日はサツマイモ料理を作る。 スーパーで一袋99円で売っていた。 激安!
だけどサツマイモってどうやって料理するんだ? とりあえず茹でてみることにした。 蒸かし芋みたいになるだろうか…… 30分くらい茹でたら黄色くなって美味しそう。 塩をつけて食べてみる。 甘くておいしい! いいね、これ♪ 1本はナイフで細かく切ってフライパンで炒めてみることに。
おじさんに砂糖をもらったので、炒めているサツマイモに砂糖水をかける。 水分が蒸発するまで炒める。 すると大学芋っぽいものができた。 甘くておいしい~♪ サツマイモなかなかいける!
今夜も火を囲んでおじさんといろいろな話をした。
明日は竜飛岬に行く予定。
原付で日本一周の旅 – 26日目|羅臼岳
走行距離:6km(合計:4,894km)
使用金額:1,286円(合計:97,375円)
北海道羅臼町
今日は羅臼岳に登る。 キャンプ場から徒歩で登山道まで行けるので、起きるのは遅くてもいいや。
6時に起床。 昼食に持っていく食パンが5枚しかないので、軽く朝何か食べていこう。 だけど食べるものと言ったら米しかない。 コーンスープだけでいいや。 コーンスープを飲んで出発。
登山口まで歩いて5分。 そこからコースタイムでは5時間の予定。 さて、どれくらいかかるのでしょう…… ここもヒグマの生息地なので気をつけなくてはならない。 しかしラジオの電波が通じず雑音しか聞こえない。 これじゃ意味ないかなぁ。 ラジオを切って何もせずに進む。 まぁ大丈夫でしょう。

1時間くらい歩き、見晴らしのいい場所にたどり着いた。 国後島がよく見える。 森の中をしばらく進み、硫黄の臭いのする川に着いた。 川を上流に向かって歩いていくのだが、途中でぬかるみに右足がはまってしまった…… 右足泥だらけ…… あぁ。。。 もう濡れてしまったので、諦めよう。 川の綺麗な部分で靴を丸洗いして、右の靴下を洗った。 右足ビショビショ。 冷たい靴下と靴に足をとおした。 けっこうショックを受けて歩く。 再び森の中を歩く。

そこで前を歩いているおじさんんがいた。 入山届けに5時くらいに名前を書いていた人かなぁ? オレを含めて2人しか入山してない。 ルートを見たら硫黄山の方に縦走するらしい。 大きな荷物を背負って大変そう……
そして「屏風岩」という場所にでてきた。 高さ50mくらいの岩壁が山に沿って200mくらい続いている。 かなりいいクライミングエリアになりそう……アプローチが近ければ…… ここまで3時間。。。

ここから傾斜が急になる。 岩の間を縫って歩くような感じでどんどん高度を上げていく。 勾配100%を越えるような勢い。 多分越えている…… そこを40分くらい歩いて「お花畑」と呼ばれる地帯にやってきた。 7月だとたくさんの花々が咲いているらしい。 今は時期が遅くてほとんど咲いてなかった。 そして急な傾斜はまだまだ続く。 ここからはすごい不安定な地面で落石が起こりそう。 一歩踏み出すと岩が転がるような感じ…… 登っていたら途中から雪が残っているところに出てしまった。 この時期で解けてないってことは万年雪かな。 だけど、ここからどういうコースを取ればいいのだろう…… 一歩踏み出してみたが、普通のスニーカーではとても上がれるような場所ではない。 たちまち滑ってしまうだろう。 普通の場所で滑るのなら、転んで痛いだけだからいいのだが、ここで滑ったらガケを転がり落ちていくこと間違いなし。 この傾斜がなくなる、300mくらい下まで転がっていきそう。 そうなったら命はないな。 いろいろ悩んだ末、恐怖のトラバースをすることにした。 雪がない限界のところまで上がって、そこから右にトラバース。 雪の上を4mほどトラバースすると、普通の岩の地帯がある。 少し登山道からはずれるが、そこを登っていくのが安全だろう。 さて、どうやってトラバースするかな……
とりあえず、足元に落ちている20cmくらいの石を雪の上において、踏み場を作る。 直接雪の上に靴を置くとすぐに滑る。 石を雪にめり込ませて踏めばかなり安定している。 あと、もし滑ったときのために手にもなにか欲しい。 あたりを見回したら、ロープを固定するペグみたいなのが転がっていた。 よし、これを雪に刺してバランスをとろう。 恐怖のトラバース開始…… 恐怖核心5.10bくらいか。 なんとか6歩のトラバースに成功! 無事雪のない地帯に渡ることができた。 これで安心して急傾斜を登れる……

急傾斜を登りきり、ウトロ側からの登山道と合流する。 ここから山頂まで600mらしい。 ラスト頑張ろう! 最後を登っている途中、前からぞろぞろと人が降りてくる。 団体が2組くらい、あと個人で登ってる人が何人もいた。 全部で30人くらいすれ違ったかなぁ。 けっこう登ってるんだなぁ。 やっぱり百名山だからかな。 それとウトロ側からの方が登山時間が1時間も少ないらしい。 つまり楽ってこと。 羅臼側からは2人しか登ってないっていうのに、反対側からは数十人も…… まぁツライ方で登ったほうが満足感があるかな。
そして山頂到着! 羅臼岳1,661m制覇!! しかしガスっていて景色が全然見えない…… それと風が強すぎてとても寒い…… 山頂で10分くらい休んですぐに下山する。

登るのにかかった時間は4時間50分。 コースタイムが5時間なので、ほぼタイム通り。 下りのコースタイムは3時間30分。 これもほとんど同じくらいかなぁ。 急傾斜を下りるのはかなり苦労した。 すぐ滑ってしまう。 なんとか急傾斜を下りることができた。 そこから森を少し歩き、硫黄の臭いのする川へ。 来るときにはまったぬかるみは落ちずに通ることができた。 しかし…………途中で川を渡るところで右足が石からすべり、川についてしまった。 あぁまた濡れた…… 今度は直接川なので泥は付いていない。 そのまま歩き続ける。 かなり疲れてきた。 途中で何度も座り込んで休憩した。 そしてようやく見覚えるある場所まで戻ってくることができた。 登山道の入口まであとちょっと…… 頑張ろう!
頂上から4時間かかって下山した。 かなり疲れた…… やっぱり2日連続は無茶だったか。 ここも標高差が1,500mくらいある。 2日間で3,000m登り、3,000m下ったのか。 もしかしたら縦走の方が楽っぽかったかも……
とりあえずお腹が空いたので何か食べなくては…… 町まで出て行くことに。 コンビニで弁当とポテトを買って食べる。 おいしい! 夕飯のおかずにと、近くの肉屋で豚肉を200g買う。 これを焼いて食べよ♪ テントに戻ってきて温泉に向かう。 とりあえず汗を流さなくては。 今日はお湯がいつもよりぬるくて(それでも普通に比べたらだいぶ熱い)快適に入ることができた。 しかしハプニングがあった。 石鹸や剃刀を横に置こうと持った瞬間、剃刀の刃キャップが取れて、右手親指がスパッと…… かなり出血した。 幸いにも衛星用品セットを持ってきてあったのでバンドエイドで血を止める。 血を止めないと湯船の中に入れないし。
そして夕飯を作る。 ご飯を炊いて、豚肉を炒めて、味噌汁を作って。 さっき食べたばかりなのでかなり満腹♪♪
とりあえず羅臼付近で見るものは見たって感じかな。 明日は移動。 それと登山の件なのだが、北海道で30個くらいの山を登ろうと思っていた。 しかし1日1つのペースではとても体がもたない。 2日で1つのペースで登りたい。 しかし日数的に厳しくなってしまう。 一応「無期限」の旅だが、「お金」という問題と「冬」という問題がある。 寒いのは大嫌いなので、年内には帰りたい。 「百名山」も制覇したいなぁと思ったけれど、これも同じ理由で難しい。 明日からは登山と少しはなれて、バイクの旅を楽しみたいと思います。

とりあえず、明日は網走に行き(HP更新のため)、そこから美幌峠を越えて釧路方面に向かいます。