済州島3日目

くもり旅行3日目。 相変わらず天気は晴れにならない。
今日は朝から、隣の部屋の人とマッサージに行く予定。 ガイドさんに電話して、マッサージの予約を入れてもらった。 ホテルの前にもあるのだが、そちらは営業開始時間が遅いため、連絡が取れないと。
新市街の方のマッサージ屋なら予約が取れたって。 車でホテルまで迎えに来てくれるとのこと。

車に乗って20分ほど、マッサージ屋さんに到着。 エレベータで6階へ。 受付でお金を払ってマッサージの服に着替える。
そしてマッサージ室でマッサージを。 まずは顔のマッサージとパック。 そして背中のマッサージや腕や足をしてもらう。
少し痛かったがとても気持ち良かった。

てっきりマッサージで終わりかと思ったら、このあとサウナがあるらしい。 石釜みたいな形のサウナに入る。 なにこのサウナ。 メチャメチャ暑い。 韓国の女性達も何人か入っていたのだが、砂時計できっちりと時間を計って出ていく。 毎日のように来ているのか?

サウナは暑すぎて5分くらいで退散。 その後、大浴場で汗を流してマッサージは終わり。

ガイドさんが、「好きな人は一日中居られる」と言っていたのはこういうことだったのか。 マッサージ自体の時間は60分ほどだが、サウナと風呂の時間は無制限。 何回もサウナに入ったり、風呂に入ったりするということか。

車でホテルまで送ってもらう。
送ってもらう途中、空港付近の道を走っていると、突然前の車が「キーーー」とブレーキ音を鳴らしながら急停車した。 その直後「ドンッ」と音がした。 車同士の交通事故だ。 急ブレーキをかけた車の前部から透明な液体がめちゃめちゃ漏れている。 対向車も止まって、車から降りてきて「大丈夫か」みたいなことをしていた。
やっぱりこれだけ運転が荒い国だと交通事故は起こるもんなんだね。 目の当たりにして少しビックリした。


ホテルに到着。 時間は12時半。 ちょうどお昼時なので、一緒にご飯でも食べに行こうかと思っていたのだが、サウナで体調を悪くしたらしく、部屋で寝ると。
なので、一人でどこか食べに行くか。 できれば、日本語メニューがない場所で、観光客が来なくて、地元の人が行くような店に行きたい。
町をブラブラ歩いて店を探す。
済州の町並み

昨日歩いた商店街の付近で、すごい店を発見した! これぞまさにオレの求めてた店。
地元の人しか来なさそうな店

思い切って入ってみることに。
店の中に入ると、厨房に70歳くらいのおばあさんが立っていた。
「アンニョハセヨ」と話しかけ、ご飯が食べたいと伝えた。 おばあさんは普通に韓国語で話してくるが、全然何を言ってるかわからない。 わからない、というジェスチャーをすると「パパァ」と2階に向かって叫んでいる。 すると、同い年くらいのおじいさんが降りてきた。 おじいさんは僅かに日本語が話せるらしい。 が、ご飯が食べたいというのが通じなかったみたいだ。
10000ウォン札だして「eat」「rice」と伝えた。 そしたらハングルで書かれたメニューを指さして「ピグピグ」と言いだした。
「???」な顔をしていたら、ペンと紙を取り出して「Pig」を書いた。 なるほど、豚か。
で、感じで「骨」と書き、Pigと骨を丸で囲む。 なるほど、豚骨か?

わからないのだが、それでOKして、作ってもらうことに。 料理ができる間、おじいさんと筆談した。
「2? Love?」を書かれた。 カップルで来てるという意味か? 違うので否定して「many」と書いた。
なぜか日本語で「大学生?」と聞かれた。 否定はしたが、社会人ってなんて言うんだ? OLがオフィスレディなので、「Office Man」と書いたが通じなかった。

次に、おじいさんは飲食店経営者のための、日本人客が来たときの対応、見たいな本を取り出した。 飲食店でよく使われそうな単語や文章がハングルと日本語で書かれている。
そして「ショウショウオマチクダサイ」と言いだした。

しばらくして料理が登場。 やっぱり前菜のキムチつきだ。
前菜

そして、五穀米のようなものが出てきた。 で、「Pig+骨」の料理が出てきた。
Pig+骨の料理

豚骨のダシに、水餃子と白菜が入っている。 上に胡椒がふりかけられている。 おばあさんは、真っ赤な辛そうな調味料を持ってきて、振りかけようとした。
「辛い」が英語でなんて言うのかわからないので、口から炎をだして「ファイヤー」っていうアピールをした。
そしたら振りかけるのは少量にしてくれた。 きっと現地の味だと、辛すぎて食べられないだろう。

おかずはこれだけなのだが、けっこうボリュームがありお腹いっぱい。
お金を払おうとしたら、おじいさんが紙に「お味はいかがでしたか? 美味しかったですか?」と日本語で記入して渡してきた。
韓国語で「おいしかったです」と言いたかったのだが、わからないので「very good」と伝えた。 どうやらそれは伝わったみたいで、おばあさんにも「美味しかったって~」って言っているような言葉を発していた。

少し冒険したお昼ごはんも終わり、さてどこに行こうか。

さきほどマッサージで行った新市街のほうにでも行ってみるか。
新市街は遠いのでタクシーに乗らないと行くことができない。 タクシーをつかまえたいのだが…… なかなか道端でタクシーを止める勇気が……

少し歩きながらチャンスがあったら止めようと歩くこと30分。 わかった。 進行方向と同じ方向に歩いていたらタクシーは捕まえられない。 左側の歩道を歩き、正面から来たタクシーを止めることにしよう。
で、すぐにタクシーをつかまえることができた。

新市街に行きたいのだが、目的地はなんて言えばいいのだろうか? 先日行った免税店の目の前に「グランドホテル」というホテルがあるので、そこまで行ってもらおう。 運転手に「Grand Hotel」と伝えたが伝わらなかったみたい…
地図を見せて、再度「Grand Hotel」と伝えたら、「あぁ、グランドホテルね」みたいなニュアンスで伝わったようだ。
タクシーに乗り10分ほど。 グランドホテルに到着した。

さて、新市街では買い物をするらしいが、どこに何の店があるんだ? 全然わからないので、適当に歩くことに。 免税店の前の道を東に向かって歩いていく。 町は栄えていて店はいっぱいあるのだが……観光客が買い物できそうな店が一軒もない。 そのままひたすら歩いていったら巨大な道路にぶつかった。 このまままっすぐ行ってもしかたがないので、左に曲がってみるか。
しばらく歩くと「KBS」というテレビ局を発見。 地元に「KSB」というテレビ局があるので、なんだかなじみ深い気がする。
しかしこの「KBS」というテレビ局、どうやら韓国の国営放送局らしい。 日本でいうところのNHKみたいなものか。

少し歩き再び交差点。 この交差点の角に小さな公園があったので入ってみる。 すると公園の隅に、いろいろな石像があった。
石像 石像 石像 石像 石像 石像 石像 石像 石像 石像

道路の反対側にはヒュンダイが。 韓国の自動車の半分くらいは「ヒュンダイ」の気がする。 地元企業強しか?
ヒュンダイ

1時間ほどブラブラと散策していたが、入れそうな店もなく、いったんホテルに戻ることに。 ホテルロビーにガイドさんがいたので、「明日は島の南に観光に行きたい」と伝えた。 明日のタイムリミットは14時。 それまでに滝と半島を見たい。 「タクシードライバーと連絡を取って、今日の夜またお返事します」とのこと。

さて、夕飯のまで、まだ時間が少しあるな。 お土産でも買いに行くか。
ホテル近くの「イーマート」というお店の5階にお土産屋さんがあったので、購入することに。 ここの店員のおばちゃんは日本語がめちゃめちゃ話せる。 商品選びながら雑談していたのだけど、まだ日本語を勉強し始めて4カ月らしい。 それでこんなに話せるとは… ここで一通りのお土産を購入。 代金を支払う時に、「向い側のフードコーナーでドリンクを飲んで帰る」と伝えた。 すると「ストロベリー、キウイ、トマト」のジュースがあるよ」と教えてくれた。
そしてフードコーナーへ。 「Juice」とメニューに書いてあるのだが、その下に並んでいるのはすべてハングル。 お土産屋の店員に聞いておいてよかった~ 「キウイジュース」と注文した。
キウイジュース

ジュースを飲んでホテルに戻る。

しばらくして、夕飯の集合時間。 今晩は豚肉を食べに行くらしい。 バスに乗って十数分。 豚肉のお店に到着。
ここでもやはりキムチが待ち構えていた。
前菜

一応豚肉だけど、先日の牛肉と内容はほとんど変わらず。
豚肉

韓国は豪快に肉を焼き、豪快にハサミで切る。

夕飯を食べた後、ガイドさんに明日のことを聞いた。 8時半にタクシーが迎えにくると。 運転手は日本語がしゃべれないらしい。

ホテルに戻り、みんなは飲みに行くみたい。 新市街のほうに行くらしい。 一緒に行きたかったが、明日早いのと、帰るとき自力でタクシーを拾って帰らないといけないので、残念だけどパスした。
寝るにはまだ時間が早すぎたので、ホテルのバーで1杯お酒を飲んで、バスタブにお湯を張ってゆっくりと過ごす。

23時から日本のWCの試合があるので、見たかったのだがそれまでに眠くなってしまったので就寝。

済州島2日目

くもり7時起床。 今日の予定は特になかったのだが、夕べ部屋で飲みながら、前半組がどこに行ったのか聞いていた。 で、興味のある場所が出てきたので、そこに行くことに。
同じ部屋の人を誘ったら「行く」とのことなので、一緒に行くことに。
ホテルの窓から

まずは、バイキングの朝ご飯。 韓国に来てもやはり朝はあまり食べられない。 パンとサラダとヨーグルトを食べて満腹。

出発の準備をして、ホテルロビーに行ったらガイドさんがいたので、行きたい場所を伝えたら、タクシーを手配してくれるとのこと。 自分でタクシー拾っていくつもりだったので、ラッキー。
日本語の話せない運転手らしいけど、それは全く問題がない。
10分ほどでホテルに到着するって。

タクシーに乗り込み、目的地に向かってもらう。 目的地は「城山日出峰」という、海底噴火で生まれた山。 海の中にポツンとあり、かろうじて陸とつながっている。
済州島の東の端にあって、タクシーで一時間ほどかかるらしい。 途中で乗馬場の横などを通りながら目的地に向かう。

目的地直前で、レンタカーとぶつかりそうになった… 危ない危ない。
そして、目的地の駐車場に到着。 ここから、山頂までは階段があるらしい。 この山、高さ182mなので大したことはないな。
城山日出峰 城山日出峰 馬 城山日出峰 城山日出峰

ここは有名な観光地なので、けっこう人が多い。 しかし日本人はあまりおらず、中国人と本土から来たと思われる韓国人が多い。
階段を上っていると、面白い形の岩が何個かあった。
面白い岩 面白い岩

あっという間に山頂に到着。 まずは町の方を見てみる。 町が一望できて綺麗。 この街も、かろうじて海の中に立ってる感じだったんだね。
山頂より

そして肝心の火口を見る。 綺麗にお椀形になっているのだが、やっぱりヘリとかに乗って上空から見てみたいな。 写真に収めようとしたが、これを収めるのは無理だ。
城山日出峰 城山日出峰 城山日出峰 城山日出峰

山頂はけっこう風が強く、汗ばんだ体には心地よかった。
さて、そろそろ降りようか。
登りもあっという間だったが、下りもあっという間。
城山日出峰 城山日出峰 城山日出峰

駐車場にファミリーマートがあったので、運転手さんに飲み物を買ってあげることに。 オレはメロンジュース、運転手さんにはコーヒー。
メロンジュース&コーヒー

韓国語がわからないので「Present for you」と言って渡したら「ありがとう」と言って、キャップを開け、一気に飲み干した。 チビチビ飲まないのか、コーヒーなのに。
それとももらったものはすぐに飲み干さないといけないような文化なのか?

まだ少し時間があるので溶岩洞窟の「万丈窟」というところに連れて行ってくれた。 日本だと洞窟と言ったら鍾乳洞とかがメジャーだけど、済州島では溶岩洞窟がメジャーらしい。 名前の通り溶岩が流れていたところがそのまま洞窟になった感じ。
観光用に公開されている部分だけでも、全長1kmもある。 スケールもでかい。
溶岩線、溶岩鍾乳、溶岩落盤など、溶岩関係のいろいろな用語を説明した壁が登場。 溶岩洞窟ひとつとっても、こんなにいろいろな種類のものからできているのか。
万丈窟 溶岩線 溶岩鍾乳 万丈窟 万丈窟 万丈窟

洞窟の中はかなり寒かった…
タクシーに戻り、ホテルに向かってもらう。 他のメンバーと合流するため、ホテル付近のマクドナルドで降ろしてもらい、運転手とはお別れ。 このタクシー、装備が格好良かったなぁ。
座席、畳だし。
タクシーの座席

マクドナルドで合流したが、店内を見てビックリ。 店の中に人が入りきらないほど混んでいる。 レジなんて20人以上並んでいるように見える。 凄まじい…

それからホテル横のイーマートというデパートの4Fでお土産のチョコを購入。 オレらはまだお昼ごはんを食べていないので、イーマート前のお店でお昼を食べることに。 道路沿いには食べ物の店がずらりと並ぶ。 ほとんどが魚介類のお店。
適当に入ったお店で料理を注文。 オレは太刀魚のから揚げみたいなやつ、同じ部屋の人は海鮮丼を頼んでいた。
しかしこの店料金が高いなぁ。 オレのが20000ウォン、海鮮丼が10000ウォンもする。
で、料理が並ぶ前に、鄭番のキムチ類が並ぶ。
前菜

そして料理がやってきた。 海鮮丼はコチュジャンみたいな、赤いものを大量にかけて混ぜるらしい…
海鮮丼

オレのは写真に撮り忘れてしまったけど、しょっぱくてまぁまぁ美味しかった。
お昼御飯を食べたお店

いったんホテルに戻ったが、みんなまたカジノに夢中なので、隣の部屋の人と外に出てきた。
ホテル海沿いに建ってるのだけど、まだ海側に行ってないな。 行ってみるか。

海沿いは道路が綺麗で交通量も少なくて、のんびりするには最適。 ただ風が強かったけれど。
ラマダホテル ラマダホテル

この付近をブラブラ歩いてみるか。 適当に歩いていたらでかい交差点が。 韓国の交差点は渡るのが怖い。 普通に車が突っ込んでくるし、歩行者信号は3秒くらいで点滅が始まるし。
交差点

しばらく歩いていると、川を発見。 しかしその川がすごかった。 河口までわずか200mほどの位置。 なのに、川はとても険しかった。 こんな険しい川、ふつう山の中しかないよ。
険しい川 険しい川 信号

さらに歩いていると、昨日通った「観徳亭」があった。 今日は二人なので、ゆっくり観光できる。 少し見ていくか。
門の前では何やらイベントをやっていた。 一緒に写真を撮ることができるみたい。
観徳亭 観徳亭

ここに入るのには入場がかかったが、2000ウォンなので入ることに。
観徳亭 観徳亭 観徳亭 観徳亭 観徳亭 観徳亭 観徳亭 観徳亭 観徳亭 観徳亭 観徳亭

観徳亭観光を終えて、東の方に歩いてみることに。 そしたらこぢんまりとした商店街を発見。 入口には水瓶に水を入れる女性の像があった。
女性の像

商店街を歩いてみることに。 ちょうどのども渇いたし、疲れてるので、喫茶店みたいなところがあったら休もうか。
ちょうど喫茶店みたいなのがあったので、入ってみることに。 メニューがハングルオンリーだったらどうしよう。
かろうじて、メニューは英語が書かれていた。 が、飲み物メニューだけ。 食べ物メニューは全てハングルで、写真もないので何が何だかさっぱりわからない。
「可可」とかかれた謎の飲み物があったので、それを注文してみることに。 店員に指さしたら「ココ」と言っていたので、「かか」と書いて「ここ」と読むのだろうか。 出てきたものはココアだった。
喫茶店 ココア

味は美味しかったし、値段も安かったので満足。 しかしお腹が空いているなぁ。
通りまで出てきたら、サンドウィッチ屋さんがあったので、そこに入ることに。 ここなら間違いなく食べ物があるだろう。 メニューに英語が書かれているといいが…
こちらはちゃんと英語のメニューと写真があったので、安心して注文することができた。 頼んだのはベーコンサンドウィッチ。
値段の割に大きくて美味しかった。
サンドウィッチ屋 ベーコンサンドウィッチ

ホテルに戻り、みんなと夕飯を食べに行くことに。
コンビニの裏にある、韓国人のおばちゃんがやっている海鮮のお店で食べる。 海鮮鍋みたいなやつが美味しかった。 が、お腹がいっぱいであまり食べることができなかった。

ホテルに戻り、みんなはまだ飲みに行くみたいだったが、オレはパス。 先ほど一緒に行動したの部屋でビールを少し飲んで、風呂にお湯をはって優雅にバスタイム。

明日はマッサージに行こう。

済州島1日目

雨のちくもり今日から社員旅行で、韓国の済州島に3泊4日。
集合は午前3時50分。 早すぎる。 大変申し訳ないけど、妻に送ってもらって、車で関空まで。 香川県を抜けるくらいまでは起きていたが、その後寝てしまった。 申し訳ない。

関空に到着し、出国審査をし、いざ飛行機へ。 飛行機の時間が早すぎるため、まだ売店も開いていない。 お腹が空いたのに…… 特に面白いものもなく、出発の時間が迫ってきた。
関西国際空港 フライト案内 関西国際空港

今回の航空会社は「大韓航空」。 初めて乗る航空会社だ。 飛行機は1列6人の小さな旅客機。 済州島まで、1時間40分だって。 東京に行くのとほとんど変わらない時間で韓国に行くことができる。
機内の様子

機内食は寿司が出た… 最後の日本食ということで、夕べ食べてきたのに… やっぱ飛行時間が短いと、機内食もしょぼくなるのだろうか?
機内食 6万ウォン(5000円くらい)

済州島に着くころになったら、雨風が激しくなってきた。 飛行機は揺れながら着陸。
初めての韓国なのに、初上陸は雨。 荷物を受け取り、空港ロビーに集合。 少し時間があったので、待機していたのだが、空港を警備する警察の装備がすごい。 胸の前には大きなライフルを構えている。 そして2人組で行動している。
こんなに威圧感があったら、誰も悪さしないだろう。
済州国際空港 済州国際空港

用意されていたバスに乗り込み、お昼御飯を食べに行くことに。
バスの座席

連れていかれたお店は、韓国冷麺のお店。 日本で食べるあの味の、本場の味だと思って期待していたのだが……出てきたのは色の付いていないスープに、糸こんにゃくみたいな麺。 食べてみたが……味がほとんどしない。 そして美味しくない。
これが本場の味で、日本で食べてるやつは、日本人向けにアレンジされてるのだろうか…
そして韓国では割り箸というものは使わないみたい。 エコにうるさい国らしく、割り箸を使った店は罰金になるらしい。
冷麺のお店 キムチ盛り合わせ 鉄の箸 キムチ 冷麺 座布団

いきなり韓国の厚い食文化の壁に阻まれた。 そして向かったのは、「ホテル新羅免税店」というところ。 グアムとかの免税品店みたいに、食べ物とかお土産とかブランド品とかがものすごい数並んでいるのかと思っていたら、小ぢんまりとしている。 ブルガリの店があったら、少し見たかったのだが無くて残念。 2Fには時計と化粧品しか売ってないし…
しかし、免税品店で免税になるのって消費税的なものだけなのかな? だから高級品しか売っていない?
どこの免税品店に行ってもブランド物や時計は売ってるのだけど、それ自体に消費税以外の税金はかかってないよね?
新市街

集合時間まで少し時間があるので、済州の町をブラブラと歩いてみることに。 まぁ歩くっていっても、半径200mくらいのところだけだけど。 そして初めての買い物に挑戦。 入ったお店はおなじみのコンビニ、ファミリーマート。 店員は思いっきりiphoneで遊んでいた。 ハングル語で書かれた謎の梅ジュースを購入。
ハングルの道路標識

どんな味がするのだろう…と思っていたら、普通の梅ジュースの味だった。
梅ジュース

それから免税品店の前のコーヒーショップで休憩したのだが、注文してから20分経っても出てこない。 集合時間の2分前くらいに出てきた。 ホット柚子ティーを頼んだのだが、ホットを一気に飲み干した。

そして、バスに乗って観光へ。 有名な観光地、3か所案内してくれるみたい。

まず向かったのが「三姓穴」という所。 済州の祖先が生まれたところとして有名らしい。
伝説によると、ある日突然、地面の穴から3人の男性が生まれてきた。 名前は「高」「良」「夫」という。 済州では、それらの苗字を持つ者だけが、本当の済州出身として扱われるらしい。 韓国で一番多い苗字「金」、次に多い「李」という名字の人は、先祖代々済州に住んでいても、よそ者として扱われてしまうらしい。
韓国人は先祖を大切にするらしく、どこの家庭にも家系図があるみたい。 今回のガイドは「金」という人なのだが、この人も17代前から済州に住んでいるが、やはり苗字的によそ者らしい。

そんな伝説のある三姓穴。 日本でいう神社的な扱いの場所だろうか。 入口には「石のおじいさん」と言われる「トルハルバン」が飾られている。
ガイドさんの話では、韓国では陰陽というものがあるらしい。 「男」が陽、「女」が陰。 「太陽」が陽、「月」が陰。 「空」が陽「土」が陰。 「火」が陽、「水」が陰、という具合らしい。
陰陽のバランスで世界は成り立っていると考えるみたい。

そのため韓国本土では「男の火」と「女の土」の木彫りの置物を、建物の入口に建てることが多いらしい。 そうやって陽と陰のバランスを保つのだという。
一方、済州では、本土の文化はない。 代わりに、トルハルバンと呼ばれる石のお爺さんを置く。
これは絶対にお爺さんで、お婆さんはいないという。
特に、この三姓穴は、陰の力が強い場所なので、石のお爺さんを入口に2体置き、陽の力を強くし、バランスを保っている、とガイドさんが言っていた。
トルハルバン トルハルバン

そんな説明を受け中へ。 肝心の「三姓穴」は柵がしてあり、窪みしか見えない。 この窪みの中に3つの穴があるらしい。
周りの木々は、穴のパワーに引き寄せられ、穴の中心に向かって育っていくという。
入口の門 園内の様子 三名の石碑 三姓穴 中央に引き寄せられる 門 三名を称えるお香

伝説のある三姓穴の見学が終わり、次に向かったのは「観徳亭」というところ。 済州島で一番古い建造物があるらしい。 しかしバスの中からのみの観光…

次に向かったのが「龍頭岩」という場所。
ここでは龍の形をした岩を見ることができるらしい。 さっそく龍の形の岩を見学。
うーん……無理やり見れば龍に見えないこともないような… 結構無理があるな。
龍頭岩 龍頭岩 龍頭岩 龍頭岩

ここからは、3日間泊まるホテルがよく見えた。
ラマダホテル

龍頭岩の観光も終わり、ホテルに向かう。 今回泊まるホテルは「ラマダホテル」というところ。
チェックインをし、ホテルの部屋へ。 ホテルはどこの国に行ってもだいたい同じような感じだね。 しかし部屋は同じでもアメニティが違う。 韓国では使い捨てるほとんどのものが有料らしい。 歯ブラシ、シャンプー、石鹸、カミソリなど。 日本から持ってきておいたので買わずには済むのだが…
ホテルロビー 併設カジノ ホテルの部屋 ホテルの部屋 ホテルの部屋 ホテルからの景色 ホテルからの景色 ホテルからの景色


旅行前半組の面々がホテルに併設されているカジノに遊びに行っているので、覗いてみた。 どんなものだろう、カジノって。
みんなが遊んでいたのはルーレット。 単純に出る目を予想したり、偶数奇数を予想したり、赤か黒か緑かを予想したりするゲーム。 しかし、ディーラーは好きな目を出せるくらいルーレットを回すのが上手い。 単純な予想ゲームではなく、ディーラーとの駆け引きも重要なゲームだ。
そしてみんな負けていた……

カジノ見ていても面白くないので、東京事務所の男の子とホテルのカフェに飲みに行った。 まだ真昼間なので、アルコールは飲まず。 どうせ、今夜イヤというほど飲むのだろうから。
変な飲み物を飲んでみようと思い「人参茶」を注文。 飲んでみたら……すっごい甘い。 一緒に黄色い液体のものもついてきたのだが、舐めてみたらこれは酢? 少し酸味のきいている味だった。

今日の夕飯は、前半組との合同食事会。 食べるものは焼肉。 韓国と言ったら焼肉。 昼間は韓国と言ったら冷麺で、痛い目にあっているので少し不安だ。

バスに乗り焼肉の店へ。
当然のように、キムチがテーブルに並んでいる。 まぁ焼肉だったら日本でもキムチは食べるけど、韓国ではどんな料理にもキムチがついている。
肉は骨付きカルビなのだが、でかいし、既に火が通っている。 それを七輪の上に置き、さらに火を通しながら、ハサミでチョキチョキ肉を切る。
焼肉

全部店員がやってくれるので楽チン。 まぁ想像していた焼肉とは違ったけど、味は美味しかった。
普段会わない東京事務所の人達と話したり、営業の人と話したり、ワイワイ楽しく過ごすことができた。

合同食事会も終了し、バスでホテルに戻る。

この後は、半分くらいの人は、また外に飲みに行く。 オレは部屋で飲む約束をしていたので、部屋で飲むものを買いにコンビニへ。 歩いて5分かからないくらいの距離。
店員に韓国語で「ありがとう」という意味の「カムサハムニダ」という韓国語を伝えたのだが、店員は「発音が違う」と行ってるらしく「カムサハムンダ」と教えてくれた。 日本人が話す韓国語はその方が韓国語っぽく聞こえるようだ。
カムサハムンダ、カムサハムンダ。

ホテルの部屋で飲んでいたのだが、それはそれで盛り上がって楽しかったな~。

函館市場

晴れいよいよ明日から社員旅行で済州島へ。 最後の日本食ということで、回転寿司に行ってきた。 大げさすぎるか…

まぁ回転寿司は美味しかった。 明日は朝3時50分に会社集合。 早すぎる。

ちょっと気になるザグザグ

晴れ旅行の小物を買いにザグザグへ。 必要な歯ブラシを購入。
カミソリは家にあるし。 家に帰って洗面所の戸棚を見てみると、使い捨ての歯ブラシがあった…

こっちの歯ブラシを持っていくか。

荷物はだいたい詰め終わり、あとは出発を待つのみか! 行きはトランクの半分しか荷物が入ってないが、帰りはいっぱいにあんるのだろう。 しかし韓国土産って何を買ってくればいいのかな?
どこの国にいっても売っている、ありきたりなチョコを買ってもしょうがないし、キムチは日本まで持ち込むのがちょっと危険な気がするし、海苔は普通に日本にも売ってるし…
韓流スターグッズなんていらないし… 無難なのはキム・ヨナグッズか? しかし売ってるのだろうか?

誰か他に有名な韓国人いなかったかなぁ…

もうすぐ旅行

晴れ明日から旅行の前班が出発する。 オレらは土曜日出発。
7時くらいに関空に着かないといけないらしく、朝の3時45分に会社集合とか言っていた。 すさまじく早いな…

そろそろ旅行の準備をしないといけないと思い、トランクを下に下ろし、変圧器とエネループの充電器と携帯の充電器は準備した。
明日服と、使わないかもしれないけど水着とサンダルを入れて完了か?
どうやら歯ブラシとカミソリが有料のようなので、それらも持参しなくては。
持って行くもの、それだけか? 何か忘れてないだろうか。

ボールプール用ボール

くもりときどき雨以前買ったボールプール。 ボールが100個ついていたのだが、敷き詰めてみると100個って以外に少ない。
ネットでボールプール用のボールを捜していたのだが、どこの店みても、だいたい500個で9000円くらいする。
たかがボールに9000円も出せないし… かといって総額が安いやつだと単価が高い。 100個で3000円とか。
どこかに安いボールは売ってないのだろうか…

レジャー施設にあるボールプール、ボールが何個くらいあるのだろうか? ボール代だけで軽く100万くらいかかりそうだ。

ハローズ

くもりときどき雨最近、夜、ハローズに行く割合が多い。
週に3日くらいは行ってるかもしれない。

目的は夜食べるお菓子を買いに行ったり飲み物を買いに行ったりなんだけど。

夕べはデザート気分でもなく、ビール気分でもなく、店内をウロウロしていたらフルーツジュースがあったので、それを購入。
パイナップルジュース気分だったのか。

そういえば社員旅行まであと数日。 全く準備をしてないし、今回はあまり楽しみではない…
去年や一昨年は、3ヶ月以上前から楽しみだったのにな。