博多の森陸上競技場

晴れ今日から1泊で福岡県に遊びに行く。 主目的は福岡市の東平尾公園「博多の森陸上競技場」に行くこと。 ここの陸上競技場で、三女が九州大学大学院生、九州大学OB×2名、福岡女子大学の陸上をやっている選手たちに個人指導をしてもらうため。
なぜこんな繋がりができたのかと言うと、事の発端はポッドキャストの「Track Town JPN」の第93回「東大大学院古川大晃選手はこんな方です!そして「院カレ」開催にあたってのお願い」。
中学生の全国大会「全中・総体」のように呼ばれる「全国中学校体育大会」、高校生は「インターハイ」と呼ばれる「全国高等学校総合体育大会」、大学生は「インカレ」と呼ばれる「全日本学生選手権」がある。 だが、大学院生にはそのような全国大会が無く、「大学院」の「院」とかけて「院カレ」というのを開催する、昨年も実施し今年で2回目。 だが、私設大会のため知名度も無くスポンサーもつかない。 全国から大学院生を集めたいが、宿泊費・交通費がネックになる。 前回は「非公認」の大会だったため、記録は公認記録にはならない。 今回は「公認」で実施したい。 公認で出した記録は正式記録として認められるため、参加標準記録がある大会への第一歩となる。 そのための資金集めを「CAMPFIRE」というクラウドファンディングサイトで募集をするとのことだった。

支援したお礼をリターンというのだが、支援金額によってリターンは様々。 支援金額は500円~50,000円まであって、いくら支援しようかなぁと考えていたが、30,000円支援で「大学院生とマンツーマンレッスン」というのがあった。 開催場所が「東京・筑波・福岡」のどこかだった。 これでいいやって思って、これに支援することにし、開催場所は「福岡」で希望を出した。 東京は行く機会が結構あるのでパス、筑波は東京は1時間以上超えるのでちょっと遠い、行く機会があまりない福岡でいいやってことで、福岡にしたのだ。
それと、自分がレッスンを受けても意味はなくないが、あまり意味がないので、せっかくなので三女を受けさせることにした。 ただ、技術的なことを今回の1回のレッスンだけでやってもほぼ意味がないので、普段触れ合うことのない大学生の世代と一緒に陸上競技を楽しむというのを主目的にやってもらう。

院カレは3月26日に無事開催され、リターンのマンツーマンレッスンの打ち合わせを何度かして、今日を迎えた。 場所は福岡県福岡市の「博多の森陸上競技場」のサブトラックで16時から。 当初の予定では「平和台陸上競技場」が第一候補だったが、改修工事のため利用できなくなってしまった。 別にどの競技場でもいいのだが、平和台陸上競技場は福岡国際マラソンのスタート・ゴール地点なので、ちょっとだけ憧れがあったので残念ではあった。


そんなわけで福岡に16時までに到着できるように、朝5時半くらいに起床し、6時位に出発。 朝ごはんなどは昨晩ハローズで購入しておいたので、そのまま高速道路に直行。
福岡までは490km、ナビの到着予定時刻では6時間20分くらいかかると表示されていた。
高松道、瀬戸中央道、山陽道と走っていく。 子供がトイレというので、7時40分くらいに八幡PAで一旦休憩を入れ、一気に広島県の宮島SAまで走っていく。
宮島SAには8時40分くらいに到着し、で景色を見ながら20分くらい休憩をする。
宮島SA

高速道路は山口県へと入っていき、2019年の防府読売マラソンで、一人で防府まで運転してきたな、とか思いながら走っていた。
山口県は岩国・防府・萩に3回位しか観光に来たことがないので、南西部というのかな? いつか宇部とか下関の辺りも行ってみたいと思っている。

11時ちょうどくらいに、本州最後のパーキングエリア「壇ノ浦PA」に立ち寄ったが、関門橋が見える、かなり良いパーキングエリアだったので、偶然だけど立ち寄って良かったと思った。
壇ノ浦PA

関門海峡を関門橋で超え九州、福岡県へ。 福岡に来たのは多分2007/8/25~26以来、15年ぶりだと思う。
そのまま高速道路を走り、福岡ICで高速道路を降りる。 もう12時過ぎなので、お昼ごはんをどこかで食べなくては。 福岡なので博多ラーメンだなと思い、競技場に向かう途中にあった「天龍ラーメン」で、半熟煮玉子入りラーメンの大盛りを食べる。 天下一品もびっくりするくらいのこってり具合だった。 ラーメン好きの長男はあまり口に合わなかったようで、とんこつ独特の店の臭いがダメだったようだった……
半熟煮玉子入りラーメン

13時半くらいに博多の森陸上競技場に到着してしまった。 他に行くところもないし、道は混んでるので、どこか寄ったりしてたら遅刻してしまう可能性があったので、2時間半も早いがもう来てしまった。
暇なので、東平尾公園をうろうろしてみることに。
この公園自体は、陸上競技場×2、野球場×3、サッカー場、体育館、プール、テニス場、遊具のある公園などを備える、非常に巨大な公園だった。
目の前には福岡空港が見えており、公園の西側ではずっと飛行機の離着陸の轟音が聞こえる、あまりよくない環境のように思えた。 空港の目の前にマンションや中学校もあり、騒音気にならないのかなと思ったり。 陸上競技場は東側にあるので、飛行機の音は全くせず。 サッカー場ではJリーグの試合が17時からあるので、サポーターたちが盛り上がっていた。
博多の森陸上競技場 博多の森陸上競技場 BEST電器スタジアム 博多の森陸上競技場サブトラック

予定時間の16時になり、大学生たちと合流。 競技場は大人200円、子供50円で入場できるが、三女だけ入場させて、自分たちは外から見ることに。 中に入ってもいいのだけど、親が近くにいると三女が恥ずかしがって自分の意見を言わなかったりするので、離れていたほうがいいだろうと思って。 サブトラックはこの時間で200~300人くらい利用していた。 凄まじい数だ…… 屋島競技場とかだと、混んでる時でも50人くらいしかいないように見えるのだが……
小学生~大人まで、特に中高生が多く練習をしていた。 香川県の人口94万人、福岡県の人口510万人、5.4倍も違うが陸上人口は5.4倍の差どころじゃないのではないだろうか。
これだけたくさんの人が練習しているのなら、強い人の割合も香川よりは多く、それよりも同じ場で強い他の選手が練習している風景が見られるというのが、全然違うのだろう。 さらに、他校がどんな練習をしているのか一目瞭然だし、正のスパイラルが働いているのだろうなと、ものすごい実感した。

アップをした後、ラダーと縄跳びでで体を自由自在に使うトレーニングをし、1000m、400m、70mのタイムアタックをやってくれた。 福岡の人からしたら当たり前なのかもしれないが、競技場利用人数が多すぎるので大学生が前後右を囲む感じで隊列を組んで走ってくれた。 1000mが4分01秒、400mが85秒、70mのタイムはわからないが、大学生はスタート地点が100mのスタート地点だったが、それより速かったので12秒くらい?

90分の練習はあっという間だったが、体力的にそれより長くてもあまり意味のない練習になってしまうと思うので、ちょうどいい感じだったのだろう。 最後には慣れて恥ずかしさもなくなっていただろうか?
お土産を渡し、お土産をもらって、今回の練習会は終了となった。 4人も集まっていただき、慣れない子供の指導をしていただき、ありがとうございました。

練習会が終わってからは、今夜宿泊する場所へ。 今回は大人2名、中学生1名、小学生1名なので、普通のビジネスホテルなどに泊まると、素泊まりで3万とかしてしまう。 どうせ寝るだけなのでAirbnbで宿泊先を確保しておいた。 1棟丸ごと貸し切りの一軒家「AIRSTAR博多ハウス」で、15,000円。 外観はオンボロ一軒家だけど、中はリフォームされていて綺麗。 ダブルベッド2つに、ソファベッド1つあり、4人で寝るには十分。 博多駅へも徒歩数分で行けて、コンビニも近い。 問題は駐車場だったが、徒歩5分くらいの場所に、18時~翌朝8時まで上限300円の場所があったので、そこに止めた。 そこが一番安くて、その駐車場から50mくらい離れた場所だと、上限1,500円とかあったので、探して良かった。
運営してるのは、民泊の業者みたいな感じの人なので、ホテルと同じような感じで、特に気を使わず、対面もせずに泊まることができた。 一人で泊まるならホストと交流あってもいいかなと思うけど、今回は家族でなので、ドライな方がありがたい。
宿泊場所 部屋の中

夜ご飯は食べる店を探して歩いたが、居酒屋ばっかりだったので、博多バスターミナルビルのレストラン街で「竹乃屋」という、焼き鳥・モツ鍋の店へ。 レストラン街なので子供連れでも大丈夫だろうから。
ここで、ようやくビールを飲むことができ、ビールと日本酒を飲んで、焼き鳥やモツ鍋を食べてお腹いっぱい。 7,800円くらいだった。 帰りにコンビニに寄って追加でビールと日本酒を購入、妻も子供たちもすぐに寝てしまったので、一人でスマホいじりながら飲んでいたが、朝早かったこともあり、23時過ぎくらいには寝てしまった。
博多駅前