今日は登山。 5時起床、20分出発で、愛媛の平家平を登りにいく。
登山口は住友フォレスターハウス。 今日は道中眠くならず、7時40分くらいには到着した。
登山の準備をして出発。 今回のコース、フォレスターハウスから平家平に登り、縦走路を歩き冠山、ちち山へ向かい、そこから一ノ谷分岐まで戻り、ナスビ屋敷経由でフォレスターハウスに戻るコース。
この区間、全て歩いたことはあるのだけど、ちち山~一ノ谷分岐の区間以外は片道しか歩いたことが無い。 なので、フォレスターハウスから平家平経由の一ノ谷分岐までと、一ノ谷分岐からフォレスターハウスまでは今回の向きでは初めて歩くコースとなる。
フォレスターハウスで登山届を記入し、登山道に入っていく。 前は無かった鹿除けの鉄柵ができていて、そこを通って、銅山川を渡って山の中へ入っていく。
最後に下山で使ったのが結構前なので、どんな道か忘れてしまっている部分が多い。 出だしすぐに、丸木橋がある。 これが微妙に湿っていて滑りそうで怖い。

丸木橋を渡ってからは本格的な登山道に。 道は結構急なのかな。 ゆっくりと一歩一歩歩いていく。 途中で細い沢を渡り、その先の鉄の階段を上って行く。 3つ目の鉄塔のあたりでいったん休憩し、そこから先も急な道を登って行く。
しばらく歩いて、稜線に合流。 ここまで結構長かったけど、予定よりはだいぶ早く到着することができた。
先ほど休憩したばかりなので、水分補給だけして平家平を目指す。

少し歩くと、先行していた50代の女性2名グループに追いついて、少し話をして追い越しさせてもらった。
平家平はすぐ目の前に見えているのに、けっこう道が長かったな。 平家平山頂に到着。 誰もいないし景色も素晴らしい。
少し横になって目をつぶる。 風の音しか聞こえない。 気温もちょうどいいくらい。 気持ちがいいなぁ。
体力も回復したので、この先を目指そう。 次の目的地は冠山。
すぐ目の前に見えているのだけど、コースタイムでは50分もかかるらしい。

平家平を振り返ると、一面緑色の笹で覆われている。 緑が綺麗だなぁ。
そして、すぐに冠山山頂に到着。 ここでおにぎりを1つ食べて休憩。

さぁ、ちち山を目指そうか。 ここから一ノ谷越まで急な道を下っていく。 この道の途中で、60代夫婦と、40後半くらいの男性2名、女性1名のグループとすれ違った。 いずれもフォレスターハウスから一ノ谷越のルートで登って来たみたい。
しばらく歩き、一ノ谷越までやってきた。 今年の1月、冬季のちち山と笹ヶ峰を登って、帰りに欲張って、一ノ谷越からフォレスターハウスに下りようと思って、ちち山分れからここまで下ってきた。 ここからナスビ屋敷方面に下っていくのだけど、すぐに道を見失ったのと、1m以上の積雪で困難を極めたため、進むのを諦め、ちち山分れまで登り返したことがあった。
そんな苦い思い出のある一ノ谷越。 今日はここからちち山を目指して登って行く。 よく冬場に登り返せたなと思うような道だった。 一ノ谷分岐を超え、ちち山分れ手前はけっこう急な道だった。

ちち山分れ手前で、40~50代夫婦に遭遇。 こんなところで人に会うとは珍しい。 話を聞いたら、大永山から笹ヶ峰まで行って、冠山方面に歩いているとのことだった。 一ノ谷越からフォレスターハウスに下りるのかな? この時点で結構な距離歩いているのだと思う。
ちち山分れから先は、この時期は歩きにくい笹に覆われた道だった。 笹の根に足を滑らせながら歩いていき、ちち山へ到着。
山頂には60くらいの単独男性と、20代か30台前半の男性2名グループがくつろいでいた。
男性2名グループはすぐに出発していった。 60くりあの男性は、丸山壮から紅葉谷経由でちち山に来て、これから笹ヶ峰に登って帰るとのこと。 オレも時間があったら、笹ヶ峰まで、とか思っていたが、ちち山到着時点で12時半くらい。 これからお昼も食べるので、順調に行っても、笹ヶ峰に到着するのは2時くらいになってしまうだろう。 そこから下山に4時間くらいはかかるかな。 笹ヶ峰まで行くと、行程が1.5時間増えるくらいの計算になる。 となると、暗くなる前には下山できそうだけど、けっこうギリギリの時間になってしまう。 今日はちち山まででいいかな、もともと目的地はここだったし。

インスタントラーメンを作って荷物をまとめて下山する。 一ノ谷越まではすぐに到着。 一ノ谷越の50mくらい手前で、謎の荷物を発見した。 ザックと上着、登山口、靴下が置かれていた。 ザックと上着くらいだったらトイレかなとか思うのだけど、登山靴と靴下?? あたりを見回したが人らしき影や物音は無い。 靴下まで脱ぐって、まさか首つりでもしてるんじゃないかと、あたりを見回したがそれらしきものも見当たらなかった。
一ノ谷越で休憩していたら、冠山方面から50代の男性が下りてきた。 話を聞いたら、その荷物はこの人の荷物で、トレイルランニングの練習をしているとのことだった。 だから登山靴や靴下があったのか。 変な気を起こした人じゃなくて一安心。
さて、下山しようか。

冬場に道を見失った場所は、そのまま道沿いに下りていき、何度か折り返して行くのが正解だった様子。 しばらく歩いていると、崩壊しかけた谷間を抜ける箇所が何度もあった。 これは冬場道がわかってても、通るのは困難だな……
銅山川源流を通過し、ナスビ屋敷へ。

そこから集落の跡地っぽいところを通過して林道まで下りてきた。 林道を30分くらい歩いて、住友フォレスターハウス方面への登山道に下りていく。 鹿除けの鉄柵を通り抜け、無事下山。
フォレスターハウスの登山届に、下山時刻を記入して、車に到着。 荷物をまとめて帰ろうか。

車で走り出してすぐ、一番最初に会った、女性2名組が、駐車地点の空地に向かって歩いていた。 平家平から三ツ森峠まで行き、そこから林道を下りてきたとのことだった。
西赤石山の日浦登山口を通過し、東赤石山の筏津登山口付近を走っているとき、足を引きずりながら歩いた登山者が日浦方面に歩いていた。 縦走してたのかな? あの足でたどり着けるのだろうか? 家とは全く逆方向だけど、筏津のちょっと先でUターンして、その人に声をかける。 やはり日浦まで行くらしく、送っていく申し出をしたら、ぜひお願いします、とのことだった。
40代くらいの男性で、西赤石山から、前赤石山くらいまで行って引き返す予定だったのに、すぐ目の前に東赤石山が見えてきたので、欲張ってそこまで行ってしまった。 そして筏津に下りてきたのだけど、何も考えていなかったので、日浦までは根性で歩くつもりだったらしい。 筏津~日浦は5km。 日浦に向かって上り坂になっているので、だいぶきつい、1時間ちょっとくらいかかる。 車で走れば10分くらいなので、家に帰るの多少遅くなるけど、まぁ全く問題ないくらいのロスだし。
登山の話をしたりしながら運転して、すぐに日浦に到着。 その人は車に戻って行った。
本日の登山は、かなり調子よく歩くことができた。 今日歩いた区間の7割くらいが、歩いたことない向き(登りで利用、下りで利用)だったので、より知識をため込むことができたかな。 フォレスターハウスから一ノ谷越までのルートも再確認できた、ただ、このルートは不安定すぎて冬場には使えなさそうだ。
思っていたより人が多かったが、静かな登山を楽しめて最高だった。 今日は三連休初日だが、明日明後日は台風の影響で天気が悪そうなのが残念。 登山者も今日に集中してるのかな。
本日のコースタイム
07:55 駐車地点
08:42 徒渉地点&鉄の階段
09:12~09:24 3つ目の鉄塔で休憩
09:45 稜線合流
10:21~10:31 平家平山頂
11:02~11:11 冠山山頂
11:31 一ノ谷越
11:47 一ノ谷分岐
11:58 ちち山分れ
12:27~12:56 ちち山山頂
13:20 ちち山分れ
13:29 一ノ谷分岐
13:43~13:57 一ノ谷越
14:31 ナスビ屋敷
14:54 徒渉ポイント
15:16 林道合流
15:43 林道から登山道へ
15:56 駐車地点
「登山」カテゴリーアーカイブ
【徳島】三嶺
今日は2か月半ぶりの登山。 5時20分起床ですぐに出発。 過去に2か月半も山に行かなかったことがなかった。 こんなに開いてしまったとは…… 今日は久しぶりなので、原点に戻る登山として、三嶺の癒しの温泉郷ルートを登ることにしている。
国道32号で徳島に入るが、大歩危で睡魔に耐えられなくなり、30分仮眠。 癒しの温泉郷登山口に着いたのは9時前だった。
途中、工事中だったはずなのに、いつの間にか新しいトンネルが開通していたり、道路標識に標高が追加されていたり、久しぶりにこの道を通ったら随分と変わっていた。 道路の拡幅工事も何か所もやっていたので、どんどん道が広くなって走りやすくなるだろう。 一応国道だし。

登山の準備をして出発。 歩き出してすぐに異変に気づいた。 最初は草むらを数分歩くのだけど、草むらの一番奥にお墓と民家がある。 なんとそこに林道ができていた…… そして右手は林道工事中。 このまま西山林道までつなげるのだろうか?
登山口も林道に削り取られていた……

山の中に入って少し歩いたところにも林道ができていた。 なんだか天狗塚の西山林道登山口の登山道みたいになってきたな。 登山道を林道がまたいでいる。 ずっと大好きだったこのルートにもついに人の手が入ってしまうのか…… けっこう残念な気持ちになってしまったが、まぁ出だしの10分も歩かない場所なのでいいか。 そもそもモノレールも走ってるし……

久々の登山だし、太ももも完治してないので、今日は無理をしないようにと、そんなにペースを上げないで歩いていた。 山はひんやりとして、肌寒い。 登山口での気温が16度くらいだった。 そこ以降の道は特に変わった様子はなく、いつもの慣れた三嶺への登山道だった。 しばらく歩いて、旧造林小屋に到着。 ここでおにぎり1つ食べ、水分補給をする。

さて、ここからが三嶺への険しい道の始まりだ。 テクテクと登山道を歩いていき、急な箇所を通過、1791m地点を通過し、少し登って広場へ到着。 この辺りは雲の中のため、景色が全く見えなかった。

そのまま歩き、1791m付近で、水分補給。 天気は非常に怪しいし、雨になる前に山頂を踏んでおきたかったので、休憩はせずそのまま歩いていく。 少し下って、再び上り。 鹿除けネットの所で、先行していた60代くらいの男性2名パーティに追いついた。
とりあえず、ヒュッテには寄らず、そのまま山頂を目指す。 ここから先は強風が吹いていてかなり寒かった。 一瞬で手がかじかんできたので、手袋を装着。 上は長袖Tシャツ一枚だけど、体はそんなに寒くない。 手も、手袋したおかげで、寒さは無くなった。 水気の混じった風なので、すぐに濡れてしまうな。
山頂に到着したら、50歳くらいの男性が写真を撮っていた。 オレも山頂の写真だけ撮って、すぐに下りる。
お昼ご飯はヒュッテで食べよう。

ヒュッテに入ると、中は15名ほどで埋め尽くされていた。 スペースを空けてもらって、中に入る。 どうやらこの15名、徳島から来た、同じ会社のメンバーらしい。 会社で15名も登山をする人がいるのか。 装備見た感じ、普段から山に行ってそうな人は3人ほどしかいないようだったのだけど、3人で12人引率はけっこう厳しいな。 みんな熱々のカップラーメンを食べていて美味しそうだった。

オレもインスタントラーメンを作って体を温める。 リーダー格の人に、「コーヒー飲みませんか?」と勧められたが、コーヒーは飲めないので、お断りしてしまった…… ここのみんなは名頃から上がってきてヒュッテで休憩、これから山頂を目指すみたい。 数名は山頂に行かずにヒュッテで休憩することになったが、残るメンバーは山頂に向かって行った。

さて、そろそろ下山しようかな。 荷物をまとめて、下山開始する。 普段通りの道なので、特に書くこともないのだけど、旧造林小屋で休憩を挟んで、一気に登山口まで下山。 最近登山靴が合わなくなってきている気がする。 前回の登山の時もそうだったのだけど、右足の踵が擦れる。 もう3年近く履いている靴なのだけど、足の形は変わらないだろうから、靴が歪んできたのかなぁ。 靴底のゴムもだいぶすり減ってきているので、もう1年は靴が持たなそうだ…… この冬が終わったら、靴買い替えるかなぁ……

帰りはのんびりと運転しながら帰る。 途中、壁の苔を上手く除去し描いた、徳島県のゆるキャラのアートを見たりしながら帰宅。

久々の登山はすごい良かった。 やっぱり山は素晴らしい。 この前の日曜日くらいからずっと喉に閉塞感があって、きっとストレスだろうな、と思っていて、今日山を歩いている途中までは閉塞感が続いていたのだけど、途中から無くなった。 運動がいいのか、山がいいのかわからないけど、どちらもストレス解消に良い作用をすることは間違いないだろう。
帰りの運転中に聞いていたラジオでも、テーマが「森林浴」だったので、タイムリーな話題だ。 冬になる前に、のんびりした森遊びも、子供たちにさせてあげたいな。
本日のコースタイム
08:58 癒しの温泉郷登山口
10:05~10:20 旧造林小屋
11:24~11:27 1791m地点
11:51 三嶺山頂
12:02~12:43 三嶺ヒュッテ
13:48~13:57 旧造林小屋
14:43 癒しの温泉郷登山口
【徳島】津志嶽~黒笠山~矢筈山~石堂山【縦走】
夕べから山でビバークの訓練をしている。 ものすごい寝づらく、1時間おきくらいに目が覚める。 しかも0時過ぎたあたりから寒くて、それも眠りを妨げる。 長袖シャツがあったので、それを毛布代わりにしてかけたのだが、ほとんど変わらないな。 寒いから靴下履いて寝るが、寒いのに蒸れるし。
直接地面に寝ているので、冷気は地面から来るのだろうか? そんな風に、何度も目が覚めながら、朝4時を迎える。
空がだんだんと明るくなってくる。 4時半くらいから動き出す。 朝ご飯に、バナナ1本とチーズ1切れ食べる。
もっと食べたいが、残りの食料がバナナ1本、チーズ2切れ、パン2つなので、節約しなくてはいけない……
ツェルトを撤収して、もう一度津志嶽山頂に向かう。 木々の間から朝日が綺麗に見える。 すがすがしい朝だ。
津志嶽山頂からは、南西方面に下りていく。 「発砲禁止」の看板の方に下りていくと、所どころテープが見える。 それを外さないように歩いていく。 黒笠山までは稜線を歩いていくので、極端に方角さえ間違わなければ、たどり着くことはできるだろう。 歩けないような岩場などがあったら考えよう。
もっと人が歩いていないと思っていたので、目印テープは皆無かと思っていたが、考えていたよりはテープは貼ってあったので少し安心。

南西に向かって歩いていき、三角点みたいな目印があった。 そこが小ピークのような感じで、四方が下っている。 そのまままっすぐ行きたいが、まっすぐ行ったら西方面になってしまう。 左寄りに進路を取り、南西を目指して進んでいく。 何度かアップダウンを繰り返し、すごい見晴らしのいい場所に到着。 ここから前に見える山はなんだろうか? 見晴らしのいい場所で休憩をする。
チーズ1切れ、パン1つを食べる。 残りはパン1つ、チーズ2つ、バナナ1本。

黒笠山に向かって歩いて行く。 気が付いたら、黒笠山まで0.2km、矢筈山まで3kmの分岐の看板のところまでたどり着いていた。 数百メートル手前で、白井方面からの登山道と合流してるはずなのだけど、合流したことに全く気付かなかった。 黒笠山はまだまだ先だと思っていたのに、急にあと200mと言われたらテンションが上がる。
黒笠山の鎖場を乗り越えて、黒笠山山頂に到着。 山頂にあった標高を示す看板はどこかになくなっていた。
黒笠山から、矢筈山がきれいに見える。 こうやって見ると、まだ200m以上の標高差があるんだな。 黒笠山⇔矢筈山の悪路は、4年くらい前に一度だけ歩いたことがあるが、その時は、あまり悪路と感じなかった。 が、今回はどうだろうか? 道も全然覚えていないや。

先ほどの分岐まで戻り、矢筈山を目指して歩いて行く。 道自体はおそらく大したことないのだけど、膝まで覆い茂笹と、その笹につく朝露で下半身はビショビショ。 そんな道を歩いて行くので、かなり心が辛い。

思っていたよりも登り坂が多い感じだった。 途中で休憩を入れる。 靴の中までビショビショになってしまって、不快だ。 同じような景色の見えない道をひたすら歩く事2時間。 ようやく矢筈山山頂に到着した。

矢筈山はお手軽で結構人気の山なのだけど、誰もいなかった。 山頂でバナナとチーズを食べる。 残りはパン1つだけ。 もうすぐ全行程が終わろうとしているので、パンだけでも大丈夫だろう。
少し休憩して、石堂山に向かう。

矢筈山から石堂山に向かって歩いている最中、前から50代くらいの夫婦とすれ違った。 おそらくだけど、落合峠から石堂山のピストンだろうか? この先も笹が多い茂っているので、下半身がビショビショだった。 少し会話をして別れた。 石堂山までは、下りがほとんど下りの道だった。 山頂手前で少し上り坂があったが、あっという間に石堂山山頂に到着。 この山は、つい先月登ったな。 山頂は相変わらずハエが多かった。 ラストの食料、パンを食べ、あとは下りるだけ。

白滝山方面に向かって歩いて行く。 途中で、60歳くらいの男性とすれ違った。 この人は、石堂神社から登ってきているみたい。
とりあえず、白滝山の山頂を踏んで、100mほど戻って、石堂神社方面に下りていく。 足の爪、切ってくるの忘れたので、靴の中で当たりまくって痛いな。 もうずっと痛いので、爪の中で内出血起こして、そのまま爪が死んでしまうだろう。 ここ1年以上、健康的な爪を保ってきたのに残念。

石堂神社までの道は、けっこう長く…… 石堂神社に着いた時にはクタクタになってしまっていた。 だけどここまでくれば、もう30分くらいで下りられる。
森の中を歩いていき、廃屋地帯を2か所通過し、登山口まで到着。

さて、ここから自転車で車まで戻ろう、と思っていたのに異変が。 止めておいた自転車が無くなっている…… 自転車はフレームとガードレールをチェーンでつないでおいたのに、その場所に行ってみたら、チェーンが切断されて捨てられていた…… 誰かに自転車を盗まれたな…… しかもこんな人のほとんど通らないような山奥で…… どうしようかと考えたが、下に歩くしかない…… 車を止めた場所まで、11kmくらいはある…… 自転車盗まれたのだし、警察に電話をしようかな。 幸いなことに、携帯の電波は1~2本立っており、通話はできる状態。 パケット通信はできないが。 どこに電話すればいいのかわからなかったので、110に電話してしまった。 事情を説明して、現在地を求められたが、現在地を説明するのにすごい苦労した。 この道は県道沿いなのだけど、県道の番号がわからない。
「国道438号線を南に走って行って、一宇村役場の先で左に折れるのだけど、そこを左折せず真っ直ぐに、片川という川があるので、それ沿いにひたすら走って行って、道がUターンするので、そのUターンした箇所から1kmくらいのところ」という説明になった。
警察官が来てくれるとのことになって、管轄の美馬警察署から再度電話があって、場所の説明を求められた。 そして待つこと40分くらい、一台のパトカーがやってきてくれた。 パトカーは地元の駐在所の人で、盗まれた現場と、切られたチェーン、昨日自転車を置いた時点で撮影した写真を見せて、これで報告書を作って美馬警察署に提出してくれるとのこと。 そして、車を止めた地点まで、パトカーに乗せていってくれるとのことだった。
パトカーに乗せてもらうの初めてかもしれない。 道中、お巡りさんといろいろ会話した。 「なんであんなところに自転車止めておいたの? 自転車であそこまで上ったの?」とかいろいろ質問されて、車で自転車を置きに来て、車は別の場所に止めて、自転車で車に戻るという登山をしている、ということを話したら納得してくれた。 無線で連絡があった際、あの位置で自転車盗難にあったことは把握したのだけど、そんな山の中まで自転車で上がっていったのか?と疑問に思っていたらしい。 本当に盗まれたのかな?と。 そんな話をすること30分くらい、車を止めた地点まで送ってもらい、お礼を言って別れた。 「被害届書かないといけないので、帰りに美馬警察署に忘れずに寄ってください」と。
とんでもないアクシデントがあったが、これで本日の登山は終了。 コース的には歩きたいコースを歩けて満足だったが、津志嶽~矢筈山までの悪路5時間はかなりつらかった。 ビバークを実際に体験してわかったが、まぁ実際に遭難したら心の余裕も無くなるので、まず寝られないだろうな。 そして一番暑いこの時期でも、夜はかなり寒かった。 やはりビバークしないですむように登山をするのが一番だけど、もしもの時に、一度体験してるので、それが少し役立つかもしれない。 知らない道を夜中には絶対に動いてはいけないし、知っている道でもちょっと気を抜くと迷いそうになってしまう。 今回泊まって、一人用の小さいものでいいので、テントが欲しいな、と思った。 外界と幕一枚でも完全にシャットアウトされてれば、だいぶ違うと思う。 夕方出発でも一泊できれば、登山の幅がぐんと広がる。
そして、自転車はどうしようかな。 出てこない可能性が非常に高いし、折り畳み自転車を買いなおそうか…… 自転車が無いと、登山の幅が狭まる……
帰りに美馬警察署で、自転車盗難の被害届を書いたのだけど、防犯登録番号、車体番号、メーカー、車名、インチ数などが必要で、全然わからなくかけなかった。 帰宅した後に、防犯登録の控えを見ながら全て伝えたのだけど、この控えが無かったら被害届すら書くことができていなかった。 こういう書類はちゃんと保管しておかなくてはいけないな。
本日のコースタイム
16:58 国道438号線駐車地点
17:34 津志嶽登山口
17:52 登山道合流(水車)
18:01~18:14 廃屋
18:56 稜線合流
19:05~19:15 津志嶽神社
20:22 津志嶽山頂
05:13 津志嶽山頂を出発
05:46 1509m地点
06:33~06:55 1618m地点
07:33 矢筈山方面分岐
07:40~07:58 黒笠山山頂
08:04 矢筈山方面分岐
08:41 矢筈山まで2.0km看板
09:06~09:27 休憩
09:37 矢筈山まで1.0km看板
10:07~10:25 矢筈山山頂
11:14~11:32 石堂山山頂
12:02 白滝山山頂
12:43~12:54 石堂神社
13:25 石堂山登山口
ミニバスの大会2回戦と遅い登山
今日はミニバスの大会2回戦。 昨日と違って9時からの試合。 7時前に起きて、8時前には家を出発。 昨日と同じ善通寺の体育館で、多度津と戦う。
試合は、ダブルスコアで敗れた。 多度津は強いな。 4、5、6番の選手がきっちりと得点を決めてくる。 ずば抜けて上手い子がいたわけではないが、みんながうまかった。 10番の選手も身長はすごい低いのに、ちゃんと動いて得点を決めていた。
その後は、長男と次女を連れて、綾上にあった「やまだうどん」で、ぶっかけうどんを食べる。 ここの麺はなんか冷凍麺っぽい感じがしたな。

12時くらいに家に帰るが、眠くて14時くらいまで三女と昼寝をしてしまった。
夕方からは登山に行く。 常に、いざという時のために、ツェルトは携行しているのだけど、実際に夜を越すような遭難をしたことがなく、遭難した際にちゃんと使いこなせるか、夜を越せるか、というのがわからない。
その為の訓練を、今夜~明日にかけて行うことにしている。
場所は徳島の津志嶽。 普段と同じ装備で臨む。 食料は今日の夜~明日の夕方までの分が必要なので、マルナカでレトルトライス、レトルトカレー、バナナ3本、菓子パン3つ、フライドチキン、チーズ4切を購入して、家から持参したインスタントラーメンを持っていく。
今回の登山は、津志嶽~黒笠山~矢筈山~石堂山~白滝山~石堂神社登山口と歩く予定。 時間的に、今日は津志嶽山頂付近でビバークして、残りの行程は明日になるかな。
まずは下山口となる、石堂神社の登山口に自転車を置きに行く。 あとで重要になったのだけど、この時刻が16時18分。 この辺りで、妻からLINEが入り、「ラーメンセット忘れてるよ」と…… ラーメンセットとは、インスタントラーメン、コッヘル、ガスカートリッジ。 まさか家に忘れてしまったのか……
ガスストーブ本体と水はあるのだけど、これじゃ何もすることができない。 水は飲むからいいとして、ガス本体は全く使い物にならないので置いていこう。
食料が足りなくなりそうなことが発覚したが、お店まで戻るのにだいぶ時間がかかる。 仕方ない、食料も遭難を想定して、あまり無い状態で臨むか。

国道438号線、久薮に上っていく道の、入口付近に車を止めて、登山の準備をして出発。 登山口は国道よりだいぶ上にあり、そこまで行ってしまうと、帰りにこの上り坂を自転車で上がらないといけなくなってしまう。

駐車地点から、久薮に向かって車道を歩いていく。 しばらく歩くと集落が出現。 集落は、家と家の間を縫うように、人の通れるような道があるので、そこを通ってショートカットしていく。 上の登山口まで行かず、下の神社の登山口から山に入る。 パラパラと雨が降ったり止んだりのような感じの天気。 雨にならなければいいが……

薄暗い森の中を30分近く歩き、正規の登山道と合流。 この水車の手前で合流する。 ここからは一般的な津志嶽の登山道を歩いていく。 まずは廃屋まで。 ここの廃屋でいったん休憩を入れる。 この時間とはいえ、歩くと汗だくになるな、暑い。

廃屋の裏から再び山に入る。 ピンクテープが大量に貼ってあるので、それ通りに進んでいく。 急な地帯を越え、尾根道へ合流した。 写真だとあまり暗くないように見えるが、けっこう薄暗い。 神社まで行ったら休憩にしようかな。

神社まで到着、ここで休憩を入れる。 今日の登山は、いつもみたいに時間に追われる登山じゃないので、けっこうのんびりと登っていくことができる。 既に薄暗く、もうすぐにヘッドランプが必要な時間になる。 なので、焦って登っても仕方ないし、安全にゆっくりと登っていかないといけない。

歩き出してすぐに、ヘッドランプを使わないと歩けないほど暗くなる。 一瞬で闇に包まれたな。 一応道は知っているのだけど、この暗さだと、油断していると迷ってしまいそうだ。 迷わないように慎重に歩いていく。 真っ暗な徒渉ポイントも通過し、シャクナゲ地帯も通過し、そこからさらに30分くらい歩いて、津志嶽山頂に到着した。 とりあえず山頂は踏んだので、どこでビバークしようかな。 津志嶽~黒笠山の区間は一度も歩いたことがないので、これ以上先に進むのはよくない。 なので、少し戻って、太い木と平らな場所があったので、そこでビバークすることにした。

ここにツェルトを設置してみる。 ツェルトに最初からついているヒモしかないので、あまり上手くは貼れなかったが、ストックも使って、ある程度の形にすることはできた。 テントと違って、外界との区切りは完全に作れない。 レジャーシートやマットを持ってきてないので、地面は当然湿った土と落ち葉。 ツェルトと地面の間には隙間があるので、風が吹いて来たり、虫が入ってきたり。
とりあえず夕飯を、ということで、菓子パン1つ、バナナ1本、チキン、チーズ1切れを食べる。 食べ終わってもお腹はグルグル鳴っているが、これ以上食べると、明日の食料が無くなってしまう。

することもないし、寝るか。 ということで、地面が湿っているので、上下ともレインコートを着用し、濡れたところに寝ても大丈夫なように。 30cmのエアマットはお尻の下に、登山靴は脱ぐ。 枕の代わりにザックを使う。 そんな状態で横になるが、狭くて足は完全に伸ばせないし、虫がウヨウヨ、顔や足を歩いていて、かゆかったりうっとうしかったり。 寝ようとしたのは21時過ぎだけど、結局23時前までははっきりと意識のある状態が続く。
本当に寝られるのか?
【徳島】石堂山
5時起床、5時15分出発。 今日は徳島の石堂山に登山に行く。 歩くルートは、石堂神社のルートから。
最近なかなか時間が取れず山に行けなく、たまに山に行ってもモチベーションがわかなく、あまり歩けない日々が続いている。 もっともっとたくさんの山に登って力をつけないといけないのだけど、マラソンや自転車との両立が難しくなってきている。
登山口付近の駐車地点には7時過ぎには到着したが、眠すぎてすぐに登りだせず。 車の中で1時間ほど仮眠をしてしまい、8時25分から登り始める。 このルートは2年くらい前に一度歩いている。 冬に歩けるかな、と思って調べたのだが、冬にはこの登山口にたどり着くのも困難そうだし、道も決して楽ではないので、冬には使えなさそうだった。
登山口から山に入って歩いていく。 すぐに廃屋があるのだが、以前来たときはトイレなどが残っていたのだが、今は完全倒壊していた。 樹林帯の道をどんどんと登っていく。 記憶以上に傾斜が急だった。 木々に覆われているので直射日光はないのでそれほど暑さは感じなかった。

40分ほど歩き、石堂神社まで到着。 来たことないけど、ここまで車で来ることができるみたい。 ただ「林道」と書いてあるので、だいぶ道が悪いかもしれない。
ここで水分補給をして、歩き出す。 次のポイントは矢筈山への縦走路へ合流するところ。

石堂神社の裏から登り始めるのだが、出だしの傾斜がかなりきつかった。 こんなにきつかったっけ? まったく記憶になかった。 急な傾斜は出だしだけで、その後は平たんかやや緩やかな道に変わる。
そのまま1時間ほど歩き、縦走路に合流した。

とりあえず白滝山がすぐそこなので、山頂だけ踏んでおこう。 笹に覆われた登山道を歩き白滝山に到着。 木々に覆われてまったく景色が見えない。 さぁ、分岐まで戻って石堂山に行こう。

ここからは樹林帯を抜け、笹に覆われた登山道を歩いていく。 軽いアップダウンが何回かあり、素晴らしい石の塔を通過したら、すぐに石堂山山頂に到着。
山頂には先行していた男2女1のパーティがいた。 山頂でおにぎりを食べて、かなり眠かったのでポカポカの太陽の中昼寝をしようと横になるが、ハエとハチとアリがすごすぎてまったく眠れず……
足や腕がチクチクしたりむず痒かったりで気になりすぎた…… 寝るのは諦め、休むだけ休んで下山することに。
いつもなら矢筈山に行こうと思うのだが、今日はそんな気分にはなれず、そのまま下山した。

家に帰ってからは録画したサッカーを一気に見る。
「メキシコVSカメルーン」「スペインVSオランダ」「チリVSオーストラリア」。 スペインとチリは素人が見てもパス回し上手いし、かなり強そうに見えた。 スペインはオランダに大敗しちゃったけど。
最近上がらない登山へのモチベーション。 ずっと四国の決まった山域の山しか上ってなかったので、たまには他県の知らない山に行ってみるのもいいのかもしれない。
本日のコースタイム
08:25 駐車地点
09:05~09:10 石堂神社
10:06 白滝山
10:44~11:15 石堂山山頂
11:43 石堂神社方面分岐
12:20 石堂神社
12:53 駐車地点
【徳島】次郎笈
5時起床、10分出発。 今日は徳島に登山に行く。 ルートは見ノ越に自転車を置いて、丸石、次郎笈経由で、見ノ越に下りてくるルートを考えていた。
が、行く途中に眠くなってしまい、2時間仮眠してしまった。 結局見ノ越に着いたのは9時過ぎ。 今日はおとなしく、見ノ越から登って、見ノ越に下りるルートを考えようか。
準備をして出発。 とりあえず、次郎笈に行こう。 まずは西島まで歩いていく。 さすがに100名山の剣山なので、人が多い。 登山家より、家族連れとか友達連れの方が多い感じがする。 40分ほどで西島に到着。 さて、このまま次郎笈を目指そうか。

次郎笈への道を歩いていく。 この道でさえ、何人もすれ違った。 歩いていたら途中でお腹が痛くなってきた……
いつもだったら、その辺でするのだけど、ここは剣山、人が多い…… 人目に着かないところに移動すればいいのだけど、結構禿山で、人目に着かない場所がない……
そのまま我慢して歩いていく。
次郎笈への上りと、丸石方面へのトラヴァースルート分岐があるのだけど、ここは丸石方面に歩いていく。 次郎笈に行ってしまったら、ますます人が多くなるし……
一方丸石方面はほとんど人がいないだろう。 トラヴァースルートを歩き、反対側の分岐まで到着。 ここに荷物を置いて、人目に着かない場所を探す。 数分丸石の方に歩いていき、斜面を2分ほど下ったあたりが人目につかなかった。
お腹もすっきりし、次郎笈山頂へ。 山頂へはすぐに到着。 今日は「WILD WALK 0→1955」というイベントがやっており、ほら貝の滝~山の家が、そのルートの一部として設定されていた。
ゼッケンを付けた人たちが歩いているのを何人も見たし、少し会話もした。
2日間で、大阪湾から山の家まで踏破するというイベント。 距離は115km! 1日目に80km、2日目に35km踏破しないといけないらしい。
そして、この剣山付近は、112km目くらい。 ゴール目前、みんな痛い足を引きずって、次郎笈への最後の上りを登っていた。
とても115kmのイベントに参加しようなんて思えない……すさまじい距離だ。 それでも140人くらい参加しており、オレが次郎笈に到着した時点で、40人ほど通過しているとのことだった。

山頂でラーメンを食べたのだけど、またお腹が痛くなってきた。 長居はできないな。 剣山方面に下りていく。
このまま剣山に登る予定だったけど、お腹が痛いので早く西島に行きたい。 もう今日はいいや、帰ろう。
剣山は諦めて、西島へ歩いていく。 途中で、警察官がいたので話をした。 「事件とかあったんですか?」と聞いたら「パトロールです」と。
こんな山の中もパトロールするのか! まぁ人が多い時期だし、その分事故は増えるだろうし。 しかし登山の格好じゃなく、普通の交番にいるような格好で、軽々と剣山を往復していた。 日常的に登っているのだろうか。 剣山程度なので、水も持ってきていないらしい。 警察官はめちゃめちゃ早く、あっという間に見えなくなってしまった。
西島でトイレに行って、そのまま下山。 4時間程度しか歩いていないのに、なんか疲れたな。
本日のコースタイム
09:20 登山口
10:01~10:03 西島
10:42 剣山側トラヴァースルート分岐
10:53~11:08 丸石側トラヴァースルート分岐
11:23~11:49 次郎笈山頂
12:15 西島方面分岐
12:41~12:50 西島
13:19 登山口
【愛媛】東赤石山
5時起床、15分出発。 今日は東赤石山に登山に行く。
やはりこの時期、モチベーションが下がり、月一程度の登山になってしまっている。 そろそろ回数を増やしていかないと。
5月にもなれば、朝5時でも明るい。 運転が楽になるな。
先週訪れた翠波高原を通過し、東赤石山の床鍋登山口を目指す。 登山口までは車で上がらずに、川沿いの道に止めておく。
車止めて準備をしていたら、近くで草刈りをしていたおじいさんが話しかけてきた。 少し山の話をして、東光森山や大座礼山もいい山だよ、というのを教えてもらった。

今日の登山は床鍋登山口から山に入り、山頂を経由して、瀬場登山口に下りるルート。 瀬場登山口~床鍋登山口間は10分か15分くらいで歩けるだろう。
床鍋登山口から歩いていく。 まずは造林地帯を登っていき、この登りが数十分続く。 しばらく歩くと、木々の合間から権現山が見えてくる。 まだはるか遠くに見える。 鉄の橋を何度かわたり、権現山方面と、権現越方面の分岐が出現。
ここでいったん休憩して、権現越の方に歩いていく。

倒れた笹地帯があったり、もともと人があまり歩かないルートなので、結構歩きにくかったり。 そんなだったが、すぐに権現越まで到着。 今日は天気が良くてポカポカで気持ちがいいな。
お腹が空いたので、ここでおにぎりを2つ食べて、ゆっくりと休む。 横になっていたら寝てしまいそうだ。
気温は暖かいのだけど、この場所は風が吹き抜けていて少し寒かった。

さて、山頂を目指そうか。 ここから先は、東赤石山っぽいルートに変わる。 山頂に向かって少し歩くと、赤石山荘方面と山頂方面の分岐が出現。 そこから山頂方面に登っていく。 日陰には雪が残っている箇所が何か所もあった。
まだこんなに雪が残ってるなんて思わなかった。 あと1週間もすればなくなってしまいそうだけど。
ちち山の方に見える谷筋にも雪が残っているのが見える。

岩の上を歩いたり、樹林帯に入ったりを繰り返しながら、東赤石山山頂に到着。 60歳前後の男女パーティがちょうど反対側から到着したところで、お昼を食べながら少し会話した。 名古屋からきたらしく、昨日は三嶺を登ったみたい。 国道439号線が悪かった、と言っていた。 過去に剣山や石鎚山は登ったことがあるみたい。 山を歩きに、夫婦で全国を回っているとのことだった。
遠くに見える山、だいたい名前がわかるので、あの山は笹ヶ峰で、こっちは瓶ヶ森、石鎚山は遠すぎて見えないね、など会話していた。 お昼にはラーメンを食べようと思って準備してきたのだけど、さっきおにぎり2個食べてお腹いっぱいなのと、ラーメン作るのも面倒なので、今日は作らず。

東赤石山は人気の山で、次から次へと人がやってくる。 お腹もいっぱいだし、休憩もしたので下山することに。
帰りは瀬場ルートから下りる。 赤石越から直下して、東ルートで瀬場谷を目指す。 もう13時過ぎだというのに、この時間から登ってくる人がたくさんいる。 何時から登り始めたのかわからないが、暗くなる前に下りられるか微妙じゃないか?
瀬場谷まで到着してここで休憩していると、さらに2パーティやってきた。 これはもう泊まりなのかな?

そのまま歩いていき、瀬場登山口に到着。 よく考えたら、瀬場登山口に下りたのはまだ2回目。 ここから登ったことは一度も無い。 車止めるスペースが無いから利用しないんだよね、こっち。 過去に一度下りたのは、初めて東赤石山に筏津から登った時、道を誤ってこちらに下りてしまった。 今では「筏津・瀬場」の看板が立派にあるけど、昔は看板は無く、赤テープしか巻いてなかった覚えがある。 それで太い方に誘導され、下りてしまった。 登山口間は600mくらいなので、特に問題はなかったけど。

瀬場登山口から駐車地点まで歩いて、本日の登山は終了。 今日は暑かった! そして人が多かった!
新緑が美しく、花も綺麗だった。 これから梅雨までの一ヶ月間、いろいろ登っておかなくては。

本日のコースタイム
08:37 駐車地点
08:46 床鍋登山口
09:40~09:57 権現越・権現山分岐
10:46~11:03 権現越
11:19 赤石山荘方面分岐
11:47~12:15 東赤石山山頂
12:25 赤石越
12:34 瀬場登山口方面分岐
13:03 徒渉ポイント
13:36~13:47 瀬場谷分岐
14:23 瀬場登山口
14:34 駐車地点
【徳島】一ノ森
今日は、土曜日の代休で休み。 なので、山に行く予定。
5時10分、5時半と目覚ましが鳴ったが起きられず、6時10分くらいに起床。 20分出発。
金曜、土曜とものすごい寒く、昨日の時点で塩江の山が一部白かった。 なので、普通の山では間違いなく雪が降っていたっぽい。 季節外れの寒さだったが、また雪山を楽しめるではないか、ということで、平日で高速使わずに行ける山を選んでいたら、最近行っていない一ノ森に行こうと思う。
家を出発した時間はもう明るかった。 だんだん陽が伸びてきた証拠だな。 国道193号線を南下し、吉野川を通過し、国道492号線へ。 国道492号線は道沿いに桜や花が咲いていて、とても綺麗だった。 途中にはでっかいカメラを構えた人もいたり、わざわざ写真を撮りに来ていた。
コリトリには8時半くらいに到着。 このルートから一ノ森に登る際は、いつもコリトリから登る。 国道沿いの公衆トイレのある部分の空き地に駐車。 準備をして出発。 アイゼンは、今日は6本爪でいいや。

まずは剣神社まで。 林道を少し歩き、登山口へ入っていく。 登山口から山の中へ。 この辺りでの積雪はほとんどない。 あっても数cm程度。 だが、どんどん高度を上げていくにつれ、雪が多くなっていく。
途中の廃屋も真っ白だった。 林道を何度か突き抜けて、剣神社まで到着。 ここで少し休憩。 真冬の格好をしているので、暑いな。 フリースを脱いで、調整する。

ここからは神社の裏の斜面を歩いていく。 林道をいったん横断したが、林道は雪に埋もれていた。
ここから先の道にはトレースがついていた。 薄く雪がかぶっていて、氷結していないので、昨日のものか? 雪は10~15cm程度。 まだまだいける。 歩きにくくなってきたので、ストックを使い始める。 気温は高いけど、景色は真っ白だな。 真冬と変わらない。 しばらく歩き、追分に到着。 ここは風が吹き抜け、とても寒かった。 おにぎり1つ食べただけで、山頂を目指す。

この先は、雪の量が大分増える。 膝くらいまで埋まる箇所も多々あり、苦労しながら登っていく。 だが、ここまで来たら、山頂まではもう1時間もかからない。 ラッセルがつらくても、終わりがすぐなので、それほど力まないで行けそうだ。

樹林帯を抜け、最後の登り。 程なくして、一ノ森ヒュッテに到着。 ヒュッテの前は、積雪50cmくらいだった。 休む前に山頂に行って来よう。 山頂からの景色は素晴らしかった。 剣山、次郎笈はもちろん、その山の間から三嶺も綺麗に見える。 南は中東山、石立山。 北は赤帽子山、津志嶽、黒笠山、矢筈山。 東は槍戸山、天神丸など。 360度の大展望だった。

ヒュッテ前に戻り、ここでお昼ご飯。 インスタントラーメンを作って食べる。 朝は寒かったが、この時間はポカポカで気持ちがいいな。 この場所は無風だし。

お昼ご飯を食べ終え、下山することに。 積雪が多い地帯は、下山も楽ちんだろう。 追分までは一瞬で下りてくるおkとができた。 そこから先も速いペースで下りられたのだけど、雪がかなり溶けてきてベチョベチョだ。 溶けすぎて、逆に滑ったりするので、気をつけなくては。 行くとき雪に埋もれていた林道は、除雪車が入ったみたいで、綺麗になっていた。 が、この林道、除雪する意味はあるのか? 誰か通るのかな。

剣神社を通過し、コリトリまでの下り。 ここはもう雪は無いのと同じだった。 急斜面を滑らないよう慎重に下りていき、コリトリまで到着。 車に戻って着替えをしていたら、ニホンカモシカを発見した。 近づいてもなかなか逃げないので、いい写真が撮れた。

毎年のことだけど、残雪期になるとあまり山に行く気がおきなくなってしまう。 今回の登山も結構久々な感じ。 夏に向けてもっと歩く距離を長くしないといけないなぁ。
本日のコースタイム
08:30 コリトリ
08:36 登山口
09:25~09:39 つるぎ神社
09:56 林道
10:38~10:45 追分
11:57~12:20 一ノ森山頂
12:46 追分
13:11 つるぎ神社
13:43 コリトリ