第27回 福知山マラソン

晴れときどき雨前日夜の22時位に家を出発。 高松中央IC手前のマクドナルドでコーヒーを仕入れて、高松中央ICから高松道へ。
高松道は2019年春を目処に全線4車線化の工事を行っている最中だった。 高松東ICくらいから規制が始まっていた。 ずっと三角コーンが立てられていて車線規制されている。 が、もう2車線化が完了しているように見えた。 途中で通過するトンネルも下り線とは別のトンネルが掘られていて、そちらを走っていく。 なんで車線開放しないのだろうか。 反対車線がまだなので、そちらも出来てから開放するのだろうか。 まだ工事が進んでいなくて、いつも通りの対面通行の場所もあったが、こうやって4車線化が着実に進んでいくのを見ると、楽しみだな。

神戸淡路鳴門自動車道から山陽道に入る所に、神戸淡路鳴門自動車道の金額を払う料金所があるのだが、そこを通過したのが23時50分くらい。 ノンストップで来たのでこの時間になってしまったのだが、土日祝はETC3割引きになるので、あと10分遅く通過してれば料金が1,000円近く安くなっていた…… 途中のSAかPAで休憩すればよかったなぁ。 眠くないのに休憩するのがもったいなくて、ずっと走ってきたのが仇となってしまった。
山陽道を通り中国道に合流、中国道を西方面に走る。 高松道、神戸淡路鳴門自動車道、山陽道と、ほとんど車がいなくてガラガラだったのに、中国道はさすがに車が多くて運転しづらかった。 中国道を少し走り、舞鶴若狭自動車道へ。 途中にある西紀SAで休憩をする。 ここについたのが24時半くらい。 なんだかお腹が空いていたので、この時間だけどラーメンセットを食べてしまった。 今から炭水化物補給して間に合うだろうか。 普段はラーメン+ライスというのは食べないのだが、マラソン直前なので炭水化物を取る意味でそれを注文。
ラーメンセット

西紀SAから30kmほどで福知山IC。 福知山IC下りてから10分ほど、25時半くらいに福知山駅に到着。 以前止めたことのある、福知山駅北口の、駅のすぐ西側にあるコインパーキングに止める。 0時~翌0時までが1日単位で、1日上限500円で止めることができる。 この時間から止めて、明日帰るまで500円で止めておけるのは非常にありがたい。
今回のマラソンは駐車場申し込んでいたのだけど、第14駐車場というところで、そこから会場までは徒歩の移動となる。 徒歩20分と書かれていたので、そんなに遠くないのだけど、車内泊することや、マラソン終わってから風呂に入ったりすることを考えると、大会駐車場より駅前のコインパーキングの方が都合がよかった。 駅から会場までは無料バスが出ているし、駐車料金も500円なので。
エンジンを切って、ダウンジャケットを着込み、重ね履きズボンを履いて、毛布をかけて就寝。
福知山駅

夜、寒くて何回も目が覚めてしまった。 6時半くらいから半分起き出して、7時15分に完全に起床。 駅にはもう列車が到着しており、福知山マラソンに向かう人達で溢れかえっていた。 駅にあるセブンイレブンでおにぎりと温かいお茶を買い、車の中で食べる。 家からバナナも持ってきているので、それを1本食べる。 着替え等をして、7時45分くらいに無料バスに乗り込んで8時くらいには会場に到着。
無料送迎バス

会場で受付を済ませて、空いているうちに一旦トイレへ。 まだほとんど並んでおらず、数十秒でトイレに案内された。
アリーナに移動して、人が大量にいて足の踏み場も無いくらい人が大量にいるのと荷物やシートで場所取りされているのだけど、1人くらいならどこでも入り込めるので、適当に1人座れるくらいの場所に無理やり座り込んで場所を確保。 福知山マラソンでは手荷物預かりはないので、このアリーナに置きっぱなしにしなくてはならないのだけど、貴重品預かりがあるので、そこに財布やスマホを預ける。
物販見に行ったり、ゼッケンをつけたりして時間をつぶす。 今回はフル装備で挑む。 長袖にランニングシャツにハーフパンツ、コンプレッションタイツに、ウルトラ用に買った「Nike Air Zoom Pegasus 34」とういシューズ。 この靴はスポーツ用品店のコーナーだと「マラソン完走を目指すレベル」の靴なので、スピードよりも足の保護が優先されている。 今回はおかやまマラソンの疲れが抜けておらず、最大の目標が「完走」なので。 サブ4は端から狙っていない。
半袖か長袖かで迷ったが、ここ数日気温も低いので長袖を選択。 キャップや手袋とうは装着せず、スマホもウィダーインゼリー的なものも飴も持たず。 ポケットの中には鼻水用のティッシュ3枚、岡山のときで右小指にマメが発生したので応急措置用の絆創膏が4枚。 これだけで挑む。

直前の栄養俸給として持参したアミノバイタルを飲む。
参加賞の中にビニールで出来て簡易レインコートみたいなのがあるので、それを着て、アリーナに別れを告げる。 時刻は9時くらい。 もう一度トイレへ並ぶ。 トイレは行列が出来ており、15分くらいで案内された。 だが、まだ早いほうで用意されている並ぶようの列の半分くらいまでしか人は並んでいなかった。 直前になったら30分くらい並ぶだろう。
開会式が始まったのでそちらへ。 開会宣言やゲストランナーの川内優輝選手の2人の弟などの話を聞いてから、三度トイレへ。 今回はおしっこだけなので、5分も待たずに終わった。
スタート&ゴール地点

スタート地点へランナーの誘導が始まった。 今回オレは申告タイムが確か3時間50分だったと思うので、Eブロックとなった。 申し込みの時点ではここまで疲労が残ってるとは思わなかったので、自己ベストを目指す意味でその申告タイムにしたのだが…… 直前のセレモニーみたいなのがあって、いよいよ10時半を迎える。
第27回 福知山マラソンのスタートの号砲が鳴り響く。

序盤の8kmまでは福知山の市街地を走るコース。 8kmから由良川沿いをひたすら24.5kmまで走り、そこで折り返し。 そこから41kmまでひたすらと由良川沿いを戻ってきて、ラスト1kmは上り坂でゴール、というコース。
今日は目標が完走なので無理しないで走っていこう。 出だしは流れに身を任せて1kmの下り坂を下っていく。
走り出す前、スタートの時点から右臀部に違和感がある、張っている感じがする。 左足首の具合もよくない、そんな状態なのでどこまで体が持つだろうか……
走り始めて暑くなってきたので、上に着ていた簡易レインコート的なものは、3km地点でボランティアに回収してもらった。 1kmは6.09、2kmは6.17かかったが、3kmは5.23、4kmは5.46、5kmは5.50というペースだった。 サブ4を狙うなら、このあたりの区間は5.30くらいで走ってないといけないのだが、今日は6分くらいのペースなら無理なく走れそうな感じがするので、そのくらいを意識して走っていこう。

5kmは福知山の中心部付近で、駅前から南北に伸びる大通りを走っていく。 6km地点とかでパラパラと雨が降り出してきた。 が、小降りなので気にしないで走っていこう。 8km地点で由良川を通過する。 ここから長い長い川沿いの道となる。
ここまでは沿道の応援も結構多かったのだけど、川沿いになって沿道の応援はまばらとなる。 のんびりと走って10km地点を迎えるが、この時点で59分13秒。 仮にサブ4を目指すとしたら57分00秒くらいで走ってないと厳しい。 10kmの時点でのタイムからしても、今日は完走が目標だと、改めて意識する。

今日はポツポツと雨が降ったり、晴れ間が覗いたりと、慌ただしく天候が変化する。 風もあって、川沿いを北上するこの区間は向かい風となっている。
晴れているときは暑くて腕まくりをしているが、雨が降ってくると寒くなって袖を伸ばす。 そんなことを何度も繰り返していた。
15kmくらいでサブ4のペースメーカーに抜かれる。 ついていくこともせず、たんたんと走っていく。
17kmくらいで先頭が折り返してきた。 反対側は30kmくらいか? 黒いユニフォームを着た選手が単独で走っていた。 後続は3分くらい差がついていただろうか。 ゲストランナーでフルマラソンに出場している川内選手は5番目くらいを走っていた。
何キロくらいの地点かわからなくなってしまったが、折り返しが36kmくらいの地点だと思うのだけど、郷ひろみの格好と歌を歌いながら応援してくれている人がいた。 この人は3年前に参加した福知山マラソンでも見た記憶があり、毎年郷ひろみの格好をして応援してくれているのかな。 郷ひろみの曲はテンポもいいので、マラソンの応援にはピッタリかもしれない。

18kmくらいで試練が待っていた。 ポツポツと降っていた雨が、一気に強くなる。 ウェアも靴もあっという間にビショビショになる。 この区間は何故か追い風になっていたので、ペース的には助かったのだが、雨で全身が濡れてものすごい寒くなってきた。 手の感覚があっという間になくなって、微妙に痺れを感じている。
反対側を走るトップクラスの選手たちは、強い雨の中向かい風と戦っている。 「寒すぎるよ」と言いながら走っている選手もいた。 こういう選手たちはプロと同じくランニングにものすごい短い短パンという格好の選手が多いので、そりゃ寒いだろう…… オレも厳しい中走っていく。
この雨が続いたら、正直完走は無理かも、またリタイアかも、とか思いながら走っていく。 雨に苦しみながら21km地点までやってきた。 この辺りで雨が止んでくれた。
太陽の日差しも差し込んできて、左側には綺麗な虹が見えた。 冷えた体も、体温を取り戻してきて手の感覚も戻ってきたので助かった。 正直気持ちが折れそうだった……

なんとか折り返しの24.5kmまで到達。 ここからも、まだまだきつい。 24.7kmくらいの地点に私設エイドがあって、そこに立ち寄る。 ここは以前も利用させてもらったな。
お汁粉をもらい、ミニおにぎりを2つもらう。 一旦ここで完全にストップし、食べながらストレッチをする。 ここからが辛い後半戦、頑張ろう。
さすがに疲れてペースも6分40秒くらいに落ち込む。 何度も歩きたいと思ったが、そう思う気持ちを押し殺してひたすらと進んでいく。 足全体が重い……

30km地点直前にも私設のエイドステーションがあり、ここでまキャラメルチョコレートとホットコーヒーをもらう。 ホットコーヒーはとても美味しかった。
30km時点で、3時間3分くらいだった。 残り12km、ここからキロ6分で走ると10kmで1時間+2kmで12分かかる。 ただ6分じゃ走れないので6分10秒とすると12km×10秒で2分。 となると、4時間17分くらいのゴールタイムになる。 ただ、疲労もピークに達する30km地点で、6分40秒まで落ち込んだタイムを30秒上げることができるだろうか……
昨年のおかやまマラソンで出したタイムが、4時間17分2秒。 これが歴代2位の記録となっている。 先日のおかやまマラソンでは4時間18分6秒で、その記録を破れず悔しかった。
なのでラスト12kmをなんとか踏ん張って、おかやまマラソンよりいいタイム、4時間16分台を出したいな、と思い始めた。

まだ12kmもあるが、なるべくペースを落とさず走っていきたいと決意をする。 ここから先は必死だった。 いくらペース維持するという決意を持ったとしても体がついてこないし、辛すぎてすぐに気持ちが折れそうになる。 目の前にほぼ同じくらいのペースで走っているオレンジの蛍光色ウェアを着た中年女性がいるので、その人をマークして、離されないように必死になってついていく。 給水でちょっとペースが落ちたりしたが、30~35kmは32分46秒、キロ6分33秒くらいで走ることができた。 25~30kmが32分28秒なので、落ち込まずにほぼ同じペースを維持できた。

35kmの地点で3時間33分くらい。 残り7kmでキロ6分だとしたら42分+195mが1分なので、4時間16分。 このペースで行くことができれば、ギリギリ4時間16分台でゴール出来そうだ。
だが、キロ6分でそれなので、今より30秒はペースを上げていかなくてはならない。
あと7km、ちょっと長いがロングスパートをかけようと決意した。
きついのはきついが、もう10km近くもこんな状態だし、ここでペースを緩めたり歩いたりしても、7kmは結局踏破しなくてはならない。 それなら少しでも時間が短いほうがいいだろう、という無茶な理論も交えて、再度気持ちを入れる。

ちょっとだけペースが上がり、6.16、6.05で2kmを通過し、残り5kmの看板が見えてきた。
残り5kmの時点で3時間45分31秒。 5km×6分+195m=1分で4時間16分31秒。 もう残された猶予は30秒しかない。 しかも今よりさらに10秒上げていかなくてはならない。
何度も気持ちを入れ直しているが、最後まで我慢できるだろうか。 先程よりもペースアップしないといけないが、ラスト5km。 ここでペースを落として4時間20分越えてゴールすることは簡単だが、それじゃ絶対悔いが残る。 ラスト5km、悔いの無い走りをしたい。

先程より明らかにペースを上げて走っているつもりだったが、5.54で10秒しか上がっていない。 がペースを落とすのは絶対NGなので、そのペースで押していく。 次の1kmは5.52。 体は死ぬほど辛いのに全然ペースが上がらない。 ラスト3km。 この辺りだったと思うのだけど、私設エイドでコーラをもらった。 それを口に入れて気合を入れて、さらにペースアップする。 呼吸もやばくなってきた。 が、あと3km。 いつも走っている最短コースよりも短い距離。 これくらい、頑張れるはず、と走っていく。

次の1kmは5.36で走ることが出来て、30秒だった猶予が、50秒くらいに広がった。 ただ、ラストの1kmは上り坂なので、この50秒を使い切ってしまうかもしれない。 あと2km……
だが、逆に考えると50秒余裕があるということは、今のペースで行けば4時間16分10秒くらい。 キロ6分でこのタイムなので、残り2kmを5分半で走れれば4時間15分10秒くらい、さらにもう少しなんとかすれば10秒削って4時間14分台が行けるのではないだろうか、と思い始めた。
だが、レースは終盤、足はもう限界に近い、しかしあと2km。 最後の力を振り絞って走っていく。
40~41kmも5.36で走ることができた。 ラスト1.195km、最後の坂に突入した。 このくらいのタイムでゴールするランナーは、ほとんどが歩いていたり、ギリギリ歩いていないくらいの速度で走っている。 中には頑張っている選手もいるのだけど、オレはさらに頑張ってラストの坂でペースを上げる。
しかし、坂が長い…… 上り坂なので呼吸も段々ときつくなってくる。 坂の途中でギアを1段上げ、さらに途中で1段上げと、何段ギアがあるのかわからないが、本当にもうギリギリのところまでペースを上げる。 多分、この最後の坂だけで100人以上抜いていると思う。
坂を上りきって右に曲がって50mでゴール。 このラストの直線も全力で走ってゴール!

タイムは4時間14分47秒だった。 10秒削るどころか23秒も削ることができた。 ラスト1.195kmが6分17秒なので、上り坂なのに5分10秒くらいで走れた計算になる。
ゴール後、いつものように倒れ込みそうになるが、歩みを止めてしまったら間違いなく動けなくなるので、なんとか誘導路に従って歩いて行く。
死にそうな状態でボランティアの高校生たちとハイタッチをして、完走Tシャツをもらい、記録証を発行してもらい、足の計測チップを外してもらって誘導路は終了。
アリーナに向かって歩いていくのだが、アリーナが遠い。 ゴールして気が緩んだら、もう足が痛すぎてまともに歩くことができない。 全部が痛いのだが、特に痛いのが右足の甲の右側と右膝と左足の後の右側。 左足首はなんとかなった。 足を引き釣りながらアリーナに戻る途中で、無料豚汁の列にならんで、豚汁をもらって体を温めて、アリーナへ。
ザックを回収して、貴重品を受け取ってから、無料ゆず茶と温かいお茶をもらう。

福知山マラソンでは無料マッサージはなかったのだけど、企業ブースで1,000円でマッサージコーナーがあったので、お金払ってマッサージを受ける。 下半身をほぐしてもらい、少しは楽になっただろうか…… マッサージ後は無料のお汁粉を食べて、帰りの無料バスに乗り込む。

福知山駅に戻ってきて車に荷物を置いて、びしょ濡れになっている靴と靴下から綺麗な靴と靴下に履き替えて、お風呂の準備をしてお風呂に向かう。
本当は、歩いて15分ほどの商店街の銭湯に行こうと思っていたのだけど、健常者の足で15分なので、今の状態じゃ20分以上かかるだろうし、そんなにも歩けない。
駅前でビラを配っていて、南口から5分くらいのところにある「ニコニコ温泉」という所に行く。 ここで汗を流して疲れを癒やして18時位まで休憩してきた。

さて、夕飯を食べて帰ろうか。 帰りも車だし、お酒は飲めないが、せっかくなので地元のお店で食べていきたい。
北口まで戻ってきて、駅前の横断歩道を渡った所にある商店街みたいなところを歩いていたら発見した「地下酒場」という所へ。
ノンルコールビールと、鳥のユッケ、砂肝、手羽先を食べる。 めちゃめちゃお腹が空いているのでガッツリ食べたかったのだけど、マラソン後にいつも食べすぎでお腹壊しているし、先週の土曜日も食べ過ぎでお腹を壊しているので、ちょっと食べる量とスピードには気をつけなくてはならない……
なので、パクパクと食べたいのを我慢して、非常にゆっくりと食べる…… 最後に梅茶漬けを頼んだのだけど、それを食べ終えても全然お腹がいっぱいになっていなかった。
だが、これ以上食べるとお腹を壊しそうな気がして、怖くて食べることができなかった。 日常であれば大体ボーダーラインの量はわかるのだけど、マラソン直後で内蔵も弱っているだろうし……
このお店で地元のおじさんと話したのだけど、おじさんは福知山マラソンが出来たばかりの頃に3度走ったことがあるとのこと。 今ではもう走れないけど、今日は走っているのを横目にラーメン食べていた、みたいなことを言っていた。
「来年もこのお店で会いましょう」と約束したので、2018年の11月23日にもこのお店に来なくてはいけないな! 愛南トライアスロンもそうだけど、毎年翌年の約束をして、翌年もその大会に参加する、というのは素晴らしい。
地下酒場

19時半くらいに福知山を出発して、香川を目指す。 高速乗る前にマクドナルドでコーヒーを仕入れたので、それをお供に高速道路を運転する。
疲労困憊なので睡魔に襲われるかなぁと思ったけれど、意外に眠くならず四国に入ることができた。 さすがに眠くなって21時40分くらいに鳴門西PAに立ち寄る。 少し仮眠しようかと思ったが、いざ横になって毛布をかけても眠くならず…… 運転しているときは眠かったのに。 眠くなったときの為にかっぱえびせんを購入しておいたので、それを食べながら帰宅できた。 帰ってきたのは23時前くらい。

体が痛くて、一部荷物を車の中に残してきてしまったが、大体の荷物は片付け終えた。 家に帰って安心してご飯が食べられるのだが、おかずが無く、卵かけご飯を食べることに。
痛む右膝には湿布を貼って、23時過ぎには就寝。


今回の福知山マラソン、とても厳しい戦いだった。
まず体のコンディションが悪い。 おかやまマラソンを走ってから11日後の大会なので、コンディションが悪いのは仕方ないのだけど、ここまで悪いとは思わなかった。
そして天候が厳しかった。 特に中盤の風雨、もうダメかと思うくらい体が冷えてしまった。
だが、福知山マラソンは私設エイドがかなり多くてありがたかった。 公式のエイドでは主な食べ物はバナナしかないので、さすがにバナナをそんなに食べてはいられない。 私設エイドにかなり助けられた。
都市型マラソンとは違って、応援はかなり少ない。 岡山みたいに途切れなく続くことはない。 1kmで数人しかいないこともザラだ。 だが、それでも応援に着てくれてる人の熱はしっかりと受け取れたし、寒い中応援するのも大変だっただろう。
応援は素晴らしかったが、特に印象に残っているのが、郷ひろみに扮した応援の人と、27km地点くらいだっただろうか、テントの下で応援してくれていた吹奏楽っぽい人たち。
「がんばれ」という掛け声も力になるが、個人的には演奏による応援が好き。 雨の中楽器の管理とか大変だっただろうし、帰った後も手入れが大変だろうけど、すごい力になった。
ラスト1kmの上り坂は「応援キッズ」というのがあって、希望者は子供が一緒に伴走してくれる。 今回はその区間、タイムとの戦いだったので、気を使う余裕も無く全力疾走だったので伴走しなかったが、次回は伴走してもらいたいなぁと思った。
福知山は自衛隊の駐屯地があるのかな? 自衛隊の人たちも運営でとても頑張っていた。 開会式では自衛隊の吹奏楽団による演奏もあったし。 自衛隊の4WDの車は幌がついてないので、助手席に乗ってる大会スタッフはとても寒そうだったが、運転席に乗っている自衛隊の人は、日頃鍛えてるからこれくらいへっちゃらなのだろうか。
都市型マラソンにはない魅力があるし、何しろ27回も開催されている歴史ある大会に参加して本当に良かったと思う。
来年も来る約束をしたので、来年は2泊3日で行って、終わった後は死ぬほどお酒を飲みたいなぁ。