【徳島】剣山へ

晴れ前から待ちに待っていた剣山へ、今日ようやくいける。
前回は行く途中雨に降られて帰ってきた。

その前に……今週撮った写真。
プレイマット 両手で指しゃぶり おやすみ

朝5時に起床して、次女にミルクをあげて、6時くらいに出発。 まずは国道193号線を徳島方面に向かって走る。 しかし5分くらい走ったらガソリンランプが点灯し始めた。 残りガソリンは0.8Lくらいか。 吉野川を渡る前に入れておかないと、その先はガソリンスタンドがないので、マズイ。 ただ、ここで入れていったら、吉野川の手前で入れるときに1Lくらいしか入らないだろう。 それは……
なのでそのままのガソリンで行くことに。 ガス欠にならないことを祈ろう……
無事徳島県入りした。 しかし……美馬インターの手前でバイクが減速していくではないか……まさか……そのまさかだった……… そうガス欠だ。
うー、これは困った…… 仕方ない押すか。。。
押すこと約3km。 ようやく昭和シェルを発見した。 しかしまだ開店していない…… 近くにモービルがあるのを知っていたので、そちらも見に行く。 しかしここもやっていない。
昭和シェルが8時開店だったので、それまで待つか。 近くのサンクスでご飯を買って、しばらくバイクの上で眠る…… 30分くらい眠って7時55分になったのでガソリンスタンドに向かう。 レギュラー満タンになって、気を取り直して出発。
国道492号線を剣に向かって進む。 ガス欠のせいで1時間のタイムロスになってしまった……
今回登るルートは「富士ノ池コース」。 インターネットで調べた山行記録では、このルートを登った人は見つかってない。
先日、徳島の滝めぐりをしたとき見た「閑定の滝」の前を通ったので見てみる。
閑定の滝
前はこんなだったのに……
登山口がどこにあるのかかなり不安だった。 登山口の入り口さえわかれば、その後のルートはわかるのだが……
国道438号線に入り、だんだん剣山が近くに見えてきた。
剣山

国道438号線をひたすら走って、見ノ越まであと12kmくらいのところで、「富士ノ池登山口入り口」という看板が見えてきた。 心配するほどでもなかった、すぐわかってよかった。
月と森 登山口の入り口
さっそく準備をして登り始める。 まずは林道が続く。
小さな滝
林道からすぐに登山道の入り口が見えてきた。 しかしこの登山道がすごいきつい。 急登で、林道をなんども横断する。 というか、傾斜がすさまじい。 足場もものすごい悪い。 1時間ほどあるいて、ようやく富士の池神社に到着した。
剣山 香川方面 富士の池神社 富士の池 富士の池神社

しかし、登山口の名前にもなってる「富士の池」って小さいなぁ。 しかも看板には「藤の池」と書いてある。 いつの間に漢字が変わったのだろう……
しかしこの山の本当の登山はここからだった。 すでに足はクタクタ。 神社の裏から登山道に入る。 この登山道がまたすごい。 先ほどの登山道よりはマシだが、ここも傾斜が激しい。 足場も悪い。 しかもものすごい暑い……
神社の登山口入り口
この山道はひたすらキツイ。 ホントにキツイ。 傾斜がずっと急。 景色も全く見えない。 休憩できそうな場所もない。 ただひたすら急傾斜を登っていくのみ……
看板 登山道

そしてようやく「追分」に辿り着いた。 ここで「剣山山頂」と「一ノ森」の分岐。 もちろん一ノ森を目指す。 ここから60分かかる…… しかし今はかなりペースが落ちてきている……
追分

そしてフラフラになりながら一ノ森ヒュッテに到着……
景色 一ノ森ヒュッテ

ここでかなり休憩した。 そして一ノ森山頂へ。
次郎笈 剣山山頂方面 一ノ森山頂 一ノ森ヒュッテ

山頂で写真を撮って剣山を目指す。
一ノ森 二ノ森 次郎笈
あまり上り坂がなくて、それほど苦労はしなかった。 歩くこと60分、ようやくここまでやってきた。 これが最後の登り……
最後の登り

ついに到着……
剣山山頂 次郎笈 山頂 山頂 一ノ森方面

とりあえず目標は達成した……ものすごい疲れた~あとは降りるだけ…… ただこの下りが3時間くらいかかるんだろうな…… 剣山はロープウェイを使えば30分ほどの登山で山頂までくることができるらしい。 そのため子供やすごい弁当を持った人がたくさんいた。 こういう観光地は嫌いだ…… まぁ富士の池登山口を選んだのはそれが理由だけど。
下りでお鎖を体験した。 石鎚のより高さはないが、不安定で怖いな……
はしご お鎖 お鎖登り口

ここからはひたすら忍耐勝負。 足の疲労はピーク。 体力も限界に近い…… その状態で道をひたすら歩く……
下山道 下山道 下山道
こんな道を歩くこと1時間……つらすぎる……そして、ようやうく追分まで到着した。 ここから、さらに1時間半の下りがある…… しかも傾斜が急になる…… ここで別パーティと遭遇した。 このパーティも富士の池登山口から登ってきたらしいけれど、神社まで車で登ってきたので、オレより登りの時間が1時間短く、下りの時間も1時間短い…… はぁつらい。。。

フラフラの状態でひたすら歩く。 ひざの骨がもう痛すぎる。 このままじゃ明日すごい痛くなりそうだ…… だけど歩かないと下には降りられないし……
そしてようやく神社まで降り立った…… あと1時間…… もう足が痛すぎてイヤだ…… だけど降りなくては。。。。。。
だが、ここからが一番の急傾斜な場所。 この足でこの傾斜はつらすぎる。。。
何度も何度も休憩を入れて、ついに原付までたどりついた……
だがここで終わりではない…… ここから原付で2時間走って家まで帰らなくては行かない。。。 なんでこんなにつらいことしてるんだろうと思った……
まぁ帰りのバイクはけっこう快適だったけれど……
とりあえず、剣山登頂成功!

では登山のまとめ。
原付走行距離:164km
家出発:6時20分
ガス欠:7時06分
バイク押す時間:25分
再出発:8時00分
富士の池登山口到着:9時11分
富士の池神社到着:10時10分
追分到着:11時06分
一の森ヒュッテ到着:11時59分
剣山山頂到着:13時06分
鎖場到着:13時45分
追分到着:14時41分
下山:16時06分
帰宅:18時00分

では感想を……
とりあえずこのコースはとてもつらい。 神社まで車で行くこともできるが、正式な登山口はオレの登り始めたところ(国道沿い)
一ノ森までの3時間弱の登りのうち95%がきつい登り4%が緩い登り、1%が平坦な道。
ロープウェイがあるので、人はすごい。 一ノ森までやってくる人もたくさんいる。 しかし鎖場方面に行く人はあまりいない。
富士の池コースは人がほとんどいない。 静かに黙々と登りたいなら富士の池コースがいいが、とにかくつらい。

家に帰ってから、昨日できなかったお食い初めをする。
お食い初め
元気に育ちますように。

徳島の滝を求めて……

晴れ朝早起きして徳島県に滝を見に行って、ついでに山を登る計画をたてた。
9時20分出発。
まずは家のそばの193号線を南に向かって走る。 空港の近くをとって、塩江温泉街を通って一山越えて徳島県へ。
吉野川を越えて、492号線へ。 この道をひたすら走っていくと100名山の「剣山」に辿り着く。 登山道入り口まで、家から100kmくらいだろうか。 今度行こう。

ただ、この492号線、国道なのに狭い狭い。 基本は片側1車線なのだけど、進んでいくとやがて1車線道路になって、すれ違うのもままならない場所が何十箇所もある。
穴吹川

しばらく走り「閑定の滝」というのがあったので、のぞいてみる。 これは目的の滝ではないけれど、通り道にあったのでついでにね。
閑定の滝

492号線に入ってから25mくらい走って県道250号線方面へ。 こちらに目的の滝がある。
だけど、この県道250号線がまたひどい。 狭いし道は汚いし…… これでも県道なのか……
徳島県道250号線
徳島県道250号線

そして目的の滝を探していたのだけど、どこにも看板が出ていなくて迷った。
「林道西條線」というのがあった。 地図で見ると滝のそばに「西條」という地名が書いてあるからこっち方面なのかな。 とりあえず行ってみよう。 林道なので舗装はされていない。 石がゴロゴロした道を走る。 しばらくはしるとなんと一面雪になった!
巨大ツララ

しばらくはそのまま走っていたのだけど、だんだん雪が深くなってきて、ついに走れなくなった。 微妙な上り坂なので、タイヤが空回りして進めない。 しかたない、ここからは押しながら進もう。 スロットルを回しながらじょじょに上っていく。 たった100mくらいの雪の上り坂を進むのに20分くらいかかった。。。 疲れた。。。
いったん雪が途切れてまた走る。 そこから200mくらい進んだらまた一面の雪。 ここも雪の中を押しながら進む。 しばらく行くと看板が見えてきた…………
その看板には「県有林 立入り禁止」と書かれていた……………
ものすごい苦労してここまできたのに。。。
雪道
雪道

帰りは下り坂なので、ブレーキに注意すれば雪の中も無事に走れた。
あぁひどい目にあった。

県道250号線に戻りもう少し先まで進んでいったら、看板のない分岐があった。 そこに入っていったらようやく「母衣暮露滝」とかかれた石標があった。
そしてようやく到着。
県道250号線の入り口から10kmほどなのに、1時間半ほどかかった。 迷いすぎ!?

そして滝をみて感激した。 滝自体はたいしたことないけれど、寒さのせいもあって、水しぶきがたまってツララがあちこちにできている。 すごい風景。 自分の立ってる上のほうにもツララとかあるから、あれが落ちてきたら、マンガみたいにグサッって頭に刺さるのかな? 恐ろしい。。。
とにかく滝よりもツララがすごかった。 この時期しかみれないもんね、ツララなんて。
ツララ
母衣暮露滝
母衣暮露滝

けっこう感動して次の滝を目指す。 とりあえず国道まで戻らなくては。
行きに1時間半かかった道は、帰りは20分でいけた……

国道を10kmほど戻り「県道250号線」に。 県道に入って3kmほどで滝があるらしい。 地図にはそう書いてあるように見える。
さっそく県道を走る。 しかし行けど行けど滝は見えず。 看板も音も聞こえず。 一旦引き返して、川沿いに進んでみる。 しかし途中で道ががけ崩れでさえぎられている。 うーん。
川の対岸に渡って探してみる。 しかし見つからない。
そろそろガソリンがやばくなってきた。 とりあえずガソリンを入れに行こう。
廃校
廃校
廃校

国道に引き返して国道を戻る事8km。 ガソリンスタンド発見! 満タンになってまた県道250号線まで戻ってきた。 もう一度、県道を進んで見つからなかったら、この滝は諦めて、次の滝を目指そう。 この道を進んでいって、峠を越えたら、次の滝の近くに出られるはずだから。

けっきょく滝は見つからず「剪字峠」の看板が見えてきたのでそっちに進む。 この峠を越えれば次の滝はすぐそばだ。
峠道

峠に向けてバイクを走らせる。 しばらく走り道が舗装されていない道に変わる。 そしてさらに走ると…………
目の前の道がいきなり消えた!!
よく見ると、ガードレールが埋まっている。 そして目の前には土砂と大木が。 どうやらがけ崩れで道が埋まってしまったっぽい。 がけの方1mくらいは通れそうな場所があるので、歩いて先に進んでみる。 そこを越えたらまだ道は続いているな。 よし、なんとかバイクを運ぼう。 崖に落ちないようにバイクをがけ崩れの先に持っていく。 けっこうな段差があって苦労したけど無事先に進めた。 よし、峠を目指そう!
がけ崩れ

しかしそこから200mくらい走り目を疑うような光景を目の当たりにした。 なんと……………
さっきよりすさまじいがけ崩れがあったのだ。 さすがにこれはバイクでは乗り越えられない。 うーん、どうするか。
とりあえず先がどうなってるのか確認してくるか。
さらにすごいがけ崩れ

バイクを置いて歩いて先を見に行く。
そしてさらに驚くべき光景を見た。 なんと……………………………
道がない!!!!!!
今度はがけ崩れとかではなく、道がないのだ。 道はここで、おしまい。 その先は崖になっている。
なにこの道!? こんなにひどい道なのか、徳島県は…… それともオレの選んだ道が悪かっただけなのか……
途切れた道

ここでガックリきて、家に引き返すことに決めた。 苦労して越えたがけ崩れをバイクと一緒に戻り、荒れた道を街に向かって降りていく。
降りるのは意外に早くすぐに国道まで引き返せた。
さて、ここからが長いな。 とりあえず吉野川まで一気に走らせる。

そして徳島/香川の県境の山を越えた。 ふー、家から吉野川まで30kmか。 山道だから少し時間はかかるけれど、1時間くらいかな。

そして精神的にもクタクタになって帰宅。 あ~結局、目的の滝は1つしか見れなかった。 山登りもできなかったし。
だけど少し考えが甘かったな。 この時期でもあれだけの積雪。 最初の滝の付近は標高800mくらいだから、オレの行こうとしていた山、標高1600mなんて、とてもじゃないけど、装備なしじゃ登れないよね。 行けなくてよかったのかな、というプラス思考で考えよう。

ではまとめ。
9時20分~16時15分
走行距離:205km
使用金額:ガソリン803円(7.47L)

今日は食事や飲み物を買ってないから安い!

で、クタクタになって、9時くらいに寝てしまった。

高知県庁

晴れ今日から3連休。 さて、どこかにでかけますか! 前々から行きたかった高知県庁か愛媛県庁に行こうと思う。
やっぱり魅力的なのは高知。 じゃあ高知に行きますか。
家のことやって、ご飯を食べて出発。
11時出発!
今回の予定ルートはメインが国道32号線。 家のすぐそばから32号に入れるのだけど、それだとつまらない。 ちょっと山道も走らなくては…… 地図で探していたらまんのう公園の近くから県道4号線というのがあって、それが徳島県の三好町まで伸びている。 地図で見た限りけっこうクネクネしておもしろそう。
ここを通ろう。

県道4号線に入る前にガソリンを入れていざ向かう。 だんだん道が細くなり山になっていく。
野口ダム

山の右側にはずっとビニールテープがしてある。 「○月○日~11月15日まで入山禁止 地主の名前」という張り紙と一緒に。
そのテープがしてある距離、なんと5kmほど! ずっとテープ張るのが大変そう。 何で山に入ったらいけないのだろう?
 キノコや三菜とかあるのかな? それとも猟の時期?
しばらく走り峠を越えた。 そして徳島県に入った。
登り道はすごい狭かったけど、下りはそれよりは広くて快適♪
ようやく吉野川沿いに出た。 ここから32号に合流して南に向かう。 ここまでは仕事とかで来たことがあったけど、ここから先は道の世界。 どんな景色が待っているのだろう……

看板で「大歩危・小歩危」と出ている。 名前は聞いたことがある。 四国の観光ガイドにも載っている。
曲がりくねった川、ゴツゴツした岩肌がむき出しになっていて、カヌーやラフティングをやっている人がたくさんいる。 ここが大歩危小歩危か~ じっくりみたいところだけど、今回は見てはいけない。 「観光地は妻と一緒に行くまで一人で見学しない」ということにしているから。
バイクで走りながらしか見れなかった……
大歩危小歩危の一部

順調に走り高知県に入った! 原付ではじめての高知県!
高知県

ずっと川沿いの道ですこし飽きてきた……と思っていたら国道439号線にぶつかった。
32号をはずれ439号に入る。 ちょっと行きたい場所があるので……
地図で「龍王の滝」というのを見つけてあった。 これは日本の滝100選の中の1つ。 なのでけっこう期待できそう~
地図を見る限り、そこに行く道は県道でもないようなものすごく細い道。 439号線を走っていたのだけど、看板も出てなくて入り口がわからない…… 今走ってきた距離と地図を照らし合わせた。 細い右に曲がる道があるので入ってみるか……
 国道からはずれて車がすれ違う事すらできない細い道へ入っていく。
急な上り坂をどんどん登っていく。 もう道幅が3mもない。。。 軽自動車がギリギリ通れるような道。
間違えて何度か民家の敷地に入ってしまった。 どんどん標高を上げて行く。 ホントにこの道であってるのだろうか?
数百メートルおきに家が1軒建ってる、あとは深い森とみかん畑。 だんだん不安になってきた……
だけど、このあたりの山の山頂付近にその滝はあるので、上に上に上っていけばいけると思うんだけどなぁ……

不安な中走ること数十分。 ようやく看板が見えた! そこには「←梶ヶ森」と書いてあった。 梶ヶ森というのは目指す滝のある山の名前。 よし、当ってるっぽい!
そこからさらに十数分。 ようやく滝の入り口に到着!! すっごい苦労した~
駐車場にバイクを止めて森の中をテクテク歩く。 そして滝とご対面!
森 龍王の滝

落差は20mほどだけど、山頂付近に湧き上がる不思議な滝の水、全然手をつけられていない自然、これらが選ばれた基準らしい。 静かな森の中にあるからね。

滝見学を終えて山を下りる。 来たときとは別の道があったのでそれで下りる。 その道は車がギリギリすれ違えるほどの幅で、看板もしっかりでている…… こっちが本道かぁ……
国道439号線まで下ると、オレが「ここだ」と思い曲がったところからわずか500mほどしか離れていなかった。
悩む前にあと500mほど進んでいれば……こんな苦労はしなかったのに。

本当は「谷相林道」という舗装されていない区間が15kmある林道を通って山を越えたかったのだけど、時間がけっこうやばくなってきてるのでそれは諦める。 もうすでに14時半…… ここから高知までまだ50kmほどはある。
信号がなく全力で走れて1時間。 それは絶対無理だから2時間は見ておかないと…… そして高知から高松までが140kmほど。 4時間はかかるな……

国道32号線に戻り高知を目指す。 峠を越えて、だんだんと都会っぽい雰囲気に。 南国インターを越えたあたりから片側2車線道路になった。 よし、もう町だ!
ここは1月に来たことがある。 初めての高知で、アンパンマンミュージアムと市内のホテルに泊まったっけなぁ~
ただ、そのとき通った道かどうかは全然わからないけれど。
そのまま32号線を走り高知市内へ! 県庁は32号沿いにあるらしい。 路面電車を見ながら市内を走る。 けっこう寂れてる…… 高松の方が栄えてるなぁ。
そして県庁に到着! さっそく写真を……
高知県庁 高知県庁

建物が岡山県庁に似ている気がする……

あんまりゆっくりしている時間もないのですぐに引き返す。 途中、セルフのガソリンスタンドに行ったのだけど、なんと1L126円! 安い!!
高松に帰る前に1つだけ寄りたい場所がある。
それは「ごめん」という地名の場所。 路面電車の行き先に「ごめん」と書いてあってすごい気になっていた。 地図でみると「ごめんまち」や「ごめん」という地名があった。 ちょっとそこに行ってみよう。
ごめん駅

そしてごめん駅を発見! 下に漢字がふってあるのだけど、なんだか笑ってしまう地名だ。
さて、本日の目的も終わったので帰りますか。
帰るのがつらいけれど……

国道32号線を北に向かってひたすら走る。 日も落ちて気温が下がってきてとても寒い。
真っ暗な道を走る事3時間…… ようやく香川県まで戻ってきた。 だけどまだ財田。 ここから40kmほどある。
だけどもう知った道なので安心。 そして20時過ぎに帰宅。 あ~寒さのせいで肩こりが激しい……

さて、高知県庁も行ったし残るは愛媛県庁のみ! 年内にいけるかな~ 寒くなる前に行きたいな~
走行距離:337km
費用:1385円
ガソリン:1165円
パン:220円

経済的な原付旅(笑)

幻の滝 稚児の滝

晴れ香川県には滝が29個(ウェブ上で調べた限り)あるらしい。 今まで行ったことがあるのは、栗林公園の中にある滝と虹の滝の2箇所のみ。
香川県は狭いので、全部の滝を見に行こう!

ということで、見に行ってみた。 今日のターゲットは五色台の白峰寺付近にある「稚児の滝」という滝。
この滝は幻の滝と言われている。 普段は水量が少なく、とても滝とは言えないらしい。 ただ大雨が降ったあとはすごい迫力になるみたい。 年に何回その姿を見ることができるのだろうか? とりあえず今日は期待できないけど、今後何回か行くと思うので場所確認も兼ねて見に行こう♪

近いので原付で。
白峰寺に向かう山道を登っていく途中から瀬戸大橋方面がすっごい綺麗に見えた。 昨日は風が強かったので、今日の景色は素晴らしい。 香川で遠くまでハッキリ見える日ってあんまりないんだよね……
雄山、雌山と瀬戸大橋 瀬戸大橋

山道を登って行くとすぐに目的の場所に到着した。 白峰寺の駐車場より4kmほど手前の場所。 白峰寺を通り抜けてもくることができるのだけど、近いのでここでいいや。 バイクならじゃまにならないし。 車だったら無理かな~
歩く事20秒。 目の前に滝の看板が見えた。 そして上を見上げると断崖が! その右の方に滝っぽいものが見えた。
稚児の滝 稚児の滝 稚児の滝

これが幻の滝…… 今日の滝の状態は、お世辞にも滝と言えるようなものではなかった。 ただの染み出し……
だけど雨の後の姿を見たら感動するんだろうな~
せっかくここまで来たのだから、白峰寺方面にも行ってみよう。
滝の横に石段があって、そこからお寺方面に歩いていける。 長い石段……
石段

かなり疲れた…… 登りきってちょっと歩くと崇徳上皇御陵があった。 四国で唯一の天皇御陵らしい。
とりあえず見てみたけどあまり興味なし……
崇徳上皇の御陵 崇徳上皇の御陵

肝心の白峰寺には行かない。 そのうちお遍路さんで88箇所回りたいから、極力それをする前には来ないようにしている。 ただ、今まで1つだけ行ってしまった場所が…… それは屋島寺。 だって、屋島観光していたら強制的にそこを通らないといけなかったんだもん…… 仕方ない。
家から徒歩5分くらいで一宮寺があるのだけど、そこは行ってないし!

さて、天気がいいので屋島方面でも行ってみようかな~ 屋島から景色眺めたらかなり綺麗っぽい。
とりあえず屋島方面に走っていく。 すると看板で「長崎の鼻」というのが見えた。
ここは以前近くを車で通ったけど、長崎の鼻につづく道がダート道のため、「車洗車したばかりだからイヤ」と言われて行けなかった場所。 まぁあまり期待はしていないけど行ってみよう。
ダート道を走る事700mほど。 すぐに到着。
長崎の鼻

ここは砲台跡。
1853年、ペリーが黒船を率いて浦賀に来航して以来、国内では海防の必要性が強く叫ばれるようになりました。
讃岐では1863年、幕府の命を受けた高松城主「松平頼聡」が高松の港を守るため、ここに砲台を築きました。
砲台は「藤川三渓」の設計によるもので、南の丘から海に向かって上、中、下の三段に分けて築造されました。 上段は守備兵の屯所になっており、中、下段には大砲が備えられていました。
だって。

砲台跡なので、跡形もない。 地面にコンクリートがあって、そこに鉄の棒が何本か刺さっていたのだけど、それは当時の跡なのかな~ どうなのかはわからないや。。。
海に飛び出してるので島が見えた。
女木島 男木島

鳥取大山への原付旅2

晴れ

走行距離:516km


インターネットカフェに泊まった。 やはりネットカフェは泊まりにくい。  最初はパソコンのある部屋にいたのだけど、パソコンを終えて寝るために部屋を変えてもらう。
 マッサージイスのある部屋にしてもらった。 これだとリクライニングができるから。 だけど、 あたりがガサガサ騒がしいのと冷房がかなり効いていて…… ガサガサ騒がしいのは有線が流れるヘッドフォンがあったので、
それを聞きながら寝た。 けど寒いのはね… 小さな毛布を1枚借りていたけれど寒かった~

携帯の目覚ましが4時半になる…… 眠い…… 夕べは何度も何度も目が覚めた。 まぁ仕方ないか。。。 けど1泊インターネット&ドリンク飲み放題で入会金込み2300円は安い!? うーん、微妙かなぁ…
 けどホテルに泊まるよりは安いしなぁ……

トイレで顔を洗って、眠気覚ましのドリンクを飲んで出発。 外はまだ薄暗い。 大山へ向かって一直線! コンビニで朝ご飯と昼ご飯のパンとおにぎりを購入。 飲み物は昨日のうちに2Lペットボトルを購入しておいた。
眠い… 朝の大山

夕べ駆け下りた山道をずっと登る。 そして5時10分くらいに登山道入り口にある駐車場に到着。 ここでようやく登山地図と現在地を照らし合わせる。 一応、家をでる前にバーっと地図は見てるんだけど、実際に合わせてみるとわからなくなってしまうことが多々ある。 朝ごはんがまだなので、パンをほおばりながら地図を見ながらうろうろしてみた。

よし、そろそろ行くかな!
荷物は……
・お茶が3Lくらい
・レインコート
・帽子
・長袖シャツ
・タオル2枚
・ヘッドランプ
・食料
・カメラ、電池、携帯電話
・山の地図

これくらいかな…… オレはガスや鍋を持っていく派ではない。 休憩するときに温かいスープとか飲みたいけど、荷物になるからねぇ……

今日の予定ルートは、下宝珠越→中宝珠越→上宝珠越→ユートピア小屋→剣ヶ峰→弥山→夏山登山道で下山
ただ、ユートピア小屋→剣ヶ峰、剣ヶ峰→弥山は崩落が激しくて危険らしい。 まぁ自分の目で見てみて、もしダメそうなら一旦下りてきて、夏山登山道に合流してから山頂を目指そう。 そのことも考えてユートピア小屋方面から登ることにした。 どうしてもユートピア小屋と山頂には行きたい。 先に山頂に行ってしまうと、疲れもあったりしてユートピア小屋に行くのをやめてしまうかもしれない。 けど、ユートピア小屋から行っておけば、山頂に登らずに帰るなんてことはしないだろう……きっと……
土石流の通り道

ともかく登り始める。 午前5時半、駐車場出発。 石畳を歩き大山寺、大神山神社を通り抜けて下宝珠越ルートへ入る。
石畳 石畳 大神山神社 大神山神社 大神山神社 登山道入り口

登り始めがけっこう急だった。 息の上がらない程度に歩幅を縮めてゆっくりとマイペースで登る。 下宝珠に出たところで1分くらい休憩。 ここからは少し緩やかな上りに変わる。 チラチラと木の間から大山北壁が見える。 切り立ってゴツゴツとした岩壁。 しょっちゅう落石があるらしい。
大山北壁 大山北壁 米子方面

そのまま歩いていった。 少し歩くと見晴らしのいい場所にでた。 北壁が綺麗に見える。 ユートピア避難小屋も見える。 三鈷峰も見える。 もう少しだ、頑張ろう!
大山北壁 大山北壁 ユートピア避難小屋

そこから歩く事30分ほど、ようやく尾根に出た。 三鈷峰とユートピア避難小屋の分岐点。 さて、三鈷峰に行きますか。 ここまで2時間ほど。
眺め ユートピア避難小屋 大山北壁 大山北壁 三鈷峰

ガイドブックには「崩落のため危険」と書いてある。 だけどガイドブックは山を始めたばかりのような人も読むことを前提に作られてると思うので、実際はどの程度の規模の崩落で、どの程度危険なのかが全然わからない。 自分の目で確かめて、危険そうではないなら行く、危なそうなら引き返す、そう決めていた。 なんの迷いもなく三鈷峰方面へ。 腰の高さくらいまで植物が茂っており、朝露によって、下半身と靴がビショビショになる。 下半身だけでもレインコート着ておけばよかった…… 5分ほど歩いて三鈷峰に到着。 うーん、いい眺め。 しかし崩落していた場所はあったけど、それが危険とは全然思わないほどのものだった。 この感じだと、ユートピアから剣ヶ峰の崩落の程度もわからないなぁ……
三鈷峰より 三鈷峰より 三鈷峰より 三鈷峰 山頂方面 山頂方面

三鈷峰を満喫したあとユートピア避難小屋に向けて歩き始める。 20分くらいで到着。 避難小屋の中には大学生らしき人たちが3人寝ていた。 小屋の外には剣ヶ峰方面に巨大なカメラを構えてる人がいた。 崩落や落石の瞬間でも撮るのかな……?
避難小屋で少し休んだ。 パンを2切れくらいほおばって水分補給。 さて、ここからがこの登山のなかでメインになりそうな部分。
ガイドブックに「剣ヶ峰への稜線は崩落が激しくて危険」「崩落が激しく、稜線の縦走は非常に危険」と書かれている2箇所のポイントを通過する。 もし本当に危険そうだったら引き返そう…… まだ時間は8時前。
ユートピア避難小屋 山頂方面 ここから先の道

さて、出発。 けっこう胸がドキドキする。 山でこんな気分になるの久しぶりだなぁ~!
景色のいい稜線を登っていく。 だんだんユートピア小屋が小さくなっていくのが見える。 ところどころ細い道はあった。 もし道を踏み外してしまったら数百メートルの崖を転落してしまう。 だけど、普通に歩いている分には決して踏み外す事はないほどの幅。 70cmくらいだろうか。
そして「天狗ヶ峰、1710m」に到着。
狭い道 天狗ヶ峰 東 剣ヶ峰方面

ユートピアから20分くらいかかったかな……
もう少しで剣ヶ峰だ! そのまま歩き始める。 一番細い道で、先ほどのより細い箇所はあった。 道の左側が崖にえぐられている。 右側には植物が植わってる。 あまり左の方によらなければ大丈夫か。
歩く事10分ほど、ついに大山の最高峰「剣ヶ峰、1729m」に登りきった。 山頂の石碑の土台はひび割れて傾いてる。 はるか遠くに弥山が見える! あそこまで行けば、危なそうな地帯はなくなるな。 よし、行くか!
剣ヶ峰 剣ヶ峰 石碑 月と山

ここからは下りの道が多い。 左側はえぐれた崖、右側は植物が植わってる道が多い。 細い場所は相変わらず細い。 だけどどんなに細くても30cmくらいはある。 ただ1箇所だけ怖い場所があった。 段のない下り坂でけっこう急。 両側が崖で幅は1mくらい。 ロープがあるんだけど、支点がすごく恐ろしい。 幅40cmくらいの遅い道に杭が打ってあって、そこからロープがたれている。 体重かけたら、杭が打ってある地面が壊れそうな……
ロープは持たない方が逆に安全のような気がする…… その後は特に危なそうな箇所はなくて、弥山まで到着した。 ユートピア小屋から弥山まで約1時間。

ここは人がたくさん! 大山で一番メインのルートだし、剣ヶ峰まで行く道が危ない今、ここに仮の山頂が立てられている。 高さは1711m、18mも低いけれど…… 小学生くらいの子供から年配の人までたくさん。 あまりにも人が多いのでお茶だけ飲んで、すぐに下山を始める。
剣ヶ峰方面 弥山山頂 剣ヶ峰方面 弥山山頂付近の小屋

降りる途中に「石室」というのがあるので見てみる。 大正時代に登山道が整備されたとき、避難小屋として作られたらしい。
石室 涸れた地蔵が池

昔の人はすごいな~ こちらの「夏山登山道」は道が全て整備されている。 丸太の階段があったり、石に金網をつけて階段になっていたり。 だけどオレはこれが逆に嫌。 歩幅や段差を自分の好きに選べない。 しかもたいてい段差は高い。 すごい疲れるだろうな~ やっぱり山はもっと自然なところを歩きたい。 下りは体力的には負担にならないので、休憩なしで一気に降りた。
この時間から登ってる人もたくさんいて、いっぱいすれ違った。 ひたすら下り続ける。

ようやく登山道を下りきり出発した駐車場に到着。 時刻は午前10時16分。 4時間45分の山歩き。 うーん、楽しかった!

コースタイム
5:30 駐車場出発
5:47 大神山神社
6:15 宝珠山、中宝珠越分岐
6:53 中宝珠越ピーク
7:27 三鈷峰、ユートピア避難小屋分岐
7:36 三鈷峰
7:50 ユートピア避難小屋
8:00 ユートピア避難小屋出発
8:26 天狗ヶ峰
8:35 剣ヶ峰
8:58 弥山
9:10 弥山出発
10:16 駐車場到着

さて、これから家に帰らなくてはならない…………来るときは8時半に家をでてここに着いたのが19時、なんと11時間もかかっている。 同じ時間かかるなら家に帰るのは夜の9時……? いや~遅い!
地図を見て帰るルートを考える。 とりあえず山道を下りて、国道181号線を南下する。 そのまま国道180号線に入りひたすら南下。 それで岡山市までいける。 あとはフェリー乗り場を目指すだけ。
原付の限界速度でひたすら走り続ける。 180号線に入ってから、なんと46kmも信号が無い区間があった。 その間ノンストップで最高速度で走りっぱなし。 すっごい気持ちよかった。 こんなにすごい道があったとは……おどろき!
鬼がいた!

しばらく走り、昨日お昼ご飯でラーメン食べたお店があった。 そして「絹掛の滝」を通り過ぎて、あっという間に岡山市へ!
岡山城の北の道を走り、県道に出る。 ここは行くとき通った道。 あとはフェリー乗り場を目指して走るだけ! ビックリ、なんと14時半にフェリー乗り場についてしまった。 ものすごく早い!

山からここまでの距離は185km、かかった時間は4時間。 オレの原付の限界速度で時速55km。 距離と時間から計算できる時速は46.2km。 すごい! 昼間で実際時速がこんなに早いなんて! だいたい空いてる道で実際時速は30km程度、街中だと20kmくらいしかでない。 なのに46kmとは。 どれほど信号などが無く、止まらないで走れたかを表してるね。

フェリーはすぐに出航。 山でパンを数本食べただけなのですごいお腹がすいている。 おにぎりを一気に3つ食べた。 そしたら眠くなってきたので眠りに…… 目が覚めたらフェリーが着くところだった。 ようやく高松に帰ってきたなぁ~
あとは家まで頑張ろう! そして無事16時前に到着。 うーん、思ったよりもずっとずっと早く帰ってくることができた。

今回の登山はすごい満足。 自分の想定したルート通りに登れて、とても面白かった。 こんなに満足度が高い登山はひさしぶりかも。 そして原付、岡山・鳥取とあまり走ったことのない地域を走れて楽しかった。 夏なので体はしっかり日焼け、顔は日焼け止めを塗っておいたので大丈夫。

ではまとめ。
8/14 8:30~8/15 16:00
走行距離:516km
ガソリン:約14.3L
燃費:36.0km/L

使用金額:9832円
ガソリン:1965円
フェリー:1900円
昼食:850円
夕食:650円
お風呂:350円
ネットカフェ:2300円
登山食料:983円
飲み物:386円
日焼け止め:448円

最後に……
この大山登山の記録を読んで、剣ヶ峰を目指そうとする方がいたら……一応危険地帯としてガイドブックやふもとの看板、山頂への登山口に注意や警告が書かれています。 自分の技量と危険度を比べて登山してください。 万が一怪我されても責任はもてませんので。

鳥取大山への原付旅その1

晴れときどき雨

走行距離:516km


今日から1泊2日で鳥取県にある「大山」という山に登山をしに行く。 交通手段はもちろん原付!
夕べ必要な持ち物は準備して、通る道も考えたので今日は行くのみ。

朝8時半くらいに家を出発。 まずは高松港に。 ここからフェリーで本州に渡らなくては。 高松-宇野のフェリーがあるのでそれに乗る。 原付乗せて往復で1900円。 人だけだったら片道390円で行けるのでかなり安いのではないだろうか。
フェリー乗り場 フェリー 船室

1時間ほどの船旅。 とても眠かったのでソファーにゴロリと横になって寝ていた。 気づいたらもう着岸するところだった。
宇野港に到着。 ここには一度来たことがある。 去年の12月24日、クリスマスイヴ。 オレは一人で高松にいた。 行く当てもないので、電車に乗って岡山駅まで行ってみた。
特に当てもなかったので、すぐに帰ろうと思った。 ただ電車で帰るのではつまらない。 そうだ、フェリーで帰ってみよう! ということで、一度宇野から高松にフェリーで帰ってることがある。
その懐かしの宇野港に到着。
県道74号線を海沿いに走る。 かなり海が近くて気持ちがいい。 瀬戸内海の北側を走るのは初めてかなぁ。
玉野市の風景

そして「貝殻山」方面に向かって走る。 貝殻山は標高288メートルの山。 まぁ目的はそこではないのだけどね。
貝殻山の途中

貝殻山を通り過ぎて、「金甲山」に向かう。 ここが本当の目的地。 標高403メートル。 山頂に展望台があって、そこから瀬戸内海や岡山市方面が一望できる。 少し霞がかかってたけれど、なかなかきれいな景色だった。
金甲山より 金甲山より瀬戸内海を眺める 金甲山より瀬戸内海を眺める 金甲山のネコ親子 金甲山のネコ親子 金甲山より岡山市方面を眺める

山を降りて岡山市方面に走る。 次の目的地は「岡山県庁」。 日本全国県庁めぐり、香川に引っ越してきたので西日本方面を攻めることができる。 まぁ距離的には徳島よりも岡山の方が近いから、早めに行っておかなくては。 通り道だしね…
しばらく走り岡山県庁到着。 なんだか青森県庁っぽいなぁ。 まぁ古い建物なのでしかたない。 そのうち建て替えて高層ビルにしてくださいな。
岡山県庁

ここからは一気に距離を稼ぐつもり。 国道180号線でひたすら北西に走る。 かなり走って「高梁」という町についた。 ここで国道484号線へ。 数キロ走ったところにループ橋がある。 そこから高梁市街が一望できると地図に書いてあったからきてみた。 なかなかの景色! 山道を景色を見るためだけに上ってきた価値があったかな。 景色を写真におさめたので今来た道を今度は下る。 すぐに180号線まで戻る。
高松稲荷の巨大鳥居 国道484号線 高梁を眺める

さらに180号線を北西に走る。 途中で滝が見えた。 だけど気づくのが遅くなって通り過ぎてしまった。
「あ~どうしようかな。 やっぱり滝を見に戻ろうかな…」 考えながら走ること3分。 やっぱり戻って見ることにした。 今来た道を逆戻り。 2kmほどオーバランしてしまった(笑)
その滝は「絹掛の滝」というもので、とても美しい滝だった。 やっぱり戻ってきてよかった♪
絹掛の滝

また国道180号線を走り続ける。 気がついたら「新見市役所」とかあるところに来ていた。 そろそろ14時、お昼を食べなくてはいけないなぁ… 近くにラーメン屋を発見したのでチャーシュー麺大盛りを食べた。 ラーメン屋で地図を確認したのだけど、どうやら曲がるべきはずの場所を通り過ぎてしまったらしい。 どうしても見たいものがあるので、また引き返して…
今度は5kmほど引き返す。 山道の方に進んで行く。 しばらく走っていたら雨が降ってきた。 さっきまでものすごいいい天気で灼熱地獄だったのに。 いきなり大粒の雨。 急いでレインコートに身を包む。 まぁ雨も慣れっこだけどね。
しばらく走り目的地に到着。 そこは「羅生門」、なんか字だけ見ると怖そうなイメージが… ここは石灰岩のアーチがある。 やっぱり元クライマーとして岩には興味がある。 しかも石灰岩というオレのあまり好きでない岩だけど…やっぱり見に来てしまう。
ものすごく巨大なアーチ。 ここにクライミングのルート作ったらすごい面白そうだな~ だけど天然記念物だから大問題になるかなぁ。。。
羅生門 羅生門 羅生門 羅生門

雨も止んだのでレインコートをしまって走り出す。 県道58号線をひたすら北へ。 途中ガソリンを入れたら、ガソリンスタンドのおじさんが話しかけてきた。 オレの原付のナンバーは「佐倉市」、そう千葉県。 おじさんは「佐倉ってどこ?」と聞いてきた。 「千葉」と答えたけれど、オレは千葉から来たわけではない。 高松からきたのだ。 それを説明するのが面倒だった…
ひたすら58号線を北上する……58号線を走っているはずだった…… だけど途中に看板があって見てみたら、なんと112号線を走っているではないか! あれ、いつの間に… 地図で確認したら、少し遠回りになるけど、同じ道にでるのでいっか。
国道181号線にぶつかる。 そこを東に走り、本来出たかったところに復帰。 ここからまた58号線を北上する。 この先の58号線はすごい道路が整備されている。 さきほどまではすれ違うのが難しい、クネクネして見通しの悪い道。 ここからは片側1車線ずつの2車線道路。 しかもほとんど直線。 アスファルトも新しい、トンネルも新しい!
鳥取県!

とても走りやすかった。 しばらく走りようやく目的の山「大山」が見えてきた。 ここまで遠かったなぁ… 大山の周りを走る道路に出て山を見ながら走る。 今見ているのは山の南側から。 明日歩く予定の道では山の北側から見ることができるらしい。 中国で一番高い山、大山。 ここを明日登ることを考えるとワクワクする。
ここについたのが18時半。 かなりかかったな~
大山

さて、今夜の寝床を探しますか。 大山から一番近い都市は「米子」、そこまで行くしかないかな、距離にして20kmほど。 予定ではインターネットカフェに泊まる予定。 はたして見つかるだろうか…
国道9号線に出てひたすら西へ。 なんだか…見たことのあるガソリンスタンドがあるなぁ。。。 なんだか…見たことのある高島屋があるなぁ。。。 もしかして…!

そう、2004年10月10日。 オレが日本一周の旅をしているとき。 怪我をする前日、鳥取から松江に移動したときに雨宿りした高島屋ではないか! あ~なんだか懐かしい!! 旅のときもここで入れたであろうガソリンスタンドで明日に備えて満タンにする。 すぐ近くにインターネットカフェもあった。 あとはお風呂… ツーリングマップルにお風呂情報があるのだけど、付近にある書いてあるところはなんと1300円もする。 絶対もっと安い場所があると思うから探しまくる。
勘だけをたよりに探し回ること一時間、ようやく見つけちゃった♪ 「湯快な皆生温泉OU LaND おーゆ・らんど」というところ。 なんと350円。 シャンプー類は用意してないけれど石鹸が30円で売っていたので購入。 これさえあれば全身洗えるしね。 ここで生姜焼き定食の夕飯を食べたけれどそれでも1300円払うより安い! 探し回ったかいがあったなぁ。
21時くらいになりネットカフェに移動。 そして今日記を書いています。

明日の予定は…4時半起床(できるかな…)、5時半から登山。 昼までに下山。 一目散に帰り23時までに家に着くように。 かなりハードになるだろうけどがんばります。

石鎚山登山

晴れのち曇り

走行距離:331km





今日は愛媛県にある百名山の「石鎚山」に登山に行く。 もちろん原付で! おにぎりとお茶を持って9時前に出発。
国道を西方面に走る。 ゴールデンウィークだからかわからないけれど、けっこう車が多い。
こんぴらさん

快適に走っていると、いきなり目の前に「止まれ」の札を掲げた警官が!! まさか…… なんとスピード違反のネズミ捕りにひっかかってしまった。 原付の制限速度は時速30km、オレは52kmで走っていた。 22kmオーバーで……切符を切られてしまった。 点数はいいとして罰金がいたい(;´д⊂)

気を取り直して山に向かう。 速度に気をつけながら国道11号線に出て、ずっと西へ向かって走る。 愛媛県に突入! そこから数十km走って国道194号線へ。 ここから山道になる。
 川沿いの道を走りだんだん山奥に走っていく。
加茂川 加茂川

確かガソリンは木曜日に入れた。 なので170kmは走れるはず。 ここまで110kmほど走っているので残り60kmか。 山道を走っている途中にそれに気づいた。 もう国道から10kmほど走ってる。 地図を広げてガソリンスタンドがありそうか探してみる。 しかしなさそう。 今まで走った10kmも、民家すらないような山道で、これからどんどん山奥になっていく。 ガス欠になったらどうしようもないな。 まだ走れる余裕はあるけれど、念のため入れに11号線まで戻ろうか。
今走ってきた山道をずっと引き返してガソリンスタンドでガソリンを入れる。 これだけで25kmほどロスしてしまった。

そして再度山道に突入。 ずっと走って行き「寒風山トンネル」というのがあった。 長さを見たらなんと5432m!! 今までの最高記録が3904mだから、それより1.5kmほど長い。 これは通らなくては。 トンネルを通らないでも山にはいけるのだけど、ちょっと遠くなるけど通ってもいける。 さっそく5kmのトンネル体験! すっごい長い。 ずっと緩やかな上り坂で交通量も少なくていいね! ただ寒かった~
長いトンネル

そこからものすごく細いクネクネした山道を登っていく。 ここからの山道だけで標高を1000mくらい上げるのでかなりバイクにとって厳しいかも。

けっこう寒くて、雪も残っていて、道路の端っこが崩壊していたり、落石があったりガードレールが崖に落っこちていたり……なかなか愉快な道だった。
山奥の道 山奥の道 無名な滝 無名な滝 岩のトンネル 山の道 未だ残る雪

登山口に着いたのが14時30分…… こんなに遅くなるとは。 今日はヘッドランプを持ってきてないので、暗くなる前に登って降りてこなくては。

急いで登り始める。 単調な山道がダラダラと続く。
登山道 石鎚山の看板 登山道にも雪 登山道 登山道からの景色 登山道 登山道からの景色 登山道からの景色 雪渓 雪渓

1時間ほど歩いたところで、ロープウェイのあるほうの登山口と合流。 ここからがこの山の核心部。 なんと鎖場がある! ロープウェイのほうに1つ鎖場があるので、残りは2個。 1つ目が高さ65mの鎖場、2つ目が高さ68mの鎖場。 もし上のほうで手を滑らせて落ちてしまったら……60m下の地面に…… おそろしい!
もちろん迂回路もあるけれど、今日はこれを登るのが目的でこの山にきたからやらなくては。 鎖を登ることや、高さは全然怖くないが一つ不安な事が。 それは鎖を繋いである支点がどうなっているのか。 1つの鎖の重さが4kgほど、長さが40cmくらいなので……6000/40*4=600 それが4本くらい下がっているので2.4トンもの重さがかかっている。 きちんと鎖が落ちないようになっているのだろうか。 それだけが不安。
鎖場 鎖場 鎖場 自分の足下

鎖を登りきったけれど、支点はよく見えなかった。 2つ目の鎖を登り山頂! ここの支点はものすごいガッチリしていた。 鎖が高さ10mくらいの岩にグルグル巻きにされていた。 これは大丈夫だな。
石鎚山山頂

山頂でおにぎりを食べてちょっと奥にも行ってみる。 
山頂付近 山頂付近 切り立った垂壁 ケルン 天狗岳山頂 天狗岳山頂

そして急いで下山する。 下山するときも鎖で降りる。 登りよりも下りのほうが断然難しい。 無事に2つの鎖を下りきって下山する。 駐車場についたのが18時。 暗くなる前に山道を下りきりたい…… しかしガスがかなり出てきて視界が悪い。 20m先も見えないような。 しかも道は細くてカーブばかりで危険。 慎重かつスピードを出して山を運転して降りる。
山からの景色 ガス発生

なんとか下りきって国道11号線まで戻ってくる。 あとはもう広くて安全な道なので安心。 途中で猛烈な睡魔に襲われたけれど、無事に22時帰宅。 今日は疲れた~

徳島県庁

晴れ今日は会社が休み! 香川県に引越てから初めてのバイク旅にでかける予定♪
妻を会社に送っていった。 帰りのお迎えがあるので、タイムリミットは17時、それまでに家に帰らなくては……

まずみずほ銀行に行き口座の住所変更をしてきた。 いえで少しくつろいで出発。
あらかじめ地図で道を調べておいた。 山道を通りたい、なので山道をクネクネ走る県道を通っていこう。 空港通りを南に進み、塩江温泉郷付近を通る。 そして県道7号線へ。 ここから一気に山道になる。 ダムを横目に山道を走る。
 だんだん標高が上がっていき道が細くなってくる。
内場ダム 内場ダム 相栗峠付近の集落
しばらく走り峠を越えた。 あとは下るだけ。 だけど下りがけっこう怖いんだよなぁ……

無事に山道を下りきって吉野川にでた! ものすごい川原の広い川。 ここは中流だけど400mくらいあるのだろうか。 川の南側の国道をひたすら走り徳島市を目指す。 あと45km!
吉野川 吉野川
信号がほとんどなく車がビュンビュン飛ばすので、気持ちよく走る事ができた。 1時間ちょっと走り徳島県庁に到着! 平日ということもあってけっこう人がいた。 写真を撮るのが恥ずかしかった(-_-)
徳島県庁 徳島県庁
近くのサティでマックで昼食。 時間があまりないので家に向かって帰ろう。
帰りは吉野川の北側を走っていった。 だけど途中でものすごい眠くなったのでコーヒー休憩。 危なかった。
吉野川橋 吉野川
帰りも山道を選んで帰る。 県道252号線を通り山道へ…… 途中から県道106号線に変わり峠を越える。 なんと標高900m以上! 千葉県最高峰の倍以上の高さがある!! 峠を越えた当たりでガソリンランプが点滅してきた。 あと1Lくらいしか入ってないらしい。 だけど40kmくらいは走れるだろう。 それだけあれば高松市内まで帰れるかな…… あと時間もやばい。 残りあと1時間。 距離にして30kmほど…… かなりきわどいなぁ。

転ばない程度に山道を駆け下りる。 30分くらい走りようやく塩江温泉郷に出た。 あとは国道だ!
高松空港付近を通り、近くのガソリンスタンドに駆け込む。 残り300mlだった。 危ない危ない…… あと12kmでガス欠だ……
時間もなんとか間に合い無事にお迎えに間に合いました(・∀・)

夜、白夜行の最終回を見た。 なかなかのストーリー。 原作を読みたい。 買って(=´∇`=)