上海旅行6日目 帰国

晴れ6時位に起床。 顔を洗って荷物の準備をしてリビングに移動。 家主や中国人の女性はまだ寝ている。 6時20分くらいになってドアをノックする音が聞こえた。 ドライバーが迎えに来たので案内されて、マンションの敷地の外に停めてある車に乗り込む。 中国語翻訳で「第二ターミナルで良い?」と聞かれ「対」と答える。 これは「YES」の意味。

空港までは25分くらいかかり、6時50分くらいに到着。 ドライバーに50元支払って「再见」と言って別れる。
帰国便も春秋航空で、カウンターは1番と2番だった。 チェックインカウンターは1番しか開いてなかったが、大行列だった。 並ぶこと30分、ようやく自分の番になった。 パスポートと行き先を聞かれたので「TAKAMATSU」と答えて、預ける荷物をX線に通す。 が、引っかかってしまい「Baggage Check Roomに行け、終わったらここに戻ってきて」と英語で言われた。 荷物検査室であ「Battery」と言われたので荷物を開けてチェックされる。 Batteryはリチウムイオン電池のことで、使えないので電源切って閉まっておいた通話用のスマホのことだった。 「Shutdown」と言って電源が切れていることをアピールしたら「再チェックしてきて」と言われたので、先程のカウンターで再チェックを受ける。
無事荷物の検査が済んで搭乗券を受け取る。
空港入口 電光掲示板 チェックインカウンター

そのまま出国審査へと向かう。 ここも大行列だった。 出国審査を受けた後に金属探知機の大行列があり、結局全て通過し終えたのは8時10分だった。
搭乗ゲートには8時25分に来るように、と書かれていたのであと15分しかない。 まだ全てのお土産を買いきれていないので、残りを買わなくてはならない。
時間も無いので適当にパンダのお土産を買う。 さすがに空港ではJCBカードが使えて支払いができた。 が、空港なのでお土産が170元もかかった……
高松行き 春秋航空

そして慌ただしく飛行機に乗り込む。 帰りは2時間かかる予定。 機内食はビーフカレーを注文しておいたので、離陸後40分ほどで運ばれてきた。
が、ご飯がパサパサで美味しくない…… 朝ごはん食べてないのでお腹は空いていたので、全て食べきることができた。 食べ終わったあとはひたすら眠る……

定刻通り12時に到着し、高松空港で初めての入国手続をする。 日本人専用レーンがあり、そちらからスムーズに入国。
税関申請書を記入し、特に税金かかるもの持ち込んでないので、全て「いいえ」にチェック。
だが、結構チェックが厳しくて、ポケットのものを全部出してと言われたし、体触ってもいいかと聞かれて細かくチェックされた。 「中国はよく行くんですか?」と聞かれ、「中国本土は初めてです。 台湾と香港は行ったことあります」と答える。 で、税関は通過。
預けた荷物を受け取って、ようやくいつもの高松空港に出てくることができた。

香南パーキングの送迎ワゴンに乗り込んで駐車場に戻ってきて、駐車無料券と駐車券を渡してようやく自分の車に帰ってきた。
まだお昼の12時半なのに疲れ果てた……

家に帰ってダラダラ過ごして、ガストにご飯食べに行ったりしたが、三女と一緒に21時に寝てしまった。

今回の上海・南京旅行は、初めての1人での海外旅行となった。
LCCを使えば海外も格安で行くことができるし、上海は東京行くのと、飛行時間はほとんど変わらないことを知った。
そして民泊サービスのAirbnbも初体験。 英語も中国語もわからない状態でもそれなりにコミュニケーション取れたし、いろいろ話すことができたので、もっと言葉が話せれば、もっと楽しくコミュニケーション取ることができるだろう。 これはホテル泊まりでは味わえない醍醐味。 ただ宿泊先を転々としたので、全部の荷物を持って移動しないと行けないのが大変だった。 本当に観光目的で行くのなら、同じところに何泊もしたほうが良いかもしれない。
連日歩き回って5日間で50kmくらいは歩いている。 4日目、5日目は足が痛くてだるくて大変だった。
客人にはお湯を飲ませる習慣があるのかわからないが、南京でも最終日の宿泊先でもお湯を出された。
駅にもお湯を入れる場所が用意されているくらい。

中国ではWAONやSUICA的なICカード決済は全く普及してない。
代わりにWeChatや支付宝と呼ばれる決済サービスが大普及している。 これが露天的な所でも使えるほど普及している。
店頭に支払い用のQRコードが貼られており、それをアプリから読み取って決済するような感じ。 クレジットカードではなく、デビットカードのように即座に銀行口座から落とされる仕組みのよう。 かなりの現地人がこれを利用していた。
携帯はiPhoneはあまり見なかった、Androidがほとんど、90%くらいはそうだと思う。 スマホ以外の携帯も全く見なかった。
WeChatというLINEみたいなアプリには音声をメッセージとして送れる機能がある。 現地に行くまで、この機能いつ使うのだろうと思っていたが、現地で用途がわかった。 向こうの人は電動バイクに乗りながら普通にスマホを操作している。 だが、さすがにチャットで文字を打つことは運転しながらはできない。 そこで便利なのが音声を送れる機能、ワンタップで音声を送れるので、それの為にこの機能が搭載されているっぽい。

中国では人々はどのように仕事をしているのかが、行ったけど全くわからなかった。
1日誰も来ないようなお店の店先でスマホをいじってるだけの店主とか、どうやって稼いでいるのだろうか。
基本的に人々は怠け者で、店員や警備の仕事の人ですら普通に仕事中にスマホで遊んでいる。 お客さんが来たらめんどくさそうに注文を取ったりして、またすぐにスマホに戻る。
中国はGDPで日本を抜いて世界3位になっているが、それはあくまでも数値上だけの話で、こういう現実を目の当たりにすると、まだまだ日本は大丈夫かな、という気がしてきた。 日本人はやはり真面目なのだな。 サービスのレベルも高いのも実感できた。

自分自身の語学力は、英語は多分中学2年生レベルは話せるし理解もできると思う。 リスニングもスピーキングも、なんとかなった。
中国語はいろいろ言葉は覚えたけど「你好」「謝謝」「再见」の3語だけでなんとかなった。
少しコミュニケーション取れるようになった人たちには「晩安」とか「我是日本人」とか使ったが、基本的には上の3語だけ。
中国語はなんだか覚えられそうな気がしてきた。

今回の旅行、費用はあまりかかっておらず
飛行機:20,540円
1泊目:210元(3,600円)
2泊目:3,166円
3, 4泊目:4,324円
5泊目:3,391円
人民元に両替したお金:35,000円
クレジットカード:170元(2,920円)
で合計で、73,000円くらいしかかかっていない。
東京などの国内を5泊して観光を楽しむより、もしかしたら安いかもしれない……