ナイタートライアル in 屋島

晴れ今日は三女の陸上の記録会。 「ナイタートライアル in 屋島」というものに出場する。 これは今までの高松UD記録会とは違って、実業団のエリート選手や市民ランナーのトップの選手たちも県外から多数参加する、今までとはレベルが違う大会になる。
「ナイタートライアル」という名前だけど、三女たちが参加する小学生1000mは、14時から開催される。 注目の集まる5000mや10000mが18時以降に開催されるから「ナイタートライアル」なのかな。

12時前に屋島競技場に到着して、子供たちはアップをして、14時を待つ。 招集は25分前で、今回も招集場所が用意され、靴の厚さチェックなどを受ける。 小学生1000mの部も県外から来ているチームもあって、尼崎の小学校から参加してたり、遠くは三重県から参加している陸上チームもあった。 もちろんいつも高松UD記録会で顔を合わせる県内のチームの人たちもいる。
今までは新型コロナウィルスの影響で無観客開催だったが、今回はID無しでも観客席に入れるので、応援の人たちがいつもよりたくさんいる。

1000mの競技時間になった。 てっきり男女でわけるのかと思っていたのだけど、男女同時レースで、出場選手が26名もいた。 そのうちチームの選手が15名。 ビデオ撮影したが、人が多すぎるしチームの選手も多すぎるし、あっちいったりこっちいったりで、全然上手く撮ることができなかった。
1000mのレースは凄まじい内容だった。 スタート直後にチームの選手が何名かもつれて転倒。 先頭は尼崎から来た選手なのだけど、100mを16秒で通過するという超ハイスピードな展開。 三重県のチーム、女子選手なのだけど、それに近いスピードで最初から全力疾走のような感じで走っていく。 自分のチームの一番速い男子と、その女子のダッシュが同じくらい、男女差があるのに凄まじいスピードだ……
200mの通過が31秒、400mの通過が67秒。 女子のトップの選手が73秒。 600の通過が1分45秒、800mの通過が2分20秒。 多分父親だと思うのだけど、残り100mくらいの場所でものすごい怒鳴っていた。 「上げろ、上げろ、前2人おるぞお前、おい、上げろ!!いけ!!」と。 で、その男子の選手はなんと、2分54秒59という、今まで見たこともないような凄まじい記録でゴールしていたのだけど、あの怒鳴られようだと、このペースだと、まだ前に2人いるくらいのペースなんだな…… 6年生の2分54秒って、余裕で香川県記録を超えている。 香川県記録は2分57秒だったはず。 女子の方も別のチームが絶叫で凄かった。 先頭が3分13秒、2位が3分18秒、どちらも三重のチームで、多分双子。 香川県最強の女子は3位に甘んじていた。 普段先頭を独走するのだけど、こうやって前に何人もいる状況だと走り方や戦略が全く変わってくるのだろう……
チームのメンバーも頑張って走っていたが、元々3分30秒くらいのタイムを持っている人たちは自己ベスト更新できず、ベストが4分10秒より遅い子たちは、皆自己ベスト更新していた。 三女も9秒も更新していた。 3年生の女子は20秒以上も更新していた。 凄まじかった……

チームとしてはこれで競技終了なので解散となったけど、せっかくなので残りの競技も見ていくことに。 短い種目からやっていくので、800m, 1500m, 3000m, 3000m障害, 5000m, 10000mという感じ。
1500mはスピードに圧倒され、3000m障害は初めて観戦し、女子の5000mでは先日1500m, 3000mの日本記録を更新した田中希実選手も登場。 キロ3分くらいのペースで走っていたのだけど、終始全力疾走しているように見える… それを15分間も続けるのだから、凄まじい…… 一方男子だとキロ3分って、かなりゆっくり走っているように見える。 自分ではとてもそんなペースで走れないし、そのペースで250mくらいしか持たないのだけど、不思議なことにゆっくりだ。
10000mには実業団のマツダや大塚製薬の選手が登場し、キロ2分50秒くらいのペースで走っていたのだけど、これもまたゆっくりに見える……

かなりモチベーションをもらって20時くらいに帰宅。