サイパン4日目、そして最終日。　夕方の飛行機で日本に帰ってしまう……
悔いの残らないように遊びつくさなくては。
朝9時半起床。　風呂に入ったが、昨日と同じくみんな爆睡中。　なので今日も1人で町に繰り出す。
ABCストアというサイパンでもっともメジャーなコンビニで、缶コーヒーとサンドウィッチを購入。　本当はハンバーガーが食べたかったのだが、レンジがなさそうなので食べなかった。　冷たかったら美味しくないしね……
ホテルの部屋に帰って食べていたら、みんな起床。


とりあえずDFSに行くことに。　タクシーで行って、最終のお土産を購入して、お昼を食べに行くことに。
食べに行くお店は「マクドナルド」。　うん、日本にもあるしね。
たしかDFSの通りにマックがあったと思うのだけど、どのくらいの距離があるのか不明なためタクシーに乗ることに。
タクシーはDFSの交差点を東に曲がっていった。　その交差点の南100mくらいのところに、マックの看板があった。　こんな近くにあったのか……
しかしタクシーの運転手はそこのマックに行かず、ご丁寧に遠くのマックに連れて行ってくれた。
近くのマックだったら料金が4$くらいだっただろうに、遠くのマックに連れてきてくれたので、11.5$も料金がかかった……　しかも「この辺りタクシー捕まらないから、ここに電話したら迎えに来るよ」と紙を渡してきた。
二度と乗るもんか。


マックはセットメニューを注文した。
ドリンクはLサイズにしたのだが、どうやらおかわり自由のセルフサービスらしい。　Lにした意味ないじゃん……
超巨大ドリンクと、巨大ポテトとハンバーガーを食べる。　アメリカは全てのサイズがでかい。　ハンバーガーは普通サイズだけど、ポテトもでかいし……
そして味が日本と変わらないのが嬉しい。
けっきょくマックも全部食べきることができなかった。　サイパンに来てから、完食したものってあったかな？　全部量が多すぎて残している気がする……


マックタイムも終わり、ホテルに戻ることに。　マックの店員に違うタクシーを呼んでもらおうとしたけど「タクシーを呼ぶサービスはしてないよ」と断られた。
道を歩きながらタクシーを探すか。　しかし外は灼熱。　タクシーは全然通らない……
マックを出てからわずか100mで断念……
タクシーを呼んでもらおうと、会社の勇者が1人でペットショップに入っていった。　そして数分後おばちゃんと外に出てきた。
サイパンには電話でタクシーを呼ぶ制度がないらしい。　なのでペットショップのおばちゃんが送ってくれるとの事。　ただ、料金が……50$だって！！
タクシーよりはるかに高い……これはお断りをした。
そしたら中国人らしきおじさんが「友達呼んであげようか？」と。　お願いをして、しばらくしたらそのおじさんの友達らしき人が、一般車でやってきた。
サイパンで見る車の中ではかなり高い車なんじゃないだろうか？　エンジンも静か、冷房の効きも抜群。
もちろんおじさんも送迎代は取るが、なんと10$でいいとのこと。　こんないい車に乗せてもらって10$とは安い！
おじさんのおかげで、無事ホテルまで戻ってくることができた。　ありがとう、中国人らしきおじさんと、その友人のおじさん。

そして、もうホテルを出発する時間になってしまった。
楽しかったサイパン旅行ももうおしまい……
しぶしぶ迎えのバスに乗り、空港に向かう。　手荷物検査と出国手続きをして、飛行機へ。
帰りは3時間45分の空の旅。
さようなら、サイパン。　来るまで、日本人が多い外国はあまり来たくなかったけど、雰囲気は外国の雰囲気を味わえて、言葉や食には不自由しない、意外にいいことだよね。　家族でくるのなら、こういう場所のほうが安心だよね。
今度は家族と海外に来よう！

サイパン3日目。　今日はオプショナルツアーで、山からマウンテンバイクで下りながらいろいろな場所を巡るツアーに参加しようかと思ったが、2日間の疲労と金銭面から、ツアーはやらないことに。　そのため時間制限なくゆっくり眠ることが出来た。
と言っても、9時40分くらいには目が覚めてしまったが……
とりあえず風呂に入る。　まだみんな寝ているので、1人でうろうろしてみることに。
ホテルの西側にビーチがあるので、そこに行ってみた。　外は暑い……いや熱い…………灼熱だ……
ここのビーチはホテル専用なのかな？　売店とビーチバレーコートがあった。　泳いでる人もけっこういた。
しかし暑いため、すぐにホテルに戻ってきた。
まだみんな寝ているなぁ……お腹も空いたしご飯でも食べに行くか。
ホテルのレストランは高いし……ちょっと外に行ってこよう。


夜のサイパンの町はすごいけど、朝は全然……　ほとんどの店が閉まっているし、人通りも少ない。
何を食べるかいろいろ悩んだ。　とりあえずDFSの方に歩いていったら「Winchell’s Dounuts」というドーナツ屋さんがあったので、入ってみた。
これくらいの店なら1人で入れる……
砂糖のついたドーナツと、でかいパンと、コーヒーを頼んだ。　でかいパンは2$50セントすると言われたが、頼んだ。
そして店の隅っこの席で食べる。　砂糖のドーナツは美味しかった。　でかいパンはどうやらチーズが入っているらしい。　チーズの味がした。
もちろん全部食べることはできなかった。　コーヒーも飲みきることが出来なかった。
お腹もいっぱいになったのでホテルに戻る。

戻ったらもうみんな起きていた。　さて、今日は何をしようかな？
もうすぐお昼の時間なので、みんなでDFSに行ってお土産を購入して、ハードロックカフェでお昼を食べることに。
ホテルからDFSまでの往路はタクシー乗車料金が無料だ。　ホテルとタクシー会社とDFSが提携してるのかな？　よくわからないけど……
タクシーで快適にDFSに到着。　ここで家族のお土産を購入。　けっこう高いなぁ……
そして一昨日の夜来たハードロックカフェでお昼を食べる。　食べるのはハンバーガー。
アメリカンサイズの巨大ハンバーガーだ。
でかい、でかすぎる！　ハンバーガーの肉がすごいおいしい。　フライドポテトは大好きなんだけど、ハンバーガーがでかすぎて、ポテトをあまり食べることができなかった。


お土産も買ったしお昼も食べたしやることがなくなってしまった。　もう一度マッサージに行くか……　そういえば近所にレンタルバイク屋さんがいっぱいあるんだよね。　いくらするんだろう。
「ASIA」というレンタルバイク屋さんに行って値段を聞いてみた。　125ccのビッグスクーターが30$、50ccスクーターが25$、レンタルサイクルが23$らしい……高いなぁ。
125ccを二人乗りすると保険料が増えて35$になるらしい。　これは全て24時間での料金。
18時までに返すので割り引いてくれと言ったら、125cc二人乗りで30$でいいとのこと。　ただ、保証金で30$取られた。　これは返却時に返ってくるのだけどね。
しかしサイパンはバイク運転するのに免許いらないのかな？　日本の運転免許すら見せずに125ccバイク3台も借りられた。
そして、オレは125ccバイク初体験。　やっぱり車体が重い。　そして加速が良い。
やっぱりでかいバイクは安定していていいなぁ。　日本での免許が欲しい……

サイパン島は小さいので、最北端と最南端に行ってみることに。
大きな道を北に向かって走っていく。　右側通行に違和感を感じる。　そして信号待ちをしていて、右に曲がりたい場合、赤信号でも左の安全が確認できれば右折してしまっていいらしい。　全ての交差点でそのルールではなさそうだけど、看板があるところではOK。
制限速度の看板とか、マイルで書いてあるのでわからないや。


道路はずっと片側2車線。　信号は少ない。　車の量も少ない。　そして道はずっと一直線。　気持ちいい～！！
あっという間に最北端らしき場所に到着した、というか、道をまっすぐ進んでいたら、行き止まりになってしまった。
ここでUターン。　近くに戦争の跡地みたいな場所があったので行ってみる。

「バナデロ」と呼ばれるところらしい。　太平洋戦争のとき、日本軍の最後の砦として使われていたらしい。
当時使われていたらしき戦車や大砲がそのまま残されている。
戦火から逃れるための洞窟などが生々しく残されている。
サイパン島の戦いを学んでから来たら、もっとおもしろいのかもしれない。


そして南にバイクを走らせる。空港からホテルに行くとき通ってきた道を反対方面に走る。　サイパンは小さいので、30分もあれば北端から南端まで行けてしまう。
しかしサイパンの人はバイクにやさしい。　路肩に止まっていると抜かすときに手を振ってくれたり、端っこによってるのに待っていてくれたり。　クラクションなんて一度も鳴らされていない。
現地の人はバイクには乗らないから、観光客が乗っているバイクが危なっかしいのだろうか？


ツーリングもたっぷり満喫して、18時前にホテルに戻る。　今日は後半組みがサイパンに到着するので、合同でバーベキューを行う。
旅行に来ていない人もいるけれど、ほぼ全員が揃うことはめったにない。
ワイワイご飯を食べながらビールやワインを飲んだ。
バーベキューの時間はあっという間に終わってしまった……

そして町に飲みに行く。　「ボサノ・バー」というお店で飲む。　飲みすぎて、何を飲んだのかは忘れてしまったが……このお店でかなり飲んだと思う……
時間の感覚もなくなり、かなり酔っている……
次にラーメンを食べに「島乃蔵」というお店に。　mixiで「旭川塩ラーメン」が絶品と書かれていたらしいが、メニューに存在しないと店員に言われたため、みんな「島乃蔵ラーメン」になった。　他のラーメン屋で食べるのよりは美味しいが、いまいちだったらしい……
ここで社内のメンバーで一悶着あった……
残ったメンバーで「金八」というお店に行った。　ここで偶然にも別に行動していたグループと合流。
けっこうお酒を飲みすぎてしまったので、ここではジュース類を飲む。
サイパンは夜の街というが、金八が一番遅くまでやっているお店らしい。　深夜2時閉店だって。
危ないものは売っているけど、意外に健全な町なのだろうか？
このお店をでて、ホテルの前にある「CBAストア」というコンビニでお酒を購入。　お酒ってサイパンの法律で22時までしか売ったらいけないんじゃなかったっけ？
もう1時を過ぎているのに売ってくれた。
そしてホテルの部屋で飲みなおす。　しかし、今日は飲んだなぁ。
かなり酔っ払って、3時過ぎに自分の部屋に帰って、風呂に入る体力もなく、そのままベッドにもぐりやすみなさいzzz

朝7時40分起床。　ホテルのレストランでバイキングみたいな朝食を食べる。　しかし……朝はほとんど何も食べられない体質なので、少ししか食べられなかった。
それなのに朝食の代金は20$……ホテルはやっぱり高いなぁ。



すぐにホテルのロビーに集合して、みんなでマニャガハ島に向かう。　迎えに来たバスにのり、船着場へ。　ここでモーターボートに乗り換えて、マニャガハ島へ。　大きな客船と違って、モーターボートは速い。　そして水しぶきがかかる。　どうやら左右のバランスが悪いと、水しぶきがあがるらしい。
モーターボートは10分ほどでマニャガハ島に到着。


ここは楽園だろうか？　砂浜はとても綺麗。　海もコバルトブルーと言えるような色をしている。
とりあえず木陰に陣取って、海で遊ぶ準備。　準備といっても服を脱いで日焼け止めを塗るだけ。


しかし海で遊ぶ前に、パラセーリングの時間になってしまった。　先ほど乗ってきたボートの上でハーネスやライフジャケットを装着して、パラシュートと連結される。　ボートがスピードをあげると、パラシュートのロープがどんどん伸びていき……あっという間に遥か上空へ飛んでいった。

何メートルくらいあるのだろうか？　かなりの高さだ。　マニャガハ島がすごい小さく見える。　サイパン島も小さい。
海は水色と黒の斑模様。　黒い部分は岩があるのだろう。　すごい真っ青な海。　綺麗。
飛んでいた時間は10分くらいだろうか？　けっこう長い時間飛んでいたような気がした。

これが本場のパラセーリングか。　プーケットでやった、ちょろいパラセーリングとは全然違うね。　水没したりすることもないので、カメラ持って行けばよかったなぁ。
空からの景色を撮りたかった～

それからすぐにバナナボートの時間に。　水上で、パラセーリングのボートから、バナナボートのボートに乗り移る。
バナナボート用のライフジャケットを着て、さっそくバナナボートに乗る。
引っ張るボートが大きいので、波も立つ。　その波の上をバナナボートが走るようにうまく操縦している。
そして、予想通り急カーブをされてバナナボートからみんな振り落とされる。
ふたたび乗り込んで、今度は大型船が作った波に一直線に向かっていく。　バナナボートは2回ほどジャンプして、そのまま水没……
ハードだ……　蛇行運転もバナナボートが揺れておもしろい。　やっぱマリンスポーツといえば、バナナボートか。　マリンスポーツではないかもしれないけれど……
楽しい時間はあっという間に終わり、マニャガハ島に戻る。

昼はハンバーガーを食べる。　そして海で遊ぶ！
スノーケルをつけて、海にプカプカ浮いて泳ぐ。　熱帯魚や珊瑚みたいなものがすごい綺麗。　魚をつかもうとしたが、さすがにつかむことはできなかった。
ずっと潜っていても全然飽きない。　このままずっと潜っていたいなぁ……

それからマニャガハ島を歩いて一周してみることに。　時計回りにグルリと歩く。
太平洋戦争のとき、マニャガハ島でも戦火があったのかはわからないが、水に浸かってサビだらけの土台とか古そうなものがたくさん転がっていた。
メインビーチのちょうど反対側あたりに十字架と神秘的な大木と石碑があった。　これが何を意味するのかはわからない……
さらに歩き、桟橋の付近にプライベートビーチと呼べるような、人のいない綺麗な砂浜を発見。　少し沖の方がすごい水色で綺麗。
そこまで行こうとしたが、途中から急に深くなったため断念。　近くの看板に「ライフセイバーがいないため注意」という看板がある。
溺れたら誰も助けてくれないからね。


砂浜の方に戻ったとき、アナウンスで何かを言っている。　うん？　オレの名前が呼ばれているような気がする……
あっ！　体験ダイビングの予約をしていて、13時50分集合だったんだ……今の時間は14時10分……　すっかり忘れていた……
慌ててダイビングの所に行って、ウエットスーツを着た。
呼吸器の使い方や耳抜きの仕方などを一通り教わった。　そして海へ。　ボンベを背負っていると、かなり体が重い……

そして足ひれをつけて海の中へ。　体験ダイビングなので、ロープを持ったまま潜っていくらしい。　ゆっくりロープをつたって潜っていき、水深2～3メートルくらいのところまで行く。　2～3メートルと行っても、遊泳可能エリアの水深は1メートルほどしかないので、少し景観が違う。
体の裏側にタコみたいな吸盤のついている白い細長いナマコや、黒いナマコを触った。
少しの間しか潜らせてもらえなかったけど、ダイビングいいね、ライセンス取ってやってみたい……


楽しかったマニャガハ島ともそろそろお別れの時間。　16時のモーターボートでサイパン島に戻る。


水泳は全身運動なので、疲労感も激しい……ホテルについてから仮眠してしまった。　30分くらい寝たのだろうか。


18時になって、食事を食べるために町に出て行く。
何を食べるかいろいろ迷ったが「居酒屋レストランふるさと」という名前からして日本料理のお店に入る。
サイパンは観光客のほとんどが日本人のため、店員も日本語が話せるし、看板もメニューも全て日本語だ。
このお店で、焼き鳥やカレー鍋など、日本で食べるのと変わらない日本料理を食べる。　ビールもたくさん飲んだ。　お腹も気分もいい感じ。


それから、マッサージのお店を探す。
どこも値引きがすごい。　いろいろなマッサージ屋があるなかで「朝日マッサージ」というところでやってもらう。　値引き金額で、60分25$。
足の裏が疲れたので、重点的にやってもらった。
どうやらこのマッサージ屋で働いている女性はみんな中国人らしい。　サイパンまで出稼ぎに来ているのか。
マッサージの気持ちいい時間も終わってしまった……
ホテル前のバーに移動することに。

道を歩いているとすごい声をかけられる。
「おにいさん、おにいさん、本番マッサージいかが？」「かわいい女の子と最後まで。　中国、韓国、ロシア人いるよ」「マッサージ70分25$」「DVD全部無修正」とか……　一番ひどいのが、黒い手のひらサイズのケースの中から、白い粉を取り出して売りつけてくる人まで……　マリファナらしい……恐ろしいな。
なんとかバーに到着して飲みなおし。　「XYZ」という変な名前のカクテルを飲んだ。　飲んでる途中に猛烈な眠気が襲ってきた……
今日はハードだったからなぁ……ホテルに戻って、顔だけ洗ってベッドに入ってすぐ落ちた……