岐阜・石川・福井旅行5日目

雪のち晴れ朝6時くらいに起床、朝一番で温泉に入りに行く。 昨夜の大雨は夜のうちに雪に変わり、外は一面の雪景色になっていた。 国道では除雪車が作業しているのが見える。 一晩でこんなに景色が変わるものなのか……
朝ごはんは「四国」という看板が掲げられた畳の部屋に案内された。 他には「淡路」とかあった。 朝ごはんを食べチェックアウト。
朝ごはん
車の上には15cmくらい雪が降り積もっている。 ホテルの玄関前はグシャグシャ。 ホテルで長靴を借りて、駐車場に車を取りに行き、玄関前に横付けし、荷物と子供たちを車に乗せる。 さて、出発だ。 ホテルは山の上にあるので、とりあえず山を下りなくては。
国道まで下りる山道は、道路から水が出る、凍結防止装置が作動していて問題なく降りてくることができた。 国道も除雪はしっかりとされていて問題なし。
雪景色 雪景色

昨夜調べたのだけど、敦賀には特に観光スポットがなく、原子力PR館とかはあったのだけど、年末年始はお休みのよう。 今日は元旦なので、けっこうな施設が閉まってしまっているのだろう…… 行く場所も無いので、舞鶴辺りでご飯でも食べて帰ろうか、という話になった。
若狭美浜ICから高速へ乗る。 最初は雪が結構積もっていたが、徐々に雪は無くなっていく…… そういえば、福井は原子力発電の町である。 敦賀、美浜、大飯、高浜と原子力発電所が立ち並び、もんじゅなどの実験施設もある。
東日本大震災前までは、それも町のPRになっていたと思うのだけど、今では反原発の声が大きすぎて、原発があるというだけで敬遠されるようになってしまった。
それらの地域を舞鶴若狭道で走ってきて、すぐに舞鶴まで到着。
高速道路


舞鶴の「道の駅 舞鶴港とれとれセンター」に行ったが、元旦は休みのため入ることができなかった…… ここが開いていれば中で何か食べられたのに……
いろいろ探したが、元旦の昼間の舞鶴では、地元のご飯を食べる場所も無く、見る施設も無く、舞鶴には立ち寄ったがそのまま高速に戻ることに。
残念ながら、もう香川に帰る方向に走っていこう。 途中でお昼は食べようか。

舞鶴西ICから高速道路に乗り四国方面を目指す。 途中の「西紀SA」でお昼ごはん。 お店の人がオススメする「デカンショやぐら」というものを食べる。
お品書きがついており、とても美味しかった。
・やぐら舞台
 銘牛篠山牛の出汁しゃぶに旬野菜をあしらってやぐら風に
・踊り手小鉢
 稚鮎とあまごの甘露煮をあいのせで 小さな笹舟にゆられて
 豆腐屋さんの黒豆豆腐の冷奴を丹波黒大豆醤油の味わいで
 旨味の丹波地鶏と白ネギのローストを山椒風味の桑焼き風で
 トマトソースに浮かべた猪肉のクロケットをバジルのうちわで涼しげに
 しっとりとろろいもに丹波黒大豆醤油のジュレとおくらを添えて
 松茸昆布と丹波沢庵一本漬けのジュリアンを香の物に
・ご飯もの
 丹波コシヒカリの特製黒豆ごはん はんなりお塩の風味を感じて
・お汁もの
 立杭焼に浮かべた猪肉と旬野菜の牡丹汁 丹波味噌仕立て
・甘み処
 鳳鳴 黒豆酒のジュレに柚子のムースを 打上げ花火の装いで
 銘品丹波黒豆の煮豆と甘栗を食後の小さなお楽しみに
・丹波のお茶
 ほっとひといき 香ばしく香り高き発芽黒大豆の黒豆茶
デカンショやぐら

お腹もいっぱいになり四国を目指す。 帰りはけっこう早く、あっという間に明石海峡大橋まで戻ってきてしまった。
こちらは雨は降っていないが強風が吹いており、二輪車通行止めと50kmの速度規制が出ていた。 明石海峡では風にあおられながら運転する。
淡路SAで休憩し、淡路島南PAで時間調整の休憩し、ようやく徳島県へ。

帰りは徳島のびんび家で夕飯を食べて帰ろうと思っているので、鳴門ICで下りる。
先ほど時間調整したので、びんび家についたのは、ちょうど18時くらい。 2組待ちくらいだったので、すぐに案内された。
昨日石川で海鮮丼食べたばかりだけど、徳島でも刺し身とかを食べてしまう。 びんび家は安定した美味しさがあり、お腹いっぱいで満足。
おまかせ定食

あとは国道11号線を走って自宅まで戻ってきた。 帰ってきたのは早く、20時前には家に到着。
今回の旅行、岐阜県内は雪の多さにビックリしたが、北陸は逆に雪がなさすぎてビックリした。
だが、一晩で雪景色に変わる光景を目の当たりにして、雪国での暮らしの大変さがわかった気がする。
4泊5日もしてしまったので、けっこういい金額使ってしまった…… 子供たちがバスケを始めてから気軽に旅行に行けなくなってしまったので、1年に1度くらい、派手に使ってもいいか。 また年末に向けて頑張ろう。

岐阜・石川・福井旅行4日目

曇りときどき雨朝から激しい雨が降っている大晦日。 いよいよ旅行最終日。 朝は7時過ぎくらいに起床し、ホテルのレストランでバイキング。 今日も起きてからご飯まである程度の時間があったので、バイキングをたっぷり食べることができた。
ホテルをチェックアウトするときは土砂降り。 ホテル玄関前には屋根があったので、荷物の積み込みは濡れずにできて助かった。

まずは近江町市場というところに行く。 るるぶに拠ると「新鮮な魚介や野菜、惣菜を取り扱う店が約180あり、まさに、金沢市民の台所。海鮮丼や寿司をいただける店は観光客も注目。」と書かれている。 ここで海鮮丼を食べるのが目的。 さっき朝ごはん食べたばかりだけど、食べられるだろうか……
近江町市場付近はかなり混雑していた。 たまたま駐車場に入ることができ、ほとんど濡れずに近江町市場に行くことができた。 ここはアーケード街なので傘は要らずに歩くことができる。 近江町市場はめちゃめちゃ混んでいた。 観光客もいるけど、地元の人も結構いる。 お店にはカニやマグロや海産物などが所狭しと置かれている。 店員も大声で「安いよ安いよー」と威勢がよい。 駐車場に止めたとき、案内の人に「迷子にならないように」と言われたけど、これははぐれそうだな……
カニ 近江町市場 酢だこ

うろうろ歩いて、1軒の回転寿司屋を見つけた。 あまりお腹空いてないけど、ここで海鮮丼を食べておきたい。 入ろうか。
廻る近江町市場寿し」というお店に入る。 たまたま6人席が空いていてすぐに座ることができた。
子供たちは寿司を何皿か、オレは「炙りのど黒」「生白子」「大名丼」を頼む。 さっきも市場で「のど黒」をオススメされたけど、のど黒ってどんな魚なのだろう? お正月に食べるおめでたい魚なのかな??
お寿司も海鮮丼もとても美味しかった!
マグロ 炙りのど黒 生白子 大名丼 廻る近江町市場寿し

近江町市場はもっとゆっくり見たかったが、生物は買っても持って帰れないし、ものすごい混雑で子供たちが迷子になりそうなので、食事をしただけで後にした。
次は兼六園へ。 兼六園前の立体駐車場に止める。 偶然にも雨は止んでいて、まさに兼六園を見るには今がチャンス!

兼六園は年末年始は無料開放をしているらしく、入場料金無しで入ることができた。
茨城の偕楽園、石川の兼六園、岡山の後楽園、この3つが日本三名園として設定されている。 後楽園は行ったことあるので、兼六園で2つ目だな。
雪の時期になると、松とか枝が広がっている立派な木の上に雪が積り、枝が折れるのを防ぐ、雪吊りというのを行っている。 樹の幹に支柱を立てて、そこから枝をロープで引っ張り、雪が積もっても枝に負荷がかかる前に、ロープが緊張するようになっている。 これが冬の兼六園の醍醐味なのだけど、今日の兼六園には全く雪が無い……
茶屋で「兼六団子」を食べる。 風が吹き抜ける中食べたので、寒かった……
ひと通り巡っている途中で雨が降ってきてしまう。 ゆっくり見たかったが、雨には勝てず…… そのまま残りのものをパッと見て、兼六園を後にする。
兼六園 兼六園 兼六園 兼六園 兼六園 兼六園 兼六園 兼六だんご 兼六園 兼六園 兼六園

後は兼六園下にあった、物産館でお土産を購入。 ここでもいろいろ日本酒を購入してしまった。
時間はまだ13時半くらいだけど、もう金沢での予定が終了してしまった。 後は帰路につきながら見どころを見ていく感じになるかな。

帰り道の途中ってほど途中でも無いけど、福井の東尋坊が近くにあるので、それを見て帰ることに。
高速道路に乗って、途中の「尼御前SA」で休憩する。 なんだか今日中に香川まで帰るのはとてもしんどいな。 もう一泊していきたいなぁ……
そんなことを考えながら、じゃらんで、福井~舞鶴にかけてのホテルを探していたら、敦賀で結構安いところを発見。 急遽、もう一泊してから帰ることに。
とりあえず、東尋坊か。

加賀ICで高速道路を下り、北潟湖という湖の脇を走り抜け、東尋坊を目指す。 このあたりも全く雪が無い…… 想像していた北陸地方はもっと雪景色だった。
16時位に東尋坊に到着。 強風と雨でとても寒い。 子供たちはみんな寝ているので、そのまま車内に置いて、妻と東尋坊を見に行ってきた。
売店でイカ焼きを食べて、東尋坊の崖を眺めてきた。 崖のところは、風を防ぐものが何もなく、ものすごい寒かった!!
このあたりの売店は全て16時半に閉まるらしい。 時間もギリギリ。 東尋坊も、とりあえず見ることができたのでよしとするか。
イカ焼き 東尋坊 東尋坊 東尋坊 東尋坊

高速道路に乗る前に、一泊増えた分の下着等を購入して高速道路へ。 丸岡ICから高速に乗り、敦賀ICまで。
敦賀ICについたけど、ホテルには行かず、どこかで夕飯を食べてからにしないといけないな。
大晦日の18時位、チェーン店っぽい店はどこも開いているが、敦賀にはあまりお店が無いのか? たまたま見つけた「ラーメン世界」というラーメン屋で夕飯を食べる。

それからホテルへ。 今夜泊まるホテルは「北国グランドホテル」という、いかにも寒そうな名前のホテル。 ホテルまでは山道を5分くらい上っていく。 ホテルという名前は付いているけど、巨大な民宿っぽい感じだな。
北国グランドホテル

部屋には国鉄時代の駅の名前が付けられているのか? 案内されたのは107号室だけど「富山」という部屋だった。 せっかくなので3Fにあった「高松」に泊まりたかった。
このホテルにも温泉が付いているので、温泉でゆっくりと過ごす。 外は土砂降りの雨。 時折雷が鳴り響くほど荒れた天気になっている。
一泊伸びたけど、いよいよ明日は香川に帰ってしまう。 そんな夜は、紅白を見ながら21時過ぎには寝てしまった……

岐阜・石川・福井旅行3日目

雪のち雨6時半くらいに起床。 今日も朝、一人で温泉に行く。 今日も地下の温泉へ。 のんびり浸かって気持ちが良かった。 子供たちはまだ寝ているので、妻と物産館にお土産を買いに行ってきた。 この時間は試食はあまりなかったが、日本酒やお菓子などいろいろ買った。 本当は日本酒をもっと買いたかったのだけど、銘柄が多すぎてだいぶ絞り込んだ。

昨日の朝食はバイキングだったので、今朝は和食を食べる。 夕飯を食べるところと同じ「緑亭」というレストランで。
朝ご飯も充実していて、
珍味 飛騨ほうれん草荏胡麻和え
   飛騨牛しぐれ煮
   郡上蛇穴山葵海苔
   鉱泉飛騨自然薯とろろ
サラダ 明宝ハム
お造り 下呂の竹原蒟蒻
焜炉物 飛騨名物 朴葉味噌焼き
焼き物 郷土料理 揚げづけ
    小ふぐ焼き
焜炉 飛騨餅と白川郷 栃の実餅使用 餅しゃぶ鍋
煮物 揚げ出汁ソフト豆腐
小鉢 温泉玉子
中皿 三河湾産 焼き海苔
漬物 飛騨の漬物
汁 田舎味噌汁
御飯 飛騨コシヒカリ
飲み物 飛騨高原牛乳
果物 モンキーバナナ

ご飯も食べ、荷物の準備もでき、ホテルをチェックアウトする。 今日は長女と合流する。
高速道路で南に下り、高鷲ICで下りる。 途中の高速道路では雪が結構降っており、路面に積雪が。 一般道ならまだいいが、高速道路でこれは怖かった。
積雪の高速道路

鷲ヶ岳スキー場」というところで待ち合わせしているので、そこに向かう。 高速下りてからグングンと山道を上っていく。 山道は全て除雪されていて安心。
スキー場の駐車場は1,000円取られた…… そしてスキー場へ。
スキー場でY家と合流する。 子供たちは少し遊ぶみたい。 スキー場なのに長靴で来てしまった…… みんなスキーやスノボ楽しそうだな。 スキー場に来たの久々だな。 スキーもスノボも10年以上してないので、たまにはやってみたいけど、子供たちが大きくならないと無理だしなぁ…… スキー場の食堂はメチャメチャ混んでいた!!
スキー場で無事合流し、Y家とはここでお別れ。 Y家は2泊でスキーを楽しむらしい。
鷲ヶ岳スキー場 鷲ヶ岳スキー場

さて、これから高山ラーメンを食べに、再び高山市内に移動する。 再び高速に乗り、高山方面に戻る。 途中、松ノ木峠PAという、日本一の標高のパーキングエリアに寄ったら、雪がすごかった。
松ノ木峠PA

高山ラーメンは「まさごそば」というお店で食べる。 このお店、メニューが「並」「大」の2種類しか無い。 餃子とかビールとかのサイドメニューは一切無し。
14時前に着いたのに、店内は2組待ちだった。 るるぶでこの店知ったのだけど、地元の人もいるっぽいので結構有名な店なのかな。
そして高山ラーメンが運ばれてきた。 スープは真っ黒!! 味は美味しかった。 麺はすごい縮れ麺だった。
まさごそば 高山ラーメン

お昼ごはんも食べ、これから石川県の金沢まで移動する。
昨日と同じ、飛騨トンネルを抜けて走って行く。 飛騨トンネル付近で天気は強い雨に変わる。 途中眠くなってきたので「城端SA」で仮眠し先を目指す。
小矢部砺波JCTを金沢方面に走って行く。 このあたりになると、雪は全く無くなる。 高速道路も2車線だし、車内から見える景色は普通の景色。 石川県はけっこう雪の地方かと思っていたのだけど、違うのだろうか??
金沢金本ICで高速を下り、本日泊まるホテルを目指す。 しばらく走り、ホテルに到着。

本日のホテルは「金沢国際ホテル」というところ。
コネクションというタイプの部屋を予約してある。 コネクションとは左右2部屋を連結して、真ん中にドアをつけて行き来できるようにしてある部屋。
エキストラベッド含め、ベッドが5つ設置されている。
金沢国際ホテル ホテルの部屋 ホテルの部屋

今回も二食つきなので、夕飯はホテルのご飯を食べる。 値段の割に結構いい料理が出てきた、子供たちも同じメニューで、従業員が気を利かせて子供が食べやすいメニューに変えてくれたりした。

夕飯を食べたあとは近くのスーパー銭湯へ。 「しあわせの湯Ⅱ」というところで、温泉に入りスッキリする。
今夜も子供寝かしつけながら、22時くらいには寝てしまった……

岐阜・石川・福井旅行2日目

曇りときどき雨朝5時半くらいに起床。 昨夜早く寝たのでこんな時間に目が覚めてしまった。 みんな寝ているので、一人で温泉でも行ってくるかな。 昨日は入っていない、地下の温泉に一人で行ってきた。 地下なのに、吹き抜けの露天風呂があって気持ちよかった。
風呂あがりは、部屋に戻ってもう一眠り……
朝食は8時位からホテルの洋食レストランでバイキングだった。 けっこう品数豊富でお腹いっぱい食べることができた。 今日は朝早く起きて、朝食食べるまでの時間がだいぶあったので、胃腸も絶好調。 朝からこんなにたくさん食べられるとは!!

今日は高山観光と、白川郷を見に行く。 まずは高山から。 何があるのかよく調べてなかったのだけど、とりあえず「古いまちなみ」というところに行ってみよう。
そちらに車で走って行き、神名駐車場というところに止める。 ここが一番近いっぽい。
雪景色

さっそく古い町並みを観光する。 足元は結構グチョグチョだな。 雪用に長靴を持ってきているので、これで動き回る。
すぐ近くに「高山市政記念館」というのがあったのでそれを見学。 高山市が今まで歩んできた歴史がわかるような記念館だった。 高山は戦争の影響をほとんど受けてない地域っぽい。 歴史年表にも戦争のことはほとんど書かれていなかった。
高山市政記念館 高山市政記念館 高山市政記念館 高山市政記念館 高山市政記念館

それから古いまちなみのメインの通りを歩いて行く。 左右にいろいろな店が立ち並ぶ。 車両は進入禁止なので安心して歩ける。 店の前には用水路が流れている。 夏はこの水を蒔き、冬は雪かきした雪を、この用水路に落として雪を融かして流すみたい。 昔の人達の知恵が満載だな。
用水路

日本酒の蔵元があったので、そこに入ってみた。 日本酒の試飲が普通にあり、150円くらい払えばいろいろな銘柄を自由に試飲できるらしい。 ものすごい飲みたかったが、このあと運転しないと行けないので、飲むことができなかったのが残念。 今買ったら荷物になってしまうので、あとで買いに来よう。
古いまちなみ 杉玉 杉玉 山車 醸造樽 日本酒

味噌の店に入ってみたら、大量の醤油や大量の味噌、そしてその味噌汁を合わせて作った味噌汁の試飲があったりと、どのお店に入っても楽しい。
味噌汁は温かくて美味しかった。
味噌の店

そして観光ガイドにも載っている「飛騨牛にぎり寿司」を食べる。 グレードがあって、500円、600円、800円と3ランクあった。
もちろん一番高いのを食べる。 2貫で800円なので、その辺の回転寿司で大トロを食べるよりも高い…… 出てきた飛騨牛にぎり寿司はとても美味しかった!!
飛騨牛にぎり寿司 メニュー 飛騨牛にぎり寿司

高山では秋に大きなお祭りがあるようで、各地に屋台を収容している建物がある。 好きな人はこの建物を巡ったりもするのかな。 中が見られないのが残念だけど、お祭りの時は相当すごいらしい。 屋台は重要文化財で雨に濡らしたらいけないので、お祭りは雨天中止になるとのことだった。
屋台を入れる建物 すごい積雪

高山はみたらし団子も有名らしく、ちょっと歩いて「福太郎」というお店のみたらし団子を食べる。 店内に座るスペースがあったので、ゆっくり食べることができた。 みたらし団子なので、甘い汁が付いている普通の団子を想像していたのだけど、高山のみたらし団子はそうではなく、甘い汁をつけた後に焼くだけの、醤油だんごのような感じだった。
あまりモチモチしておらず、米っぽさが残っていた。 これが高山の団子なのか。
みたらし団子

他にも「高山陣屋」とか見たい施設があったのだけど、時間があまりないので高山観光はこれくらいで終了。 最後に蔵元でお酒を買って、駐車場に戻る。
時刻は12時半、次の目的地は「白川郷」。 ここから50kmくらい離れているので、高速を使って行かなくては行けない。

高山ICから無料区間を通り、飛騨清見ICへ。 ここから富山方面に向かって走って行く。 トンネルが多い区間で、途中に「飛騨トンネル」という、全長10.7kmのトンネルに突入する。 自動車が通れるトンネルとしては、日本で3番目の長さのトンネルらしい。 いつになってもトンネルを抜けない、さすがに10km超えのトンネルを通るのは初めてだ……

トンネルを抜けるとそこは一面の雪景色だったのだけど、雨が降っている景色だった。 白川郷ICで高速道路を降り、白川郷の駐車場へ。
駐車場は結構行列ができていて、入るまでに20分くらいかかった。 14時半くらいから白川郷の観光をする。 どこかでお昼ごはんでも食べようかな、と思っている。
駐車場から白川郷へは長い吊り橋を渡っていく。 そして白川郷と呼ばれる地帯に足を踏み入れる。 有名な「合掌造り」の建物があちこちに立ち並ぶ。
ただ、建物はたくさんあるのだけど、どこに行ったらいいのだろうか。 適当に歩いてお昼ごはんを食べられそうなお店を探すが、結構な数のお店が既に閉まっている。 お昼を食べるのは無理か、小さなものを食べ歩きするしかなさそうだな。

開いているお店で、飛騨牛まんを食べ、五平餅を食べたりして、辺りを散策したり、子供たちは雪遊びをしたりする。
あまり見るものが無いのだけど、時間はあっという間に経過する。 16時位にほとんどの店は閉まり、駐車場は17時に閉まる。 ここは午前中に来るべきだったかな。 午後からだとお店も閉まっていて、あまり楽しめなかったかもしれない。
吊り橋 白川郷 白川郷 白川郷 白川郷 白川郷 白川郷 白川郷 白川郷 白川郷 白川郷

観光も終わり高山に戻る。 再び飛騨トンネルを通り、高山市内へ。 妻と三女は雪用の靴を持っていなかったので、靴を購入。 これで明日からは躊躇なく雪の中を歩けるな。

今日の夜もホテルのご飯。 昨日とは違うメニューで、今日もお腹いっぱい夕飯を楽しむことができた。 今日のメニューは
食前酢 もも酢
先附 蒸し寿司
前菜 寒椿の頃お口取り
吸物 丸十玉蒸し
向附 鮪・白海老・鯛・いか
蒸物 金目鯛かぶら蒸し
揚物 海老芋とふぐの天ぷら
替鉢 飛騨牛しゃぶしゃぶ
名物 飛騨高山 漬物盛り合わせ
お食事 飛騨こしひかり 味噌汁
デザート フルーツ・アイス

今夜も1階のお風呂へ。 そして寝かしつけ、明日の予定を立てる。
明日は長女と合流し、金沢へ移動。 そういえば、高山名物の「高山ラーメン」を食べてないや……
今日は23時過ぎに就寝。

岐阜・石川・福井旅行1日目

晴れ今日から3泊の予定で、岐阜高山と石川金沢に旅行に行く。 高山に2泊、金沢に1泊の予定。
朝6時過ぎに起床し、7時過ぎに出発。 今回はわけあって、長女は3日目に岐阜県内で合流することになっている。 ちょうど、Y家が年末スノーボードで岐阜に来るので、その時に一緒に連れてきてもらう。

高松中央ICから高速に乗って、岐阜を目指す。 ひたすら遠い…… 高松道をひたすら走り鳴門へ。 神戸淡路鳴門自動車道をひたすら走り山陽道へ、中国道に合流し、西宮名塩SAで休憩。 中国道をひたすら走り名神へ。 名神の京都付近は渋滞が心配だったが、渋滞しておらず、草津田上JCを琵琶湖方面に行く。 いつもは新名神を通るので、ここから先の名神はけっこう未知の領域だ。

京都滋賀の県境の山々には雪が白く積もっているのが見え、滋賀の町並みも白くなっているのが見える。 このあたりから徐々に雪が出てくる感じがする。
米原JCTから一宮JCTを通り、東海北陸自動車道へ。 この道を通るのは初めてだ!! そしてすぐに岐阜県入り。
東海北陸自動車道は、富山辺りまでに、トンネルが56本もあるらしい。 通過したトンネルの数が、トンネルの前に書かれていて、それがどんどんと増えていく。 56本って…… 高知道が20本くらいあったと思うけど、それでも多いと思ったのに、ここはそれの倍以上だな。

高速を北に走って行くと、だんだんと雪の量が多くなってくる。 今のところ高速道路にチェーン規制は出ていない。 途中、「ひるがの高原SA」で休憩をする。
ここは一面雪景色で、除雪された雪が3mくらい積もっているようなところもあった。 子供たちは雪に大喜びであっち走ったり、こっち走ったり、三女は雪の冷たさにビビって、雪を触りたがらなかったり。
ひるがの高原SA ひるがの高原SA ひるがの高原SA

飛騨清見ICからは高速道路の無料区間を走り、ようやく高山ICに到着した。 この辺りはもう真っ白な雪景色。 除雪された雪が路面に1mほど積もっていたり、家々の屋根には1mくらいの雪が積もっていたり!!
まずは高山駅前を通ってホテルに直行。 高山は観光が主な産業らしく、駅前には観光客がたくさんいたのと、観光客用のお店がたくさんあった。 一応除雪はされてるけれど、けっこう路面にも雪は残っているし、歩道は雪でグシャグシャ。 歩くときも、ちゃんと雪対策の格好をしないときついな、これは。

今回泊まるホテルは「高山グリーンホテル」というところ。 とりあえずチェックインをする。
高山グリーンホテル ホテルの部屋 ホテルの部屋からの景色

夕飯は18時半からにしてもらったので、少し時間があるな。 ホテルの目の前に安そうな服屋とシュープラザがあったので、雪対策の用品があるか、見に行く。 が、何も買わず。
ホテルには巨大なおみやげ屋が併設されていたので、そこでおみやげを見る。 ここは試食が多く、試食だけでお腹いっぱいになってしまいそうだった。
次女が「さるぼぼ」を作るというので、その間、長男と三女と、足湯に入らせていた。 足を拭くタオルを持っていなくて手で拭いていたら横にいた年配夫婦がタオルを貸してくれたので、ありがたく使わせてもらった。
物産館 物産館

さるぼぼ作りも終わり、ウェルカムドリンクをホテルのラウンジで飲んで夕飯へ。 夕飯は普通の懐石料理だった。 けっこう品数が多かったがどれも美味しく食べることができて満足。

メニューは
食前酒 ゆず酒
先附 飛騨牛握り寿司
前菜 寒椿の頃お口取り
吸物 きのこ鍋
向附 三種盛り あしらい一式
郷土料理 菰豆腐
焼物 鰆西京焼き
替鉢 飛騨牛陶板焼き
名物 飛騨高山 漬物盛り合わせ
お食事 飛騨こしひかり 味噌汁
デザート 杏仁豆腐・ケーキ

その後温泉へ。 このホテル、温泉は2ヶ所あるみたい。 1階と地下にそれぞれ大浴場がある。 今日は1階の大浴場に行ってみた。
露天風呂も付いているのだけど、外は雪景色。 内湯から露天風呂への移動が寒かった…… お風呂はとても気持ちよかったな。
夜は、明日の計画をたてようと思っていたのだけど、子供たちと一緒に22時前には寝てしまった……

大分旅行3日目

晴れときどき曇り7時半くらいに起床。 今日も8時から朝食だ。 今日の朝食は半分バイキング、半分用意されている感じのものだった。 メニューは湯豆腐。 テーブル席で、今日も三女が大変だった…… 朝ご飯を食べ、荷物の片づけをしてホテルをチェックアウト。 2泊したけど、なかなか良いホテルだった。
外国人を結構採用しているのか、フロントに韓国人の人がいたり、料理を運んでくる人にインド人っぽい人がいたり。 皆日本語がペラペラだった。
昨日の地獄巡りでもそうだったのだけど、日本語の案内+韓国語の案内ってパターンがほとんどだった。 受付の人やガイドの人もほとんどが韓国語を話せていた。 観光客も外国人のお客さんはほとんどが韓国人だった。 別府は韓国人に大人気なのか? 東京や大阪なら観光でくるのもわかるが、なぜ別府? だいぶ不思議だった。
ホテルニューツルタ 別府タワー

チェックアウトしたのは9時くらいで、まずはお土産を買いに行こうかな。 フェリー乗り場近くに、「港駅 別府交通センター」というのがあるのを、初日に見つけておいたので、そこに向かう。 巨大なお土産物屋で、ここでいろいろ買い物。 また日本酒を買ってしまった。
日本酒

本日の目的地は「アフリカンサファリ」、大分にあるサファリパーク。 園内を巡るバスもあり、それは1週間くらい前に公式HPより予約しておいた。 バスの時刻は13時。 それまで園内を楽しもう。
ポニーの乗馬をし、ライオンの赤ちゃんと記念撮影をした。 お昼になったので、お昼ご飯を食べに、園内のカレー屋へ。 フードコートみたいなものもあったのだけど、そこはイマイチだった。 カレー屋は、セルフの食べ放題だった。 カレーは、中辛、辛口、中辛ナス、お子様、の4種類。 ご飯とルーと福神漬けはお代わり自由で、料金も普通の値段で、かなりお得だった。
カレーは美味しかったし、子供用のイスもあって、三女もおとなしくしていた。
ポニー ライオンの赤ちゃん

バスの時間になり、バス乗り場に移動。 バスでは動物にエサをあげられるみたい。 羊にエサをあげ、クマにエサをあげ、ライオン、ゾウ、キリン、シカ、ラクダにもエサをあげる。 ライオンには生肉を、キリンにはミカンを、目の前の金網を挟んで、すぐそこに猛獣がいて、それにエサをあげられるのがすごい体験だった。 バス、予約してよかったな。
サファリバス 動物のエサ エサやり エサやり エサやり クマ 群がるライオン 群がるライオン エサやり エサやり ライオン 動物 サイ ゾウ ゾウ エサやり キリン トラ トラ チーター チーター シマウマ 動物 シカ ラクダ

それから動物と触れ合えるコーナーに移動。
リスザルにエサをやったり、ウサギみたいなものを抱っこしたり。
リスザル リスザル

最後にサファリゾーンをマイカーでグルリと一周したが、先ほどのバスのインパクトがありすぎて、マイカーで回ってもあまり面白くなかった。

サファリパークも終わり、あとはフェリーの時間までにお風呂と夕飯を済ませておかなくてはならない。
お風呂は、別府の立ち寄り湯をあらかじめ調べておいて、「えびす屋」というところに寄っていく。 温泉は4種類くらいあったが、1つ以外、ぬるかった…… ただ、温泉はたっぷり満喫できたかな。
えびす屋

温泉を出たら、もう18時くらい。 フェリーが20時50分なので、まだ時間はあるな。 店を探していたのだけど、大みそかってこともあり、あまり開いていない…… 別府駅前に行ったりしたが、三女がいるので、入れそうな店が……
探している時間も無くなってしまったので、フェリー乗り場近くにあった、「浜勝」というとんかつ屋に入る。
この店は、ご飯とみそ汁、キャベツ、漬物がお代わり自由らしい。 ご飯とキャベツはだいたいどの店でもやっていて、味噌汁もランチタイムだとやってるところはあるけど、漬物もお代わり自由ってのは初めてみたな。
バラエティかつ定食みたいなものを食べてお腹いっぱい。

お腹もいっぱいになり、フェリー乗り場へ。 帰りのフェリーは、さすがに大みそかのこの時間なので空いていた。
が、ゆっくりは眠れず、30分くらいしか寝られなかった……

0時前に愛媛県に帰ってきてしまった。 楽しかった大分は海の彼方へ。
さて、高松に帰ろうか。 もう雪は全くなく、いつも通りの景色だった。 高速に乗って高松を目指すが、途中で眠くなってしまう。 どうしても睡魔に耐えられず、高瀬PAで1時間くらい仮眠。 仮眠とっても全然眠気は取れず、それからもつらかった。 帰宅したのは午前3時40分くらい。 車の中で2014年を迎えたのはいいけれど、さすがに眠い……
今回の年末年始休みは8日間あるので、あと5日間、満喫しよう。

大分旅行2日目

晴れ7時半くらいに起床。 朝食は8時から、和室でバイキング形式の朝食だった。 起きた直後で全く食欲がない…… 漬物とご飯とみそ汁を食べて、多少お腹を膨らませる。

今日は予定がぎっしりと詰まっている。 まずは妻が買いたいというので、「別府タオル」という店に行く。 レトロなタオルが売っているらしい。 観光的な建物ではなく、普通の昔からある布団屋のような建物だった。

タオル購入が終わったので、昨日回れなかった5つの地獄を巡る。
まずは「かまど地獄」。 まだ朝早いからか、かまど地獄の駐車場は半分くらいしか止まっていなかった。 ここを拠点に動き回ろう。
かまど地獄は、一丁目~七丁目までの地獄で構成されているみたい。
泥のような地獄、青い地獄、更に粘度の高い泥が噴き出る地獄、赤い地獄などがあった。
ここでは「飲泉」、「温泉ピータン」を食べることが予定に組み込まれている。 飲泉は場所が用意されているので、飲んできた。 薄い塩味っぽい感じだった。 温泉ピータンは1つ70円だった。 白身には塩、黄身には醤油をつけて食べるみたい。 卵の色はまっ茶色だったが、ピータンっぽくなく、普通のゆで卵? だけど、温泉卵とは違うらしい。
温泉ピータンを食べた後は足湯を楽しむ。 昨日、血の池地獄でも足湯があったけど、やらなかったので。
かまど地獄 かまど地獄 かまど地獄 かまど地獄 かまど地獄 飲泉 かまど地獄 かまど地獄 かまど地獄 かまど地獄 温泉ピータン 温泉ピータン 温泉ピータン

続いて「山地獄」。
この地獄は、小さな小さな動物園を兼ねているらしい。 地獄だけじゃ人が来ないから、動物で人を呼ぶつもりだろうか?
動物の中で、カバが目玉らしい。 地獄自体はしょぼかった……
山地獄 バナナ カバ カバ 山地獄

そして「海地獄」へ。 ここは規模は血の池と一二を争う大きさだった。 地獄も青くて綺麗だった。
海地獄では「地獄蒸焼プリン」を食べるのが目的。 プリンは卵が濃厚で美味しかった。
海地獄では大鬼蓮と呼ばれる、直径2mにもなる大きな蓮が有名みたいなのだけど、時期的なものか、蓮はなかった…… 体重20kmまでなら、上に乗れる体験もできるらしい。 ここにも足湯があった。 妻と子供たちがやったのだが、相当熱い足湯だったらしい。
出口にあった、一粒饅頭みたいなのを食べた。 出来立てで温かくて、甘くて美味しかった。
海地獄 海地獄 地獄蒸焼プリン 蓮 胡蝶蘭 睡蓮 睡蓮 一口饅頭 一口饅頭

次は「鬼石坊主地獄」、ここの地獄は、灰色の泥が噴き出す地獄らしい。 他の地獄とは違った感じで楽しむことができた。 ここにも足湯があったので体験。 足湯は温かくて気持ちよかった。 八朔みたいな果物も、足湯の中に浮いていた。
ここでは「チョコ坊主」という、チョコレートケーキみたいなお菓子を食べる。
鬼石坊主地獄 鬼石坊主地獄 鬼石坊主地獄 鬼石坊主地獄 チョコ坊主

残る地獄はあと2つ。 次は鬼山地獄の前で、大分名物の「だんご汁」を食べる。 これも店をピックアップしてあって、「味処よね田」という店に入る。 ちょうどお昼前の時間帯で、混む前に見せに入ることができた。 だんご汁はうどんを引きのばしたような麺に、白菜などの野菜たっぷりの食べ物だった。 味は濃くて美味しかった。 山梨のほうとうに近い感じ?
値段も750円とそんなに高くないし、満足できた。
味処よね田 だんご汁

ご飯の後は、残りの地獄へ。 次に行ったのは「白池地獄」、ここは小さな小さな水族館みたいなやつを兼ねていた。 アマゾンの魚などが、数種類展示されている。 行け自体は大きく白かったのだけど、しょぼかった……
白池地獄 白池地獄

最後の地獄は「鬼山地獄」、ここの名物はワニらしい。 地獄が名物じゃなくて、ワニが名物ということは、他の地獄と同じようにしょぼいのだろうか……
地獄自体は入ってすぐの場所にあって、グツグツと煮立っていた。 ワニの池がいくつかあり、そこにワニが。
最初はワニもしょぼいなぁ、と思ったけど、奥に行くと、ワニが数十匹入っている池があり、さすがにそこは迫力があった。
鬼山地獄 鬼山地獄 鬼山地獄のワニ

2日間かけて、地獄7つ制覇。 単純に地獄だけで見ると、海地獄か血の池地獄が一番すごかった。 山地獄と白池地獄は400円払って入る価値はないなぁ、と思った。 初めて地獄めぐりしたけど、2000円のチケットかってよかったと思う。
地獄が終わった後は、坂を少し下って、「別府りんご園」のお店でアップルパイを購入。 残り3つしかなかったので、3つとも買ってしまった。
別府リンゴ園

それから湯布院に移動する。 県道11号線を走っていくと、どんどん山道になっていく。 気持ちのいい山道を走っていたら、突如右側に巨大な山が見えてきた。 由布岳という山らしい。 ちょうど登山口の駐車場があったので、写真を撮ってきた。 山頂には雪がかかり、登山口でもかなり寒い。 九州でも、山には雪が積もるのか。
由布岳登山口 由布岳 由布岳

展望台を経て、湯布院に到着。 まずはお風呂に入ろう。 事前に調べておいた「庄屋の館」というホテルの、日帰り入浴を利用する。 温泉は露天風呂のみで、青くて少し暑くて、由布岳が見える最高のお風呂だった。 厳選が出ている方に行けば行くほど熱く、離れれば多少ぬるくなっていた。
体中硫黄のような匂いになって、ポカポカだ。
展望台より

車で移動して、「湯の坪街道」と呼ばれる、湯布院の中心部の参道・商店街みたいなところを散策する。
いろいろなお店があり、金賞コロッケというのを食べたり、醤油屋に入って、焼肉醤油を味見したり、醤油プリンを食べたり、日本酒を購入したり、手ぬぐいを買ったり、ゆず胡椒を買ったり。 着いたのが遅かったので、あまりゆっくりと楽しむことはできなくて残念。
別府と湯布院は温泉地で有名だけど、別府はいろいろな立ち寄り湯を楽しむスタイルの温泉、湯布院は高いホテルに泊まって、そのホテルの温泉や料理を楽しむスタイル、なのかな、と思った。
湯の坪街道 金賞コロッケ 金賞コロッケ 醤油屋 醤油プリン 醤油プリン 日本酒 日本酒 手ぬぐい屋 ゆず胡椒屋

ホテルに戻って、ホテルのお風呂に入ってから夕飯へ。 今日の会場は和室だったので、昨日ほど三女には手がかからなかった。 ご飯はすき焼きだった。 ビールも飲んでお腹いっぱい。
展望台より湯布院 夕飯のすき焼き

夜、一人で市営浴場の駅前高等温泉に行こうと考えていたのだけど、睡魔に勝てずにそのまま寝てしまった……

大分旅行1日目

雪のち晴れ目覚ましもセットしていないのに、奇跡的に3時40分くらいに起床。 夕べは三女を寝かしつけながら、ダウンも着たままだし、財布もポケットに入れたまま寝てしまっていた。

早朝のその時間から起きだして、風呂に入ったり、ひげを剃ったり、旅行への出発の準備をする。
フェリーが10時15分発のフェリーで、6時前には家を出ようと思っていた。 妻や子供たちも起きてきて、準備も終わり、5時50分くらいには家を出発。 いったん会社に寄ってパソコンを取ってから出発。
高松中央ICから高速に乗って、八幡浜を目指す。 結構長旅だ。
高速の電光掲示板には「雪のため大洲北只~西予宇和通行止め」、「雪のため川之江JCT~大豊IC通行止め」「雪のため川之江JCT~脇町IC通行止め」と、四国の高速道路はかなり通行止めになってしまっている様子。
オレ達が向かうのは大洲ICまで。 伊予IC以遠も、しょっちゅう通行止めになるので、大丈夫だろうか……

途中で、入野PAに止まってトイレ休憩。 高速の案内板を見たら、なんと通行止めは拡大されて、伊予ICから先が全て通行止めに…… この辺りでは全く雪が降ってないのだけど、先は結構降っているのだろうか?
そんなことを思いながら車を走らせて、石鎚山SA辺りから雪がパラパラと降ってきた。 速度規制の50km制限はずっとかかった状態。 桜三里PAあたりで雪はかなり強くなってきた。 が、山間部を抜け、川内ICあたりでは雪は降っておらず。
そのまま、松山IC、伊予ICと走るが、どちらも雪は降っておらず。 伊予ICで強制的に高速道路を下ろされる。

ここからは一般道で向かわないといけないのか。 大洲ICまで、高速で30kmくらい。 これを一般道で走る。
国道56号線を南に走っていく。 雪は降っていないが、山間部に入ると、雪が降ってきて、路面にも積もりだしてきた。
内子あたりで、雪はかなり強く降ってきて、立ち往生する車が何台も出現。 既にJAFもきていて、この年末に大忙しだな。
車にはスタッドレスタイヤを履かせているので、雪でも問題なく走れるのだけど、ノーマルタイヤの車も結構多く、立ち往生したり、ゆっくり走っているので、けっこう渋滞ができてしまっている。
そのままのペースで、大洲IC付近まで走ってきた。 この辺りでは、さらに車の量が増えて混雑。

大洲からは、大洲道路というのを走る予定だったのだが、これも雪で通行止め。 ナビでは大洲道路は一般道扱いなので、通行止めでも迂回路を示してくれない…… ナビを見ながら、田んぼの方の道を走りながら、国道56号線まで戻ってきた。
かなり時間がやばくなってきた。 まだ大洲なのに、もう9時20分を過ぎている……
一応フェリー会社に問い合わせしたら、受付は40分前までと書いてあるけど、出港直前でも、間に合えばOKとのこと。 もし遅れた場合、次のフェリーは11時45分くらいで、まだ空きはあるが、その次の13時台のフェリーはいっぱいで乗ることができないと。
いろいろ予定も狂うので、できれば10時15分までに到着したい……
だが、急いでもなかなか進まず……
大洲北只IC付近で、宇和島方面と八幡浜方面で道が分かれる。 宇和島方面は相変わらず大渋滞だったが、八幡浜方面への道はガラガラだった。 助かった。 なんとか大渋滞を抜けて、八幡浜港を目指す。
夜昼トンネルという長いトンネルを抜けたら、景色は一変した。 雪が全く無く、普通の日常の光景だった。
ここからはスムーズで、無事フェリー乗り場に到着。 出港15分前に手続できて、乗船できた。
雪景色 雪景色 八幡浜フェリー乗り場 八幡浜フェリー

フェリーに乗ったが、かなり混雑している。 車はほぼ満車、2等客室も、座るスペースを確保するのがやっとで、寝ることができないほど混雑している。 フェリーは3時間ほどかかるので、ここで仮眠しようと思っていたのに……
フェリーが出港して、甲板に写真を撮りに行ったりしていたが、暇すぎる…… 妻が子供たちを見ておいてくれるというので、オレは車に戻って、車の中で寝る。 ぐっすり眠れて、起きたのはフェリーが着岸する間際だった。
フェリーの車庫 フェリーより フェリーより

車に乗って下船、そして大分県初上陸。
今までいろいろな都道府県に行ってきたけど、唯一大分だけ一度も行ったことがなく、これで47都道府県制覇となった。
フェリーが着いたのは別府。 別府は思っていたよりも大都会だった。 国道10号線が走り、10号線は片側3車線の道路。 道沿いには全国チェーン店が立ち並ぶ。 ガソリンの値段にビックリした。 高松では1L158円くらい、愛媛で1L150円くらい、別府では1L164円もした。
別府タワー

まずはお昼ご飯を食べなくては。 観光ガイドのるるぶを購入してあるので、それに載ってる店で食べてみたいが、混んでいるだろうか…… とり天の店で、東洋軒と味蔵という店があったので、どちらも立ち寄ったが駐車場すら満車で、外には行列が…… これは諦めよう…… 大分は冷麺も有名らしく、胡月という店に向かった。 こちらは入れそうだったのだが、ベビーカーが禁止で、座敷がないので諦める…… るるぶに載ってない店でもいいか。
近くに「浜商」とうい店があったので、こちらに入る。 こちらも30分待ちだったが、併設されている売店で時間をつぶした。
海鮮丼みたいなものを注文して、美味しくてお腹いっぱいになった。
浜商 海鮮丼

さて、今日はあまり時間が無いので、地獄めぐりをちょっとだけしようかな。
別府には有名な地獄が7つあり、2つのエリア、5つのエリアに分かれている。 今日は2つのエリアに向かう。
地獄に入るのには、入場料金400円かかる。 全部で7つあるので、2800円かかるのだけど、全部セットで2000円で売っている。 当初の予定では、全部の地獄を見る予定はなかったけど、かなり隣接しているので、全部見れるかもしれないな、ということで、セットのチケットを購入。

最初に入った地獄は「血の池地獄」、写真では真っ赤な色をした池なのだけど、本当にこんな色をしてるのか??
最初から、ある程度の残念スポットだと思っていたので、それほどショックは受けなかったが、全く赤くなかった…… 茶色で、錆のような色。 まぁ水の分類としては、赤いほうになるのかな。 説明をよく見てなかったけど、鉄分とか含まれているのだろうか??
血の池地獄 血の池地獄 血の池地獄 血の池地獄

次の地獄は、すぐ横にある「竜巻地獄」。 この地獄は間欠泉らしい。 30~40分に一度、6分程度間欠泉が吹き上がる。 アイスランドや、アメリカのイエローストーンが間欠泉では有名だけど、吹き上がる頻度が数日なので、こんな短期間で吹き上がる竜巻地獄は珍しいらしい。
少し待って、間欠泉が吹き上がってきた。 思っていたほど勢いはなかったが、吹き上がるメカニズムが不思議だなぁ。
竜巻地獄 竜巻地獄

各地獄は17時までなので、今日の地獄めぐりはおしまい。
ホテルにチェックインしに向かう。 ホテルに向かう途中に「湯煙展望台」というのがあったので寄ってみた。 別府ではあちこちから温泉が湧いていて、湯煙が町中に立ち込めている。 特に地獄付近は湯煙がすごくて、それを見られる展望台。
湯煙展望台より 湯煙展望台

今回泊まるホテルは「ホテルニューツルタ」というホテル。 いつもはホテルの予約などは全部自分でやるのだけど、今回は忙しく、あまり時間もなかったし面倒だったので、旅行代理店に任せてしまった。 ホテル予約、フェリー予約と、日程表やホテルの地図やフェリー乗り場の地図まで作ってくれて、だいぶ助かった。
ホテルにチェックインして、部屋で少しくつろぐ。
ホテルの部屋

夕食は20時からにしてもらったので、少し時間があるな。
徒歩数分の場所に、「竹瓦温泉」というのがあるので、そこでお風呂に入ることに。 これは市営の公衆浴場なのだけど、別府の公衆浴場は少し変わっているらしい。 初心者にオススメの温泉らしい。
ニュースでやっていたのだけど、年末は今日から入浴料が無料になるんだって。 まぁ入浴料って言っても、1人100円なのだけど。
さっそく温泉に入ってみてビックリ。 脱衣所と温泉が一緒になっている。 壁や扉の仕切りは無い。 脱衣所で服を脱いで、階段を数段降り、半地下みたいなところに浴槽がある。 洗い場は無い、シャワーも無い、当然シャンプーなども無い。
お風呂のお湯を桶ですくってかけ湯して、湯船につかる。 お湯はかなり熱かった。 43度か44度くらい??
別府の公衆浴場はどこもこういうスタイルらしい。 地元でもあまり公衆浴場に行くわけではないけど、今まで行ったところで脱衣所と温泉が一緒になってるのは初めてだし、シャワーが無いところはあっても、洗い場が無いところも初めてだった。 衝撃を受けた竹瓦温泉だった。
竹瓦温泉

ホテルに戻ると夕飯の時間。 1Fのレストランが会場だったのだけど、テーブル席で、子供用のイスに三女を座らせて離乳食をあげたのだけど、立ち上がろうとするし、テーブルの上のものをひっくり返しそうで、落ち着いて食べることができなかった。 ご飯はしゃぶしゃぶで、まぁ美味しかった。 料理の量が多くて、かなりお腹いっぱいになってしまった。
昨日の忘年会では、しゃぶしゃぶの店だったのだけど、しゃぶしゃぶではなく、普通の鍋だったので、かぶらないでよかった。
夕飯

子供たちを寝かしつけたあとは、ホテルの温泉に入ってきた。 こちらはちゃんとシャワーも洗い場もあるので、体を綺麗にして温泉に浸かって温まる。
明日の予定を全然決めてなかったのだけど、行きたい場所、食べたいものをリストアップして、だいたいのタイムスケジュールも立てたので万全。

朝起きたのが早すぎたのだけど、0時過ぎに就寝。