原付で日本一周の旅 – 44日目|出発準備

雨
走行距離:36km(合計:8,410km)
使用金額:10,090円(合計:175,761円)



青森県青森市


8時起床。 今朝もぐっすり眠ることができた。 起きる時間がだんだん遅くなってるのは気のせい……? 今日も雨、今は止んでいるがいつ降り出すかわからない。
朝早くチャリダー1人とライダー1人が出発して行った。 雨だけど頑張れ! 1人は四国人、1人は千葉人。 どちらも進行方向が同じなのでまた会うかも。

明日出発しようと思うので準備をしなくては。 まずはコインランドリー。 洗濯をしている間にHPの更新をしていた。
コインランドリー

そして後部コンテナの取り付け。 荷台の鉄が曲がってしまい使い物にならなくなってしまった。 じゃまなので切ることに。 ホームセンターで鉄のこを買ってその場で切断。 金属の板も1枚じゃ曲がってしまうので数枚重ねてかなり強く耐久力も増したと思う。
100円ショップでプライヤーを購入した。 大きなボルトを締めた。 あとはコンテナとの接続をどうするか…… 少し悩んだが、今までどおりネジで固定することにした。
あと二段重ねの部分はどうやって作ろう。 鉄売り場をうろうろして材料を探す。 90度に曲がっている鉄があったので、それを上手く固定して作ろう。
材料を買ってキャンプ場に戻る。
キャリア切断

屋根のあるところで作業開始。 巻尺などがないので全て目測。 穴を開けて金属を固定して…… 6箇所金属を固定した。 その上に小さなコンテナを載せてみる。 おお、ピッタリ!
思ったよりも上手くできて満足。 大きなコンテナ、小さなコンテナ、両方に荷物を積んで金属の板が耐えられるかなぁ…… それだけが心配。
それとコンテナの下から飛び出している木の板を有効利用しようと思う。 紐を張りめぐらせてそこにエンジンオイルを置けるようにした。 ガソリンと同じくらい重要なものなので常に持っていたいし。
トランク1段目 トランク2段重ね

とりあえず後部コンテナ取り付けは終了した。 段差の衝撃は厳しいのでできる限りダートは走らないようにしよう……
そして注文してあった本を取りにいく。 「日本百岩場」が全巻揃った! 近くのスーパーで夕飯の材料を買った。 今日は豚肉を焼いて生姜焼きのたれで食べよう。
もう一度ホームセンターに行き長靴を買った。 これからも雨が多い天気になるだろう。 靴がすぐに濡れてしまうので……これなら絶対濡れることがない。
運動靴、普通の靴、サンダル、長靴。 計4足もある…… 普通の靴はいらないかなぁ…… あとレインコートも買った。 今使ってるやつはホームセンターの安物なのですぐに浸透してきてしまう。
長時間走るには向いていない。 そこで厚手の完全防水のレインコートを買った。 通気性を捨てて防水性に特化したもの。 着心地は悪そうだけど防水性はかなり期待できそう!
あとはフルフェイスのメットがあれば完璧なんだけど、半ヘルで走ると決めてあるので買うことはできない。 雨が降ると痛いからサングラスほしいなぁ。
とりあえずキャンプ場に戻る。

ここで夕飯を食べるのも最後かな…… ライダー1人増えて4人で火を囲みながら話をしていた。

原付で日本一周の旅 – 43日目|青森市内散策

雨
走行距離:0km(合計:8,374km)
使用金額:1,789円(合計:165,671円)



青森県青森市


朝8時30分起床。 昨日はかなり疲れていたのでグッスリ眠ることができた。 今日は雨…… しかもけっこう激しく降っている。
テントの中で朝ごはんのラーメンを食べた。 今日はおじさんが車で近くの露天風呂に連れて行ってくれるとのこと。 だけど雨のため露天風呂は厳しい、それで近くの温泉に行くことになった。
5人で車に乗り込む。 キャンプ場からすぐのところに「グランド温泉」という温泉があった。 入浴料250円。 お風呂は名前の通りでっかかった。 普通のお湯風呂、水風呂、源泉風呂、一つ一つが40平方メートルくらいあった。 さらにプールまでついている。 底は70cmくらいしかないのだが、幅7m長さ20mくらいある。 お風呂のプールなので裸で泳げるってのがいいね!
もちろん水なので冷たかったが少し泳いだ。 楽しい♪
冷えた体は温泉で暖める。 とても暖かくて気持ちいい! 広いうえに料金も安い。 かなりいい温泉だなぁ。 青森を出発する前にもう一度こようかな。

そのあとキャンプ用品を見に行ったりした。 お昼時になったので駅前の「AUGO」というビルに行った。 ここの地下は市場になっており食堂や店がたくさんある。 しかもデパートの地下の市場なので朝でなくても営業している。 相場がわからないので安いのか高いのかわからなかったが、パックにいくらがぎっしりつまったのとかあった。 アンコウやクジラの肉も売っていた。 美味しいのかなぁ。
お昼はラーメン屋で「焼干しラーメン」というのを食べた。 だしをニボシみたいなのでとっているらしい。 これって習志野市津田沼にある「必勝軒」のラーメンに似ている。 あっちはすごい行列ができるけど、青森ではこんなの普通なんだなぁ。 並んでまでラーメン食べるのが馬鹿らしく感じる。
お昼も終わってデパートの4Fに行ってみた。 ここにはパソコン(Windows2000)が80台用意されていて無料で使用することができる。 もちろんインターネット可。 モノクロだけど印刷も5枚までできる。 9時~21時までやっておりかなり便利そう。 明日にでも天気良かったら来てみようかな。

そのあとフェリー埠頭や工場地帯の岸壁などに行った。 市の中心部を見ることができてけっこう眺めがいい。 夜にはデートスポットになるらしい。
帰りにスーパーで夕飯の材料を買ってキャンプ場に戻ってきた。

今日の夕飯は魚の煮物。 名前はわからないが1匹250円の魚を買ってきた。 醤油と砂糖を入れて煮込む。 1時間くらい煮込み完成! 魚がかなり大きくて全部食べきることができなかった。 残りは明日の朝にでも食べようかな……

おじさんと話をしていたら、急遽埠頭からの夜景を見に行こうということになった。 おじさんはお酒を飲んでいるので運転できない。 他の2人も飲んでいるので無理。 オレが運転することになった。 車はデリカ、この車は初めて運転する。 まぁうちの車と同じくらいの大きさだから大丈夫だろう。
そして埠頭に到着。 「観光物産館アスパム」のライトが消えていたので残念…… だけどベイブリッジはしっかり見えた。
今度は高いところから見ようということになり、八甲田山に向かう途中にある「モヤヒルズ」というホテルやキャンプ場のあるところにやってきた。 しかし雲がかかっていてほとんど見えない…… 残念。
港からの青森の夜景

時間も遅くなったのでキャンプ場に戻る。 30kmくらい運転したけど無事に帰ってくることができた。 ひさびさに車を運転したけど楽でいいなぁ。

そういえば本屋から注文した本が届いたと電話があった。 明日取りに行く予定。 バイク修理が明後日なので、明後日に出発かなぁ。 明日はバイクの後部トランクの修理。 あと時間があればインターネットをやりに行こうと思います。

原付で日本一周の旅 – 42日目|岩木山

曇り
走行距離:215km(合計:8,374km)
使用金額:2,336円(合計:163,882円)



青森県青森市


5時30分起床。 今日は岩木山に登るつもり。 天気はあまりよくないが雨が降ることはないでしょう。 準備をして6時出発! 今回はひたすら西へ向かって走る。 青森空港の横を通り抜けて農村地帯を通り弘前市内へ。 そこから山に向かって走る。 こちら側(弘前方面)からみると、平野の中にドーンと山が立っている感じで景色がいい! 途中にりんご直売所がたくさんあった。 値段の相場がわからないが安いのかなぁ? まぁ新鮮であることは間違いない。
岩木山 岩木山 岩木山

8時くらいに「嶽温泉登山口」に到着した。 ここはその名のとおり温泉街になっている。 温泉街自体は狭いのだが、そこに旅館やホテルがずらっと並び、お土産屋さんもたくさんある。 バイクを止める場所がなかったので、公衆トイレの裏に止めた。 準備をして登山開始!
ガイドブックによるとここから8合目までが120分、そこから山頂までが70分らしい。 すぐ脇に有料道路が走っていて、それで8合目まで行ける。 だけど原付は走行不可で、二輪車だと1,180円、普通車だと1,500円くらいするのだろうか。 そんなお金を払ってまで走りたくない。 無料で歩ける登山道があるのだから。 ここの登りはかなりきつかった…… 山道なのに直線なので50mくらい先が常に見えてる状態。 歩けど歩けど景色は変わらず。 森林限界を超えてないので景色も全然見えない。 休むような場所もなくひたすら山道…… あぁ疲れるなぁ。 練習しようと持ってきたブルースハープを吹いてみるが、とても吹けるような状態ではなかった。 息はあがらないが呼吸が弾む程度、その状態で吹けるわけないよね…… 約1時間30分で8合目まで到着した。
岩木山登山道より 岩木山登山道より 岩木山登山道より 岩木山登山道より 岩木山登山道より 岩木山登山道より もうすぐ山頂

ここからはずっと登山道だと思っていたら、ロープウェイがある。 片道550円、往復800円…… 見ていると9割くらいの人がロープウェイに乗っていく。 登山道歩けばお金かからないのに…… もちろんオレは登山道。 30分くらい歩いてロープウェイの終点と合流した。 たった30分歩くだけなのに…… ここから山頂までも30分くらいらしい。 岩がごろごろしている道を登る。 Tシャツに手ぶらで歩いている人もいる。 そんな格好じゃ寒くて山頂にいられないよ、きっと…… 車とロープウェイを使ってここまで簡単に来ることができるため子供の姿も目立つ。 登山道を走り回ったり石を投げてる子までいた。 さすがに親が怒っていたけれどもしそれが人に当たったら…… あと全然気を使って歩いていないので小石がゴロゴロ落ちてくる。 危ないなぁ。
噴火口

登山開始から2時間30分で山頂に到着! 天気は曇っているが、景色は素晴らしい! ずっと広がる畑も見えるし、反対側に回れば日本海も! きれいだなー!
山頂でお昼ご飯を食べようと思ったのだが、風があって寒い、それと人がうじゃうじゃいるので少し下りてから食べることにしよう。 すぐに下山する。
8合目の駐車場まで戻って持ってきてあるパンを食べる。 有料道路+ロープウェイを使えば山頂まで30分のところにたどりつける。 だけどそれで山を登ったって言えるのかな? 一応この山は百名山の一つだけど、それを制覇しようとしている人ならずっと登山道を歩いてこないと。 家族で行楽に来ているのならばいいけれど……
岩木山山頂 岩木山山頂より 岩木山山頂より 岩木山山頂より

ずっと登山道を歩いてきたけれど、すれ違った人や抜かした人は7人くらい。 上ですれ違った人や抜かした人は100人くらいはいるだろう。 なんだかなぁって思ってしまう。
まぁ人それぞれスタイルがあるのだろうけど。
ここからの下山の道はブルースハープを吹きながら歩いていこう。 滑らないように注意しながら1時間くらい吹きながら歩く。 ちょこっとだけ上手くなった♪
下山してみてビックリ! 温泉街には溢れんばかりの人と車があった。 実はすごい観光地だったのか……

さてこれからどうしよう…… 予定では弘前市内を観光して帰ろうと思っていたのだが、まだ13時。 ちょっと早すぎるなぁ。 地図を見ていたら「暗門の滝」というのが近くにあった。 だけど片道1時間歩くらしい。 それを見たら時間的に厳しくなりそう…… さらに地図を見ていると近くに「くろくまの滝」というのがあった。 ここを見て、暗門の滝の方に抜けて弘前に行けばちょうどいい時間かな?
さっそくそこに向かう。 途中で「最北の天然杉」という看板があった。 クライミング仲間から聞いたのだが、日本の杉の99%は植林らしい。 天然の杉というのはとても珍しい。 もちろん見に行ってみる。 すごい悪い林道を走ること1km。 バイクが壊れちゃうよ…… 天然杉地帯に来たのだが、ただの杉って感じだった…… うーん、詳しくないので見ても天然なのだか植林なのだかわからないなぁ。 そこを歩く遊歩道もあったのだが、あまり面白そうではないので戻る。
最北の天然杉

県道190号線を走っていたのだが、まだ開通していないらしくて迂回路が書いてあった。 その通りに進むがどうやら道に迷ってしまったらしい…… ものすごい山の中に入っていって舗装されてない林道を走る。 最初はよかったのだが、途中から上り坂になった。 しかも地面がぬかるんでいる。 大丈夫だろうと思っていたけれど、タイヤが空回りしてしまい前に進めなくなってしまった。 少し後ろに下がって勢いをつけていくがどうしても登れない。 バイクから降りて、アクセルを回しながら押してみるが全然無理。 うーん、これは引き返すしかないな。
来た道をすこし戻る。 普通の舗装された道路に戻ってきたら滝への看板があった…… 気づかなかった。。。
山 川 群青ヶ渕 美河原 矢研ぎの滝 臥竜ヶ渕

その看板通りに進み滝に到着! ここは日本の滝100選に選ばれているらしいのでかなり楽しみ。 山の中を10分くらい歩いて滝に到着! 落差がかなりあって、水しぶきがとても綺麗。 幻想的な光景だった。 近くに「第二の滝」「第三の滝」もあるので行ってみよう。
とても急な階段を登る。 登っても登っても階段は続いている…… 足的にも呼吸的にも、さきほどの岩木山よりも厳しく感じた…… 無事に2つの滝を見ることができたのだが1時間くらいかかってしまった。
さて、あとは暗門の滝方面の道路に抜けて帰るかな。
くろくまの滝 第3の滝 第2の滝

しかしここからの道は舗装されていない。 けっこう大き目の小石が転がっている砂利道だ。
悪路に苦闘しながら進む。 あとちょっとで県道28号線に出る。 そこまでの辛抱……
青岩 青岩

ようやく県道に出た。 しかし愕然とした…… この県道は舗装されてない…… 同じような砂利道が続いている。 マジかよ…… どうすることもできないので、その県道を進むしかない。 今まで走った砂利道のなかで一二を争うくらい道が悪い。 危なすぎて時速25kmくらいしか出すことができない。 このペースで走っていたら弘前に着くのが何時になるのか……
ようやく「暗門の滝」についたときには17時になろうとしていた。 これじゃ帰るの真っ暗になっちゃうなぁ。 ここから弘前までも40kmくらいある。 そこからキャンプ場までも40kmくらいある。 あぁぁ。

弘前を抜けて国道7号線に出る。 ようやく半分だ~ 途中に24時間営業のスーパーがあったので夕飯の材料を買っていく。 100g50円の鶏肉が売っていたのでそれを買う。 これを炒めて食べよう。
早くキャンプ場に戻りたい一心でひたすら進む。 19時30分頃ようやく到着した…… 疲れた……寒い……
今日は人がたくさんいる。 チャリダー2人にライダー1人。 みんなで食事を食べながらいろいろなことを話した。

原付で日本一周の旅 – 41日目|下北半島南部

曇りのち晴れ
走行距離:285km(合計:8,159km)
使用金額:1,542円(合計:161,546円)



青森県青森市


7時起床。 なんどか目が覚めたのだが雨が降っている為そのまま眠る。 まだ雨が降っている。
一昨日の予報では午前中雨だけど午後から晴れてくるらしい。 今日はテント待機になるのかなぁ。
テントの中でブルースハープを練習するが音が上手くでなくて、すぐに諦めてしまう。 一日10分の練習でも1ヶ月やってればそれなりの成果が表れてくるでしょ、きっと……
8時くらいになって雨が止んだ! 今日はどこに行こうかなぁ。
その前にやることがあった…… 髪の毛を染めなくては。 一昨日ブリーチを買っておいたのでさっそく髪の毛に塗る。 テント内が臭くなるので外で。 そのまま20分待機。 けっこう色が抜けるかなー
管理人と話をしたら、頭が真っ白だからシャンプーしてるのかと思ったって言われた…… 時間になったので炊事場で頭を洗う。 水が冷たくて辛かった…… 2度シャンプーしたのだがなんだか洗い落とせてないような感じがする。 あとで温泉に行こう。
色は思ったほど抜けていなかった。 微妙な茶髪になってしまった。 もっと明るくしたかったのになぁ。

地図を見て今日の目的地を決める。 今度「岩木山」を登るつもりなので、弘前方面は行くことができない。 とすると……三沢方面か。 下北半島の右下の部分は行ってないからそこに行こうかな。
ルートを調べてさっそく出発。 温泉に入る予定なので道具も持っていく。
すぐに「道の駅 ゆーさ浅虫」という所があった。 ここには温泉が併設されている。 入浴料350円を払い入る。 温泉は建物の5階にある。 むつ湾が展望できるようになってる。 だけど展望できるということは外から覗くこともできる。 むつ湾に浮いてる島がよく見える。 つまりそこの島から双眼鏡でお風呂を覗けば丸見え!? 意外な覗きポイントだったりして……
気になっていた頭も洗えてサッパリ! 休憩室で牛乳を飲んだ。 4.2%のを飲んだので濃くておいしかった。 たまには牛乳も飲まないといけないなぁ。

国道4号線を東に進む。 途中で「夏泊半島周回道路」分岐がでてきた。 この半島は行ったことがないので行ってみるか。 ずっと海沿いの道を走る。 しかし面白いものがなかった…… なんだか30kmムダに走った気分。
夏泊半島より 夏泊半島より 夏泊半島より 秋の気配

海沿いをそれて内陸部を走る。 「六ヶ所村」方面に進む。 この辺りには沼や湖がたくさんある。 津軽半島の方にも沼や湖がいっぱいある地帯があった。 かなり昔は半島がなくて海だったのかな?
たくさんある沼や湖を見ながら走る。 そういえば沼と湖の違いってなんだろう…… オレ的には湖より沼のほうが汚い、湖より沼のほうが小さい、湖は川につながっていない、沼は川につながっているという印象がある。 実際は汚い湖や大きな沼もあるのだけど。
鷹架沼 鷹架沼 鷹架沼 コスモス

そのまま三沢市に進んだ。 ここからどうしようかな。 地図を見て道を調べる。 青森に戻るには国道4号線で戻るか、田沢湖の方から戻るか…… もちろん田沢湖の方からでしょ、考えるまでもない。
さっそく田沢湖の方に向かう。 初めて田沢湖に来たときのガス欠になりかけ寸前で発見したガソリンスタンドのところまでやってきた。 ここから八甲田山の方に進む。 前は死ぬ思いで走った道を、今は楽しく走ることができる。 時間・気温・寝床が決まっていると、前とは条件が違いすぎるけれど。
このまま八甲田山の登山口経由で走ってもいいのだけど、先日も通った道なので、グルリと田代平の方から回って行くことにした。 「八甲田大岳」と「井戸岳」を見ながら走る。 他にもたくさん山があるのだが判別がつかなかった。
蔦川 十和田湖付近の岩 蔦川 ブナ林 八甲田大岳(左 1,584m)と高田大岳(右 1,552m) 高田大岳と八甲田大岳

そして見慣れた景色のところまでやってきた。 ここからキャンプ場までは20分くらいで行ける。 だけどキャンプ場には戻らない。 昨日見つけた青森市内が見渡せるスポットから夜景を撮りに行かなくては。 ここから1時間くらいだろうか。
途中で青森市街地の「ベイブリッジ」と「観光物産館アスパム」を見ていく。 どちらもライトアップされていて綺麗だった。 アプサムは歩道にバイクを止めて写真を撮ることができたのだが、ベイブリッジはなかなか見渡せる場所がなくて……うろうろしていたら近くに11階建ての市営住宅を発見! もしかしたらここから見えるかも。 エレベーターで11階まで上がり、エレベーター前のスペースにあった窓を開け、そこから眺めてみる。 正面からではないがいい眺め! 何枚か写真を撮った。 すると橋の色が変わった! 最初はブルーだったのに今はグリーン。 七色に変わるのかなぁ? しばらく見ていたが変わる気配がないので先に進もう。 1時間おきくらいで変わるのかな?
そして夜景スポットに向かってバイクを走らせる。 ここからは街灯のないカーブだらけの山道を10kmくらい走る。 獣がいそうで怖かった…… ようやく夜景スポットに到着! ここって超穴場じゃん!
市街地は見渡せる、駐車スペースもある、人はいない。 完璧!! ただ街までの距離が少しあるので、「超綺麗」な夜景は見ることができないが「綺麗」な夜景は楽しめる。
観光博物館アスパム ベイブリッジ ベイブリッジ ベイブリッジ 青森の夜景 青森の夜景 青森の夜景 国道4号線

函館の夜景との違いを考えてみた。 綺麗な夜景の条件として「距離」「高さ」「明るさ」があるのかなぁ。 函館は街から展望台までの距離が1kmくらい。 ここは13kmくらい。 ここの高さはわからないが、函館は334mだった。 高ければ高いほどいいような感じがする。 函館の街は明るかった。 青森は暗くはないが函館に比べたら…… まぁ室蘭よりは綺麗かな!
しばらく夜景を眺めていた。 そろそろ遅いのでキャンプ場に戻ろう。 すでに20時になろうとしている。 いつもならもうすぐ寝る時間。 怖い山道を駆け下りて市街地を走りぬける。 1時間くらいでキャンプ場に到着。 つかれた~

テントに戻るとおじさんがやってきた。 「遅いから心配したよー」と。 今日は他にテントが2張りある。 1つはカップルで、1つはチャリダーらしい。 夕飯を食べるときおじさんとチャリダーの3人で話しながら食べた。 あぁ寒い…… 22時くらいにテントに戻る。 今日はなんだか楽しかったなぁ。 何が楽しいかわからないが、充実してた気がする。

明日は岩木山に登る予定!

原付で日本一周の旅 – 40日目|津軽半島

曇りのち晴れ
走行距離:236km(合計:7,874km)
使用金額:6,062円(合計:160,004円)



青森県青森市


5時15分起床。 今日は津軽半島に行ってみようかな~ 地図でルートを決めた。 昨日の登山のお昼として買ったパンが残っていたので朝ごはんがわりに食べる。 6時前に出発。 まずは「竜飛岬」を目指そう。 国道280号線を北上する。 ずっと海沿いの道。 むつ湾の反対側に下北半島が見える。 この前はあそこを走っていたんんだなぁって。
下北半島 だるま滝 竜飛岬 高野崎灯台 青函トンネル入口 義経伝説の岩 太宰治文学碑

しばらく走り「竜飛岬」の看板が。 それと「階段国道399号線」の看板も。 まずは「階段国道」から見に行くか。 山のほうに登らないで海沿いを走る。 すぐに入り口に到着した。 道路標識のマークで399と書いてある。 その下に「階段国道」と書いてある。 これが日本で一つしかない階段国道かぁ。 バイクを止めて歩いてみる。 しかし両脇に民家。 その間をぬっていくように道ができている。 なんだかすごい気まずい。 ちょこっとだけ歩き階段に差し掛かる前に帰ってきてしまった。 上から見ればいいかな。
そして「竜飛岬」に向かう。 だけど思っていたほどの景色ではなかった。 ただ北海道が見えるだけ。 風が強いと聞いていたが、台風の吹き返しの襟裳岬に比べれば…………風が吹いていないように感じる。
竜飛岬灯台 北海道 竜飛岬付近 階段国道

特に面白いものもなく岬をあとにする。 近くに「青函トンネル殉職者慰霊碑」というのがあった。 行ってみることに。 そこに青函トンネルの工事の年表があった。 1946年くらいから工事の計画が始まり、完成したのが1980年くらい。 工事期間40年…… 殉職者の慰霊碑を作るくらいだから、それほど多くの人が亡くなったのだろうか。 山のトンネルもよくわからないが、海底のトンネルってどうやって作るのだろう?

今度は日本海側を走り南に向かう。 こちらの山道は急カーブが多くて楽しい。 「やっぱり本州だなぁ」と思う。
深い山 深い山 深い山 七ツ滝

しばらく走り「十三湖」というところに到着。 ここの湖の真ん中に島があり、そこはNHKの連続ドラマの撮影舞台になったらしい。 興味ないからいいか。
十三湖

そしてあらかじめ調べておいた温泉に向かう。 「しゃりき温泉」というところ。 入浴料300円払って入る。 ひさしぶりの風呂、気持ちいい~
温泉から出てきたら12時くらいだった。 そろそろお昼を食べるかなぁ。 今いる所はけっこう田舎なので店があまりない。 すこし都会の場所まで行かなくては。
「五所川原市」という所にやってきた。 ここはいろんなお店がありけっこう都会。 そして「イトーヨーカドー」を発見。 まさかまたマック……!?
とりあえず入ってみる。 残念ながら(?)マックはなかった。 どうしよっかなぁ。 うろうろしているとパン屋があった。 これにしよう! 大福パン、ソーセージパン、ジャガイモパン、あんぱんを買った。 そして本屋に行ってみる。 なんだか東北では「くまざわ書店」が多いような気がする……
青森にも何軒かあったし。 地元にも1軒あるのだが……
特に買いたい本もなかった。 すぐ横に「新星堂」を発見。 なんだか「日本一周」している人のHPを見ているとオカリナがブームらしい。 みんなオカリナをやっている。 オレもやらないといけないのかな…? だけどオカリナは4,700円~とちょっと値が張る。 うーん…… 悩んだが高いからパス。 それと潰したら割れそうだから…… ブルースハープがあった。 なんと600円! 安いなぁ。 これにしよっかなぁ。 それと小さな縦笛を買った。 あとバンドスコア。 ラルクの「瞳の住人」のバンドスコアを買った。 久しぶりにバンドスコア買ったなぁ。 高校の頃、ギターを練習していたとき以来か。 そのとき買ったものがたくさんあって、全部で厚さ50cmくらいあるだろうか。 暇なときはそれをMIDIで打ち込んでみたりしていたのだが、今はもう…… とりあえず練習しよう。
農村地帯 雲かかる岩木山

バイクに乗りながらパンを食べて青森に戻る。 山の道を通ってきた。 途中で青森の夜景ポイントを発見した! ここからなら綺麗に夜景が見えそう。 だけどキャンプ場から1時間近くかかるっぽい。 うーん、夜景撮影したいけれど、ここまで来るのが……
不動ノ滝 青森市街

今日もホームセンターに寄っていく。 補強部品を買って、その場で取り付ける。
さて帰るかな。 帰る途中に考えたが、楽器を練習するのはいいんだけど、やったことないのでたぶんへたくそ。 それをキャンプ場で練習するなんてできないなぁ。 キャンプ場を通り過ぎて林道を奥に奥に進んでいく。 誰もこないようなところを発見した。 ここで練習するか。
まずは縦笛。 これはリコーダーみたいなものなので簡単に音は出せたが、けっこう高音で響く。 ブルースハープは単音を出すのに苦戦中。 どうしても他の音が混ざってしまう。 うーん難しい。
30分くらい練習してキャンプ場に戻る。 今日はおじさんがカレーを作ってくれるということだったのでありがたくいただく。 この前自分が作ったカレーに比べると…… おいしかった~
明日は雨らしい。 どうしよっかなぁ。

原付で日本一周の旅 – 39日目|八甲田山

曇りときどき雨
走行距離:86km(合計:7,638km)
使用金額:6,658円(合計:153,942円)



青森県青森市


朝5時30分起床。 今日は昼過ぎから雨が降る予報。 どうしようかと迷ったが、八甲田山に登ることにした。 ここから登山口まで30kmほど、準備をして向かう。 パソコンや携帯の充電をしたいのだが、昨日後部トランクを外してしまった為、どうしようかと考えた。 リュックサックの中にインバーターやパソコンを入れて、そこで充電するか。 登山するときパソコンを持っていくのは重いからバイクに置いていきたい。 だけどトランクないので、そのまま置いておくわけにはいかない。 大きなザックも持っていって、その中に入れておくか。 というわけで、テントや食器類以外のフル装備で向かう。 あと10kmで登山口まで着くというところでポツポツと雨が降り出してきた。 引き返そうかどうしようか考えたが、とりあえず登山口まで行くことにした。
八甲田山

登山口に着いたときには雨が止んでいた。 さっそく準備をして出発!
ガイドブックによると、コースタイムが4時間30分。 今まで登った山に比べると短めだ。 距離も10kmくらいなので楽勝モード!? さっそく歩き始める。 ハイペースで歩いたのでけっこう息が切れた。 だけどその息切れが楽しい。 足がついていかないほど傾斜はきつくないので。 足がついていかないくらいだったら、苦痛になるのだろう。
しばらく歩いて避難小屋まで到着。 ここから50分で山頂だ! もう目の前に山頂が見えている。
山の景色 八甲田山 八甲田山 八甲田山 八甲田山 八甲田山

木で作られた足場を歩き高度を上げる。 けっこう傾斜がきつくなってきた。 だんだんと視界が開けてきた。 空が曇っているのが残念。 あまり遠くまで見ることができない。 山頂目前の「鏡沼」というところまでやってきた。 ここで写真を撮っていたらポツポツと雨が…… もう降り出したのか……レインコートを着よう。 みるみるうちに雨が強くなってきた。 そこから山頂までは1分くらいだったのだが、山頂についた頃には大雨…… 景色もほとんど見ず、写真もほとんど撮らずにすぐに下山する道に向かう。 下山は登ってきた道と違う道で下りる。 5分くらい道をくだっていたら雨が止んだ。 あぁ少し待っていればよかった…… 今下りてきたばかりの道を再び登り返して山頂に戻る。 写真を撮って、ちょっと離れたところにある「井戸岳」を眺める。 そっちに行くとコースを外れるのだが、遠回りだが下山することはできる。 距離が3kmくらい伸びるが行ってみようかなぁ。
八甲田山 八甲田山山頂 八甲田山 八甲田山

急な斜面を下りているときに、左足首がゴキッとなり後ろにしりもちをついてしまった。 そのときに右手の平の皮がむけて血が出てきた…… ギョー けっこう痛い…… だけどそれよりも左足首が痛い…… やばいなぁ。 なんだかひねってしまったっぽい。 左足を地面につくとかなり痛い…… こんなところでヤバイ…… とりあえず先に進まないと帰ることはできないので、かなり遅いペースだが歩く。 右足も痛い、左足も痛い……最悪だなぁ。 この状態じゃ遠回りして帰るのは無理、もう駐車場目指して歩こう。 急な斜面を登ってるスピードの3分の1くらいでゆっくり下りる。 なんとか避難小屋まで到着した。 そこで一休み。 パンを食べた。 ここからは平坦めになるので歩くのも楽。 左足は急斜面じゃなければそれほど痛くない。 とりあえず関門は突破した。 あとは耐久力勝負だな。
ゆっくり確実に前に歩いていく。 湿原地帯がけっこう長かった。
八甲田山 八甲田山

雨は止んだけどレインコートは着ている。 しかしこのレインコート、ホームセンターで売ってる安物なので、通気性が悪い。 体がすごい暑くなってきた。 湿原の途中に休憩スペースがあったので、そこでレインコートを脱ぐ。
湿原を終え、森の中に入る。 あと2kmくらいで駐車場というところで、再び雨が降ってきた。 ポツポツという雨ではなく、ザーという雨。 けっこう大降りじゃん…… もう一度レインコートを着て歩き始める。 雨の中歩いているとすごい悲しい。 なんでこんなことしてるんだろうって……
ようやく下山。 登り始めてから下り終わるまで3時間30分。 コースタイムより1時間早い。 なかなか優秀!! バイクに戻ってパソコンとかをリュックに移動してすぐ出発。 とりあえず市街地に行きたい。 晴れていたら公園でHPを更新しようと思ったのだが、この天気じゃ無理だなぁ。
また店に入るか。 山道を走っていたら、途中から深い霧に包まれた。 50m先も見えない。 雨・霧、最悪…… 風がないのでまだいいか。
しかも今通ってる道は、1ヶ月前に十和田湖から青森に向けて走ってるときに通った道。 そのときは寒さに挫けそうだった。 この道を通るときはなぜか辛いおもいをしている……

ようやく市街地に入り、イトーヨーカドーを発見! 中にマックがあったので入る。 3日連続マック…… 今日はてりやきバーガーとポテトLを頼んだ。 ポテトは欠かせない。 ハンバーガーは何でもいいのだけど。
デジカメの写真を現像したい。 一応メモリースティックは32MBと256MBを持ち歩いている。 使うのは256MBの方だけだが。 現像したい写真をセレクトして32MBのメモリースティックに移す。 写真現像用だなぁ、これ。HPも更新して店を出る。
雨はすっかりあがっていた。 よかった~
次はホームセンターに行こう。 ホームセンターで現像を申し込んだ。 デジカメだから(?)現像は10分でできる。 その間、隣にあるスーパーでお米を5kg購入。 これでしばらく暮らせる。
写真を取りに行って、ホームセンターで後部コンテナの部品やレターセットを購入。

そしてキャンプ場に戻る。 コンテナを取り付けよう! いろいろやったが、部品が足りないことに気づいた。 再びホームセンターに向かう。 このホームセンター、2日間で6回くらい来ている気がする…… 超常連!? 部品を購入してまたキャンプ場に戻る。
なんとかコンテナ一段目は装着できた。 今日はここまで。 二段目はどうやって接続しよう…? これを考えるだけで頭が疲れてしまう。
そろそろ夕飯かな。 今日はサツマイモ料理を作る。 スーパーで一袋99円で売っていた。 激安!
だけどサツマイモってどうやって料理するんだ? とりあえず茹でてみることにした。 蒸かし芋みたいになるだろうか…… 30分くらい茹でたら黄色くなって美味しそう。 塩をつけて食べてみる。 甘くておいしい! いいね、これ♪ 1本はナイフで細かく切ってフライパンで炒めてみることに。
おじさんに砂糖をもらったので、炒めているサツマイモに砂糖水をかける。 水分が蒸発するまで炒める。 すると大学芋っぽいものができた。 甘くておいしい~♪ サツマイモなかなかいける!
今夜も火を囲んでおじさんといろいろな話をした。

明日は竜飛岬に行く予定。

原付で日本一周の旅 – 38日目|三内丸山遺跡

晴れ
走行距離:87km(合計:7,552km)
使用金額:11,132円(合計:147,284円)



青森県青森市


朝6時起床。 かなり寒い…… 寒い中頑張ってトイレまで歩く。 テントに戻ってきてもう一度寝ようかと思ったが、寒さのせいで目が覚めてしまった。 寝袋から出るのが寒いので、ずっと潜り込んだまま携帯をいじったり地図を見たり、山の本を読んだり。 しばらく滞在するので「八甲田山」と「岩木山」は登っておこう。 できるだけ土日は避けたいから明日か来週初めかなぁ。 今日はバイク屋探しとホームセンターで後部コンテナの修理か。
テントの中で8時くらいまで過ごす。 出かける前に朝食を……と思ったのだが食べるものが何もない。 しかたない、味噌汁だけ作るか。 お湯を沸かしインスタントの味噌汁を飲む。 さてと、出発!
曲がったキャリア

パソコンと地図だけ持って出発。 まずは「青森県庁」に向かう。 今日こそ写真を撮るぞ~
国道4号線沿いの歩道にバイクを止めて、地下歩道を通り県庁側に行く。 しかし距離が近すぎて県庁の写真を上手く撮ることができない。 せっかく横断した国道をまた横断する。 写真を撮った。
青森県庁 青森県庁

うーん、県庁の規模としては小さめかなぁ。 だけど立地環境はすごい良い! 駅まで徒歩10分、巨大国道沿い。
次は「三内丸山遺跡」に向かう。 なぜだか知らないけれど名前だけ知っている遺跡。 どんなものだろう。 遺跡に向かう途中バイク屋を発見!! さっそく寄ってみる。 声をかけたらおじいさんの店員が出てきた。 「ベルトを交換したい」と言ったら「在庫がないよ。 注文しないと」と。 「じゃ注文してください、いつくらいに届きます?」と言ったら「来週かなぁ」と。 「来週のいつくらいですか?」と聞く。 すると「水曜かなぁ」と。 ついでにバイクをみてもらった。 「ミッションオイル交換してる?」って聞かれた。 そんなものは初めて聞いた。 なんだろ…… 「1年に1回くらいは交換したほうがいいよ」って。 ベルトを交換するときに一緒に交換してもらうことにした。
上の文章では全部標準語で書いてあるけれど、実際はすごいなまりと方言があって、何回も聞き返した。 うーん、日本語って難しい……
バイクの修理が来週の木曜日か、最低でもそれまではいるってことかな。

三内丸山遺跡に向かう。 看板がたくさんでていたので、ほとんど道に迷うことなく到着した。 ここは入場料金かかるのかなぁ……と不安になりながら向かう。 とりあえず駐車場は無料だった。 遺跡に行くには建物の中を通っていくらしい。 そこで料金徴収があるかも……!?
なんと入場無料!! この遺跡素晴らしい!! パンフレットをもらって遺跡に行く。
遺跡って言っても復元されたものだけど。 ただ、この場所から昔の土器などが発見されたってことだけなんだけどね…… だから遺跡を作るのはこの場所じゃなくてもいいんじゃない??
小学校か中学校のころ社会の授業で習った、昔の家がたくさんある。 雨が降ったら雨漏りしそう…… 家の中は狭いし。 1つの家で5畳くらいだろうか…… 床は土だし、昔の人はここに横になって寝ていたのかなぁ。
遺跡を見学すること1時間。 終了…… バイクに乗る格好のままできたのでとても暑い……
「三内丸山遺跡」の説明で書いてあったのだが、この土地はもともと野球場を作る予定だったらしい。 建設前の調査で、縄文時代の土器などが発見された。 それで調査団が入り、日本最大級の遺跡だとわかったらしい。 そのため野球場建設は中止。 ここを遺跡として復元することにしたらしい。 まぁ野球場よりは入場無料の遺跡の方が一般人にとっては嬉しいかもね。
お土産屋さんで食べ物を買う。
三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡 三内丸山遺跡

遺跡観光も終わったので、次はホームセンターか。 昨日本を注文した店のすぐ横にホームセンターがある。 そこで段ボール箱を買った。 次は郵便局…… 適当に走っていたら郵便局を発見!
さきほど買った段ボール箱を組み立てる。 そしてテントから持ってきた不用品を詰め込む。 主なものとして「ハーフパンツ」「全国地図・北海道地図」「北海道の山の本」「クライミングの本」「超薄手のウィンドブレーカー」「ジャージ」などなど。 それとさきほどかったお土産を詰め込んで、実家に発送。 もちろん料金は着払い。 本がけっこう減ったので荷物が軽くなる~♪
さきほどのホームセンターで後部コンテナと、取り付けるための部品を見たのだが品揃えが良くない。 別のホームセンターを探そう。 その前にお昼ご飯を……

インターネットをやりたいので、ファミレスかマックに行きたい。 できればドリンクバーのあるファミレス希望…… リーズナブルなガストかサイゼリヤがいいなぁ。 店を探すこと40分……ファミレスが1軒もない。。。 マックもないし。。。 なんなのこの街?
初めて青森に来たとき、夜中到着したときも夕飯を食べようとガストやマックを探した。 しかし見つからなかった。 もしかして青森にはファミレスはない?? 青森駅のほうに行ってみる、さすがに駅前ということだけあってマックを発見!! いいや、マックでも。
「フィレオチキン」「チーズバーガー」を購入。 もちろんセットで。
さっそくインターネットをする。 まず昨日のHPを更新して、いつもチェックするページを確認する。
なんだかどのHPも更新されてないし……
食べながらインターネットをやっていたら、隣のテーブルに女子高生が6人やってきた。 会話が聞こえてくるので聞いていたら、ものすごいなまり&方言。 やっぱ地方の人はこうなのかな? 大人になるにつれてなまりがなくなってくる?

1時間くらいくつろいで店を出る。 さてホームセンターを探そう。 「東青森」駅の近くでホームセンターを発見! ここはかなりでかくて品揃えも豊富。 まずコンテナをどうするかなぁ。
とりあえずとりはずしてみる。 バイクの後ろの金具がかなり曲がっている。 こうなったら折れるのは時間の問題…… それとこのコンテナは少し小さい。 もっと大きいのに買い換えよう。
取り付け方をいろいろ悩んだ…… とりあえずコンテナを買うか。 今のものより横幅が2倍近くあるのを購入した。 どうやって付けるかなぁ。 コンテナが歪まないように底に板を敷くかな。
ラワン材の木の板を買ってきた。 これをコンテナの下に敷いて固定しよう。 あとはこの木の板をどうやってバイクに取り付けるか…… 今までどおり、ただ金具に取り付けていただけでは、重心が後ろにいって、だんだん金具が曲がってきてしまう。 それでは今までと同じだ。 重心を真下から前にもっていかなくては。 どうやってやるかなぁ…… うまく前に引っ張れないかなぁ……
頭を高速回転させながら売り場を歩き回る。 同じところをウロウロウロウロしてるから不審者に見えるかな…… ワイヤーで前に引っ張ることができるかなぁ。 とりあえずワイヤーとワイヤーを切る道具を買った。 とりあえずキャンプ場に帰るか。 新しく買ったコンテナを今までと同じところに取り付ける。 紐で結んだだけなのでいつ落下するかわからないが…… さっきまでついていたコンテナは左手に持って。 右手片手運転で帰る。 抜かされるときとかけっこう怖かった……

キャンプ場に戻り、木の板とコンテナを固定してみる。 無理やりネジで固定した。 ネジを15箇所くらい締めたからたぶんはずれることはないでしょう……
取り付ける方法は、今まで使っていた鉄の板を上手く利用しよう。 ちょっと後ろに飛び出るような感じで鉄の板をつける。 コンテナを付けようとしたが部品が足りないことに気づいた。
もう一度ホームセンターへ…… 必要な部品を購入して、ついでにスーパーでお米とインスタントラーメンと夕飯のおかずを購入……しようと思ったがお金がないためお米をキャンセルした。
新しいコンテナ 木の板打ちつけ 曲がったキャリア キャリア補強

キャンプ場についたときには暗くなりはじめてきていた。 取り付けは明日にするかな……
今日の夕飯は「筋子」。 なんと1パック150円くらいで売っていた。 美味しそう♪
昨日のキャンパーと一緒にご飯を食べることにした。 キャンパーがサンマをくれた。 ありがたくいただく。 筋子とサンマでご飯を食べる。 海産物たっぷり♪ おいしい~♪ ラーメンばかり食べていたせいか、普通のご飯がとても美味しい。
豪華な夕食

夕飯を食べ終わり、キャンパーのおじさんと話し込んだ。 このおじさんは訳あってここにいるらしい。 それは「無料キャンプ場を維持する」ということ。 一昔前までは夜中に若者の集団がやってきて、このキャンプ場で大騒ぎしていたらしい。 だけどおじさんが何度も注意したりしているうちに若者達は来なくなった。 もしこのキャンプ場で事件や事故が起きたら閉鎖や有料になってしまうかもしれない。 そうしたらライダーをはじめとするこのキャンプ場を利用する人たちにとって大きな損失となる。 おじさんは心からこのキャンプ場を愛している。 昨日、詳しく説明してくれたのもそのため。
今までずっと誤解していたが、この人はすごい人だ! 役所からはイヤな目で見られているらしい。
だけど挫けずにこのキャンプ場を守り続けて4年間。 これからも頑張って! もしまたここに来る機会があったとしたら……まだ治安が守られていますように……

原付で日本一周の旅 – 37日目|本州上陸!

晴れ
走行距離:227km(合計:7,465km)
使用金額:8,753円(合計:136,152円)



北海道函館市~青森県青森市


朝6時起床。 とてもいい天気。 なんだか本州に帰るのがもったいない…… だけどここまで来てしまったのだから。 時間があるのでテントの中でゆっくりしてから出発。 フェリー乗場に行く前にコンビニによって朝ごはんを買って行った。 7時30分くらいにフェリー乗場到着。 フェリーの出航が9時なのでまだ時間がある。 携帯いじったりご飯食べたり。 チケットも購入したのでバイクのところに向かう。 そこでのんびりしていると、バスの運転手さんみたいな人が話しかけてきた。 例のごとく「どこからきたの?」って。 バイクの人はけっこういるけど原付は珍しいって。
再び待合室に戻ってNHKを見ていた。 「おはよう北海道」という番組で各地の朝の天気と気温を表示していた。 稚内では7度だった…… 稚内のどこだかは忘れたが、霜がはった所があったらしい…… まだ9月中旬……寒すぎじゃん。

ようやくフェリーが来た。 今回は作戦を練ってある。 バイクは一番に乗り込むことができる。 なのですぐに客室にあがりコンセントのある場所を確保。 パソコンをやる予定! 一番にフェリーに入り急いで客室に行く。 無事にコンセントのある場所をとることができた。 さっそくパソコンをやる。 まずはホームページの微妙な更新。 多分誰も気づかないようなところ……
それと日記の天気マークを作成する。 最初は「晴れ」「くもり」「雨」「雪」しかなかった。 1週間くらい前に「晴れのちくもり」「晴れのち雨」「くもりのち晴れ」「くもりのち雨」「雨のち晴れ」「雨のちくもり」を追加した。 だけどこれではまだ足りない。
今回追加したのは「晴れときどきくもり」「晴れときどき雨」「くもりときどき晴れ」「くもりときどき雨」「雨ときどき晴れ」「雨ときどきくもり」の6個。 これでほとんどの天気を網羅した!
冬になる前に「雪系」を作ればいいかな。 ここではインターネットに接続することができないので、ファイルのアップロードは後になりそう。 CGIで日記を作ってるからオンラインじゃないといじれないんだよね…… とりあえずCGIファイルは書き換えたからあとはインターネットに接続するだけ。
そんなことをしているうちにフェリーは大間港に到着した!
本州!

4週間ぶりに本州の土を踏む。 やっと帰ってきたんだ~って。 旅自体はまだ半分も終わってないような気もするが…… だけど帰る気になれば、千葉まで約850km 本気で走れば24時間以内に帰れるよ! まぁ帰る気はないが。
この前は「恐山」に寄ったため内陸部を通ってきた。 今日は海沿いを走ってみよう。 「仏ヶ浦」というのを見てみたいのでそっち方面に進む。
道を走っていていきなり「本州っぽい道」に出会った。 見通しの悪いカーブの連続。 北海道じゃありえない。 直線で500m以上先が見えない道が普通だなんて。 いきなり違いを実感させられる。
みんなああいう道を走るために北海道に行くのかな? ひたすら直線な道は原付にとっては鬼。 まだカーブが連続しているほうが車とのスピードが変わらない気がする。 急カーブでなんどもスタンドがすれるほど車体を倒してしまった。 やっぱりいいな~本州も!!
しばらく走り「仏ヶ浦」の駐車場に到着した。 なんだかとんがってる岩がたくさん見える。 あそこまでいけるらしいが歩いて50分くらいかかるらしい…… 行くのやーめた。 これが北海道だったら行っていたんだろうなきっと…… 本州差別だ……
岩壁 岩壁 岩壁 岩壁 仏ヶ浦 岩壁

ここからは海沿いをパスして内陸部を通って「むつ市」を目指す。 そういえば北海道との違いがもう一つ。 看板に書いてある地名が普通に読める! 漢字を読み書きできてよかった……と思う瞬間。 北海道では感じの「書き」は通用しても「読み」は通用しないからね…… 「興部」を「おこっぺ」、「富武士」を「とっぷじ」、「占冠」を「しむかっぷ」、「足寄」を「あしょろ」と読むんだもの。
北海道の小学校では国語のテストでこのような漢字ばかりでるのかな……?

1時間くらい走りむつ市に到着。 ここはけっこう都会なので大きい本屋もあるだろう。 しばらく探しているとショッピングセンターの中に本屋発見! 行ってみる。 ツーリングマップル東北が欲しかったのだが北海道と関東甲信越しか売ってなかった…… ここは東北地方なのに…… ついでに「東北のキャンプ場ガイド」というのを見た。 本の入荷やバイクの修理によっては長く滞在する。 なのでできるだけキャンプ場が好ましい。 本を見ていると、なんと青森市近郊に無料キャンプ場があるではないか。 だいたいの位置だけ覚えて店を出る。
100円ショップダイソーも入っていたので行ってみる。 バイクに貼り付けられるくらい小さな時計が欲しかったのだがこれも売ってない。 トイレだけ借りてでる。
青森まで行かないとダメかな~ 途中でマクドナルドがあったのでチーズバーガー3つ、フィレオフィッシュ、ポテトLを買った。 バイクに乗りながら食べる。 けっこう量があってお腹がいっぱいになった♪♪ あとは青森まで走るだけ…… 残り90km、ガンバ!
かわうち湖

ここからは4週間前走った道と同じ道を走るのだが、全然見覚えがない。 逆から走ってるからかなぁ。 それとも記憶力が悪いのかなぁ。
そういえば今日、バイクですごいテクニックを身につけてしまった! 走りながら左手の手袋をすることはできる。 もちろんスロットルが右だから。 今日習得したテクニックは走りながら右手の手袋をすること。 もちろんスロットルから手を離したら減速してしまうので、スロットルから手は離さない。 じゃどうやるのかと言うと、スロットルを左手で回す。 片手運転、しかも左手でスロットルを回す。 その間に口を利用して右手の手袋をするのだ。 だけどこの運転はちょっと危険。 まずブレーキをかけることができない。 あと直線でしか使えない。 バランスが悪い。 などいろいろ問題がある。 まぁどうしても走りながら右手の手袋をしなくてはいけないというときには……
あ、あとライダーに手を振るとき右手を振ることができるね!
とりあえず危ないのであまりやらないことにしよう……
以前から曲乗りみたいなことはやっていたが…… 友達といろいろな乗り方を研究していた。 「立ち乗り」「正座乗り」「逆手乗り」は序の口。 足元にかがみこんで正面から見たら無人走行バイクに見える「いないいない乗り」、体を地面と水平にして乗る「スーパーマン乗り」、右手と左手をクロスして運転する「エックス乗り」など。 ちなみに上の左手でスロットルを回すというやつはエックス乗りの応用。 だけどエックス乗りはブレーキもかけられるしカーブも曲がれるよ。
見つかったら捕まりそうな乗り方として「ふんぞり返り乗り」というのがある。 これはハンドルに足を投げ出して座りライトの上に足がくるようにする。 もちろん止まったら倒れてしまうが。 これはなかなか難しい。 ハンドルに重心がくるので車体のバランスが悪くなる。
今まで乗った中で一番難しかったのが「轢かれ乗り」。 これはバイクの前輪の上に乗る。 しかも後ろ向きに。 その名の通り轢かれた瞬間を維持したままバイクを運転する。 しかし過去にこれをやって、走り出してスロットルを戻せなくなり(逆向きなので奥に回すとエンジンが回転するので混乱した)そのまま電柱に突っ込んだことがある。 とても危ないのでそれ以来やっていない。
というわけで、さきほど編み出した乗り方はレベル5中だとレベル2くらいだろうか。 けっこう簡単な部類。

そんなことをしているうちに「青森市」に入った。 まずはバイク屋と本屋を探さなくては。 本屋があったのでそこに寄る。 なんとツーリングマップルが全巻そろっている!! 残りの3冊を購入。
探している「日本100岩場」の本があるか店員に聞いてみる。 もちろん「注文になります」と言われた。 だけど本が届くのが来週になってしまうらしい。 しかも来週のいつくらいかわからないらしい。 もしかしたら土曜日かもしれないって。 そうしたら1週間以上滞在は覚悟したほうがいいなぁ。
とりあえず本を注文して届いたら携帯に電話をくれることになった。 来週は昼間も携帯の電源を入れておかなくては……
そしてバイク屋を探す。 国道4号線をずっと市街地方面に走っていく。 しかしバイク屋が見当たらない…… そのまま県庁まで来てしまった。 県庁を写真に撮ろうとおもったのだが、西日の逆行が強くて上手く撮れなさそう。 また今度でいいや。 国道をはずれた細い通りも探してみたがバイク屋は見つからず。 このままだと暗くなってしまうので今日はバイク屋諦めよう。 とりあえずキャンプ場に向かう。 二段階右折に苦戦しながらなんとか到着。 あぁ疲れた。 着いたのが18時だった。

キャンプ場に行くと一人のおじさんが…… 近づいてきて「こんにちは」と。 挨拶を返したら「じゃまずこのキャンプ場の説明から」と言って夜中でも電気がつく場所、トイレ、水場、ドングリが落ちる音やカエルがなく音がする、雨水の通り道など詳しく教えてくれた。 このおじさんはここに住んで4年になるらしい。 なんていうのだろう、キャンパーではないな。 リッチなホームレス? よくわからないがここの主だ。 これだから無料キャンプ場は…… まぁ仕方ない。 テントを張る。
夕飯を食べようか迷ったが、さきほどのハンバーガーでかなりお腹がいっぱいなので夕飯はいいや。
明日はなにしよっかなぁ。 とりあえずバイクの後部コンテナが壊れそうなので修理かな。 明日はあまり移動したくない。 連日の移動で疲れた……
テントの様子