第37回 佐倉朝日健康マラソン

晴れ今日は「第37回 佐倉朝日健康マラソン」の当日。 6時10分くらいに起床して、軽く朝ごはんを食べて出発。 モノレールに乗ってユーカリが丘駅へ。 7時3分くらいの電車に乗ったのだけど、マラソン参加者が多すぎて、この時間の下りなのに満員電車だった。 佐倉駅に到着した時は、偶然にも階段の目の前の扉だったので、すぐに改札を出てシャトルバス乗り場に到着した。 バス乗り場では前から3番目だったが、数分で100人以上並ぶ長蛇の列となった。 ドアの位置が少しずれていたら、バス乗り場で10分以上待つことになっただろうな、運が良かった。

バスが到着した場所が参加賞の引き換え場所だったので、参加賞をもらう。
ここからゴール地点まで「残り500m」の看板が出ていた。 つまり、ここが41.7km地点ということか。 ここからゴールに向かって、けっこうキツメの上り坂が続いている……
その上り坂を歩いて会場入り。 競技場はメチャメチャ綺麗だった。 トラックは新品?と思うほど綺麗。 横にある野球場も電光掲示板がメチャメチャ綺麗だし、グラウンドの整備もよく出来ていた。
まだ、スタートまでかなり時間があるので、バックネット裏の観戦席に陣取って着替えをしたりトイレに行ったり、物販コーナーを見に行ったりする。
大会会場 レースウェア 野球場

Twitterでフォローしている市民ランナーの人達とシューズ円陣をすることになっていた。 8時半集合だったので初対面の人達20名程で集まって、シューズ円陣の写真撮って解散となった。
Twitter上でしか知らないので、ニックネームと名前も一致しないし、マラソンのレベルも様々で、住んでいる地域も年齢もバラバラだった。 そんなみんなが数分の為に集まって解散する、不思議な感じだった。
シューズ円陣

9時半スタートの15分くらい前から整列が始まる。 普通のマラソン大会と違って、申告タイム毎のブロックスタートというのは無い。 そもそもブロック自体が無い。 スタート直前に自由な場所に並んでよい。 ペースメーカーが3時間半から15分刻みで5時間までいるので、目標タイムに合わせた位置に自由に並ぶことが出来る。 オレは調子は悪いのでキロ6分の4時間12分からちょい上げて、4時間10分切りを狙う消極的な目標はあるが、一応サブ4を目指したいので3時間55分を狙える、4時間ラインのすぐ前に並ぶ。
簡素な開会セレモニーがあって、あっという間にスタートの時間となる。 号砲が鳴ってマラソン大会がスタートとなった。

トラックを逆週するような感じでゴール地点を通過してから、競技場の出口に向かって走っていくのだが、スタート地点の計測位置を誤ってしまい、時計のスタートボタンを押すのを、スタート地点ではなくゴール地点で押してしまった。 これがゴール時のタイムの誤差を生むことになるとは、この時には思ってなかったし、そもそもスタート地点の計測位置を間違えていた事にすら気づいていなかった。

競技場を出てからの500mは、キツメの下り坂となる。 かなり急で、混雑しているスタート直後は意識してスピードを落とさないと、勝手にスピードが上がってしまう。
1km程で、佐倉駅前から北に伸びる通りに出るのだが、そこがしばらく緩やかな上り坂となる。 その上り坂を上りきると、また下り坂になり、2.5km付近が佐倉駅前。
そこを左折し細い道へと進んでいく。 線路を右手に見ながら走っていき、5km付近の大佐倉駅付近で、一旦線路から離れて軽いアップダウンがあり、右手に曲がると最初の給水所がある。 今まで出てきたマラソン大会では、初めにスポーツドリンク、その後に水がある大会しか知らないのだが、この大会では初めに水があり、後方にスポーツドリンクがあった。 6km過ぎで再び線路と並走して走る。 途中で農道みたいな、幅3mくらいしかない細い道を走る。 こんなコースがマラソン大会に含まれているのか…… 農道を終えてからは広い道路になったのだけど、通行止は片側だけで、反対車線は車が普通に走っている。 広い道からまた細い道へと入っていく。 田んぼに囲まれた道をひたすらと走っていく。 10km地点で曲がり角を曲がった先の11km地点が給水ポイント。 今日はけっこう暑くて、前の給水ポイントから距離が離れていたので、かなりの人が給水に群がっていて、水の提供が追いついてないような状態だった。
レース終盤でも通る、左が森、右が田んぼの道を走っていく。 40km地点の準備がしてあった。 その道をひたすらと進み、15km地点で左に折れる。 ここから上り坂になって、数百メートルで一気に30mくらい上る。 この坂がけっこうキツかった。 草笛の丘の前を通り、県道65号線「佐倉印西線」を北に向かって進む。 この県道も片側交互通行の規制になっていた。 参加者がそれほど多くない大会だからこういう規制にしているのか、それとも全面通行止めに出来ないほど重要な道路なのかはわからない。
印旛沼の双子橋の先が20km地点だった。 ここまでは淡々としたペースで走ってこれたけど、そろそろ足に疲労が溜まってきつくなってきた。
ハーフ通過が、手元の時計で1時間58分台だったと思う。 単純に2倍すればサブ4狙えるペースだが、ここまで走ってきた感じだと、かなり厳しそうだ。

精神的にもハーフ通過からきつくなって、途中でサブ4のペースメーカーに抜かれる。 が、ついていくことが出来ない。
ここまではキロ5分35~40秒くらいのペースで走ってきたが、この辺りからキロ6分近くまでペースが落ちる。 が、レース前はキロ6分で4時間10分くらいを狙おうと思っていたので、まだ想定のペース内にはいる。
ペースは落ちながら走っていくが、途中でお腹が痛くなり始めて、25kmの給水地点でトイレに寄ってしまう。 このトイレで2分以上時間を使ってしまった。

水色のパイプが通っている舟戸大橋を渡る。 この橋は中学生の頃、友達とよく印旛沼や利根川にサイクリングに来ていたので見覚えがあるな。
橋を渡ってからサイクリングロードに入り走っていく。 が、サイクリングロードは100m毎にサイクリング用の距離表示が出ているので、普通の1kmがものすごく長く感じながら走っていく。
28.5km地点に有名なオランダ風車があり、そこが給水ポイントになっていた。 先程トイレには行ったが、ここで足が止まってしまった。 給水しながらストレッチして、なんとか足をほぐそうとする。
だが、止まったあとの走り出しは非常に辛かった。

サイクリングロードを走っていくのだけど、32km付近から走ったり歩いたりの繰り返しになってしまった。 走るペースはキロ6分半くらいのペース、だいたい1分くらい歩いて6分半走ってのような感じで。
だが、どんどん歩く頻度が高くなっていき、時間も多くなっていき、走るスピードと距離も落ちていく。
36kmくらいではキロ8分半くらいかかるようになってきた。 ここからは、過去の実力が伴ってない時のマラソン大会と同じで、ひたすら苦痛のレースとなってしまった。
38km地点の給水ポイントでも腹痛い見舞われ、10分近くトイレにこもっていた。 が、逆に考えると10分休憩したことになるので、その後の1kmは歩かず走ることが出来たので、久々に7分台だった。

ラスト1kmの地点で時計を見たら、4時間37分07秒だった。 サブ4.75と言われる4時間45分切りまで7分53秒。 195mは1分ちょいかかるので、この1kmを6分で行ければサブ4.75を達成できるかもしれない。
そんなわけで、ラスト1kmは酷使された足にムチを打って頑張って走る。 ラスト500mの看板で、残り3分10秒くらいだったと思う。 ここから上り坂でキツイのだが、最後は頑張って腕を振って走る。
ラストの挑戦も今出せる本気で走ってゴール。 手元の時計では4時間44分56秒だったので、ギリギリサブ4.75を達成できたと思った。
ゴールしたあとは計測チップを外してもらい、給水コーナーで給水をして、シューズを脱いでグラウンドの芝生に寝転がってしまった。 太陽はポカポカで青空でとても気持ちが良いし、疲労がピークなのでそのまま30分くらい寝てしまった。 起きたら足は激痛に変わっていたが、体的には楽になった感じがする。 記録証を貰いに行ったが、ここでスタート時の誤差があり、公式記録では4時間45分20秒となっていた……
ラスト1kmを、サブ4.75のために頑張ったのだが、報われなかった…… だが、今回のレースはDNFを除いて、3番目に悪い記録だった。 なのでサブ4.75にはあまり意味がなかったが……

今回のマラソンは、痛めていた左足首の影響は皆無で、むしろ痛めたことを理由に全然練習してなかったのが原因だった。 2月の月間走行距離が48kmで、3月も78kmしか走っていない。 最近の最長距離は2月の丸亀ハーフの21kmで、その次が14kmで、10km以上はそれしか走ってないので練習不足は明らかだった。 暑さの影響は、個人的にはあまりないのだが、途中の腹痛は水を飲みすぎたことによるのかもしれない。
足首は、もう大丈夫そうなので、4月末に控えている「香住マラソン」に向けて、しっかりと走り込んでおかないといけないな。 あちらのレースも初参加なのだが、高低差が今回の倍以上あるし、気温も20度を超えてくるだろうから、より厳しい戦いになるだろう。 その前に、遊びのリレーマラソンがあるので、そこでしっかりと速く走る練習もしておいて……

帰る準備をして、出見世コーナーの「讃岐うどん」の幟を上げているお店でぶっかけうどんを食べる。 ビールも飲みたかったが、ここは我慢……
シャトルバス、京成電鉄、モノレールと乗り継いで帰宅。
ぶっかけうどん シャトルバス乗り場 京成佐倉駅にて



シャワーを浴びて汗を流してからは、一番下の弟と飲みに行くことに。
全国チェーン店じゃない店を探していたのだけど、店が見つからず勝田台まで来てしまった。 勝田台の「和酒dining 雲母」というお店で飲み食いする。 ここは日本酒が多くていろいろ飲みたかったのだけど、弟があまり飲めないので2種類しか飲むことができなかった。
「つくねのネギ塩」みたいなものを注文したのだけど、これの出汁がメチャメチャ美味しかった。
和酒dining 雲母

それから「アクアユーカリ」に移動して22時までビリヤードをし、「道頓堀」に移動してお好み焼きを食べて、24時前くらいに帰宅。