静かな日の最終日

曇りのち雨今日は天皇誕生日で祝日、ではなくて、今年から新天皇になったため、天皇誕生日が変わってしまったのだ。 ある日突然祝日が無くなっても、全然違和感がないことに気づいた今日だった。 先週は水木金と小学校で保護者懇談があったため、子供たちが昼過ぎには下校してきた。 明日が終業式で、明後日から冬休みのため、これまた子供たちがずっと家にいる。 なので、今日が夕方まで誰もいない唯一の日となるのだ。 冬休みが終わる1月8日までこの状態が続くと考えると愕然とするが、仕事的には年末年始の休みがあるので、仕事中に子供たちがいるのは、実質1週間くらいだろうか。

今日から、マラソンのトレーニング本の通りに、10週間トレーニングをしていこうと意気込んでいたのだけど、なんと初日は雨…… 夏場なら雨でも走ってもいいのだけど、冬場の夜の雨は寒くて死ねるので、さすがに今日は休みにしてしまった…… 10週間の初日から予定通りにいかないとは、なんとも残念である。

ケーキ作り

曇りのち雨午前中は、大野ふれあい公園に遊びに行く。 いつ雨が降るかわからないような天気なので、誰も遊んでいなかった。 長男と長女とキャッチボールをしたり、落ちていたサッカーボールを使ってサッカーをしたり、鬼ごっこをしたりで1時間くらい遊んだ所で雨が降ってきた。 遊ぶものがないから長時間は遊べない公園なので、早すぎず遅すぎず、丁度いいくらいの時間で雨が降ってきてよかった。

それから図書館に行って子供たちの本を借りてきて、帰りはマルナカでお昼ごはんを買う。 子供たちはカップラーメン、自分はカップラーメン食べないので魚のフライを購入して白ごはんと一緒に食べよう。
お昼ごはんが終わったあとは、子供たちとケーキ作りをした。 マルナカでケーキスポンジ、生クリーム、イチゴを買ってきてあるので、生クリーム作って、イチゴを挟んだり置いたりして完成。 スポンジ400円、生クリーム200円、イチゴが600円もしたので、税抜1,200円のケーキが完成した。 イチゴ高すぎ…… ケーキは夕飯後に食べたのだけど、見た目はケーキ屋のみたいに綺麗じゃないけど、味は遜色ないんじゃないだろうか。 生クリームの味というか、ケーキスポンジが美味しいんだろうな。 そんなに食べないけど、ケーキ屋でホールケーキを3,500円くらい払ってかうのなら、これを3つ作ったほうが満足度が高そうな気もする。

今夜もジョギングには行かず、2連休となってしまった。 もうじき年末だけど、年内に42km走やろうか考え中。 昨年は大晦日にやったはず。

第44回香川県ミニバスケットボール選手権大会

曇り朝は三女のスイミング。 今日はテストの日で、今回は背泳ぎの試験なので合格するか微妙な所だったけど、いつの間にか背泳ぎが上手くなっていて無事合格することができた。
それとは別に、今日は次女のバスケの全国へと繋がる県大会の準決勝・決勝が行われる。 先週行われた1回戦、2回戦、3回戦は、シードもあり2勝し、まずは準決勝に望む。 準決勝も無難に勝ち上がり決勝が12時半から試合開始。 スイミング終わるのが12時で、会場が三豊なので、急いで着替え等をして高速道路で三豊総合体育館に到着したのが12時45分くらい。 まだ第1クォータで残り2分くらいだった。 まだ第一クォータとはいえ、次女のチームは勝っており、第2クォータ終わった時点で5点差で勝っている。 だが、第3クォータで相手の猛攻に序盤は苦しみ、後半で得点を重ねて38-33の5点差のまま、最終の第4クォータへ。 だが、ここで次女のチームの1名が5ファウルで退場になり、形勢が崩れていった。 相手の長身の選手がゴールしたに飛び込んできて、その子にすんなりボールが渡りシュートを打たれる。 止めればファウルになりフリースロー、止めなければ得点される。 そんな詰んだ状態が長く続き、結局それを打ち砕くことができず、最終4クォータは5-16の大差をつけられ、結果的に43-49で敗退となり、準優勝。 勝って優勝すれば全国大会に出場できたので、チームは非常に悔しがっていた。

だが、個人的にはここまで残れると思っていなかった。 ほとんどミニバスは見に来ないけど、6年生が10人以上在籍していて、経験、体格差、学年がかなり影響が大きいので、6年生が多い=強いの図式がなりたつ。 ほとんどの選手が1年生か2年生からバスケをやっており、経験は5年ほどの選手がほとんどで、現在の中学1年生、1つ上の学年の選手が1人もいなかったので、5年生の頃からずっと試合に出ており、試合経験も豊富だった。 なので、今年は優勝できるかな、という期待もかなりあったみたい。
だが、春くらいに監督やコーチが一気に変わって、新しい指導者によるチーム編成がなされた。 コーチの1名に、6年生選手の父親がおり、その子の実力はそれほどでもないみたいなのだけど、コーチの子ということで、その子はレギュラーな感じだった。 箱根駅伝とかレベルでもそうだけど、監督の子供はだいたいキャプテンになって4年間箱根に出場し続けることがほとんどだ。 なので、コーチの子がレギュラーになるのは半分くらい仕方がないことなのだけど、勝つためにベストメンバーで望みたい6年生の親たちは、監督を退任に追い込んだ。
今回の大会はバスケコーチライセンスのD級以上所持している人が監督にならないといけないルールなのだが、監督を退任させたのでライセンス所有者がいなくなる。 「大会が始まる前日までにメンバー変更すればOK」とバスケ協会からの回答を得ていたので、大会の始まる前の週の木曜日か金曜日くらいに、男子チームのコーチをやっていてD級ライセンスを所有する人に、女子の監督になってくれないかと打診していた。 その人は、その時点ではOKだった。 土日で大阪に遠征に行き、遠征が終わった日曜日、大阪の地で監督に意見等を言い退任した。 チームの保護者には権限がないので「解任」ではなくコーチが自主的に辞めたので「退任」だが、事実上の解任に近い。
しかし、翌日の月曜日、大会の5日前に、コーチに就任予定だった人が、謎の圧力を受けたのかわからないけど、「監督にはなれない」と断ってきた。
それからあらゆる方面にD級ライセンス以上を持っている人を探し回っていたが見つからず、そのまま出場辞退になるかと思われていた。 だが、木曜日に代わりの監督が見つかった。
昨年か2年前かに、校長先生が代わったのだけど、全校長はバスケに興味があってちょこちょこ練習や試合を見に来ていた。 その校長先生の兄弟が、なんとライセンスを所有しており、都合もつくので監督になってくれるという。 ただ、チームのメンバーの名前も何もわからない状態で監督になるので、お飾りでベンチに座っているだけの役割となる。 本来の監督の役割、メンバーや戦術、指示を出すのは、もう1名いる中立的なコーチが引き受けてくれるとのことだった。
そんなで、ギリギリの前日にメンバー変更をして、チームは無事に大会には出場できることになった。 だが、直前でこんなドタバタの監督変更や試合の時の指導者が変わるので、選手の状態がボロボロになって、初戦で負けるのではないかと思っていた。 だが、2回戦、3回戦、準決勝に勝利して決勝戦では第4クォータが始まる時点では勝利していた。 内容的に十分やったような気がするが……

帰りは一般道で帰る。 お昼ごはんを食べていなかったので、国道377号線の琴平手前の元ファミリーマートだった場所にオープンしていた「山よし」といううどん屋で湯だめうどんを食べる。
湯だめうどん

今日は妻の誕生日なのだけど、この後打ち上げがあるとのことなので、自分たちは家で普通にご飯を食べた。
22時過ぎに近くの居酒屋まで徒歩で行って、妻たちを乗せて運転して帰ってきた。

Bリーグ 香川VS福岡

晴れ今日は金曜日だけど、夜出かけるのでお金を節約しないといけないため、喫茶店にもファミレスにもマックにも行かなかった。
仕事は17時位で終わりにさせてもらったのだけど、当日伝えたので非常に気まずかった。 一昨日くらいにバスケのBリーグを見に行こうと元同僚に誘われていて、今日の19時からの試合に行くために早く上がらせてもらった。
バスケの試合自体にはあまり興味がないので、会場で雰囲気とビールを楽しむために行くので、車で行くことができない。 空港通り駅を17時39分発の電車に間に合うように、家を17時20分くらいに出発。 空港通り駅まで歩いて15分はかからないくらい。 電車は瓦町駅で乗り換えて、3駅目の沖松島駅で下りる。 もう会場は開いているのだけど、会場はビール高いだろうから、まず一杯コンビニで買って飲んでから行こう。 近くにコンビニが無くて、国道11号の交差点のセブンイレブンまで行って、500mlのビールを飲みながら戻ってきた。

会場の入口で元同僚と合流、なんとプラチナ席のチケットを譲ってくれるらしい。 今日は2F自由席でいいかなと思っていたので、ありがたく頂いて、最前列のクッション付きの席に座る。 300円くらいの金券もあって、これで食べ物を交換することもできる。
会場では、ビールを飲んで、チュロスを食べ、ソーセージを食べ、モツ鍋を食べ、ポテトを食べ、更にビールをお代わりした。
もちろん試合はきちんと見て、どちらのファンとかないけど、一応香川を応援した。 試合は香川が勝利した。 ファイブアローズの試合は3回か4回目だけど、勝利したのを見たのは初めてだったと思う。
試合中は福岡の選手が「これはファウルじゃない」と暑くなっていたのをチームメイトが「抑えろ」と留めていたり、スローインの際、審判が「児玉くん、もっとこっち」と選手名を呼んで声を掛けたりしていた。
試合には、前勤めていた会社に今も勤めている人が2名来た。 1名は2年ぶり、1名は辞めてから一度も会ってないので2年半以上ぶりだったが、2人とも全然変わっていなかった。
バスケの試合 ファイブアローズ モツ鍋

会場で解散となり、ここから家まではジョギングで帰る。 きちんとジョギングで帰れるように荷物を最小限にして、ウェアや靴や手袋などを持ってきているので、いつもジョギングする格好とほとんど変わらない。
家までは11kmくらい。 ビール飲んでいるし、ペースは気にせず走ることにしている。 家までラスト1kmくらいの所にあるガストで夕飯を食べて帰るので、まずはガストを目指して走っていこう。
普段走ることのない道なのだけど、車ではよく通る道なので、おそらく最短距離でガストまで到達することができた。
距離は9.85kmあって、59分39秒で、キロ6分03秒ペースだった。

ガストでは、デカンタの赤ワインと、イカリング、シーザーサラダを食べる。 ワインは安かったのでデカンタにしたのだけど、多すぎて半分くらいしか飲むことが出来なかった。
ガスト

ガストから家までも軽く走ったけど、こちらは近いため距離や時間は計測しておらず。 会場やガストで飲み食いした分のエネルギーは、帰宅ランでは解消できないな…… 走っていると全然酔ってる感じはしなかったけど、風呂に入った後はかなり酔いを感じて、26時くらいには寝た。

ドメイン移管についての面倒事

晴れ今朝も非常に眠い朝だったが、先にゴミ捨てに行って、それからこたつに潜り込み少し二度寝、朝ごはんを食べながら録画してある英語学習の番組を見て、仕事の時間を迎える。
仕事では、とあるオフィシャルサイトのドメインに関してちょっと面倒なことがあった。 他業者で管理している、とあるサイトを弊社で管理することになって作り上げたのだけど、他業者が今使っているドメインを譲渡しないと。 ドメイン管理費を取りつつ、ネームサーバー変更やDNSレコード書き換えるのなら対応してくれるとのことだった。 長く運営しているサイトじゃないので、ドメイン変わってしまってもいいような気がするけど、どうしてもそのドメインを維持したいらしいので、結局お客さんがドメイン管理費を払いつつ対応することになっていた。 で、ネームサーバーを変えてもらうのの依頼を出したのが1週間以上前だけど、未だに変更してくれない。 だが、サイトは明日切り替えたいという。 結構無茶な状況だが…… ドメイン管理費って業者にとってはボロ儲けだよな。 自前でDNSサーバー運用しているところなんてまずないので、お名前.comとかムームードメインとかで取得して、.comドメインなら年間2,000円以下なところ、年間10,000円くらいは貰っているのだろう。 前に、ドメイン移管するなら3万払え、と言ってきた業者があったけど、それも横暴だけど、まだお金払えば譲渡してくれる分マシかもしれないと思った。 まぁそのあたりは完全に業者次第なのだけど、大半の業者は無償で譲渡してくれることが多いと思うのだが……

夜はジョギングへ。 今日もペースを決めずに走っていたのだけど、途中で6分20秒超えるくらいのペースになってしまったので、ラスト1.5kmくらいから、刺激入れで200mや300mダッシュを3本くらいしながら帰ってきた。
6.03, 6.09, 6.10, 6.21, 6.04, 5.34, 5.04で、7.3kmを43分12秒で、キロ5分54秒ペースだった。

レース明けのジョギング

曇り朝は全然起きられず、9時過ぎの起床となってしまった。 今日はプラスチックごみの日なのだが、8時半くらいには回収に来てしまうため、ゴミ捨てができず…… 起きたあとも全然動けず、ダラダラと日テレのスッキリを見て10時を迎えてしまった。 仕事の前にはコーヒーを入れて気合を入れるが……

夜はジョギングへ。 レース明けて最初のジョギングなので、今日は短く3.8km。 座っていたり歩いていたりすると、足の筋肉痛が気になったりするのだけど、いざ走ってみると脚は全然痛くなく、むしろ軽くてスイスイと走ることができた。 この感じだと3.8kmでやめるのもったいないかな、と思ったけど、無理に距離を伸ばす必要もないだろうから、3.8kmできちんと終わりにした。
5.43, 5.32, 5.18, 5.18で、3.8kmを21分08秒、キロ5分29秒ペースだった。 全然なんとも思わず走れるペースだったが、レース中は25km地点でこのペースで走るのが限界だったからな……

今夜こそは早く寝ないといけないなと、毎晩思っているのだけど、今日も26時を超えてしまった。 26時までに寝れば、翌朝なんとかなるのだけど、26時を超えると朝が使い物にならない。

レース明けの火曜日

雨非常に辛い朝だった。 眠いことは然ることながら、体がバキバキだ。 もしかしたら昨日よりも足の調子が悪いかもしれない。 そして眠すぎるため、こたつに移動してから二度寝をしてしまった…… 本当は今日は朝7時に起きて、3日間作業できなかった分をガッツリやろうと思っていたのに、全く無理だった……

レース明けの昨日は走ってないので、今夜は軽く走ろうかなと思っていたのだけど、一日中雨が降っていて、雨の中走るのもきついのでジョギング休んでしまった。 レース後は、ゆっくりでいいので筋肉をほぐすために走りたかったのだけど、2日走ってないと、もう3日目だとあまり意味ないかも……

今日は特にやることもなく、夜はお酒飲みながらパソコンやったり、お菓子を食べたり、のんびりとレースから解放されて楽になった気持ちを楽しむ。
次のレースは来月中旬の美馬クロスカントリーだけど、これは距離が10kmなので、全然プレッシャーではない。 その後は丸亀ハーフを経て、3月に開催される丹波篠山ABCマラソンなので、2ヶ月半みっちりとトレーニングすることができそうだ。

秋芳洞・大津島観光

晴れ朝は7時50分くらいに起床。 昨夜はぐっすり寝ることができた。 ホテルの部屋は肌寒くて、エアコンを32度に設定して動かしているので乾燥が心配だった。 加湿器はないので、バスタオルをかなり濡らした状態でイスにかけて、エアコンの下の方に置いておいたのだけど、朝起きたら完全に乾いていた。 これだけの水分が蒸発しているので加湿器代わりにはなっただろうか?
朝ごはんのバイキングも昨日と同じ感じのメニュー。 今日は食後のお腹の状態とか気にしないでいいので、納豆とかヨーグルトとかも食べてしまった。 いろいろな漬物があったけど、大根の酒味噌漬けみたいなやつと、小梅が美味しかった。
朝ごはん

ホテルは9時過ぎにチェックアウト。 今日は1日山口県を観光する。 山口県っていうと広いのだけど、日本海側や下関の方は遠すぎて無理なので、山口市付近と、そこから東にかけて観光する。 広島県と隣接している岩国は遠いのと、以前に行ったことがあるので今回はパス。
まず、この付近でのスポットというと、有名な鍾乳洞「秋芳洞」だ。 以前家族で萩に旅行に行った時、行く予定だったのだけど、行けなかった所。
日本三大鍾乳洞は岩手の龍泉洞、山口の秋芳洞、高知の龍河洞だ。 龍泉洞も龍河洞も行ったことがあるので、秋芳洞に行けば、日本三大鍾乳洞を制覇することになる。
秋芳洞までは塩江街道のような道を、ひたすら山間部に向かって走っていく感じだった。 平日のためか道路はガラガラで30分ほどで到着。 付近には駐車場がいっぱいあったが、平日のためかどこも閉まっていて、市が運営しているであろう1日500円のところに止めることになった。 駐車場から秋芳洞入口までは500mくらい。 途中商店街を200mくらいあるくのだけど、シャッター街と化していた。 お土産物屋っぽい店なのだけど、土日祝日は賑わっているのだろうか……
商店街

入場料1,300円を払って秋芳洞へ。 秋芳洞の中は結構薄暗い。 温度は通年17度で夏は涼しく、冬は温かいと案内されていた。
写真で見たことのある景観が次々と出てくるのと、日英中韓でのアナウンスもあるので、鍾乳洞のことを理解しやすい。 全体的に狭い箇所はなく、かなり開けていた。 秋芳洞は全長10kmくらいあって、一般に開放されているのは1kmくらい。 だけど、2年くらい前にまだ発見されていない空間が発見され、それの調査を行っていると、EテレのサイエンスZEROで紹介されているのを見たことがある。 洞窟の天井付近に巨大な空間があるのだけど、下からはそこまでたどり着くことができない。 なので、上に抜ける場所がないか、発煙筒みたいなものを炊いて、地上にいる部隊が地面から煙が出ている場所がないか探して、地上から侵入していく、というような感じだった。 未踏の大洞窟は完全なアドベンチャーで、その放送では数時間奥に向かって進んでいったけど、結局ロープが足りず撤退となってしまった。
そんな大自然と歴史を感じられる秋芳洞を満喫して、反対側の黒谷口から外に出て、山の道路を20分くらいかけて歩いて戻ってきた。
秋芳洞 秋芳洞

次は徳山市まで移動する。 高速道路で1時間くらいで到着。 まずはお昼ごはんを駅前の喫茶店「亜珈」でミートスパゲティーセットを食べた。 途中で中国人が来店して英語で喋っていたが、店の人に全然通じず苦労していた。 ちょっとだけその中国人と話したのだけど、日本に来たのは2回目で、先月も徳山に来たらしい。 日本に来た目的を話してくれたのだけど、何を言っているのか全然聞き取れなかったが仕事の出張で来たわけではない、ということはわかった。 自分が知っている数少ない中国語「さようなら」という意味の「Have a good trip. ザイジェン」と挨拶して喫茶店を出てきた。
亜珈 お昼ごはん

次は目の前のフェリー乗り場から大津島という島にフェリーで渡る。 山口県の観光名所を調べていたのだけど、思っていたより名所が全然見つからず、大津島という島に「回天記念館」という、戦争時代の人間特攻魚雷の記念館があると知って、行こうかどうか考えていた。 名前の通り「大津島」という徳山港からフェリーで35分くらいの島に記念館はあるのだけど、島なので、こういうチャンスに行かないと、おそらく二度と訪れるチャンスはないな、と思って行くことにしたのだ。 本州にあるなら行く可能性はあるが、島となると敷居が一気に上がるので。
フェリーは片道720円。 時間を予め調べておいたので、先に喫茶店に行けるように時間配分をしていた。 13時10分発のフェリーに乗って、いざ大津島へ。 フェリーに乗るのは久しぶりなのでワクワクするな。 結構早くて、今日は暖かい一日なのだけど、風が冷たかった。
フェリー デッキ

35分で大津島の「馬島港」に到着した。 「ましま」と読むのかと思ったら「うましま」と読むらしい。 そこから徒歩10分くらいで記念館に到着するのだけど、途中、小学校裏の坂道を上っていくのだけど、そこがずっとコンクリート塀に覆われていた。 戦争時代、この小学校は工場などがあって、民間人から中の様子が見えないように、一帯をコンクリート塀で囲っていたらしい。 その時の塀が今でも残っていると書かれていた。
大津島 塀 小学校

回天記念館どころか、大津島にこの時間のフェリーで来た観光客は自分1人だけのようで、回天記念館をゆっくりと堪能できた。 ただ記念館は結構狭く、幅20mくらいの建物を展示物を見ながらぐるりと一周するだけたった。
戦争時代に窮地に立たされた日本軍は、何か敵の意表をつくような攻撃がないだろうか模索していた。 で、魚雷の中に人間が入って操縦し、敵の艦隊に突っ込む、神風特攻隊の魚雷版を開発したのだった。
出撃して敵の艦隊に突っ込んだら爆発して戦士、艦隊に見つかって迎撃されたら戦死、仮に艦隊にぶつかれず外れても溺死か窒息死、というような感じで、死が確実な特攻攻撃だ。
母国のために、その攻撃作戦に志願した若者が1375名。 死の特攻のために、日々訓練を重ねていく、という気が狂っているようなエピソードが書かれていた。 「国のために死ぬ」なんて今の時代では全く考えることができないけれど、当時はそれが当たり前で美学だったというから恐ろしい。 回天記念館見学後は、近くに魚雷見張所とか、訓練所跡があったので、見に行ってきた。
回天記念館 魚雷見張所 訓練所へのトンネル 訓練所跡

帰りのフェリーは16時40分。 帰りはデッキには出ず、船内の席でウトウトしていたら、あっという間に徳山港に到着した。
さて、これから香川まで、長いドライブをしなくてはならない。 徳山東ICから高速道路に乗って、ひたすら高松を目指す。 途中、岩国付近で工事渋滞が2kmほどあったが、香川に住んでいると高速道路が渋滞することなんてほぼないので…… 宮島SAで夕飯を食べようかな、小谷SAで夕飯を食べようかな、と思いながら福山SAまで来ることができた。 夕飯を食べるタイミングはなるべく香川寄りにしたかったので、福山までこれたのは良かった。 SAでラーメンを食べたが、SAでのご飯はラーメンばかりだな……
夜ご飯

食後でも眠くならずに無事香川まで帰ってくることができた。 山口往復+観光で730kmくらいの2泊3日の防府読売マラソン遠征が終わった。
観光を捨てれば、往復新幹線や高速バスという手段もあるのだけど、そうなると駅周辺しか行くことができないので、今回みたいに秋芳洞に行くのは非常に大変だろう。 来年も出る資格は持っているが、今の所どうするかは考え中。