スーパーマーズ

晴れ今日は地球と火星がかなり近づくと話題の「スーパーマーズ」と呼ばれる現象が起こる日。 地球も火星も太陽の周りを回る惑星で、水平の位置はほぼおなじところを周回している。
地球は365日で太陽の周りを一周するのだが、火星は687日で一周する。 地球も火星も太陽の周りを正円で集会しているわけではなく楕円で周回している。
地球の場合、太陽から一番近い時で0.99au、一番遠い時で1.01auと、ほぼ1auという距離になる。 そもそも1auという単位は太陽から地球の距離が元になっているので、当然ながら1auになる。 が、遠いときと近い時でほとんど誤差がない。
一方火星は、太陽から一番近い時で1.381au、一番遠い時で1.666auという距離になる。 近い時と遠い時で0.3auも離れているので、相当な楕円だと想像できる。
その楕円の関係で、地球と火星の周回位置が重なるときに、地球と火星の距離が毎回変わるようになるとの理屈だった。
火星が1.381auの時に地球と重なれば、地球と火星の距離は0.381auとなる、距離にして5,699万km。
火星が1.666auの時に地球と重なれば、地球と火星の距離は0.766auとなる、距離にして1億1,459万km。
一番近い所でも、周回のズレによって、これほどの差があるらしい。 今回の距離は7,500万km。 まだまだ近づく余地はあり、なんと2年後の2018年7月31日には5,795万kmまで近づくと計算されている。 これ以上近づけないほど近い距離が2年後に待っているが、今年の距離でも10年ぶりの接近だという。

21時過ぎに子供たちと近くの池まで行って、火星を眺めてきた。 火星は赤く光っておりかなり目立ったのだが、薄曇りのため時々火星が見えなくなったりしている。
夜空の星は恒星といって、太陽のように自ら核融合して光り輝いている。 一方火星は太陽の光を反射して光っているだけ。 それなのにあんなに明るく見えるのだね。
さすがに写真には撮れなかったがいいものを見ることができた。

夜は三女を寝かしつけながら22時前くらいに寝てしまった。 深夜3時位に目が覚めて、風呂に入って再び寝る。